私の人生論 (思考が運命になる)

私の人生論 (思考が運命になる)

2015年04月08日
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カテゴリ: 千の朝
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 「大衆社会の道徳論」という点において
 画期的なものでした。

 「大衆社会」とは何かという定義をしておかないと
 ニーチェの独創性は理解しにくいと思いますので、
 そこから始めましょう。

 ニーチェによれば、
 「大衆社会」とは成員たちが「群」をなしていて、
 もっぱら「隣の人と同じようにふるまう」ことを


 群がある方向に向かうと、
 批判も懐疑もなしで、
 全員が雪崩(なだれ)打つように
 同じ方向に殺到するのが大衆社会の特徴です。
 (ニーチェの予見した「大衆社会」は、
 その三十年後にオルテガ
 (Jose Ortega y Gasset 一八八三~一九五五)の
 『大衆の反逆』において活写されることになります。)

 ニーチェはこのような非主体的な群衆を
 憎々しげに「畜群」(Herde ヘールデ)と名づけました。

 畜群の行動準則はただ一つ、


 誰かが特殊であること、
 卓越していることを畜群は嫌います。

 畜群の理想は「みんな同じ」です。

 それが「畜群道徳」となります。

 ニーチェが批判したのはこの畜群道徳なのです。






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最終更新日  2021年04月21日 07時41分13秒
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