Hic Rhodus, hic saltus.

2006.07.30
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斉藤由貴のナレーションで始まった番組が、でした。1992年3月29日の0100~0230にフジテレビで放映されたドキュメンタリー番組です。


あの日、
あの別れの日を。
あして、あの旅立ちの日を……。


岐阜県立斐太高等学校 で卒業式のあとで行われる旧制中学時代以来の伝統行事。学帽の白線とセーラー服のスカーフを結んで学校前を流れる川に流し、 巴城ヶ丘別離の歌 を歌いながら永久の友情を確かめ合うのが 白線流し 。旧制斐太中学を卒業した親族がいたこともあって、なんとなくその行事のことは知っていたのですが、この番組をはじめて見た時は本当に感動しました。

ドキュメンタリーは1993年3月に卒業を迎えるあるクラスが舞台。第2次ベビーブームのピーク世代は、あらゆる局面で厳しい競争にさらされていました。しかし、夏に踏切事故で同級生を亡くす悲劇を乗り越え、共に助け合って新しい人生を切り拓いていくクラスメートたちの様子は、見る者を大きく共感させるものです。

当時、女子高の教壇に立っていたこともあり、現代社会の授業としてこのビデオを鑑賞することもあったのですが、その感動は生徒にはなかなか伝わりませんでした。進学校が舞台ということもあって、受験の様子に反感を覚える生徒もいたからでしょう。しかし、大学進学であれ就職であれ、人生を選び取っていく決断は同じもの。それをうまく伝えられなかったのは、伝え手である私自身が未熟だったからでしょう。
「白線流し」を知っていますか
さて、そうした感動は映像でなければ得られないのかも知れませんが、この番組とその後のテレビドラマを紹介するフジテレビ編の 『「白線流し」を知っていますか』(角川文庫) が出版されているので紹介しておきます。現在は入手が困難となっていますが、古本としてはアマゾン等でも簡単に入手できるものです。



岐阜県立斐太高等学校
岐阜県立斐太高等学校・白線流し

フジテレビ編『「白線流し」を知っていますか』(角川文庫)





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最終更新日  2006.07.30 23:18:16


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