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2025.01.10
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カテゴリ: PC
Latitude 3120はSSDを増設した後、環境を構築中です。

ふたを閉じて液晶表示がオフの状態での待機動作中の消費電力はほぼ 3Wです。
この状態からであれば、VNCviewerからいつでも操作することが可能です。

またスリープさせれば消費電力が0Wになりました。



スリープさせた場合、USBポートに接続した機器(キーボード・マウス)から復帰させることはできないようで、電源ボタンを押すと復帰します。

PCを直接操作できない別の部屋などに置いてある場合は、電源ボタンを押すのは難しいです。
リモートでスリープから復帰させようとするとどうなるのかを調べてみました。


☆有線LANのWake On Lan設定
無線LANでWake On Lanさせるのは難しいので、USB-LANアダプタを接続してみました。



ちなみに今回接続したのは ELECOMのEDC-GUA3 です。
1000Mbpsでリンクしています。

今見たら自分が購入した時より安くなっている…(型名検索だと表示されないのはなぜだろう?)


この状態でデバイスマネージャーでLANアダプタのプロパティから電源管理のタブを開いて
「このデバイスで、コンピュータのスタンバイ状態を解除できるようにする」のチェックをつけてみます。

この状態でスリープすると、消費電力が 0.0W になってしまいました。
これだと USBアダプタに給電されていないので、Wake On Lan できません。

☆BIOS設定変更
BIOS設定を変更してみます
次の項目が見つかりました


Power Management >
USB Wake Support >
Enable USB Wake Support → Check

Settings >
Power Management >

Disabled → LAN Only

設定を変更して再起動します
液晶表示がある状態では6.5~7W程度です
ふたを閉じて液晶表示をオフにすると 3.5~4W程度です
液晶表示の消費電力は大きいです。

☆Wake On Lan を試す

スリープすると、今度は 0Wにはならず 0.6W程度になりました。

Wake On LANの待機中です。

別のPCから MagicPacketを 送ると復帰しました。
( nWOL を使っています)
Wake On Lan 設定の完了です。



有線LANで接続しているので、無線LAN側は停止できます。
停止すると、待機動作中の消費電力は3.5W程度になりました。

有線LANを接続することで、常時消費電力が 0.6W程度増加してしまうことになりますが、使わないときはスリープさせておいて、リモートで復帰できるようにすることができました。


☆無線LANの設定

BIOS設定中に次のような設定があることに気が付きました

Power Management >
Wireless Radio Control >
Control WLAN Radio

If Enabled. this feature will sense the connection of the system to a wired network and subsequently disable the selected wireless radios (WLAN and/ or WWAN)
Upon disconnection from the wired entwork the selected wireless radios will be re-enabled.

有線LANを接続すると無線LANを自動的に無効にする設定のようです

試しにチェックして再起動してみました

無線LANでもつながるし、消費電力に大きな差はなさそうです
(なんだろう?)


☆有線LANをとりはずして…

設定は同じまま(Wake On Lan有効のまま)で有線LANをとりはずしてみます。
この状態でスリープさせると消費電力は 0.0W になります。

BIOS設定は変更せずに、Wake On LAN したいときは USB-LANアダプタをつなぐようにすればよいようです。


ーーー

☆間欠動作時の消費電力・使い方

間欠的に動作させる(定期的に処理を実行する)PCとして使用する場合に消費電力を減らそうとすると、次のどちらかになると思います。

(1) スリープ→復帰→処理→スリープ→…
(2) 処理→処理

外部から制御可能なようにすると、スリープ時の消費電力は 0.6W, 処理時は処理に伴って 10W以上になります。ただしスリープ・復帰の状態遷移時に最大20Wの電力が消費されます。
スリープさせないなら 処理時以外は3.0Wで、処理時は 10W以上になります。

処理の間隔が(数十分以上といったように)長いようなら(復帰時の大幅な消費電力増は無視できるので)(1) がよくて、
(処理間隔が数分以内で)処理の頻度が高いようなら (2) を選ぶことになると思います

いろいろな用途で使おうと思っているので、(2)の運用になると思います。
環境整備をしばらく続けていく予定です。

ーーー
2025/1/10 13:00 公開
2025/1/10 19:00 googleで検索可能(6時間前)


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最終更新日  2025.01.13 10:02:12
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