私の人生論 (思考が運命になる)

私の人生論 (思考が運命になる)

2022年12月28日
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カテゴリ: 認識の歩み



もっともきわだっていたアピケンナ
(別名、イブン=シーナー)は、
九八〇年にブハラに生まれています。

すべてのことに精通し、
古代ギリシアでいえばアリストテレスに相当します。

『医学基準』というアビケンナの著書は
五冊からなっていて、
一七世紀ヨーロッパでなおも


医学の一般問題から議論をおこし、
重要な病気の診断と治療をのべ、
つづいて予防や衛生について、
そのあとに薬草を、それから外科、
さらにさまざまな病気について記しています。

しかし、
アピケンナがもっとも心血をそそいで
あらわしたのは
『快癒(かいゆ)の書』一八巻です。

これは医学書ではなく、
精神をなおすという意味で、


そして、アビケンナの業績は、
哲学・神学・医学においてだけでなく、
数学・気象学・地質学・生物学など、
当時の学問のほとんど全分野に、
すぐれた仕事を残した、


また、神学者でもあり、
偉大な詩人でもありました。

自然科学における業績も多く、
自分で発明した装置で星を観測し、
また、地理学者としても知られています。

ちょうど古代ギリシアにおける
アリストテレスのように、
アビケンナはイスラーム世界における
万能の哲人だったのです。

ところが、このアピケンナの一生は、
流転のつづく不安定なものでした。

追われて砂漠をうろついたり、
投獄されて命からがら
にげだしたりしたこともありました。

こんな波乱万丈の生活をおくりながら、
よくもあれほど多くの業績がのこせたものだと、
おどろかされます。





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最終更新日  2022年12月28日 05時00分07秒
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