保育園看護と本 0
子どものHSPに向き合いたい 0
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ドーナツはなんで穴が空いているのか?この本を読むまで考えたこともありませんでした。食べ物に関する絵本は、息子たちの食いつきがいいのでよく図書館で借りるのですが、この本は特に息子たちが好きで、もう5回は借りて読んでいます。ドーナツの穴を最初に考えだしたのは、ハンソン クロケット グレゴリー船長。船乗りのハンソンさんが、まだ船長になる前の船のコックの助手をしていた頃に発明したと、この本を読みはじめて知りました。ドーナツははじめ穴などあいてはなく、毎朝中まで火が通っていない、中がベトベトのパンを食べていたそうで、ハンソンさんが試しに真ん中を丸い蓋を使って穴をあけて揚げてみると、まぁびっくり🫢中まで火が通っており、こんがりあがっている!そこから毎朝おいしい朝食が食べれるようになり、ハンソンさんの船だけでなく、噂はどんどん広まり、現代でもドーナツはみんなから愛されている食べ物になっているというお話でした。ドーナツのお話はもちもんおもしろいのですが、このハンソンさんの一生もこの本の中では描かせており、13歳から家をでて海で働くようになった生き方など、現代では考えられないたくましさを感じられたり、航海の途中に、自分の船や乗組員の危険を承知で、寒い海の中おぼれかけていたスペイン人の水夫を救助し、その勇気をたたえ、女王イザベル2世より勲章を授けられた話なども書いてあります。ドーナツの穴を発明した人が、勲章ももらってるすごい人でもあることも知れたり、いろんな視野が広がる絵本です。息子たちの気になるのは、ドーナツになる前の、中がベトベトな生焼けパン。本のなかでは、食べるとお腹にずっしりたまるので、「おもり」と呼ばれており、おもりを作ってほしいとリクエストがあり、おもり作ってみました。中が生焼けのものは、いつもなら失敗作になるのに、これを昔は船のなかで毎朝食べてたのかーと話ながら食べるのは楽しいですし、やっぱ穴のあいたドーナツのほうがおいしいねと改めて気づいたりしました。おいしくないから、工夫しようとする。困っている人がいたら助ける。美味しそうだけでない、なんか大事なことも感じられる「ドーナツのあなのはなし」。おすすめです♪
2024.11.08
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表紙の絵と題名だけで、息子たちは気になって仕方ない!と、取り合いになりながら見はじめた絵本。おならとは?なんで音があるのとないのがあるの?おならとおしりの関係は?など、おならについての雑学を、おもしろおかしい絵と言葉で書いてあります。風船など身近なものを使って説明してくださっているので、息子たちもイメージがつきやすいようで、めっちゃかしこなったやん!と、読み終わったあとドヤ顔で言ってました。なんか「おなら」と言うと、少し下品な印象があるのですが、人間食べることが大事なら、出すことも大事だと思うので、出し方や出す意味などを楽しく学べるこの絵本、すっごくいいなぁと思いました。今3歳になる息子は、おならやう⚪︎ちとか、大好きなんです笑字も読めない息子ですが、何回も読んでほしいと持ってくるくらいお気に入りの一冊になったようでした。やっぱり鈴木のりたけさんの絵本は、親しみやすくて、おもしろくて、最高でした!おすすめです♪おならをならしたい [ 鈴木 のりたけ ]
2024.11.01
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息子たちは小さい頃、車の絵本が大好きでした。特に上の子は、車のばかり読みたがるので、色々検索しては図書館で借りていました。たくさん読んできたなかで、特にこれはお気に入りだったのを、今日は書いていきたいと思います。車好きのお子さんがおられましたら、ぜひ読んでみてください✨①「なんの じゅうたい?」なんのじゅうたい? (絵本・いつでもいっしょ 42) [ オームラ トモコ ]50台もの乗り物がでてくるこの絵本。みんなが向かってる先には何があるのでしょうか?きっと好きなはず‥〇〇が待っています🤭身近な乗り物、働く乗り物、初めて見る乗り物。一つ一つ名前を言ってみたり、ただ眺めてみるだけでも楽しいが詰まってる絵本です。②「バルンくんとおたすけ3きょうだい」バルンくんとおたすけ3きょうだい。 (幼児絵本シリーズ) [ 小森誠 ]バルンくんシリーズのなかでも、この本が一番子どもたちはお気に入りでした😊道路をなおしてくれる3きょうだいの働く車が、とにかくかっこいい✨小森さんの描く車の本が、私は大好きです。③「しょうぼうじどうしゃ じぷた」しょうぼうじどうしゃ じぷた (こどものとも絵本) [ 渡辺茂男 ]古い本ですが、今でも愛され続ける名作じぷた。小さい消防自動車のじぷたは、はしご消防車や大きなポンプ車、救急車に憧れます。大きな火事の現場に呼ばれないじぷたを、はじめはみんなバカにしますが‥じぷたにしかできないことがありました。小さくても負けずにがんぱるじぷたを応援したくなる物語です。④「トミカコレクション」トミカコレクション2023 (超ひみつゲット! 118) [ (株)タカラトミー ]毎年発売されているトミカコレクション。うちにあるのは2023ですが、2024年度版も発売されています。その年にでたトミカやトミカタウンがたくさんのってあり、暇があると開いて見ています。大きさも少し小さめなので、お出かけの際や、外食のときなど、待ち時間ができそうなときには、この1冊をカバンにしのばせて出かけることが多く、少しの空き時間もこの本さえあれば、楽しく過ごせます!⑤「ゴトガタ トラック」ガタゴト ガタゴト プップー白を基調にしたスタイリッシュな絵とリズムの良い言葉たち。