私の人生論 (思考が運命になる)

私の人生論 (思考が運命になる)

2015年12月01日
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カテゴリ: 千の朝
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 つまり注意すべきなのは、どんな人間にとってもたいていは、彼の(世界像)はすでに社会の中に存在している一定の(世界像)の中から選びとられるにすぎない、という点なのである。

 これはどういうことだろうか。

 (世界像)の本質は、それが個人を(社会)に関係づけ、彼を社会的存在として生かしめるという点にある。

 これを(社会)の側からみれば、(社会)は、いわば(世界像)という装置によって、ひとびとが個的な日常を離れて社会に参入し、社会の秩序を、維持、発展させてゆくような回路を作りあげている、ということになる。

 だがそのために必要なのは、(世界像)がなるべく一定のものであること、またそれがつねに社会の本質を守ってゆくようなものとして形成されることである。

 こういう場面で(世界像)は、いわばイデオロギーの機能を果たすことになるのである。

「現代思想の冒險」 竹田 青嗣 毎日新聞社





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最終更新日  2015年12月01日 07時21分39秒
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