私の人生論 (思考が運命になる)

私の人生論 (思考が運命になる)

2016年08月24日
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カテゴリ: 千の朝



技術外交と国際システムとの関係が問われてくる。

 経済外交は、ガット・IMF体制のような
すでに確立された国際経済秩序や自由市場原理など、
国際的に共有されている原理を
踏まえておりさえすれば自由に展開することができた。

 経済摩擦にしても、
それは貿易のシェアをめぐる二国間の摩擦であって、
基本的には妥協と調整によって克服できる事柄であった。


それを日本独自のやり方で展開していったばあい、
必ず日本がどのような世界秩序なり、
国際秩序なりを築こうとしているのかという、
かなり基本的な点を問われることになる。

 米ソの相互抑止の能力で支えられている
現在の国際システムにとって、
日本の技術外交の哲学や理念は
反秩序的なものという見方がなされないともかぎらない。

 かりに、
日本が平和的な世界秩序をめざし、
国際秩序のシステム転換、

日本の平和的な技術外交それ自体が
国際緊張の原因をつくってしまうことにもなろう。

「フローの文明・ストックの文明」 矢野暢 PHP





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最終更新日  2016年08月24日 06時52分34秒
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