私の人生論 (思考が運命になる)

私の人生論 (思考が運命になる)

2019年06月11日
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カテゴリ: 千の朝


 国際政治は日本の法制度と政治制度の発展に
 決定的な役割を果して来た。

 明治時代(一八六九―-一九一二)の法制上、
 憲法上の改革は、大部分
 欧米列強が日本に押しつけた〝不平等条約″に、
 早く結着をつけることを目的としていた。

 二十世紀中葉にいたり、マッカーサーと冷戦のために、
 外交上の配慮が再び日本における憲法上の展開を支配した。



 それはおそらく冷戦の犠牲者ともなり得るはずである》

 そして、昭和三十七年(一九六二)九月にいたって、
 マクネリー教授は三度警告した。

 《もし戦争放棄が、単に日本政府による政策の宣言か、
 あるいは単に憲法前文に繰入れられた
 政治的理想の表明であったとすれば、
 おそらくこれほどの法律的論議を呼ぶことはなかったであろう。

 しかし、それは憲法本文の条項に挿入され、
 日本政府と国民を拘束する誓約と看倣されている。

 この条項が現在憲法解釈上
 きわめて困難で議論の多い問題となっているのは、


「一九四五年憲法―その拘束」 江藤淳 文藝春秋





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最終更新日  2019年06月11日 05時10分05秒
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