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シティス・テラ―見渡す限り砂、砂、砂の砂漠にある唯一のオアシスサンツスミコ。 そこはマリス海に面した海岸の町でいろいろな旅人が集う町…。 がらがらの酒場のカウンターに座りちびちびと安い酒を飲んでいる男氷輪。「あいてて…まったく美晴のやつおもいっきり殴りやがって…この美顔に傷がついたらどうするつもりだ」一人愚痴りながら残り少なくなった安酒を一気に飲み干す。 ひとつ空けて隣の席にも客がいた。 黒い軽鎧に身を包んだ、氷輪と同い年くらいの女性。 見た目も派手やかな弓をカウンターにかけ、安い酒をちびちび飲んでいると見せかけて、ノンアルコールをちびちびと…。「なによ、まったく。人を牛、牛言っちゃってさ頭くるったらありゃしない。今日は飲むわよ」一人愚痴りながら残り少なくなったレモン水を一気に飲み干す。「親父酒!」「マスターおかわり!」氷輪と女性が同時に叫び、空になったグラスをマスターに突き出す。重なったことを不快に思い顔を確認しようと声のしたほうに顔を向けると互いに向き合う形になった。 はじめ眉を吊り上げていた女性だったが見る間に、恋する乙女のように赤くなっていった。「か、かわいい…」うっとりとした表情で氷輪のほうを見つめる女性。「え?え?E?…」 (な、なんだ新手のなんぱか)そんな妄想が氷輪の頭をよぎる。女は何も言わず氷輪の方を見ている。だが妙な違和感があった、女性はこっちを見ているのだが視点が合わない。 後ろが気になり振り返ってみると、そこにはプルがいた…しかもマセてる。 微妙に色目使ってやがり、女性にウィンクを飛ばしている… やはり使い魔もその主に似るのだろうか…。 主と使い間の絶対的な違い。 氷輪―どこにでもいそうな人間のおっさん プル―猫や犬のようなペット 求められる度合いは誰がどう考えても どこにでもいそうな人間のおっさん<猫や犬のようなペット ではないだろうか…「ぷる!お前なんでここにいる。」主の問いには答えず目の前に置かれたボトルをラッパ飲みし始めるプル=ラヴァス。しかもその銘称は“ドンペリ”「ぎゃ~~~てめえ、なんて酒飲んでんだ、俺ですらこんな安酒なのに!」「ステキ…」いい終わるころにはすべて飲み干し、ほっとため息をつくプル。「もうゆるせねえ…一発ブン殴ってやる!」とんとんと肩をたたかれ振り返るとにこやかに笑っている女性… マスターがスタスタと安全地帯に避難する。「クラッシングフォール!!」酒場は跡形もなく消え、大きなクレーターがひとつ。その爆心地には、轢死したかえるのような氷輪とプルを胸に抱いた女性がいた。 まもなく女性は立ち去っていく、その後一人と一匹はこうでもあろうああでもあろう。 無様に残された氷輪の上から一枚の紙がひらひらと落ちてきた 内容は“請求書”レモン水 1水割り 1ドンペリ ボトル酒場 1請求額30Mその後氷輪の貯蓄は0になった…久しぶりの更新だ~。最近ぱー狩りなくて…;;ねたがない><これもかなりこじつけ、シェリーたんのフリルおめでと~にする予定だったのに変わりに変わってしまった…。次の話は多分それだな、いつになるかわからんけど…;;まあがんばろ
March 17, 2004
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