私の人生論 (思考が運命になる)

私の人生論 (思考が運命になる)

2017年09月07日
XML
カテゴリ: 千の朝


 マルクス・レーニン主義に代表される左翼全体主義の
 脅威から一九九一年ようやく脱出できたものの、
 その期間が一九一七年のロシア革命から約四分の三世紀
 という長期にわたったために、
 自由社会が、全体主義の宗教的ドグマから受けた
 思想的汚染は著しく、
 われわれはこの汚染源を摘出して除染する作業という
 難題に直面しているはずである。


 自由社会はこの除染作業に一切の関心もなければ、
 その必要性の意識すら欠いている。

 冷戦における西側の闘いは、
 戦後四十六年もの長きにわたり、
 それが自由社会に
 「永い平和(long peace)」をもたらしたように、
 あくまでも目に見えるソ連の軍事的侵略・領土拡大
 を阻止することであった。

 日に見えないマルクス主義という「悪の思想ウイルス」を
 その国境(水際)で防疫することについては、
 米国の一九五〇年代のマッカーシズムを例外として、


 かくして自由社会の各国内のマスメディアと教育界に
 巣喰い増殖してきた「悪の思想ウイルス」は、
 ポスト冷戦の現在も除毒されずに、
 今後も幾世代にわたって伝染しうる力を
 温存したままになっている。


 大学に蟠踞してここに巣喰う
 マルクス経済学者とマルクス政治学者の群れから
 一人として転向者はでていない事実で明らかだろう。

 表現スタイルを変更しつつ、
 平然とかつ白昼公然と従来どおりのマルクス主義に基づく
 「反日」イデオロギーを堅持しての教育をし続け、
 マルクス主義に基づく著作を大量に出版して、
 その煽動宣伝の手をわずかも緩めてはいない。

 新聞.TVのマスメディアにおいても同様である。

 共産主義・全体主義思想の退潮が仮にあったとしても、
 あくまでも退潮であって、終焉でもないし消滅でもない。

「正統の哲学 異端の思想」 中川八洋 徳間書店





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2017年09月07日 05時39分54秒
コメントを書く
[千の朝] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

×

© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: