私の人生論 (思考が運命になる)

私の人生論 (思考が運命になる)

2017年12月14日
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カテゴリ: 千の朝



 戦争は、全体的なものになって、
 政治的、あるいは軍事的であるだけではなく、
 経済的、技術的でもある
 大きな力を政府の手に握らせたために、
 個人的利益は自分を守ることができなくなり、
 だんだんと共同体のなかに吸収される。

 戦闘の緊張と喧騒がおしつけた制度は、
 少くともそうしたものであるが、


 ということは国家は 
 こうした特別な事情のおかげで手に入った
 武器を手ばなすことはないだろう。 

 国家は、それらのものを保持し、
 さらに強固にしようと努めるだろう。

 次いで、
 群衆の目に白分を正当なものとみせるために、
 それらのものを利用して、
 群衆の物質的あるいは感情的欲求
 (パンと闘技、規代のことばでいえば、
 食糧切符と、スポーツおよひ映画)、

 渇望を満足させるであろう。

 大衆は、
 暗黙のとりきめによって彼らに認められている
 主権を自分で使う能力がないために、
 大きな組織が発達した集団生活の

 主権を全面的に政府に委任するほかはない。

 このようにして達するところは、
 一人の人間、一つの党派、
 あるいは官僚主義の独裁であり、その道の端には、
 一つの枠のなかへの屈服があるが、
 人はそれでも、依然として習慣から、
 その枠を民主的と呼び続ける。

「民族の心」 アンドレ・シーグフリード ダヴィッド社





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最終更新日  2017年12月28日 06時22分07秒
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