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2019.07.08
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カテゴリ: 政治
イランの核問題も先日ご紹介したNHKの解説のとおり新たな段階に入ってきました。次のポイントは60日後なので、今度は9月7日頃が新たなヤマ場にあるようです。

マクロン仏大統領のように気軽にイラン指導者から電話で相談してもらえる関係に安倍首相もなってくれたらと思います。

法政大学の真壁教授の解説が大変分かりやすいです。イスラエルを重視する米国のキリスト教福音派からの大統領選での支持を得るために、イランに強硬策をとるトランプ米大統領ですが、大統領選が始まって、対中国政策、北朝鮮問題、日本との貿易交渉にも国内の指示を得るために影響が出てくるように思います。先生のご指摘の通り、原油の値上がりにも要注意です。

■参考リンク
イラン、ウラン濃縮 上限超え着手 核合意さらに逸脱
日本経済新聞:イラン緊迫 中東・アフリカ
2019/7/7 15:53 (2019/7/7 18:05更新)

抜粋
【テヘラン=岐部秀光】イランは7日、2015年に合意した核合意で定められたウランの濃縮度を制限の3.67%から引き上げる作業に着手したと発表した。米国の制裁で合意が機能しなくなっていることに不満を持つイランは、状況が改善されなければ、60日後に義務削減の範囲をさらに広げると警告した。米の反発は必至で、中東の緊迫が一段と高まりそうだ。
アラグチ外務次官は記者会見で「必要な水準まで濃縮レベルを引き上げる」と述べ、濃縮度をどこまで高めるかについて言及しなかった。ただ、イラン核合意の前に実施していた20%までの濃縮は「いまのところ必要ない」と指摘した。イラン当局者は5%程度までの濃縮を示唆している。


イラン核危機…トランプ政権、揺らぐ強気姿勢
産経新聞:2019.7.6 23:01 国際米州

抜粋
イランが実用レベルの核兵器を製造するには、ウラン235を濃縮度90%まで高めた「兵器級ウラン」が必要だが、濃縮度が20%でも初歩的な核爆弾の製造は可能だ。


イランとフランス、核合意巡り対話再開の条件を探ることで合意
Golnar Motevalli、Gregory Viscusi、Giulia Camillo
Bloomberg:2019年7月7日 11:41 JST

抜粋
ロウハニ大統領とマクロン大統領が6日夜1時間にわたり電話会談
全当事者による対話再開に向け、15日までに条件検討することで合意
フランスとイランは6日、2015年に締結されたイラン核合意を巡り、7月中旬までに対話再開の条件を模索することで合意した。

米国とイランの対立は楽観禁物 トランプは福音派の支持固めを狙う
Newsweek:2019年7月5日(金)17時00分
真壁昭夫(法政大学大学院教授)※時事通信社発行の電子書籍「e-World Premium」より転載

抜粋
その目的は、米国のキリスト教福音派の支持を固めることにある。2016年の大統領選挙では福音派の80%程度がトランプ氏を支持したといわれ、トランプ氏にとって重要な支持基盤である。
福音派の人々には、親イスラエル政策は宗教上の義務との考えが強い。トランプ氏にとって中東地域での覇権をめぐってイスラエルと敵対するイランへの圧力を強め、屈服させようとすることは福音派からの支持をさらに強め、自らの支持を盤石とするために欠かせない。トランプ大統領の対イスラエル支援策は、時間の経過とともに強化されていくだろう。
軽視できない原油価格上昇のリスク
中東の地政学リスクの影響を考える上で注視しなければならないことは、原油価格の動向だ。特に、イランが世界の石油輸送の大動脈といわれるホルムズ海峡での軍事演習の実施をほのめかすような場合には、世界経済への原油供給に関する懸念が高まる。
足元の世界経済は米国経済に支えられてそれなりに安定している。この中で、中国経済は債務問題の深刻化から厳しい状況を迎えている。石油需要が大きく増加する状況にあるとは言いづらい。国内外の市場参加者と話をしていると、「需要が高まりづらい中でイランと米国の緊張が高まったとしても大したことはないだろう」との見方が多い。
そうした時こそ、供給懸念の高まりとともに、原油価格が短期間のうちに大きく上昇してしまうリスクに注意が必要だ。市場参加者の見方が一方向に偏っている場合、想定とは異なる変化に直面すると資産の価格は想定とは逆の方向に大きく動くことがある。

イラン・ウラン濃縮5% 合意違反拡大 新措置を警告 欧州に支援要求
7/7(日) 20:22配信ヤフーニュース 毎日新聞


イランは7日、国内に貯蔵する低濃縮ウランを2015年に主要6カ国(米英仏独露中)と結んだ核合意で定める濃縮度3・67%を超えて、当面は5%前後まで濃縮すると発表した。1日には低濃縮ウラン貯蔵量の上限300キロ(六フッ化ウラン換算)超えも認めており、合意違反がさらに拡大することになる。
 核兵器の製造には濃縮度90%のウランが必要だ。イランは医療用として20%のウランを保有していたが、合意を受け入れ原発燃料用の3・67%を上限としていた。5%のウランも原発用とされ、今回の超過の程度は、それほど大きくない。ただ、ウランは3・67%から90%まで濃縮するには1年以上かかるが、濃縮度が上がるほど濃縮しやすくなる。


Investing.com:原油先物 WTI 取引 - 8月 2019 (CLQ9)





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Last updated  2019.07.08 00:00:08


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