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2022.03.02
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カテゴリ: 政治
ロシアのウクライナ侵攻から1週間経ちましたが、いまだに解決の気配はありません。


佐藤優さんの記事を見つけて読んでみました。早くに米軍を送らない決定をしたことや、2/24の米露外装会談をキャンセルしたとこなどを挙げて、アフガニスタンからの撤退に次ぐ失敗になりそうなこと、トランプ氏だったらロシアの侵攻を防げた可能性があると指摘し、今回の侵攻による新たな境界線が、数年後にEU,米国によって追認される可能性もあるとしています。

現在の報道よりも、佐藤優氏の見方のほうが真実のような気がします。軍隊を送らないで経済制裁にのみ頼るなら、侵攻は長期化して現在のインフレはさらに悪化しそうです。株式の低迷は長引き、コモディティの高騰はさらに続くのか。バイデン氏の支持率がさらに悪化し、2024年にトランプ政権誕生の可能性が高まりそうです。

一方、ロシアのウクライナ侵攻で、西側諸国が、同盟国でなければ軍事的支援を行わないのを確認した中国は台湾侵攻のGOサインを出すのかにも注目です。

3/2にポンペオ氏が個人的に台湾を訪問する予定が先に報じられましたが、バイデン米大統領が派遣するマイケル・マレン元米統合参謀本部議長率いる超党派の代表団が3/1,2と台湾を訪問したとのニュースがありました。台湾外交部はこの予定を、前日の2月28日夜にニュースリリースで発表したことから、急に決まったのか、あるいは中国の反発を避ける目的だったのか。

個人的には、今回のウクライナ侵攻については、1962年のキューバ危機と同じようなものと考えます。あの時は自国の境界ぎりぎりにこちらに向かって核ミサイル基地を作られたら気分が悪いのでどけてもらったのですから、今回もいきなりウクライナをNATOに引き入れようとせず、NATO、ロシアから中立的な立場の国を目指せば、ロシアの不安も収まるのではないでしょうか。

3月も、国際政治の動きは要注意です。

■参考リンク


ロシアによるウクライナ侵攻が続いている。元外交官で作家の佐藤優氏はアメリカのバイデン政権の「国際情勢を分析する専門家がプーチンの論理をわかっていない」、トランプ前大統領の「私が大統領ならウクライナ侵攻は起きなかった」という主張は「意外と事柄の本質を突いている」という――。
トランプ氏ならばモスクワに飛んで行ってプーチン大統領と会談し、「ロシアがウクライナに軍事介入するならば、アメリカも軍を送る。アメリカ第一主義はひと休みだ」と言ってプーチン大統領を脅したうえで、取り引きを持ちかけ、戦争を回避したと思います。
耐乏生活に強いロシア人
バイデン大統領の弱点は、民主主義国が団結すれば全体主義に勝つものと思っていることです。世界がイデオロギーでは動かないことが、わかっていません。さらに、ソ連崩壊後の混乱で砂糖や石鹸の入手にさえ苦労した耐乏生活を経験しているロシア人が、経済制裁に屈しない人たちだということも、バイデン大統領はわかっていないのです。
アメリカ政府で国際情勢を分析する専門家のレベルが、基準に達していない。
そのことは、昨年夏のアフガニスタンからの米軍撤退を見れば明らかでした。
アメリカがウクライナへ軍を送らないのは、国内での賛同が得られないからです。プーチン大統領は核兵器の使用をちらつかせました。第3次世界大戦のリスクがある介入をアメリカは絶対にしないとプーチン大統領が確信しているからです。バイデン大統領があまりに早くから軍事的な手段をとらないと表明してしまったため、プーチン大統領が勢いづいたのです。
バイデン大統領はロシアに対して、経済制裁くらいしか切るカードがありません。プーチン大統領は、2~3年後に結局はEU諸国が、ロシアの変更した現状を追認せざるを得なくなり、10年後にはアメリカもそれに倣うことになると考えているのでしょう。
トランプが再び大統領になる日
アメリカは、ロシアの暴力性を軽視したのです。ある程度の圧力をかけ、インテリジェンス情報の異例の公開だと言ってロシア軍の動きをオープンにすれば怖がるだろうと思ったのに、ロシアは怯みませんでした。またも大きな読み違えです。
私が問題だと思っているのは、アメリカのブリンケン国務長官が、2月24日に予定していたロシアのラブロフ外相との会談をキャンセルしたことです。

外交では、相手が間違っているときや、関係が悪化したときこそ、積極的に会う努力をしなければいけません。ウクライナにおける戦闘の拡大を防ぐために、ブリンケン国務長官はいまからでもラブロフ外相と会談して、解決策を探るべきです。
ただでさえ支持率が低迷するバイデン政権ですが、ウクライナ情勢がこのまま混迷を続ければ、11月の中間選挙や2年後の大統領選挙に影響を及ぼすことは必至です。再びトランプ氏が大統領になることもあり得るのです。

バイデン米大統領、マイケル・マレン元米統合参謀本部議長率いる代表団を台湾へ派遣発信日: 2022/03/01  TAIWAN TODAY
外交部は2月28日夜に発表したニュースリリースで、アメリカのバイデン大統領が派遣するマイケル・マレン元米統合参謀本部議長率いる代表団が3月1日と2日の両日、台湾を訪問することを明らかにした。(外交部)
アメリカのバイデン大統領が派遣するマイケル・マレン元米統合参謀本部議長率いる代表団がきょう(3月1日)と2日の両日、台湾を訪問する。メンバーはマレン氏のほか、ミシェル・フロノイ元国防次官、メーガン・オサリバン元大統領副補佐官(国家安全保障担当)、それに国家安全保障会議(NSC)アジア上級部長を務めたマイケル・グリーン氏とエバン・メデイロス氏。
中華民国(台湾)外交部(日本の外務省に相当)は2月28日夜に発表したニュースリリースで訪問団のメンバーを明らかにした上で、マレン氏の一行の訪台を心から歓迎すると述べた。





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Last updated  2022.03.03 01:59:58


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