心地良い絵本が癖になり、何度も何度も借りた本です。トラックたちはどこへ、何を運んでいるのでしょうか?あぁ、そうなるのね!と、最後なります😊⑥「トラトラ トラクター」トラ トラ トラクター (幼児絵本ふしぎなたねシリーズ) [ 小風さち ]トララ トララ トララと、なんとも言えないこの響きと、この表紙のガッツポーズのおじさんが大好きなこの絵本。一番借りた乗り物絵本かもしれません。トラクターと台車が連結しお仕事をする物語。読んでいて楽しくなるリズムいい言葉と、見慣れない車にも興味津々になる、素敵な絵本です。⑦こうじのくるまこうじのくるま [ コヨセジュンジ ]リアルで細かい描写の、工事の車がたくさんでてくるこの絵本。ブルドーザーの中だけでもこんなに種類があるのかーとびっくりするくらい、それぞれの車の仲間たちも細かく書いてあります。クレーンの操縦席も書いてあったり、クローラーの仕組みもあったり、工事の車好きさんにはたまらない一冊かなと思います。
2024.09.28
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なんか考えさせられる物語でした。気のいいオオシカのツノに、いろんな生き物が棲みついてしまうのですが、その中にはオオシカの頭の毛をむしり取って巣をつくってしまうものから、ツノに穴をあけてしまうキツツキや、重たいクマまでものってきてしまいます。重たいし、痛いと思うのに、気のいいオオシカはお客さんには親切第一と、下ろそうとはしません。そのうち、仲間からは、変わり者とされ、群れから追い出されてしまいますし、お客さんたちがいるから川も渡れず、ごはんにもありつけなくなってしまいます。そして、変わったツノをもつオオシカは、猟師さんたちの的になってしまいます。さぁ、オオシカはどうなってしまうのでしょうか?ただただ優しいオオシカですが、ずる賢い生き物たちにどんどん良いように利用されていってしまいます。そして、本文のなかでも、「もし、これが きみなら きみなら どうする?」と、投げかけられます。きっといろんな意見がでるだろう物語だなって思いました。どれも大切な気持ちだろうし、誰に重きをおくかで、気持ちは変わってくる物語。最後は、あぁよかったとほっとできる結末ですが、ひやひやはらはらとし、考えさせられてしまいます。人に優しくありたい気持ちと、自分も守らないといけない気持ち。これが正解なんてないだろうけど、どう思う?と考えることが大切なのかなと思いました。もう終わってしまった夏休みですが、もし来年以降、読書感想文でどの本にしようか迷ったときは、候補の一つにいいかもって思った本でした。おすすめです!【中古】おひとよしのオオシカ (ドクター=スースの絵本)
2024.09.26
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かわいいとおもしろいが詰まった絵本でした!真夜中にひっそりとひらく、すこし変わった食堂のお話。お家にある物たちが、今日も疲れたわーと言いながらやってくる食堂には、変わった食べ物がいっぱい😋でんちにぎりすしくつしたのてんぴぼしティッシュミルクレープほこりの出汁でできたほっこりスープきせつのふせんサンドてちょうのひらき など、どれもクスッと笑えるメニューばかり!それがなんともかわいくて美味しそうな絵で書いてあるので、子どもも大人も食い気味で見ちゃいます🤭食べたときの感想もユーモアたっぷりで、見ていてほんとに楽しくなっちゃいます!トイストーリーのような身の回りにある家具や家電や本やペンの物語。寝る前に、こんな世界も楽しいねと、ほっこりした気持ちで読める素敵な絵本です😊おすすめです!うらめしや もののけしょくどう (日本傑作絵本シリーズ) [ たにむらのりあき ]
2024.09.19
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「大ピンチずかん」より、さらにパワーアップしている「大ピンチずかん2」。1のときにはなかった、大ピンチグラフで、どうピンチなのか分析できるようになっているとこが、よりリアルにピンチ感が伝わってきて、おもしろいです!小さい頃にやってしまったことのある先生をお母さんと呼んでしまったや、日頃大人でもあるちょっとしたピンチと、乗り越え方も書いてあったりし、あるあるーと言いながら、次はどんなピンチがくるんだ?と、ページをめくるのが待ちきれなくなっちゃいます。あと、気をつけないとと思ったのは、「お母さんがイライラしている」が大ピンチレベル94で、グラフでは不安、つらい、ドキドキ、気持ち悪いなどが枠をはみ出すくらいふりきっていて、なんかごめんってなりました。思うところがありイライラしているのですが、それを客観的に見ると、こんなにもピンチだと思わせてしまっていたんだなと知り、自分の気持ちも切り替えていったり、イライラの元を解決して、家族が気持ちよくいれるようにしないとと思いました。1のときにも、最後はなんかいいなぁってほっこりして終わったのですが、2もまたいい感じです😊大人にも響くメッセージに、ぐっときます。大ピンチなんてこわくない!自分の気持ちに向き合い、乗り越え、切り替えていく。簡単なことではないけど、この本を見ているときのように、よくあることだよねって、笑って乗り越えていける人になりたいなって思いました。最後に大人の大ピンチずかん考えてみました笑⚫︎コーヒーを入れようとしたら、暑いお湯が手にとんできた。大ピンチレベル20。分析つらい。⚫︎スープをつくろうと思って、あとコンソメいれるだけなのに、少ししか残ってなくて、味が薄いスープになった。薄すぎて子どもが食べなかった。。大ピンチレベル35。分析つらい、イライラ。⚫︎旗当番の日に寝坊してギリギリになった。大ピンチレベル65。分析ふあん、つらい。⚫︎仕事に間に合うかギリギリなのに、保育園にいきたくないと泣かれる。自転車にのってくれない。大ピンチずかん90。分析ふあん、つらい、イライラ。大ピンチずかんが好きすぎて、こんなのばっかり考えてました。。すみません💦きっとみなさんも身近にある大ピンチあると思います。あー不安度上がってるわと気づけるだけで、なんか少し気持ちが変わるように思います。いつもの毎日が、失敗に思ったりもしてしまうピンチが、なんか愛おしく感じ、前向きな気持ちにしてくれる大ピンチずかん2。おすすめです!大ピンチずかん2 [ 鈴木 のりたけ ]
