2026
2025
2024
2023
2022
2021
2020
2019
2018
2017
2016
2015
2014
2013
1月
2月
3月
4月
5月
6月
全3件 (3件中 1-3件目)
1
皆さんはテラフォーミング(Terraforming)という言葉をご存知でしょうか?テラは地球という意味ですので、地球を形成する、つまり他惑星の地球化を意味する言葉でかなりSFチックな用語かもしれません。News Scienttist の記事によると、アリゾナ州立大学の学生がNASAからお金をもらって火星のテラフォーミングに関する研究を行い、そのアイデアを発表したそうです。その内容はといいますと、火星周回軌道に人工衛星を配置し、巨大な鏡、この場合太陽光を反射させ火星地表に太陽エネルギーを送り込むための装置、を設置するというものです。光を反射する素材の風船状の人工衛星を多数寄り集め、直径が1.5kmにも及ぶ大反射鏡を形成するというちょっと途方もないアイデアです。、これがテラフォーミングにどのように寄与するかといいますと、これで直接植物を栽培する環境を作るとかそういったことではなく、火星表面でテラフォーミングのために働く人々の生活を支援するという目的のようです。まず、火星の表面温度というか雰囲気温度は、緯度にもよりますが、通常-140度Cから-60度Cという極寒の世界です。この一角に太陽光を照射することによって、20度C前後の人間にとっては最も心地よい温度帯の環境を確保することができるそうです。そうすれば、火星の表面で働く人々は、重装備の耐寒服の着用や、居住スペース用の断熱などの面倒から解放されます。さらに、この温度であれば水も液体となり、最も重要な飲料水の確保も同時に達成することができます。得られた水は帰路の燃料にも転換できるでしょうし、宇宙船に積み込むことだってできますね。なんとも大胆で面白いアイデアではあります。しかし、他の専門家によるとそのような大規模な反射鏡を火星周回軌道に組み立てるのは至難の業であるし、もうひとつ解決しなければならない重要な問題があるそうです。それは、大気や磁場の希薄な火星では太陽光線に含まれる有害な電磁波、特にガンマ線などの放射線をいかに取り除くがという難問です。つまり、太陽光を反射する際にそのあたりの有害な波長の電磁波を選択的に吸収し、赤外線から可視光線域の光だけをうまく取り出す技術が必要なわけです。実現にはまだちょっと無理があるかもしれませんが、このアイデアが将来陽の目を見る可能性もなきにしもあらず。考えただけでも楽しい想像です。ただ、願わくば、地球が人間の生活に適さない環境になってしまって、止む無く移住する局面になることだけは避けてもらいたいものです。そういう意味では、もっと地球の環境悪化に対する対策研究に資金を振り向けてもらう方がいいかもしれない、と思ったニュースでした。
2006年11月17日
コメント(4)
ハッブル宇宙望遠鏡は皆さんご存知のように地上600kmの上空で地球を周回しながら大気の影響を気にせず天体観測・撮影を行える人類初の大気圏外望遠鏡として活躍してきました。テレビ番組などで、同望遠鏡の撮影した驚くほど鮮明な深宇宙の写真に胸を躍らせた方も多かったのではないでしょうか。しかしながら打ち上げられたのが1990年。大気圏外の過酷な条件に耐えつつ16年余りが経過した今、老朽化は避けられません。そもそも積んでいるバッテリーなどの消耗はどうしようもありませんので、定期的にメンテナンスをしてやらなければならないのです。くわえて最新鋭の後継機の登場となれば、老兵は消え去るのみの運命を辿るのは必然かもしれません。それでも永らく人類の宇宙の目として果たしてきた功績から考えると、無残に打ち捨てられるのは忍びないという心情が関係者にあったとしても不思議ではありません。そこでハッブル宇宙望遠鏡の延命話が持ち上がり、老朽化した装置に最後のリフレッシュをしてあげようという計画と相成りました。