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温暖化ガスによる地球環境の破壊だの危機だのと言われて、地球の命運も尽きるかと思われるような昨今ですが、たとえ人類やその他の動物が生存できなくなっても一方ではしぶとく生き残り栄える生物もたくさんいることでしょう。本当の地球の最後は、寿命が尽き赤色巨星と化した太陽に呑み込まれ溶けてしまうその時でしょう。とは言っても数十億年先の出来事になるでしょうから、露ほども心配する必要はありません。でも、この広い宇宙のことですから、今まさにそのような危機に直面している惑星系も存在しているはずです。ScienceBlogから拾った話題で、ヨーロッパとブラジルの科学者たちが、共同で星々のスペクトル分析を行っている最中に発見したHD47536というIDの巨星の惑星系が、そのような危機に瀕しているということです。科学者たちは南天の80個ほどの巨星のスペクトル分析を、La Silla天文台にある1.52m望遠鏡と分光器を用いて観測していました。HD47536は直径が太陽の約23倍、標準的な赤色巨星としてはかなり小さい部類の星です。この星を巡る惑星は主星から平均距離で約3億kmの距離にあり、地球から太陽の距離の倍ほど離れていますので、まだ安全圏にあると言えますが、遠からず燃え盛る炎に包まれるのは明らかです。さてこの惑星に住むであろう住人の運命やいかに、と固唾を飲むところですが、この惑星、サイズが木星の数倍はあるという巨大惑星ですので生命体が存在するかどうかは甚だ疑問ではあります。そもそも恒星の成り立ちは、星間物質が寄り集まり核融合反応を起こすに十分な温度と密度に達し、新たな星の誕生となります。そして燃料が尽きるまで熱と光を放ち続け、やがて恒星の外側から膨張を始め、どんどん外側に広がり希薄なガスを撒き散らします。有名な亜鈴状星雲などは、このような赤色巨星のなれの果ての姿で、惑星状星雲や散光星雲などと呼ばれ、美しい星の名残のガスが恒星の光を浴びて我々の目に映っているわけです。いずれにしても我が太陽が命尽きるまでには数十億年と言う途方も無い年月を残していますが、その頃いったい地球はどうなっているのでしょう。生命が存在するに足りる状態を維持していたとしても、今とは全く異なる生物相に変化している公算が大きいように思います。万一、我らの末裔が生き残っていたとすると、どのような文明を築いているのでしょう。ひょっとしたら高度な宇宙空間移動の方法を見つけ、他の星系に移り住んでいるかもしれません。あるいは太陽をもコントロールする科学力を持つに至り、赤色巨星となる前にそれを抑制する処理を施しているかもしれません。非現実的とも思えるような遠い未来のことですが、想像力の翼を広げるにはなんとも魅力的な題材です。それにしても、差し迫った危機が目前にあるときに不謹慎かもしれませんが、人間の持つ最大の能力は想像力です。地球の隅々に想いを巡らし、そこに住む人たちの暮らしや喜びや悲しみを想像することは、地球人としての自覚を促す重要な知的作業ではないでしょうか。願わくばささやかなその想いが人類の共同意識を呼び覚ます輝きとなることを祈ります。
2003年01月28日
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地球はご存知のように南極と北極を電気的な極点とした磁気を帯びています。磁石を使って方向を知ることができるのはこの地磁気のおかげであることはいうまでもありません。さて、この地磁気はどのようにして生じているかご存知ですか?基本的には地球内部のマグマの流動により、つまり高熱の溶けた鉄分は地球の自転に連れてその流動性から緩やかに循環していると考えられ、その摩擦が電気的な力を生んで結果的に磁力が生じています。さて、もうひとつ磁力を生む地球の構成要素があります。地球表面の多くの部分を覆う液体、そうです海水です。このほどアメリカの科学者が全地球的な海洋の運動による磁力の傾向から、深海部の動きや磁力による気象への関連を科学的に解き明かそうという試みを始めたとのことです。深海海流については、以前の日記でも触れましたように、深海を移動するブイにより位置情報や温度などから立体的な海洋の動きを解明しようという試みがあります。海水はご存知のように大量の塩化ナトリウムが溶け込んでいます。塩化ナトリウムは水中では容易に電気的に分解し陽ナトリウムイオンと陰塩素イオンになります。これらのイオンは当然のことながらお互いに反応しあいながら全体としては中性になりますが、局部的には偏りが生じることもあり得ます。地球の磁場は主に地球内部起源によるところが大きいのは当然ですが、それに海洋の流れが影響を与え、海洋独自の磁場が生じると考えられます。もちろん、もともともの磁力に比べるとはるかに小さな磁場(地球コアによる磁力の6000分の1)ではありますが、海流や深度による変化を計測するには十分かもしれません。海洋の運動の源は潮汐力であり、大容量の海水が太陽と月の引力によって持ち上げられたり沈んだりするときに、海水同士、海水と陸地や海底との摩擦は膨大な電気的な力を発生しそれなりの磁力を誘導するでしょう。現在考えられている方法は人工衛星から海洋部の磁力を細かく計測して地球全体の磁力分布を完成させることです。そしてこれを時系列や潮汐の状態と相関して調査することにより、海洋内部の動きや気象に与える影響を導き出すことができれば新しい知見が得られるに違いありません。自分たちの環境をグローバルに観察するためにはこのような外側からの目がとても重要です。人間の営みもこんな形で客観的、理性的に捉えることができるように外部からの冷静な観察者としてのメディアが存在できれば、全人類が強調して生きていくために何が必要か何が足りないか、重要なヒントが得られるかもしれません。
2003年01月21日