2024.09.15
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絵本って読むだけが、楽しみ方じゃないんだなって教えてもらった絵本「どんな かお?」。息子たちが小さい頃からお気に入りの絵本で、全てのページに鏡がついてあります。お話には、幸せな気持ちのとき、得意な気持ちのとき、悲しい気持ちのとき、ふざけっこの気持ちのときなど、色々な感情がでてきます。その感情ごとに、得意な顔はどんな顔?や、悲しい顔はどんな顔?など、鏡を見ながら一緒に顔を作って楽しみます。絵本を読むとき、うちはお膝の上に座って読むことが多いので、あまり息子の顔って見れてないんだなって、この本に出会って気づいたんです。だけど、この絵本のときは、ずっと息子の顔も見ながら読めて、どんな顔?って聞かれる前から悲しそうな顔をしていたり、ちょっとした表情の変化も見れて、絵本を読むって、こういう感情や表情の変化を知れるから楽しいしうれしいんだよなって、しみじみ思っちゃいます。年齢と共に、表情も表現も豊かにおもしろくなってくるのもおもしろいです。一緒に絵本を読む姿って、なかなか客観的に見ることってないですよね。だけど、この本を読む時間だけは、読んでる子どもと自分の姿を見ることができます。仕事で疲れてもう寝ようよーっと思っていても、その姿を見れてしまうと、こういう時間もいいよねって気持ちにさせてくれます。いつもとは違う絵本タイムが楽しめる絵本かなって思います。おすすめです!
2024.09.13
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大人気の「大ピンチずかん」。もう何ヶ月も前から図書館で予約し、やっと順番がまわってきて、やっと読むことができました!もぉ、かわいい!おもしろい!息子たちと、わかるーと何度も何度も言いながら、たくさん笑いました!子どもがしやすい失敗集って感じなんですけど、それを失敗とは捉えず、「大ピンチ」と捉え、それを大ピンチレベルや、なりやすさで表していて、ゲームのようで楽しく、しかも、その一つ一つのピンチが愛おしく思える本当に素敵な本でした。牛乳をこぼしてしまった、ポケットからすながたくさんでてきた、バックのなかですいとうがもれた、など身近なピンチから、最後には、わぁー、なんかいいなぁって、心があたたまるピンチまで‥。こう見ると、子どもたちってこんなにもピンチに囲まれているんだなって思ったんです。大人にとっては、ささいなことも、子どもにとっては、大ピンチ。やってしまったあと、大人へ伝えて、またそんなことしてーと言われるとこまでがセット。。こういうピンチを繰り返し、乗り越えて、かわし方を覚えて、大きくなっていく。がんばって大きくなるんだよ。それを失敗ととらえず、大ピンチレベル50だーとか自分で思いながら、ユーモアも忘れず、乗り越えていくんだよという、著者の方の優しさが、詰まっているように思いました。大人の私も。大ピンチレベル30。まだいける。と、自分の中で背中をおす考え方を知れた気がしました。大人も子どもも、楽しい。笑えて、あたたかい気持ちにもなれる。寝る前に読む「大ピンチずかん」は、私たちに明日もがんばるパワーをくれます。おすすめです!大ピンチずかん/鈴木のりたけ【1000円以上送料無料】
2024.09.08
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「にんぎょうのおいしゃさん」心がぽっと、あたたかくなる話でした。物語は、トイストーリーのような、おもちゃの中の世界。調子が悪くなってしまったおもちゃたちは、にんぎょうのおいしゃさん、ひげせんせいを呼びます。ひげせんせいは、つらかったね。だいじょうぶだよ。すぐにつくからね。と、みんなの不安がなくなるよう言葉をかけ、適切な処置をして、手を握り、心も体もなおしてくれます。ところが最後、ひげせんせいも体調を崩してしまいます。そのとき、今まで治してもらったおもちゃたちがみんな、ひげせんせいにもらった優しさを返そうとします。みんなからの優しさで、ひげせんせいは‥看護師をしていますが、この気持ち忘れちゃいけないなと強く思わせてもらえる本でした。つらい気持ち。心細い気持ち。そばに誰かいてほしい気持ち。医学的な治療はもちろん大事だけど、それと同じだけ、寄り添う気持ちは大切にしたいなと改めて思いました。そして、優しさは返ってくるんだなと。。すごくあたたかいメッセージがこめられているお話でした。この絵本は、こみやゆうさんがえらぶおひざにおいでシリーズの第2弾。こみやさんは、『絵本を子どもと楽しむということは、その子の心に「よろこびの種」を蒔くということです。種は、いずれ木となり、実をむすびます。その子が大きくなった時、心にたくさんの実があれば、時に他人にわけ与え、時に自らを励ますことができるでしょう。きょうもあなたのおひざの上で、ひとつでも多くの「よろこびの種」が蒔かれますように。』と、書いておられました。素敵な言葉だなと思いました。いつか、この時間が、出会った言葉たちが、息子たちを励ますことに繋がるなら、、こんなうれしいことはないなと思いました。今しかない子どもたちとの絵本タイム。楽しんでいきたいですね😊寝る前に読むと、ぽわんとあたたかい気持ちで眠りにつける、そんな優しいお話でした。おすすめです!
2024.09.07
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「かんぺきなこども」奥が深い、考えさせられるお話でした。お話の内容は、こどもがほしいマカロン夫婦は、こどもストアという望んでいるこどもに出会えるお店にいくところからはじまります。そして、完璧なこどもを希望し、ピエールくんと家族になります。おかしは虫歯になるから食べない。ごはんも残さず、こぼさず食べます。勉強もできるし、わがままも言わない。だけど、親であるマカロンさんたちは‥?そして、マカロンさんの間違いで、完璧なはずだったピエールくんは人前で大恥をかいてしまったことをきっかけに完璧をやめてしまいます。完璧でなくなったピエールくんは修理にだされようとしますが‥。。。客観的に見ると、こどもが完璧なんてこわいって思っちゃうんですが、日常をみると、たくさんごはんこぼして‥字はもっと丁寧に書いたら?保育園も笑顔で毎日楽しいって行ってくれたらいいのに‥など、たくさんの理想を子どもに押し付けてしまっている自分に気がつきました。どれもこれも、私の理想であって、子どもは、こぼそうと思ってこぼしてはないし、おいしく食べたいだけ。字も綺麗に書きたいなんて思ってないし、覚えるだけで精一杯だよ。保育園だって十分がんばって行ってるよ。‥きっとそんなふうに思ってるんだろなと、この本を読み、ごめんねってすごく反省しました。じゃあ、大人である私は完璧なのか?全然そんなことはなく、失敗もたくさんするし、苦手なことだってたくさんある。なのに、子どもには、できないことに口をだし、何様なんだろなって、恥ずかしくなりました。最後の裏表紙の絵は、ぐっときます。誰も完璧な人なんていないんですよね。完璧なんかじゃなくてもいいよって言っていきたい。完璧だから好きなわけではないし、完璧じゃなくても笑って一緒にいられるのが家族だよねって、思いあえる家族でありたいなと思いました。家族を見つめ直すきっかけをくれる絵本です。おすすめです!かんぺきなこども (ポプラせかいの絵本 62) [ ミカエル・エスコフィエ ]
2024.09.06
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「かさぶたくん」この本は、もう何度も借りている本で、子どもたちも大好きな一冊です。子どもたちにとって、すごく身近なかさぶた。すぐ擦り傷を作るので、治ってはできてを繰り返す、不思議な存在のかさぶた。きっと大人になれば、気にもとめないかさぶたを、子どもたちはよーく見ていて、少しずつの変化にも気づき、喜んだり、なんでだろうと思ったりしてるんだろなと思うんです。3歳の息子は、保育園のお迎えのとき、「もうすぐかさぶたが治るから待ってー」と言われ、笑っちゃいました。あと、ついつい剥がしたくなっちゃうかさぶた。剥がしたい気持ちまではわかるんです。だけど、本にもでてくるように、うちの息子も、かさぶた、食べるんです💦えーっってなりました。食べてたんかいって💦剥がしちゃったらどうしてダメなの?大人はダメっていうけど、剥がしたくなるんだよ。そんな子どもの葛藤、こんなふうに思ってたんだよ。そんな小さな心の声に、子どもと一緒に向き合う時間は、なんかいいなって思います。そんなふうに、かさぶたについて、気になるよね、剥がしたくなるよね、食べたことあるよー、と、子どもたちのわかるわかる!が詰まったこの本。医学的なかさぶたの説明も書いてあるので、「はたらく細胞」も好きな息子たちは、この本とはたらく細胞をリンクさせて、体の中のことを少し理解しはじめてるようにも思います。身近だけど、以外と詳しくは知らないかさぶたくん。読んでいると、かさぶたくんが、読む前よりも愛おしくなるかなって思います。親しみやすい絵ですし、読書感想文として、向き合うにもいいかもって思いました。おすすめです♪かさぶたくん (かがくのとも傑作集 わくわくにんげん) [ 柳生弦一郎 ]
2024.08.27
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パッと表紙を見ただけで、あっ!「大ピンチずかん」の人の絵だー!と興味を惹かれた「オバケや」。鈴木のりたけさんの絵、大好きなんですよね✨文 冨安陽子さんは、「やまんばのむすめまゆ」などの絵本を書かれている方で、まゆの絵本も好きなんで、絶対おもしろいやつやん!と、期待しかなく読みましたが、最初から最後までおもしろい絵本でした。おばけやさんが、おばけをつかまえるお話。語り口調も楽しく、昔懐かしい感じもしつつ、絵はすごく親しみやすくて、主人公以外のまわりの人たちや、おばけを捕まえるたくさんのつぼを見るだけでも、もう楽しい✨このつぼでどうやっておばけ捕まえるんやろー?と、興味が湧いて仕方ないページもあり、このページ、大好きです♪憎めないかわいいたくさんのおばけたち。物語には関係ないところにでてくるんですが、「なるほどね」とか、「〇〇だぜ」とかいわせるオバケ、マンガの単行本のならびをバラバラにするオバケなど、何それーって、つい笑っちゃうおばけたちに、愛着しかわかなくなっちゃいます。息子たちもおばけは苦手なのに、食い入るように見ては、おもしろいね、かわいいねと、早く次を読んでーって感じで、あっという間に終わってしまったかんじでした。寝る前に読んでもこわくない。あーおもしかったー!と、気持ちよく笑って読み終える絵本です。おすすめです♪オバケや/富安陽子/鈴木のりたけ【1000円以上送料無料】
2024.08.26
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愛おしい。そんな言葉じゃ足りないくらい語彙力が足りない自分がもどかしいくらい愛おしいが詰まっている物語でした。息子は小学校で先生が読んでくれたことがあるそうで、悲しいんだよと、いうこの本。「木曜日は本曜日」というYouTubeで、上白石萌音ちゃんが紹介もしていたこの本。きつねのぬいぐるみのこんと、あきちゃんという女の子のおばあちゃんのお家にいく物語。道中、色々なピンチがおこりますが、「だいじょうぶ、だいじょうぶ」と、こんはあきを心配させないように、何度も何度も、「だいじょうぶ、だいじょうぶ」と言います。こんだけでなく、あきちゃんも、大好きなこんのために、がんばります。そのあきちゃんのがんばりに、だいじょうぶと言い続けるこんに、なんとも言えないあたたかくて、優しい気持ちが、胸いっぱいに広がります。こんがいなくなってしまったときの寂しさと、どうしていいかわからない気持ちが、息子が先生に読んでもらったときの、この本、悲しいんだよだったのかなと思ったりしました。たしかに、私も小さい頃、そんな言葉では言い表しにくい、寂しいような、悲しいような、どうしたらいいかわからない、すごく不安な気持ちを、いろんな場面で感じていたように思います。大人になると、大抵のことは自分でなんとかできるし、先のことも見据えることができるので、そんな子どものときのような不安感みたいなのは忘れてしまっていましたが、この絵本と息子の素直な感想に、小さい頃のあやふやな言葉にしにくいあの感情を思いださせてもらいました。そして、何よりの魅力は、あきちゃんのなんとも言えない表情や仕草です。この年頃にしか見れないあどけなさ、愛おしさが詰まっています。まだ手の届くところにあるこの愛らしさですが、息子たちが大きくなったとき、またこの絵本で、この表情を見たとき、私は涙してしまいそうです。それは悲しさからではなく、いい思い出であるように、いい年の重ね方を親子共にできているように。私のできることは、こんのように、大丈夫だよと背中をおしながら、子どもと一日一日を大切に、幸せな時間を積み重ねていくことかなと思うので、また笑ってこの絵本に出会えるように、がんばりたいなと思ったりしました。きっと、あきちゃんくらいのお子さんを育てられている方は、大変のほうが多いですよね。毎日、本当におつかれさまです。愛おしいだけでは、やってられない。私も同じです。だけど、今はずっとは続かないと思うので、愛おしい瞬間をたくさん見つけながら、ぼちぼちやっていきたいですね!お子さんにも、大人の方にも、心に残る何かがあるかなと思う一冊でした。おすすめです♪こんとあき (日本傑作絵本シリーズ) [ 林明子 ]
2024.08.19
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この本を読み、1番に思ったことは、今ある当たり前を、当たり前と思っちゃいけないなでした。1880年代のアメリカが舞台の本当のお話。その頃は、図書館は誰もが利用できるものではなく、子どもは入ることすらできませんでした。子どもにとって本が大切だという考えすらなかった時代に、主人公のアンは、子どものために自由に本が読める環境を整えるために、尽力をつくします。女性の立場も弱い時代に、子どものためにと行動したアンのおかげで、たくさんの人の気持ちを動かし、たくさんの分厚い壁を何度も壊して壊して、今ある、誰でも、無料で、たくさんの本に触れられる環境があるのだと知ることができました。図書館には、子どもが自分で手を伸ばせば届く位置にたくさんの本があり、子どもが座りやすい高さの椅子と机があり、気持ちのよい光が入る窓があり、エアコンがきいた涼しくて気持ちの良い環境が整っています。もう見慣れたこの景色も、当たり前なんかじゃないよなって、改めて思いました。誰かのためを思っての工夫と思いやりと、それを当たり前にしてくださった先駆者たちの想いが、今の幸せな時間を作ってくださっているんだと、見える景色が変わってみえてきました。女性はこうあるべき人種の違い貧富の差決して昔の話ではなく、今もなおあるこの問題。この本では深くは触れてはいませんが、本という繋がりで、色々な人はいるけれど、繋がりあえるよと優しく言ってくれているようにも思いました。本が好きな方図書館を身近に利用されている方大きくなったら図書館や本に関わるお仕事がしてみたいと思っている方 など心に残る何かがあるかもって思ったりしました。読書感想文として、図書館や本に思いを馳せてみる時間も、いいかもです。おすすめです♪図書館に児童室ができた日 アン・キャロル・ムーアのものがたり [ ジャン・ピンボロー ]
2024.08.18
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最初にこの絵本を読んだときの感想は、これはあかんやろ‥でした。保育園で先生の言うことを聞かないとおしいれに入れて、ちゃんと考えなさいという流れに、同じ保育園で働く身としては、これは違うやろって思ってしまい、少し抵抗感を感じたのが正直なとこでした。だけど子どもは、この本が好きで、何度も読んでほしいともってくるのです。こわい先生にも、真っ暗なおしいれにも負けず、友達と力を合わせて、想像力もいっぱいに使い、立ち向かう2人の男の子 さとしとあきらの冒険は、こわい気持ちや応援したい気持ちやドキドキで、どんどん引き込まれて、気づくと終わっているような感覚になるんだと思います。おしいれからだしてもらえたあと、少しずつみんなが変わります。自分のことしか考えれなかったさとしとあきらは、手や足を間違って踏んでしまった友達に、心から謝ることができます。ただただよくないことをしたらおしいれに閉じ込めて、ごめんなさいと言えばオッケイと思っていた先生も、それは違うと気づき、おしいれには入れなくなります。こわいが勝ちそうなこの絵本に、なぜ惹かれるのか考えてみました。子どもたちも先生も失敗をしながらも、何が大事なのかに気づき、成長をしていく物語であり、こわいものに立ち向かう強さをもっている、さとしとあきらに惹かれるのかなと思います。子どもにとっては大きな存在である保育者にも、真っ暗やみにも、こわい存在のねずみばあさんにも、友達と一緒なら、立ち向かえる。がんばれる。子どもの本当の強さを知れる物語だからこそ、少し体罰に近い内容が含まれるけれど、もう50年近くも愛されている絵本なのかなと思います。絵本ですが、約80ページとページ数も多く、たくさん字が書いてあるページも多くあるので、保育園での出来事のお話ですが、1人で読むには、小学生くらいのほうがおすすめかもしれません。芦田愛菜さんも、「まなの本棚」で、この本を紹介されているとのことで、多くの人を惹きつける一冊なのだなと思います。こわさの中に何を見つけるか‥きっと強くてあたたかい気持ちに出会えると思います。読書感想文として、じっくりと向き合うにもいいかもって思います。おすすめです♪おしいれのぼうけん (絵本・ぼくたちこどもだ) [ 古田 足日 ]
2024.08.17
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読み終わったとき1番に思ったこと「すごく瑞々しい!」でした✨香りや音が、ほんとに感じられそうな表現にびっくりしてしまいます。そして、2度目のびっくりは、この本は高校2年生の方が書かれた本と知ったときです。第11回KOBELKO森の童話大賞 中高生の部金賞作品 をとられたこの作品に、絵本作家さんが挿絵を手がけられて出来上がったというこの絵本!ファンタジーのようで入りこみやすい内容ですが、ちゃんと最後には、主人公の女の子は、夏休みの自由研究の宿題をするんです。そこでいっきに現実感というか、自分ゴトに近くなる感じもまた、すごいなぁと感じます。絵本の内容は、夏休みの自由研究のテーマを探しに森にきた主人公の女の子が、迷子になり、森を彷徨っていると、何やらいい香りがする。その香りがするほうに向かうと、素敵な「森のかをり屋」に出会います。そこで、森のこと、香りのこと、色々教えてもらい‥最後には、宿題の自由研究もちゃんとまとめてあって、現実に戻ってきたかんじで終わります。絵本にでてくるクロモジという香りが気になり、調べてみました。本当にある植物で、最後に書かれている自由研究の内容そのままでした。そんなふうに、ファンタジーなのに、どこか現実なのが、この本のおもしろいところで、森のこと、植物のことを、さぁ勉強しなさい、知りなさいではなく、気になるから知りたいで調べたことは、忘れないんですよね。この本にでてくる植物や香りは、人間のためだけではなく、そこに住む動物たちにとっても、生きるために大切であったり、香りを楽しんでいるんだよと書かれています。木も必要なときは切るよ。だけど一部をまた植え直し、お手入れをしながら、森を守っているんだよと書かれています。同じ内容をテレビで見たとしても、私の場合はですが、そうだよねと思いはするけど、すっと忘れてしまいそうな気がするんです。だけど、瑞々しい言葉に惹かれて読んだ、この本が伝えたい、森や植物をもっと好きになって、大切にしていってほしいなという気持ちは、なんかずっと心に残りそうな気がしました。内容もわかりやすいですし、なにより歳も近い高校生の方が書かれたこの本。身近にある自然の見え方が、読む前と少し違って見えてくる本。自由研究もなんだか、やらされているというより、自分もやってみよっかなと思わせてくれる本。夏休みに読むにはぴったりかなと思ったりしました。素敵な絵本です。読書感想文にもいいかもって思いました。おすすめです♪
2024.08.15
