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1
「ふう、これももうだめね。カジャキのところに持っていって修理してもらわなきゃ」 散乱したカラゴーンの躯、その中に一人の女性が立っていた。彼女の名は美晴 青い鎧に身を包み、あたりのカラゴーンの命を奪った刃を見つめていた。「そろそろ5等級の剣もほしいしけどお金もないし」あごに手を当て、倒れるほどに首を傾げてひとしきり思案したあと女性は、腰につるした道具袋へと手を突っ込んだ。「まあ、とにかく町に行ってみよ~っと」その袋から一枚の紙切れを取り出すと軽く口付けし、空へと投げ放った。ひらひらと地面に落ちてくる紙、それが地に到達したとき人の気配はなくただからごーんの骸だけが残された。 美晴が目をあけると今では見慣れた景色が広がっていた。穢れた大地の片隅にある町カイヌゥス。緑の町ターラよりも屈強な戦士が目立つここでは手に入らないものはないという。「さ~て、だれか安く売ってくれそうな人いないかな~。」町の中央のゲートを抜け、きょろきょろとあたりを見渡しながら進む美晴。「この剣さっきヴィシャス倒したときに出てきたんだがいらないか?」彼女はその一言を聞き逃さなかった。 彼女の正面に4人で談笑をしている一行がいた。その中の一人からその一言は発せられた。「あ~、残念。俺もう持ってるんだ。」「そうか、ならしょうがないな。誰かそこら辺の剣士にでも売るさ。」「わるいな」きにするな、というふうに手を振る男。美晴はその男に近づいていった。「あの~、すいません」急に話し掛けられ戸惑っていた男だったが美晴を見ていくらか落ち着きを取り戻した。「いいですよ。450000ぐらいでどうですか?」「もう少し、安くなりませんか?もし、なんだったら体でも」そのとき美晴は後悔した相手が4人組だったことを、それも男ばかりの4人がそれぞれにアイコンタクトをとる男たち。 その中の巨漢の男が美晴をなめるように見、下卑た笑い声を上げる。「念願かなったりだな」「ああ、これで俺も一段と大きくなれるってもんだぜ」「ちょ、ちょっと待ってよ。今の冗談にできないかなぁって」恐怖に駆られ、あとずさる美晴の腕をつかんだひょろっとした魔導師。「*****お前初めてだろ?んじゃ早速いくか」動転し過ぎて男の声が中途半端に聞こえた美晴。「ひぃーーーー」その声と同時に男たちと美晴は熔けるように消え、再び彼らが現れたのはカイヌゥス山の山頂近くだった。「私はこんなところで~~~!」逃げようと必死にもがくがそれもかなわなかった。巨漢に押さえつけられ逃げようにも逃げられない、美晴が万事休すだと思ったときそれは現れた大きな大きな巨人、赤黒い鎧に身を包み、地響きを響かせながらこちらに近づいてくる。「デスアンテだ~~」剣士の声「さあ、約束だ。体で払ってもらうぞ。あいつをたおせ~~~!」「ねえ、体で払えってのは、盾になれってこと?」「そうだ、いったいなんだと?」「いえ、なんでもないわ」顔を赤くして剣士からデスアンテへと向き直る美晴。 そのデスアンテを倒すまでに美晴は4回ほど殴り飛ばされたという。 その後、美晴はミイラのように体中に包帯を巻いて無事、剣を手に入れた。文化祭、クリスマス、正月などなど、いろいろなイベントをはさんでしまって更新ができませんでした><ごめんなさい。しかもいじられキャラがやめてしまって話も思うように行かない~。まあ、これからもがんばりますんでよろしく~。
January 5, 2004
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