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2021.05.22
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カテゴリ: なろう小説



【R18】河越城奇譚 〜 城はいかにして内から喰われたか
https://novel18.syosetu.com/n3848gt/

 第6作書いてます。迷いも多いですが、スタンダードな軍記風、三人称。広域に場面は散るので、群像劇っぽくもなります。九尾の狐さんたち対北条という軸があるので、シリーズ第一作ほど散りませんけどね。

 戦場風景の中で大きな声を出すことをある種の才能だと捉えたり、偉い武家ほど喋ることを訓練させられるみたいなことを過去作で書いています。

 軽みだとか、気の利いた話だとか、ユーモアを盛れるとかそういう特別な才覚は別として、集団を率いるときに、デカくて透る声が出せないやつは淘汰されざるを得ないんだと思うんですよね。だって、率いるってのは、統率し、意のままに動かすことであり、それは声を通じてやることが多いわけです。

 黙っていたらいつまで経っても自分の意志は伝わらない。それをできるだけ広い範囲に伝えることが多くの人を動かす第一歩です。もちろん、通信機も、文字の伝達ツールもろくにない、中世の戦場の話ですけどね。

 まずは声を聞える範囲の周囲の人間が動かせなければ、何も動かない。ああしろ、こうしろという意思表示がはっきり伝わらなきゃ、周りは動かない。周りが動いてさらに意思伝達の行動をしてくれるから、より広い範囲の人間が動いてくれる。書でも代替できなくはないけど、書く行為には時間がかかる。太鼓や鉦や法螺貝の音、狼煙や旗振りで一斉の定型的な命令は代替できるけど、細かい指示は伝令によらざるを得ない。伝令に的確に誤解のない指示を、やっぱり声による指示で託すしかない。

 転生モノで転生者に戦場の指揮をやらせようと思ったら、まず、大きな声で他人に指図することへの才能もしくは慣れがあることに納得できる設定を組んでおいた方が無難だなあというのが、個人的な意見です。サッカーやラグビーみたいな流れのあるスポーツとかで、チームメイトにコーチングしながらプレイすることが当たり前とかね。ブラック企業の中間管理職経験者とかの方が、ナーロッパの戦場を渡っていけるかもしれない。何かそういうものがないと、なかなかに厳しいんだろうなと思いますね。



 いざとなれば、呪いで克服する手もありますしね。こういうコンパクト拡声器の代替になるような呪術のたぐいを駆使できれば、万全ですよねww





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最終更新日  2021.05.22 04:23:35
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