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こどもの身を守るための本「いやです、だめです、いきません」。図書館の夏休みに読んでみては?の本コーナーにあり、借りてみました。読み終わったあと、ありがとうって思いました。こんなにわかりやすく、大事なことをまとめてくれて、ありがとうございますって、本当に思ったんです。変な人にはついて行っちゃダメだよって、小学生になり、親と離れて行動することが多くなった息子にはよく言ってましたけど、あぶない人ってどんな人なのか?どんなこわいことをしてくるのか?ちゃんと話したことなかったよなって、改めて思いました。この本では、あぶない人はどんな人なのか?どんなふうに声をかけてくるのか?どんな場所にいることが多いのか?声をかけられたらどうしたらいいのか?かわいい親しみやすい絵とシンプルな言葉で、わかりやすく書いてくれています。3歳の息子も興味津々で見ていて、「おかあさんが病院にいっているから車でつれていってあげるよ」などと言われる場面では、「いきません」と自発的に言っていて、こうやって、こんなときどうするって一緒に考えたり、いきませんと言い慣れてないと、とっさのときにすぐに口に出せないよなって思ったんです。この本を読みながら、子どもたちは、ただ遊び感覚で何度も、「いやです、いきません」を口にしていて、まず最初はこれでいいし、なんか変かも?はどんなときかを知ってるか知らないでいるかはすごく大きなことのように思いました。こわい人って、知らない人だけじゃない。いつもは優しくて大好きな先生かもしれないし、考えたくはないけれど親戚の人かもしれない。そんな話を改めてする機会ってなかなかもてないので、この本をきっかけに話ができるだけでも、大事な機会をもらったなと思えます。先日小学生の息子とは、プライベートゾーンについても話をしました。異性との違いも分かりだしているときでもあり、どう伝えたらいいか色々調べて話をしてみました。少し検索しただけでも、教え方などでてきて、とても勉強になりました。自分の体は自分のものであること。水着で隠れる場所以外でも、触られたり見られて少しでも嫌だと思うなら、嫌だと声にだして伝えること。おかしいと思うことはどんなときかなど、被害者にも加害者にもならないように、こういう話って大事だなと思いました。嫌なニュースを聞いたとき、すごく心が痛みます。他人事ではないことだと自覚して、子どもたち自身が自分の身を守れるように、私ができることを一つ一つやっていかないとなって、この本を読んで思いました。読書感想文を書くよってなると、すごく自分ゴトとして考えることになるので、より頭にも心にも残るかもって思ったりもしました。1人でも多くの方の意識が変わるきっかけになったらいいなと思います。すごくおすすめです。『あぶないときはいやです、だめです、いきません』清永奈穂(岩崎書店) 蔦屋家電 ギフト 誕生日 プレゼント
2024.08.08
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先日「ぼくが子どものころ、ほしかった親になる」を読んだとき、また読みたいなとふと思ったのが、この絵本でした。「ずっといっしょ」は、息子のためにはじめて買った絵本です。まだ長男が0歳児だった頃、児童館の先生が読んで下さったこの本。涙をこらえるのが大変だった思い出があります。短い言葉ばかりなのに、こんな親になりたいが詰まっていて、その帰り道本屋さんにいき、この本を探し出し買って帰りました。あたたかい優しい絵と、たった一言、二言ずつなのに、こうありたいが詰まった言葉たち。子どものうれしい、楽しい、悲しい、寂しい、不安、怒り、いたずら心‥そんな気持ちに寄り添う本です。私が小さかった頃、寝起きが悪くて泣いたり怒ったりしたとき、いつもあー嫌だ、だから嫌いやねんみたいなことを親に言われていて、すごくどうしたらいいかわからない気持ちになっていました。ただどうしようもなく悲しかったりイライラしたり涙がでるのに、プラス親に見放されたような言葉が、心にずっと残っていました。この本を読んだとき、こう言ってほしかったんだって、はじめて気がついたんです。「そういうときもあるよね」って。「おちつくまで そばで まっているからね」って。「かなしいときは ないていいんだよずっと ぎゅって していてあげる」って。少し大きくなった子どもに対しても、言ってあげたい言葉もあります。「ときには ぼうけんしてごらんちかくで みていて あげるから」「どうすれば いいのかなって おもうときはふたりで いっしょに かんがえよう」こういう言葉をもった親でありたいなと思います。最後に書いてある言葉「ずっと ずっと いっしょだよ」小さい頃は一緒が多かったけれど、大きくなるにつれて子どもだけで動くことが多くなります。子どもだけの世界が広がっていく。その中ででも、困ったとき、悩んだとき、帰れる場所であれるように、私ができることは、この本の言葉を体現し続けることかなって思うので、この本を時々開きながら、背筋をのばしていきたいと思わせてくれる絵本です。優しい言葉に癒されてみてください。おすすめです♪
