秋に咲くヒマワリ・・なのかもね。

Free Space

NHK:みんなの趣味の園芸　
ブルーマウンテンのマイページ

Yahoo!ネット募金

ひるのいこい：ＮＨＫ

Calendar

カテゴリ未分類

(0)

YouTubeで聴く美しい音楽Music in YouTube

(295)

TVラジオ番組 television & radio programs

(474)

TVCM TV commercial, ネット広告 Internet Ad

(180)

外国語学習 Studying Foreign Language

(68)

中高年の資格取得Qualification for middle

(15)

温泉・銭湯 Hot Springs, public bath

(10)

Japanese TV Drama with English

(2)

神様の女房（2011年：NHK）常盤貴子、筒井道隆、津川雅彦、野際陽子、石倉三郎、秋野暢子

テーマ： TVドラマ(111)

カテゴリ： TVラジオ番組 television & radio programs

子供の頃、歴史上の人物の伝記を読むのが好きでエジソン、キュリー夫人、ヘレン･ケラー、渋いところでは島津斉彬とかいろいろ読みました。「世界の松下・ソニー・本田」という本は小学校5，6年頃に読んで子供ながらに衝撃的でした。当時まだご存命の3人が、何もないところから創業し、一代で巨大な企業を築いていく過程は子供ながらにワクワクドキドキして興味深く一気に読んだものでした。中でも松下幸之助さんの従業員を大事にする生き方や水道哲学という経営方針に感銘を受けました。

「神様の女房」は松下電器産業を発展させるにあたって大きな役割を果たした幸之助の奥さんのむめのさんを中心に描いたドラマで、明るく楽しい笑いの中にも仕事をしていく上で学ぶ大事なことが随所にちりばめられており明日もがんばろうと元気にさせてくれるお勧めの作品です。しかし、「TAROの塔」といい、常盤貴子さんはしっかり者の女房を演じさせると右に出る者はない感じのうまさです。また、松下幸之助さんの著作を読みたくさせる作品です。

作中の気に入ったシーンのメモ。
1.一人勝ちは良くない。自分だけ利益を独占しないことが大事と思いました。
2.昔、世話になった人を裏切って去ったことを幸之助がずっと悔やんでいるのを聞いたむめのが即座に、謝って来たらよいと送り出すシーン。こういう風にアドバイスしてくれる奥さんがいるのは幸せだと思いました。
3.幸之助が苦心して製作した商品を問屋さんに売りに行ったところ、「製品の出来はいいけど顧客の心をつかむ色気が無い」と断られたこと。今日の日本の家電産業の衰退のひとつの原因を言っているような気がしました。

アップルのスティーブ・ジョブス、松下幸之助、ソニーの井深大・盛田昭夫がもし同時代に活躍していたらどんな展開になっていたか想像すると楽しいです。家電産業は一人の天才経営者（松下・井深・盛田）の出現でその企業は50年、100年ともつけれど、別の天才経営者（ジョブス）が出現するととって代わられ、そのアップルも今は遺産で食べている感じで、また新たな天才の出現で業界地図は塗りかわるように思います。現在のところ、自動車産業は製造の裾野が広いせいか、家電のように製造の外部委託等の影響で20年前の勝者があっという間に転落することはまだ無いですが、今後自動運転装置が主流になってくると大きく変わってくるのかも知れません。

*********************************************************************************************************
Wikipedia:松下幸之助

大阪に導入された路面電車を見て感動し、電気に関わる仕事を志し、16歳で大阪電灯（現：関西電力）に入社し、7年間勤務する。当時の電球は自宅に直接電線を引く方式で、電球の取り外しも専門知識が必要な危険な作業であったため、簡単に電球を取り外すことができる電球ソケットを在職中に考案する。1913年に18歳で関西商工学校夜間部予科に入学した。1917年、大阪電灯を依願退職した。1932年を『命知元年』と定めて5月5日に第1回創業記念式を開き、ヘンリー・フォードに倣った『水道哲学』『250年計画』『適正利益・現金正価』を社員に訓示した。また、事業拡大のため門真市に本社・工場を移転した。当時門真市から枚方市にかけての地域は大阪市内から見て鬼門に当たるとして開発が遅れていたが、東北に細長く延びる日本地図を指して「日本列島はほとんどが鬼門だ」と述べて断行した。1935年には松下電器産業株式会社として法人化した。

お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう