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2016年の1月29日は、朝から小雨模様。今のところ雪ではないのです。 さて、写真は、何故か2009年のこの日、空を見上げて撮影したもの、7年前のこの日の空を表情の一瞬をとらえたものです。 まぶしい太陽の光は、幻惑すら覚えるといった感じです。そこから飛び出した一つの線。盆地の上空を通過するいくつもの航空機の1つでありました。空のキャンバスにこんな演出ができるなんで、ちょっとすごいですね。
2016.01.29
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前回同様に御坂山地の、とある峠道で見た石仏です。ここで気になったのは、ペットボトルの飲み物のお供えとそらからたくさんのお金の奉賽です。だれもとらない・・・。 その石仏は・・・。やはり、頭の上に馬の頭を奉じた馬頭観世音菩薩のようでありました。こちらの馬頭さんも峠道を行き来する人馬の安全を祈るためのもの。お像の左右に銘文が刻まれていますが、右には「天明」の文字に続いて「二」とあるようですので、天明2年、すなわち1782年の造立かと思われるものでした。以来、230年余にわたって峠道を往き来する人馬をまもり続けてこられたのです。 ちなみに、この撮影は2003年5月4日のことで、13年ほど前のゴールデンウィークの最中の記録でした。もちろんその後も何度か御前を手をあわせながら、通らせていただいております。そんな馬頭さんに、突如、ここにお出ましをいただき、峠道のみならずあまねく平らかなることをお祈りするしだいです。
2016.01.28
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前回の馬頭観音さん、少し角度を変えて近づいてみました。もっともスローシャッターで手ブレを起こしていますが、そこは気にしないで・・・。 馬頭観音さんの石像ですが、ずっと祠の中におさめられた状態でお祀りされてきたせいか赤い色がきれいです。石造物に、要所要所に色がさしてあることは知っていましたが、こんなにきれいなのは、はじめてでした。 近世に盛んに造立された、こうした石造の馬頭観音さんには、どんな意味があったのでしょう。それを考える手がかりとして、どんな場所に祀られていたのかが大切です。 この馬頭観音さんの祀られていた場所は、前回の記事で「ある山中」としておきましたが、甲府盆地の南縁に横たわる御坂山地の中で、甲府側と、芦川沿いの地域、さらには富士北麓地域をつなぐ古からの山道の脇にあたるところでありました。 いまは自動車でつなぐこうした地域も昔は、馬の背に頼ることが多く、行き来をなりわいとする人々にとって、馬はとても大切な存在であったようです。 そんな馬が、何かの拍子で怪我を負ったり、病を得たりして、亡くなることもあり、そうなるとたいへんなので、そんな折には、人々はただ祈りをささげるしか術がなかったのではないかと思われるのです。 命が果ててしまった馬の冥福を祈り、さらには道ゆく人々の安寧をたくして頭に馬のお顔をのせた馬頭観音が祀られてきたようです。 最近、多くの人を運ぶバスが事故を起こし、尊い命が散ってしまう事故が耳目に達してきます。 さしづめ現代版の頭の上にバスを乗せた馬頭さん(いやバス頭さん)を刻んでしずかに祈りをささげなければいけないのかもしれません。
2016.01.25
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2005年の12月の半ば、ですから10年程前のことでした。ある山中の小さな祠の中に、この馬頭観音さんがお祀りされているのを目にしたのでした。
2016.01.24
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