私の人生論 (思考が運命になる)

私の人生論 (思考が運命になる)

2014年05月28日
XML
カテゴリ: 千の朝
f438



 ところが、五年前の一九三三年版『チャイナ・イヤーブック』は五四四~五四六頁まで二頁も費やして軍需工場の、発表を掲載しているのである。

 一九○九年の「大英百科事典」には、大砲を製造できる大工場が六つ紹介されている。

 隠蔽することなく真実を伝えようと願う記者、解説者なら、権威のある資料から、似たような情報を得ることができるのである。

 一九三一年、日本が奉天を占領する前は、中国の軍需工場は世界最大級で、外国人の技術者を含め、従業員二万人と言われたものである。

 これは、極東問題の研究者の誰もが認める事実である。

 ところが、新聞はこうした事実を避けて報じない。

 「棒切れや太古の剣のようなもので戦う中国人」と報じるのが流行である。

 現在の日中の争いが始まる直前、米中双方の極左系の情報紙は「圧倒的優位な中国軍」と触れ回っていた。



 ところが、始まつた途端、「中国はきわめて平和を愛する国で、丸腰のまま、何の警告もなく圧倒的優位な敵に襲われた」と宣伝したのである。

 明白な証拠に照らしてみると、一九二七年から三七年まで、中国は日本よりはるかに多くの軍事費を使つていたのは明らかである。

 日本よりはるかに多い軍事費を使わなければ、中国全土に展開する二百万の兵士に武器弾薬を供給することは不可能だったはずである。

 日本の常備軍は中国の九分の一でしかなかつたのである。

「アメリカはアジアに介入するな!」 ラルフ・タウンゼント 芙蓉書房出版





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2014年05月28日 06時35分10秒
コメントを書く
[千の朝] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

×

© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: