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2009.07.20
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対談


「バーズアイ」に「熊野通信」という連載コラムを書かれている熊野の伝道師と言われる満仲雄二さんが、ご自分のオフィスを東天満から天満橋(中央区石町)に移転した場所が「熊野街道起点の石碑」と、熊野九十九王子の第一の「窪津王子」の間だと聞いて、不思議な巡り会わせを感じながら、6月のはじめ訪ねて行った。そこで、天満橋・中之島界隈の街の魅力を聞かされて、今回の「中之島」特集を組むことになった。
この街に愛着を持って関わっておられる人を探して、辿り着いたのが、橋爪紳也先生という方である。
初対面だし大学の教授ということでインタビューに応じてくださるか危惧していたが、メールの返事に「20数年前、阪大大学院生だった頃、よく「バーズアイ」を見て、新御堂筋のカフェに行っていたのが懐かしい」と書かれてあり、いっぺんに気持ちが軽くなって、満仲さんと二人で夜遅く船場にある橋爪先生のオフィスを訪ねた。
そして、お話や見せていただいた資料などから、大阪人のもつ底力、意気込みや誇り、それらが街をつくり、歴史や文化をつくってきたことを知ることができた。そして、お話や見せていただいた資料などから、大阪人のもつ底力、意気込みや誇り、それらが街をつくり、歴史や文化をつくってきたことを知ることができた。


大大阪


人・モノ・情報と先人の遺産の集積地
満仲 橋爪先生は学生の頃、バーズアイを持って北摂でデートしておられたとお聞きして、今回の特集に出ていただけるのも奇遇ですね。私のオフィスがある場所が、ちょうど「熊野街道の起点」に当たるところで、これも不思議な巡り合わせを感じているんです。
橋爪 平安時代、都の公家の間で「熊野詣」が流行ったそうで、また室町時代には武士や庶民の間で「蟻の熊野詣」とよばれるほどの人出で、浄土への憧れを胸に八軒家から約200キロの紀州路を踏破し熊野を目指したと言われていますね。京から大勢の人が船で川を下って、まず天満橋の浜に着いて、そこで宿をとり、そこから歩いて熊野までゆく、その熊野詣での起点となるのが八軒家のある場所ですね。
満仲 そこから坂道を登ってゆくと上町台地と言われる平野が南の方へ続いているわけですが、この辺りはビジネス街として、いわゆる「北船場」と呼ばれて、中之島と共に大阪の中心的存在になっていますが、街はどんな風に創られてきたんでしょうか。橋爪 中之島というと島の真ん中にある大きな公園のことに触れておきたいのですが、ここは日本の公園の中でも際立った存在なんですよ。ヨーロッパの町並みをお手本に、大阪の行政が近代都市には誰もが使える憩いの場所が必要だと考えて創った公園なんです。ちょうど川に浮かんでいるような都市公園は他にはない斬新さがありますね。

明治の大阪

満仲 中之島にはこんなに近代建築がたくさん残されているのですね。

満仲 街は生き物だといつも思っているのですが、すごい大阪人の人間の熱い進取のエネルギーを感じますね。
橋爪 現代建築から見ると「シブい」とよく言われるんですが、建てられた当時は信じられないほどに最先端をゆく建築だったわけです。大阪の都心は、まだ町家とか長屋、せいぜい二階建ての西洋館がたっているといった状況ですよね。それに対して中之島には、立派な公共施設が集まり、さらにそこに白いオフィスビルがそびえ建つようになってゆく。当時の人たちの気分になって考えてみてもらえばわかりますが、当時の人たちが「大大阪」(グレート大阪)と呼んで、自分たちの大阪を誇りに想い、世界的な都市にしたいと意気込んでいたことがわかってきます。
満仲 その街を自らが創る意気込みや誇りが、時と共に薄れてしまって「大阪はダメや」と思われていたようですが、先人の心意気と誇りを、もう一度、われわれ大阪人は取り戻さないといけませんね。
橋爪 その通りですよ。私は仕事がら大阪を深く掘ってゆけば行くほど、先人たちの心意気と先見の明には、心を打たれます。