しかしながら、ことは言うほど簡単ではなさそうです。ハッブルに最後の手当てをするためには技術者を派遣し、末期の水を飲ませるために人間がスペースシャトルに乗って赴かなければならないのです。折りしも「コロンビア」の悲惨な事故があり、スペースシャトルの安全性に一抹の不安がつきまという事態。すくなからぬリスクを覚悟せねばならず、また事故でも起きれば尊い人命が犠牲になりかねません。ISS(国際宇宙ステーション)を前線基地にできればよいのですが、ISSの軌道とハッブルの軌道はかなりずれがあり、万一の際に救援や救助を行うための時間的空間的余裕が厳しい状況です。なにしろ宇宙空間で遭難すると、地球上の絶海の孤島に流されるよりもっと厳しい状況が待っているわけですから。で、今回のミッションではハッブルのジャイロスコープの取替え、バッテリの追加、カメラなどなど。余裕があれば反射鏡の素子も交換する予定だそうです。このまま放置するとバッテリーが2010年まで、ジャイロスコープが2008年までといずれにせよあと数年の寿命が残されるままです。初代宇宙望遠鏡として、われわれに夢を与え続けてくれたハッブル宇宙望遠鏡の最後の活躍が見られることを祈りましょう。
2006年11月16日
コメント(2)
皆さん、長らくご無沙汰しておりました。巨頭星人です。当掲示板でもご指摘がありますように、実は巨頭星人の太陽系基地は冥王星にあったのですが先日の地球天文学者の会議で冥王星が太陽系9第惑星から外されてしまい、ついでに惑星航路が閉じられてしまったのです。(誰が閉じたんや?)私の過去日記で冥王星について書いたものがありましたが、あれは古きよき時代の名残ということでご容赦いただきますよう。今更書き直すのも面倒くさいし。(それが主な理由)そのため一時的に冥王星に閉じ込められてしまい、皆様と御目文字することが叶いませんでした。まあ、そんなわけで(?)久方ぶりの更新となったわけですが、皆様いかがお過ごしでしたでしょうか?しばらく来ぬ間に地球もいろいろと大変なことが頻発しているようで同じ宇宙人として憂慮し、また同情に堪えません。地球温暖化も予想通り悪化の一途を辿っているようで、このままいくと居住可能な地域が激減して増え続ける人口を支えるだけの地の恵みも海の恵みも力を失い、何億という人々が飢えに苛まれながら命を落とすという最悪の事態が現実味を帯びてきているようです。中でも海洋資源に関しては思いのほか悪化が深刻で、このまま放置すると、ある学者の試算によれば2050年前後にはほとんどの海洋生物が死滅してしまうという戦慄すべき予告がなされています。これも地球温暖化の結果として海水温度の上昇と酸性化によるところが大きいようです。さらに人間の乱獲が輪をかけて事態を悪化させるであろうという予測です。魚を多く食する日本人にとってはとんでもない話ですね。とはいっても日本人自身も原因を作っている部分もあるのですが。京都議定書も肝心な国が批准を見送って、ジャイアンのいないドラえもんみたいでしたが、ここにきて米国では一般市民の温暖化に対する意識が大きく変わってきているようです。懸案問題のリストで温暖化がトップになっているという記事を目にしました。やっと某大統領の呪縛から逃れて、実態を認識し始めたのかもしれません。何しろ、米国は世界最大のエネルギー消費国なのですから、問題意識をもってもらわないと実効が上がらないのは歴然としていますものね。本当に久しぶりに日記を書きましたので(最近はブログというらしいですね)、ここにきて指がつりそうなのでこの辺でやめておきますが、次回はハッブル宇宙望遠鏡の復活というねたでお目にかかりたいと思います。ところで冥王星は矮惑星というなんだか2軍みたいな名前にされてしまったようですが、大阪弁にすると相変わらず惑星であることを主張しています。矮(ワイ)惑星やー!
2006年11月13日
コメント(6)
全3件 (3件中 1-3件目)
1