Integration Of My Life~日々の気づきを大切に~

Integration Of My Life~日々の気づきを大切に~

2007.09.30
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カテゴリ: 身体開発
PQ開発一年の成果その2です。

(長いですが、本題の前振りというか脱線ですかな)

 思考では超えられない壁があるようにはっきりと感じるようになった。頭でぐりぐり考えても、結局一歩も進んでいないことに気付きました。その意味で、思考は自己肯定的、又は現状維持的です。なぜこのような自己肯定的・現状維持的な思考が人類に搭載されるに至ったのかは、これからの検討事項です。

思考が現状維持的であるとすれば、どのようにして人間の能力の向上が図られるのだろうか。
同じ枠の中でしか物事を捉えることができないのならば、明日見る風景は昨日見た風景と同じです。
初めから決められた囲いの中であれこれとはしゃぎ回っているだけで、結局どこかにたどり着くわけではありません。

そして、思考による一応の疲労感が達成感に置き換えられることはあっても、そして、たとえ何かが達成されたとしても、その結果はそういった徒労から生み出されたわけではなく、その人の能力・実質は変わらないのではないのではないでしょうか。

つまり、人間の能力向上は、思考とは別のものから生じているのではないかと。

もちろん、ここでいう思考とは非PQ的思考のことで、「悩み」と同列に扱われるものです。



ただ、「自己を認めることによってもたらされる成長」は、「思考の産物ではない」ことに注意が必要かと思います。「頭の中で駈けずり回ること」それ自体に意味があるのではなく、「頭の中で駈けずり回ること」に対する「意味付けの仕方」に意味があるわけです。

さんざん駆けずり回ったあげく、結局何も手にできず徒方に暮れる人は、また駈けずり回るハメになります。その一方で、一度駆けずり回った経験から学び、二度と駆けずり回る必要がなくなる人もいます。

満たされない人は、自分を肯定するためになんども悩みます。しかし、同じように満たされない人の中でも、「自分は満たされていなくて、自分を認めたいという欲求の現われなんだ」と気付いている人は、悩むことはないでしょう。

感情が「個体と社会の結び付きを表象するサイン」であるならば、そのサインに気付いた瞬間に「気付いて欲しい欲求」は満たされていますから。

次に必要なのは分析と行動です。

つづく・・・





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最終更新日  2007.10.01 00:24:19
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