貴重なコレクション

水の都・大阪のシンボル「水の回廊」から、未来の大阪が見えてくる
満仲 そういった先人たちのDNAを受け継ぐ現代の大阪人は、歴史や文化を基盤にしてどんな街づくりを目指しているんでしょうか。橋爪先生は、「水都大阪2009」のプロジェクトに深く関わっておられますね。橋爪 全体のグランドデザインではアドバイザーを、この夏のイベントではプロデューサーをつとめています。冬期のライトアップも含めて、さまざままプロジェクトに深く関わっています。。
ところで、大阪の中心部に川でできたカタカナの「ロ」の字があることを存知でしょうか? 大阪市の中心部に位置する中之島・堂島川・土佐堀川、そして木津川・道頓堀川・東横堀川の4本の川が丁度「ロ」の字型の回廊を作っているです。世界でも珍しいでしょう。
満仲 「水の回廊」という言葉はイメージが湧きますね。
橋爪 この「水の回廊」を中心に水辺を活かした整備をして、まちづくり、にぎわいづくりをしてゆこうという発想ですね。特に大阪の歴史・文化の代表的なゾーンである、中之島エリアでは、中之島公園の整備工事が進んでおり、水陸の交通の要所として八軒家浜に船の発着所ができたり、福島港の開港で、その背景の「ほたるまち」ができたり、水辺を意識した民間の開発が盛んですね。水の都・大阪のシンボルといえるエリアが形成されつつあります。
満仲 人間もそうですが街も水との関わりが不可欠で、かっての「水の都」を現代に蘇らせる…先人たちから引き継いだ恩恵を大事にしながら、新しい大阪を創ってゆこうとされているわけですね。具体的には、どんなことがあるんでしょうか。

「2009年、水辺が変わる、大阪が変わる、水の都・大阪を体感できる52日間

「2009年、水辺が変わる、大阪が変わる、水の都・大阪を体感できる52日間」ということで、中之島公園などを会場に、アーティスト工房や体験型アートプログラム(ワークショップ)、灯りで会場を埋め尽くすプロジェクト、アート舟の巡航や橋梁ライトアップ、船着場での朝市、フリーマーケット、近代建築巡りの水都アート回廊、船と水辺を組み込んだ街歩き、など川と人をつなぎ、水辺の楽しさから大阪を再発見してもらうためのプログラムがあります。
満仲 今年はスタートの年なのですね。
橋爪 生命の源である水、人間活動の場としての川、をもう一度見直し、大阪人に誇るべき資産をもっともっと活用して、大阪を元気にしてゆこうじゃないか、ということなんです。ぜひ北摂の皆さんにも、大阪再発見のためにも参加して欲しいですね。
満仲  大阪人が創ってきた貴重な遺産(ハード)に、現代の大阪人の持っている発想(ソフト)を掛け合わせたら、新しい時代の「大大阪」が見えてくる。とても魅力的な素晴らしい企画ですね。中之島が、昼も夜も賑わいの絶えない「夢と灯りのアイランド」に変わる。ワクワクしてきますね。
橋爪 かって、京都から淀川を下る船の発着場として、人が集う賑わいの場所であった八軒家浜。この会場では、テクノロジーを駆使した映像と水と光の幻想的なショーや、かってのにぎわいを再現するような、朝市&リバーマーケットが開かれます。これはすごいですよ。なにしろ、季節の野菜や果物、地元や全国の特産品をどっさり乗せた船が福島港、八軒家浜へやってくるんですから、まさに大阪の魅力「食」をテーマにしたプログラムです。



満仲 これはぜひ行かなくちゃ。もともと大阪は船によって運ばれる「人」「モノ」「情報」の交流で成長し発展してきた「水の都」だった、そのことを参加する人が五感で感じることができる。そんなプログラムになっているんですね。きっと大阪人の心の中にある何かを揺さぶるような予感がしますね。
橋爪 「水都大阪2009」に先駆けて、7月7日七夕の日にはイベントがあります。
満仲 「平成OSAKA天の川伝説」というイベントですね。これは、願いを託したLED照明の小さな玉を大川(天満橋周辺)に流して、みんなの願いがキラキラとした天の川となってゆく、大阪の新しい伝説を生みだすイベントになるようです。千年前、遙か熊野までの道のりを祈りと共にこの地からさまざまな願いを持って往来する人々に、いろんな便宜を計り、力を合わせた大阪人のDNA、その心意気が甦るような気がします。

大阪についての本

橋爪 これからは、大阪から目が離せなくなりますよ。世界的に活躍されている建築家の安藤忠雄さんは、大阪人として、大阪をもっとよくしたい、というお気持ちから、積極的に取り組んでおられますね。造幣局の桜の通り抜けを発展させる形で、淀川から天保山まで約7.5キロに桜を植えようと呼びかけてこられ、当初目標は1万円募金を4万5千人分。「難しいだろう」と言われたのが、結局5万2千人分もの募金が集まったそうですよ。
昔、大江橋や渡辺橋が市民寄付によって架けられたし、大阪中央公会堂や大阪城だって寄付で建てられたということを考えると、庶民の力で街を創ってゆく、というのが大阪人のDNAにあるんですね。このことはすごく大事で、大阪人の誇りですよ。
満仲 今日お話を伺って、私もこの街にオフィスを持って関わっている大阪人として、あらためて何か自分のできることはないかを考えさせられました。
自分の知らない大阪、眠っている大阪人の力、これからもぜひ掘り下げてゆきたいと思います。さらに先生の都市工学の智慧が発揮され「世界に誇れる大阪」に向かって、
市民の皆さんと共に力を合わせて街を創ってゆけたら、すばらしい大阪になってゆくと思います。どうもありがとうございました。





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最終更新日  2009.07.22 16:07:51
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