秋に咲くヒマワリ・・なのかもね。

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2024.01.07
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カテゴリ: 映画 Cinema
1月8日、銀座の東劇で、宮藤官九郎さん作・演出のシネマ歌舞伎『唐茄子屋 不思議国之若旦那』を観てきました。

本当は去年の秋の浅草での舞台を観たかったのですが、映画のほうが安いので映画にしました。2、200円と普通の映画よりも高くシニア料金もないのでちょっと不満でした。

11時の回で3割の入り。通りを挟んで歌舞伎座のある歌舞伎の本拠地らしく、メインの客層は50-80代くらいの方たちで、お金は余るほど持っていそうで、この人たちがタ-ゲットならシニア料金をわざわざ設定する必要はなさそうです。

シネマ歌舞伎は宮藤さんの「大江戸りびんぐでっど」をDVDで観たことがありますが、映画の大画面は迫力が違います。歌舞伎座に来ているようでした。

映画はかなり面白いかったです。主演の中村勘九郎さんは、いだてんの時の力みがとれ、ホームグラウンドでのびのびと演じていました。

冒頭から出てきた荒川良々さんが、今回の作品では一番輝いていました。客席がどっと沸くという言葉がありますが、はじめて経験しました。近い将来、大作で主役を演じられそうな勢いです。タイガー&ドラゴンの時の落語の芝居の経験が生きていると思います。

新春にふさわしいお芝居です。「大江戸りびんぐでっど」よりもわかりやすいお芝居だったので、10位としました。
宮藤官九郎さんの作品ランキング
1位 タイガー&ドラゴン

3位 ぼくの魔法使い  
4位 吾輩は主婦である
5位 あまちゃん
6位 俺の家の話 
7位 11人もいる!
8位 少年メリケンサック 
9位 演歌なアイツは夜ごと不条理な夢を見る 
10位 唐茄子屋 不思議国之若旦那 
11位 季節のない街
12位 木更津キャッツアイ
13位 池袋ウェストゲートパーク

15位 コワイ童話「親ゆび姫」
16位 TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ
17位 大江戸りびんぐでっど
18位 いま何待ち? 
19位 69 sixty nine

21位 遠藤憲一と宮藤官九郎の勉強させていただきます
22位 ごめんね青春!
23位 ドラッグストア・ガール





■参考リンク
シネマ歌舞伎 松竹 - 唐茄子屋 不思議国之若旦那
【宮藤官九郎コメント】
大好きな勘三郎さんに会いたくなると、こっそり東劇へ行き、シネマ歌舞伎を観ます。あそこで『唐茄子屋』がかかるのかぁ。誇らしいような照れ臭いような。勘三郎さん、悔しがってくれるでしょうか。
もちろん舞台は生がいちばんですが、ミニ若旦那や超ミニ若旦那の雄姿が永久に堪能できるのは映画ならでは。
何より『大江戸りびんぐでっど』で旧歌舞伎座への郷愁をメタメタに破壊したこの私に、二度ならず三度も声をかけてくださって、平成中村座初めての新作という機会を与えて下さった中村屋一門の懐の深さ、怪優、荒川良々までも飲み込んでしまう歌舞伎という芸能の奥深さ、今さらながら驚いています。
今後もさらなるチャレンジ、期待しています。

Wikipedia:唐茄子屋政談
唐茄子屋政談(とうなすやせいだん)は落語の演目。唐茄子屋(とうなすや)[1][2]とも。
上方落語における南瓜屋政談(なんきんやせんだん)、南瓜政談(なんきんせいだん)[3]もこの項目で説明する。
概要
人情噺。すべて口演すると長大になるため、2部に分け、その前半が演じられることが多い。「唐茄子」「なんきん(南瓜/南京)」は、いずれもカボチャの異称である。
唐茄子屋政談
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
唐茄子屋政談(とうなすやせいだん)は落語の演目。唐茄子屋(とうなすや)[1][2]とも。
上方落語における南瓜屋政談(なんきんやせんだん)、南瓜政談(なんきんせいだん)[3]もこの項目で説明する。
概要
人情噺。すべて口演すると長大になるため、2部に分け、その前半が演じられることが多い。「唐茄子」「なんきん(南瓜/南京)」は、いずれもカボチャの異称である。
あらすじ

商家の若旦那(東京では徳兵衛、上方では万蔵)は、道楽が過ぎて勘当され、親戚を頼っても相手にされず、友人からも見放され、とうとう橋(東京では吾妻橋)から身を投げて自殺をはかろうとするが、偶然通りかかった叔父に止められ、何でもするから助けてくれと泣きついて叔父の家の世話になることになる。
翌朝、叔父は若旦那に対し、天秤棒を担いで唐茄子(かぼちゃ)を売り歩くよう命じる。慣れない行商に四苦八苦した若旦那だったが、見知らぬ人たちの情の厚さに助けられ、唐茄子はほとんど売れてしまう。

若旦那は裏長屋(東京では三ノ輪と設定される)でどこか品のある女に呼び止められ、残った唐茄子を売るが、わが子に食べさせる食事にも不自由するほど生活に困窮している様子を見て、子には自分の弁当を与え、女にはその日の売り上げをすべて押しつけて走り去る。
若旦那は叔父の家に帰り、今日あったことを説明する。真偽を確かめるため、叔父は若旦那に道案内をさせて女の家へと向かう。ところが若旦那の渡した金は因業な大家に家賃として取り上げられ、女はそれを苦に親子心中をはかった後だった。怒った若旦那は大家の家に飛び込んで大家を殴り、長屋の住民もそこへ加勢して大騒ぎになる。
奉行所の裁きの結果、大家は厳しい咎めを受けることになる。母子は周囲の介抱の甲斐あって健康を回復し、若旦那の叔父の持つ長屋へ身を寄せる。
若旦那は母子を助けた功が認められて奉行所から賞金を受け取ることになり、実家の勘当も解かれ、のちに商人として成功を歩むこととなる。





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Last updated  2024.01.09 22:21:45


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