大きな愛
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ご無沙汰いたしております。日々、走っています。全寮制小学校の完成が間近です。この3月に、いちき串木野市市長田畑誠一様はじめ政策課の方々教育委員会の方々および土川羽島ほか鹿児島全域の数々の方々ご指導とご支援のおかげで無事に元土川小学校の3年間の使用許可の調印が整いました。4回の山村留学キャンプの結果沢山のお子さんや引きこもる青年の方々が本来の輝きを取り戻し夢を見つけて歩み出しています。その中にも「通年でこの学校に通いたい」というお子さんも増えてまいりました。また鹿児島の新聞やテレビに沢山取材してくださりお問い合わせも一杯です。本当に感謝です。3年前「長野さん小学校創ってください。」とある保護者の方々に言われた時には、「えっ私が?」と驚きました。しかし、私の福祉従事人生はお困りの方をみたらほっておけない、頼まれたら断れないの精神で歩んできたので。思わず「私に出来るかしら・・・・」と考えている自分がいました。初めは何からやっていいかわからず、ひたすら仲間集めの日々でした。そんなある日、私のお気に入りのある健康食品などを愛用する仲間にこの話が伝わりました。全国にその仲間たちは、この事業設立大きな力となってくれました。次に廃校を探しました。「コンビニがない自動販売機がない、電車が来ないバスが来ない、れんげ草が咲く」というテーマで探しました。なかなか見つからずあきらめそうになったころ鹿児島の仲間からメールがきました。「長野さん、ありました!」写真も添付されていました。ファイルを開けた時その学校の写真を見て涙があふれました。「なんて美しい・・・」それからのことは、あっという間の一年でした。資金集めのために、講演会を何回も企画してくださった鹿児島の仲間たち全国から不用品が届きフリーマーケットをさせてくださった道の駅の社長さん初めての山村留学、東京都鹿児島から40人の子どもたちと1週間学校に泊まりました。のべ130人のボランティアが料理洗濯掃除と手伝いに来てくださりました。沢山の差し入れ、地引網させてくださった網元さん、クルージングさせてくださった漁師さんたち、わらじ作り、ミニ盆栽沢山の体験をしました。そして3月跡地検討委員会の承認をいただき調印の日となりました。奇跡としか言いようがない出来事でした。保育園しか運営したことがない私が学校を設立してしまいました。愛が動く時不可能が可能になる。今は、入学希望の方々に募集要項を送付したり願書を受け付けたり、面談したりしながら働く教員さんの採用面談をしています。保育園とは別会計で地域の有識者の方々のご指導を仰ぐ運営協議会を設立しようとしています。制服をデザインして、ホームページを立ち上げて、寮の家具やインテリアを選んでいく。てんてこまいだけど、本当に楽しい日々です。集まれ!暗闇の中に生きる子どもたち大自然の中、あるがままの君が輝く!!
2011.04.22
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