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2023.06.01
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カテゴリ: 宗教
いつものように築地本願寺の掲示板の今月の言葉で検索して上位に表示されたサイトです。

大谷大学の先生のご説明にある自分の生きる道を明らかにしてくれる、かけがえのない「まこと」の言葉は何かと聞かれると、恥ずかしながらすぐには思いつきません。今までであったかもしれませんが、通り過ぎて忘れ去ったように思います。今からでも遅くないのでみつけて、忘れないように書き留めたいと思います。
ところで最近、夜中に寝床でスマホを検索していて、ブログネタを思いつくと、「ホーム画面に追加」して、スマホのヤフーカレンダーにメモするようにしたら、ネタ探しに以前よりも困らなくなりました。良い言葉に出会ったら同じようにしたいと思います。

真宗大谷派難波別院南御堂さんの事実・現実・真実の解説と、最後の結論にうならされました。「ただ念仏のみぞまことにておわします」の本当の意味が、わかりました。

2023.06.16内容の追加。





■参考リンク
大谷大学:教員エッセイきょうのことば - [2008年07月]「よろずのこと、みなもって、そらごとたわごと、まことあることなきに、ただ念仏のみぞまことにておわします。」『歎異抄』(『真宗聖典』P.640)
 毎年、その年にもっとも世間で流行した言葉が、流行語大賞として選ばれています。最近の言葉では、冬季オリンピックでの日本人スケーターの活躍により「イナバウアー」が、その前は「小泉劇場」「想定内」が選ばれています。流行語は、その年その年の世相を反映する言葉でもありますから、誰もが関心を持つことと思います。しかし、その一方で、流行語は、その時には誰もが知っていても、いつの間にか忘れ去られてしまう言葉でもあります。今あげた流行語も、「ああそうだったか」という思いを抱くように、先ほどまでは特に思い出すこともなかった言葉でしょう。
 それはなぜなのでしょうか。
 冒頭の文章は、親鸞(1173‐1262)が常に語っていた言葉として、『歎異抄』に伝えられている言葉です。この文の「そらごと」「たわごと」とは、「空言」「戯言」と書き、うそやいつわりの言葉、中身のない言葉という意味です。ですので、「世間には、うそやいつわりの言葉、中身のない言葉ばかりで、まことの言葉はないのですが、しかしただ一つ、念仏のみがまこと(真実)の言葉なのです」と親鸞は言っていることになります。

私たちは人生を照らすそのような言葉に出会っているでしょうか。もしかしたら、私たちが大学の普段の授業で耳にしている言葉や、目にしている数多くの書物の中に自分の生きる道を明らかにしてくれる、かけがえのない教えがあるのかもしれません。それこそ「まこと」の言葉なのでしょう。
 そのような言葉に敏感になって学んでいくことが、大切なことだと思われます。

ただ念仏のみぞまことにておわします~『歎異抄』~難波別院(南御堂)真宗大谷派難波別院
世の中で大きな事件が起こると、決まって人々は「真実を知りたい」という。
仏教的に考えてみよう。たとえば雨が降る。これは気象現象であって「事実」にすぎない。しかし私たちはそれを「雨が降って都合が悪い・都合が良い」と見る。これを「現実」という。つまり必ず都合(煩悩)を入れて事実を見ているのが人間である。よって煩悩で眼が曇っている人間は決して「真実」を見ることができない。これが仏教の人間観である。
以下略。





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Last updated  2023.06.16 22:42:01


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