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先日仕事をしていると突然パソコンの画面に「仮想メモリが不足しています。なんたらかんたら・・・」というメッセージウィンドウが現れました。今までこのようなメッセージを見たことがなかったのでびっくりしましたが、VisualBasicでややリソースを食いそうなアプリケーションを開発中だったのでそのせいかと思い、念のためコンピューターを再起動をしました。ところがたいしてアプリケーションを動かしていないにもかかわらず、またもや同様のメッセージウィンドウが現れます。これは何かがおかしいということで、タスクマネージャーで動作中のプロセスとメモリー消費のモニターを観察してみました。動作中のプロセスの中に、観察しているとメモリ消費が漸増しているものを発見。プロセス名は「SirC32.exe」で、システム起動と同時に動き出すプロセスのようです。早速インターネットで調べたところ、これはSirCam@MMと呼ばれるウィルスでした。詳しい情報はMacfeeウイルス情報で得ることができました。危険度は中程度で、「マイドキュメント」の中のファイルを迷惑送信したり、情報が漏洩する恐れがあるようです。幸い発見が早く、退治用のソフトウェアをダウンロードできましたのであまり被害が大きくならないうちに対処できたと思いますが、なんと迂闊なことかと冷や汗をかきました。それというのも、従来使っていた仕事用のパソコンの電源投入スイッチに不具合が生じ、緊急的に使用頻度の高くない別のパソコンにOSをインストールして使い始めたもののウィルスチェッカーのソフトウェアを導入していなかったのが原因でした。このウィルスの感染はメールによるもので、その内容の代表的な例もサイトに掲載されていたので見てみたら、確かにこんなメールを受け取った覚えがありました!最初見知らぬアドレスだったのであとで消そうと置いておいたのが間違いでした。消そうという段になってちょっとだけ内容を確認しておこうなんて無茶をやってしまったのがすべての間違いの元でしたね。被害を受けやすいOutLookを使わず、フリーソフトのメーラーを使用していましたが、このウイルスはOutLookなどへの依存性はないとのことなので、油断は禁物ですね。君子危うきに近寄らずというのは至言であるなあといまさらながらに思ったものです。果たして他に被害が広がったかどうかはオフィスの他の人たちに確認してもらいましたが、私のところだけにとどまった模様です。やはり被害が広がることが一番恐ろしいことですし、その発信源になってしまうのは恥ずべきことでもありますので十分に対策を施し、日常的な危機意識を高めておかなくてはいけません。インフルエンザも流行っている昨今、無理して会社に出勤したり人ごみを歩いて、ウィルスをもらったり撒き散らしたりすることのないよう防御と対策を十分にしてお暮らしください。
2003年01月20日
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年が改まってからまだ一度も日記を更新していませんでしたが、ようやくちょっとだけなにか書いてみようかという気になってきました。生来の怠け癖が出てついついおざなりにしていましたが、それなりに読んでくださっている方々もいらっしゃいますので頑張ってまた少しずつ更新していきますので、よろしくお願いいたします。ここ数年来の景気の停滞や温暖化を中心にした地球環境の悪化、加えて某大国がひたすら戦争の道をたどろうとしている不穏な世界情勢と、あまりいい材料が見つからない昨今です。引き返せない破滅への道を歩もうとしているかのような世界の空気を感じるにつけ、人間の文明社会の限界を見る思いが致します。環境が厳しければ厳しいほど、生物は自分を護ろうとする傾向が強くなるのは止むを得ないことではありますが、人間には物事を客観的に捉え、理性的な判断ができる知性を持った動物であるはずです。思い切り客観的に物事を捉えようとするならば、人間のそうした活動も自然淘汰の一部であり、盛者必衰の理の例えのように緩やかに滅びていくことも宇宙の悠久な時空の流れの中のエポックのひとつに過ぎないのかもしれません。しかしそれを認めてしまうことは、我々人類の持つ能力やこの世界における役割と言う観点からすると、自己否定になってしまいます。私が常に心がけているのは、ある問題に対していくつかの道がある場合にできるだけ性善説を前提としてとるべき道を選ぶ、ということです。例えば、戦争は愚かな行いであり、一般市民にとっては厄災以外の何者でもありません。しかし、国という組織にとっては、国という器を守るためにはときに避けて通れない道であるとする立場もあります。私はここで、私の日記のテーマでもある存在意識の拡大ということを強く訴えたいのです。それは決して大げさなことではなく、世界には自分と同じレベルの普通の生活者が圧倒的な多数として存在し、生活しているという単純な事実の認識なのです。毎日、食事を楽しみ、友と語らい、恋人と愛し合い、泣き、笑い、怒る平凡な市民こそが同胞であることを意識できれば、我々にとってとるべき道がなんであるか自ずと見えてくるのではないでしょうか。自分自身の目標として、引き続き今年も科学関連のニュースを中心に、下手な小説も織り交ぜながら充実したサイトにしていきたいと思っていますが、新しい年の目標としては他の分野も勉強して、幅広いテーマを取り上げていきたいと考えています。ややもすると独り善がりな独白めいた内容になってしまいがちですので、読者の皆さんからは忌憚のないご意見や、視点の異なるお説もたくさんいただきたく、掲示板にどんどん書き込んでいただければ望外の幸せです。
2003年01月08日
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