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ロバート・F・ヤングの名作『たんぽぽ娘』
これは今後の複線なのかとか、色々邪推しちゃいそうでしたね(^^;)
親の代から付き合いがあるという、栞子にとって、幼馴染みで相談相手の古書店店主の滝野蓮杖を紹介される大輔。
どうやら彼も最近噂になっている、ビブリアの新しい店員に興味があったよう。
狭い古書業界。
それに、本が読めないという事で、大輔の事は結構噂になっていたよう。
明日は市場があるという。
滝野の店は既に出品は済ませたというが、ビブリアは今回は未整理の本があるから見送るという。
市場とは、正式には古書交換会という。
同じ古書組合に 加盟している店が、それぞれ本を持ち寄ってお互いに 売り買いをする場なのだそう。
帰りがけ、滝野は栞子に、何故本も読めない大輔を雇ったのかと、ビブリアの経営もそんな言い訳でないことも承知で尋ねる。
うまく言えないけれど、大輔だからだと答える栞子に、古本屋でバイトしたいと言っている奴がいると紹介する滝野。
大輔よりは役に立つと思うといわれてしまうが、栞子はそれを承諾するなど出来ない。
店に戻った栞子は、そこで常連の吉見(大倉孝二)という客が本を2冊買っていくのを見る。
彼は帰りがけ、絶版本のいい本がないと言って帰って行ってしまう。
確かに最近の棚は代わり映えがしない。
売れるのも、入ってきた本だけ。
そこで明日、市場に本を仕入れに行くと言い出す栞子。
そこは古書関係者しか入れない場所で、入り口でネームプレートを貰うことになっているよう。
何より皆顔なじみの狭い業界。
次々と声をかけられる栞子。
そして、噂のビブリアの店員という事で、大輔の事も皆が興味深々だったようで。
そこで人気の高い絶版小説に入札することにした栞子。
ここでは、本がひとくくりに紐で結わえられ、それが欲しい場合、入札と言う形で、好きな金額を書いた紙を本の前に貼られてある封筒に入れ、金額の高かった人が落札するというシステムなのだそう。
だが、最終的に狙っていた本は、ヒトリ文庫の店主の井上(佐野史郎)に競り負けてしまった栞子。
なんか凄く悪意を感じる奴だよなぁ、この井上って。
挨拶しても睨むような感じで、栞子に対して凄く態度悪い。
そこで絶版本の入れ替えをして、少しでも棚替えをしたいという事で、自分のコレクションを店に持って来る事にした栞子。
その中にロバート・F・ヤングの名作『たんぽぽ娘』が入っていた。
ってか、 コバルト文庫からこんな本が出てたとは知らなかった!!
しかも相場8000円って、高っ!!
本当驚きだよなぁ、古書の世界って。
その話を聞かせて欲しいという大輔。
タイムマシンで未来の世界から来た女性と出会う男。
いつしか彼女と恋をすることになったのだが・・・彼女は突然姿を見せなくなってしまう。
その理由は・・・って、続きが気になるんですがっ(><)
だがその話をしていた所、店に怒りの形相で駆け込んで来た井上。
そして彼は、まさに今話を聞いていた 「たんぽぽ娘」を返せと言い出したのだ!!
井上は、欲しい本のためなら何でもやるあの母親の娘だから、犯人はお前しかないと、断定的に言ってくる。
証拠もないのに、言いがかりだと庇う大輔。
「篠川さんは絶対にそんな事しません!!」
すると、3日やると言い出す井上。
その間に真犯人を探せと言うのだ!!
売り言葉に買い言葉。
それを了承してしまう大輔。
だが、その間に犯人を捜さなくては、栞子は疑われ、狭い世界の中、ビブリアの評判は落ち、客足は遠ざかってしまうだろう。
そこで大輔と志田は古書会館へ向かい、話を聞くことに。
そこでばったり滝野と遭遇。
どうやら『たんぽぽ娘』を出品したのは滝野の店だったよう。
だが、詳しい話は何も聞けなかったよう。
いつ本がなくなったのか?
井上が入札した前日から、栞子が入札した時までの間。
栞子が見た時は、すでに「たんぽぽ娘」はなかったという。
外部からの侵入はまず無理。
ネームプレートの件もあるし、何より顔見知りの者ばかりの市場だからだ。
では、犯人は関係者の中にいるというのか。
そこで当日参加していた古書店の人から手分けして話を聞くことに。
何故栞子のためにそこまで出来るのか?
不思議に思う滝野。
だが志田は、井上や滝野のためでもあると言い出す。
「あいつは本は読めねえが、本を大切にする人の気持ちを理解することはできる。
だから、本のことで困ってるやつを見ると、いつもああなっちまうんだ」
だが・・・誰に聞いても不審者などの目撃情報はない。
井上はどうやら栞子の母親と因縁があるようで・・・栞子の事も嫌っているよう。
では、井上の自作自演ではないのか?
