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2005.01.16
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雪がどっさり降りました。


snowy-f

これが清里の冬だぜーー!
ということで、
朝から森へ雪遊びに出かける。

雪の深さは40cm、深いところは50cmくらい。
年末に買ったばかりの長靴が重宝しました。

だあれも歩いていない雪の森を
しゃくしゃく 歩く快感。


わくわくするような物語に
すいこまれて迷子になる感覚。

このあいだ読んだ、ノルウェーのトロールの話と絵を思い出す。
すっごくおどろおどろしい、ナマの雪森の魔物。
なのにどこか愛嬌もあって。

いつもの散歩道が
全然ちがう風景になっている。

ゆきの上にバフーーッと背中から飛び込んだり
しろく埋もれた沢をおそるおそる下ったり
重そうな木の枝をゆらして、バネのようにはずませたら
予想しないところから

まるまる太った小鳥達の姿を追っかけたり
ゆきを集めて、ガウディのとかげをつくったり

ふぶくヤマとユキとソラとハラッパに
ずいぶん見とれたり

ゆきのひとひらたちは

おしみなくチル


2月に北欧を旅する予定。
こんな風景に異国で出会うだろうか。


家に戻ってぬくぬくした夜、
このあいだ貸してもらった本「セックスボランティア」(河合香織)を読んでみた。
なかなか面白い。一気に読んでしまった。
Iちゃん、ありがとう。

障害者の性、とくに性の介助について追った手探りドキュメンタリー。

ノンフィクションのレポートとしては、もっとつっこんでよ!っていう箇所もいろいろあった。
だけどとても真面目に書かれたものなので、入り口として読むにはいいと思う。


「たとえ てあしがうごかなくても にんげんのおとことしての よくぼうがあるかぎりは けいざいのゆるす はんいの ことであれば それによって ひごろの ストレスをはっさんさせ あすへの いきる みなもとにするなら それなりのいぎの あることとおもう」

という、ある障害者のことばや、
男性と女性のセックスボランティアの違い、
大阪の「知的障害者と支援者の性のワークショップ」、
アムステルダムの「代理恋人療法」、
優生保護法のこと、
健常者と障害者の境目のあいまいさ、

はじめて知ったこともあったり、考えさせられたりするところがありました。そして考えるより会った時にどうするかってことやな。と思ったり。


朝、雪遊びのときに、動物の生活を想像してシンプルに遊んだからか、「人間」の複雑さに少し驚き、それでも愛を感じた。私や私の家族が障害をかかえる身になったとき、この愛をもちつづけられますように。


本の中で「Bio」「Psycho」「Social」な問題が障害者の性を阻む、って書いてあったけれど、それって誰にでもあてはまると思う。
もちろん、障害者と呼ばれる人にとっては、健常者の何倍も厳しい状況があるから、このような本が出版される意味があると思うけれど、

「せいは いきる こんぽん」

それが日本という国では、けっこう歪んだ形で抑圧されている気がするなぁ。
国のせいにしてちゃ、いけない気もしますが。そこにどっぷりつかってきた自戒もこめて。もう少し楽しく、もう少し自然な気持ちで性に向き合う、or寄り添うことができるといい。


手話を習ったときに出会った聴覚障害をもった方のことや、福祉関係の職場で働いていた同僚から聞いた話を思い出したりしました。そしてツルガオ村で出会った障害を持った子どもの笑顔も。涙もろくなったおじいちゃんの顔も。







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Last updated  2005.01.16 22:37:29
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