秋に咲くヒマワリ・・なのかもね。

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2019.12.10
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カテゴリ: 宗教
アマゾンキンドルアンリミテッドで閲覧。

仏教史の本を探していて見つけました。評価が高かったので何気なく読み始めましたが、これまで読んだ宗教学者の仏教史の本と違い、ジャーナリストとして世界、日本の仏教の歴史についてわかりやすく書かれていていて一気に読みました。
一神教のユダヤ教を源流とするキリスト教・イスラム教が他の宗教を受け入れないのに対して、日本の神道等と共存するなど時には地域の他の宗教と融合する仏教の寛容性の説明が面白かったです。
後半になると池上さんの尊敬されるダライ・ラマ14世とのインタビューを通じて、葬式仏教化して人々の心に寄り添わない現代の日本の仏教の問題点を浮かび上がらせその答えをチベット上座部仏教に見つけたり、チベット人やダライ・ラマ14世の生き方、考え方や、チベット問題についての紹介が良かったです。以前観たブラッド・ピットのセブンイヤーズインチベットのシーンの意味が改めでわかりました。
高齢のダライ・ラマ14世が万が一の後の後継者問題やチベット問題の進展が気になるところです。
オススメの1冊です。

駿台予備学校の茂木誠先生のチベット史の特に後半の第二次大戦以降が非常にわかりやすく面白かったです。





■参考リンク
Wikipedia:ダライ・ラマ
ダライ・ラマ(Dalai Lama, ཏཱ་ལའི་བླ་མ་, taa-la’i bla-ma)は、チベット仏教ゲルク派の高位のラマであり、チベット仏教で最上位クラスに位置する化身ラマの名跡。チベットとチベット人民の象徴たる地位にある。

ダライ・ラマは17世紀(1642年)に発足したチベット政府(ガンデンポタン)の長として、チベットの元首の地位を保有し、17世紀から1959年までの間のいくつかの特定の時期において、チベットの全域(1732年以降は「西藏」を中心とする地域)をラサから統治するチベット政府を指揮することがあった。現ダライ・ラマ14世は、チベット動乱の結果として1959年に発足した「チベット臨時政府(のち中央チベット行政府、通称チベット亡命政府)」において、2011年3月14日に引退するまで政府の長を務めていた。現在のチベット亡命政府では、「チベットとチベット人の守護者にして象徴」という精神的指導者として位置づけられている。
化身ラマの名跡「ダライ・ラマ」の継承
ダライ・ラマが没すると、その遺言や遺体の状況、神降ろしによる託宣、聖なる湖であるラモイ・ラツォ湖の観察、夢占い、何らかの奇跡などを元に僧たちによって次のダライ・ラマが生まれる地方やいくつかの特徴が予言される。その場所に行って子どもを探し、誕生時の特徴や幼少時の癖などを元にして、その予言に合致する子どもを候補者に選ぶ。その上でその候補者が本当の化身かどうかを前世の記憶を試して調査する。例えば、先代ゆかりの品物とそうでない品物を同時に見せて、ダライ・ラマの持ち物に愛着を示した時、あるいはその持ち物で先代が行っていたことと同様の癖を行ったりした場合に、その子どもがダライ・ラマの生まれ変わりと認定される。
認定された転生者は幼児期にして直ちに法王継承の儀式を受けるが、この時点ではあくまで宗教的権威に留まる。成人に達すると(通例は18歳)「チベット王」として改めて即位を執り行い、初めて政治的地位を持つこととなる。先代の遷化(死亡)から新法王の即位までの間は、摂政が国家元首の地位と政務を代行する。

Wikipedia:ダライ・ラマ14世
ダライ・ラマ14世(1935年7月6日〈チベット暦5月6日〉- )は、第14代ダライ・ラマ(在位:1940年 - )[1]。法名はテンジン・ギャツォ(チベット文字:བསྟན་འཛིན་རྒྱ་མཚོ་; ワイリー方式:bsTan-'dzin rGya-mtsho)。
1935年、アムド地方(現在の青海省)の農家に生まれ、幼名をラモ・トンドゥプといった。4歳の時にダライ・ラマ14世として認定され、1940年に即位、1951年までチベットの君主の座に就いていたが、1959年にインドへ亡命して政治難民となり、インドのダラムサラに樹立された中央チベット行政府(現「チベット人民機構」、通称「チベット亡命政府」)においてチベットの国家元首を務めている。亡命後は、法的には領する国土をもたない亡命政権の長という地位にありながら、世界中にちらばるチベット民族に対して政教両面において指導的立場にある人物と目されている[2]。また、欧米でもチベット仏教に関心のある人や複数の著名人の支持を得、ノーベル平和賞を受賞したことでその国際的影響力はさらなる広がりを見せており、中国は別として世界的にはチベットの政治と宗教を象徴する人物とみなされるようになった[3]。2011年には、自身の政治的権限を委譲したいという意向を表明し、政府の長から引退することになった。これを承けた亡命チベット人憲章改定案では「チベット国民の守護者にして保護者であり、チベット人のアイデンティティと統合の象徴である」と規定され[4]、ダライ・ラマがチベットの政教両面の権威者の座に即くというダライ・ラマ5世以来の伝統[注 1]を終わらせることになった[注 2]。

Wikipedia:チベット問題
チベット問題は、チベットに対する中華人民共和国の支配・統治にともなって生じる各種の問題である。 中華民国も中共のチベット自治区をチベット地域および西康省として領土主張をしている。 中共政権による統制により事実上、チベット自治区では独立運動は不可能である。 チェチェンやカタルーニャと同じく主権と民族自決の関係の例で取り上げられる事も多い。 本記事ではチベット問題について中国政府の見解とチベット亡命政府の主張を対照させながら、概説する。

Wikipedia:チベットの歴史

「ダライ・ラマ後継者選びを国連が支援すべき」米特使 中国をけん制2019年11月9日 11:02 AFP
【11月9日 AFP】米国が、チベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ(Dalai Lama)14世(84)の後継者選びの支援を国連(UN)に求めていることが分かった。同国で国際的な信教の自由問題を担当するサム・ブラウンバック(Sam Brownback)特使が、ダライ・ラマとの会談後に明らかにした。米国は、中国がダライ・ラマ後継者の任命に介入するのを食い止めようとする動きを強めている。

ダライ・ラマ、自身の後継者はインド生まれの可能性を中国に示唆2019年3月19日ロイター通信

【超入門 チベット問題】

【2】チベットの何が問題?(ざっくり)
【3】チベットの何が問題?(詳しく)
【4】この先どうなる? どうする?





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Last updated  2019.12.14 23:27:30


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