だが、井上はそこまでする人ではないと皆が判断する。
では、なぜこのタイミングで栞子は「たんぽぽ娘」を売りに出そうと思ったのか?
元は父の本だったというそれ。
母がいなくなって何度も読み直していたという。
黙っていなくなった母を恨んでいたのだと思うという栞子に、大輔は本当にそうかと思ったよう。
そんな中、ある古書店の人から事件には関係ないだろうけどという事で、ボーがあったという話を聞かされた大輔。
ボーとは、出品されたけど、引き取り手がない本の事。
そこで出品した書店の書類を調べると・・・ なんとそれ、ビブリア古書堂の名前になっていたのだ!!
真犯人が分かったという栞子。
翌日、井上を店に呼び、真相を語りはじめた栞子。
犯人は身内の者と思ったのがそもそもの間違い。
そう、 あの関係者の中で、まだ皆に顔を知られていない大輔に成りすまして、犯人は前日に会場に入ってきたのだ!!
ボーの中にあった古書店のマニュアル。
それで知識を得た犯人は、ビブリアの名前で本を出品することで誰にも怪しまれずに会場に入り込めたのだ。
犯人は大輔がまだ市場に行った事がない新人であること、前日に会場に行かないと分かっていた人物。
それを知っているのは・・・ここにいる者たちと・・・客!!
犯人は・・・絶版本をいつも購入してくれる吉見だったのだ!!
そこへやってきた吉見。
彼は「たんぽぽ娘」を取り出し、申し訳なかったと頭を下げたのだ。
そう、彼が先日買った本の2冊の中にも「たんぽぽ娘」は収録されていた。
何か特別な想いがある作品なのか?
そこで吉見が語ったのは・・・彼は離婚しているという話。
妻とは10年前に働いていた古本屋で知り合ったという。
だが、そこが潰れてから、関係も悪化してしまったそう。
そして、家を出て行く際に処分した本の中に、ふたりの思い出の本である「たんぽぽ娘」が含まれていたというのだ。
それを売ったのが、滝野の店だったよう。
すぐに電話したけど、市場に出された後だったよう。
そこでビブリアで「たんぽぽ娘」を探したものの、見つからず、収録されている別の本を2冊買ったよう。
「でもそのとき気付いたんです。
私がホントに大事に思っていたのは、あの本そのものだったということを。
『たんぽぽ娘』は、幸せだったころの妻との思い出がたくさん詰まった1冊でした。
ですから期待してしまったんです。
本を取り戻せればあのころのように戻れるんではないかと。
しかし、結局何も変わりませんでした」
だが、吉見は栞子の母に申し訳ないと言い出したのだ!!
どうやら「たんぽぽ娘」は栞子の母に薦められた本なのだそう。
母もまた結婚する際に、父にこれをあげたという事で、婚約者に贈る本を探していた吉見はそれを買ったよう。
複雑な心境の栞子。
そして滝野も、吉見からの電話の際、面倒くさがって、もう市場にもって行ったといわなければと反省。
「あのとき、少しでも相手の気持ちを酌み取ってやれていたら、こんなことに発展せずに済んだのにな」
そして、栞子に、いい店員が見つかってよかったなと、栞子が言った「五浦さんだから」の意味を理解してそう言ってくれたのだ。
笑顔で頷く栞子。
「この本。
篠川さんの お母さんがお父さんへ贈ったものだったんですね。
これはあくまで僕の想像なんですが。
お父さんがこの本を何度も読み返したのって、お母さんへの恨みからではなかったんじゃないんでしょうか?
きっと お母さんを懐かしむためだったんですよ。
この本から分かることはそういうことだと思います。
誰にも買われなくてよかったですね」
そう言って栞子の手に戻してくれた「たんぽぽ娘」
栞子はそれを大切そうに抱きしめるのだった・・・。
常連客が犯人って、また仕込みに時間かかりそうな話でしたねぇ(^^;)
それにボーが出た時点で、出品者がビブリアになっていたんだったら、確認しないか?
これじゃぁ滝野はかなり適当男・・・な印象にしか見えないでしょ。
犯人だって疑いたくなる行動だったし。
ま、逆にみえみえでそれもないだろうって展開ではありましたが。
決め付けすぎる井上もどうかって話だけど、佐野さんも今回だけの登場?
贅沢~(><)
そういや今、ビブリアの原作本もそうだけど、話の中に出てくる本が売れてるのだそうで(^^)
確かに今回の「たんぽぽ娘」も結末がめちゃ気になったもんね。
読みたくなるわ、これは。
でも、絶版本なだけに探すのは苦労しそうだ~(><)
これを機会に復刻もあり?
ってか、ビブリアで紹介された本だけ集めた本とか作るのはどうだ!!
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