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ヒーリングセミナー bulan・batu
癒しの島バリ島から沖縄へ移住したＩＮＯＲＩヒーリングショップの店長吉田が、「先生」との愉快な毎日を綴ったブログ。
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2007.04.12
テーマ： バリネタ！バリ好き！あつまれ～(526)
カテゴリ： カテゴリ未分類（河本先生ＵＰ分）
記憶を呼び起こすために一番早いのが香りだ、と言われているほど海馬にダイレクトに届くもの。
この前ある受講生さんがお土産に 「香り」 をくださったんです。といっても、正しくは 「匂ひ袋」 。
その方の手から渡された小さな絹の巾着からは、バリに住む私を一瞬で懐かしい京都の町へ運んでくれる香りが漂いました。
何がいいだろう・・・と、とてもとても考えて選んでくださったお土産。
私は京都生まれではないのですが、自分のヒーリングサロンを京都に作り、大阪から毎日そこへ通ったのです。
レポーターの仕事がない日は必ず通った 高瀬川沿いの小さなお店。
そこでの出会い、春夏秋冬の花、風、川のせせらぎ・・そしてそのお店で焚いていた香り・・・。
今手の中にある匂ひ袋から香る匂いは、その時の香りにとても似ていて、私の中の京都の記憶は呼び起こされ・・・いえ、一日たりとも忘れたことのない愛する京都の思い出が鮮明に私を包み込み、涙が出るほどうれしく思いました。
どうして私の魂が欲しがっていたものが、この方に伝わったのかしら・・・。
嬉しくて嬉しくて、その方の優しさや気遣いと共に 私の中にノスタルジーがしみ込んでくる。
バリに住んで５年。
でもいつか年をとって またどこか別のところで暮らす時がきたら、思いがけず嗅いだプルメリアの花の香りで、やっぱり私はバリを思い、涙を流すのかもしれませんね。
ではまた明日。
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