2024.08.05
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夏休みの宿題の大きな壁。読書感想文。息子はこれをすごく嫌がります。後にしよう、明日にしようと、先延ばしにしようとし続けていましたが、なんとか終わらせることができました。本は、「ほねほねザウルス いくぞ!なぞの王国ムシムシランド後編」です。息子が選んだ本なのですが、まさかの後編っと、笑ってしまいましたが、息子にとっては、待ちに待った最新刊で特別大事な本らしく、これなら書けそうというので、よしがんばれと見守りましたが、ほぼ一日かかりました。ここが好き。なんで好きなのかを書いたら?と言っても、なんで?が出てこないのか、言葉にならないのか‥本が好きと考えるは別ものなんだなと、改めて読書感想文の難しさを感じました。ここ最近私自身が本で学んだ、否定しないをしたくて、できるだけ息子の書きたいことを書いていったら、どんどんこの本の内容からは脱線した感想文にはなってしまいましたが、読書感想文として向き合わなかったら、知らなかった息子の一面や思いを知るきっかけになりました。ほねほねザウルスは、冒険と友情のお話だと私は思っているのですが、息子は冒険とかしたいタイプではないと思っていたんです。だからぼくは冒険をしたいですって書いたときにはびっくりしてしまいました。それに、〇〇と一緒に冒険したいと友達の名前を感想文にあげていて、これはありなのか?と思うと共に、なんかうれしくなりました。読書感想文は親の宿題でもあるよねと話題にもなりがちで、親側も身構えてしまうんですが、向き合ったぶん、そんなこと思っていたのか!と新しい一面を知れた瞬間は、何ものにも変え難い喜びになります。なかなか日常で、なんで?を深く、ゆっくり考えることってないと思うんですが、生きていく上で、自分のなかで、なんで?と向き合い慣れていないと、自分が大事にしたいことがわからなくなったり、まわりに流されてしまったりするような気がするので、一年に一回、子どもとなんで?にとことん向き合うこの時間は、大変だけど、大事な時間だなと思いました。本屋さんで並んでいる推薦図書は考えるポイントが多かったり、メッセージ性が高かったりするので、そういうほうが書きやすいんじゃないのかと思っており、ほねほねザウルスは感想文向きではないんじゃないのかって勝手にどこかで思ってしまってましたが、それも偏見だったなと思いました。どんな本でも、文字の少ない絵本であっても、伝えたい何かは必ずあるし、それをうまく言葉にできなくても、子どもはそれをちゃんと受け取ってなんか好きと思っているなら、それで十分なんだろなと思いました。今日は本の紹介というより、読書感想文について書いてしまいましたが、「ほねほねザウルス いくぞ!なぞの王国ムシムシランド後編」すごく好きなお話でした。ずっと好きだったニーナさんが、新しい一歩を踏み出しているのも嬉しかったし、やっぱりほねほねはおもしろいなーと読み終わったら言ってしまうくらい、どの刊をどこから読んでもおもしろいからすごいなといつも思います。今回初めて発売初日に買ったのですが、初版限定特典として、カードやデッキケースもついていて、なんかポケモンみたいやなーと息子はめちゃくちゃ喜んでいました。対戦できるカードらしく、新しいほねほねザウルスの楽しみ方ができるのも新鮮でした。ほねほねザウルス!おすすめです♪ほねほねザウルス29 いくぞ! なぞの王国ムシムシランド 後編 [ ぐるーぷ・アンモナイツ ]
2024.08.02
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「大人こそ絵本を読むべきだと思います」たまたま見た「木曜日は本曜日」というYouTubeで、上白石萌音ちゃんが、言ったこの一言にはっとしました。たしかに。。この前読んだ絵本の中にも、お母さんが子どもに「まだそんな小さい子が読んでそうな本読んで‥」と言われる一コマがあったのですが、大きくなれば文字が多いものを読むものみたいな先入観というか、私もそんなふうに言われた記憶もあるし、絵本は小さい子が読むものだってどこかで思ってしまっていました。けど、そんなことないですよね。大人になってから手にとる絵本は、子どものためにではあるけれど、読み聞かせる私が癒されたり、ぐっときてしまって泣きそうになったり、たくさんの感情や気づきをくれます。上白石萌音ちゃんもおっしゃられていたのですが、小さい頃は主人公の気持ちで見ていますが、大きくなってからはお母さん側の立場になって感情移入をしたり、本は変わっていく私たちに、変わらず寄り添ってくれて、昔とは違うメッセージを届けてくれたりするんだなって、このYouTubeを見て思いました。前置きが長くなってしまいましたが、このYouTubeを見て一番に思い浮かんだのが「たからもののあなた」でした。毎回涙がでそうになって読むのに苦労しますし、子どもも、これは泣きそうになるから嫌っていう本で、私たち親子にとっては、読むのにちょっと心構えがいる本です。けどそれはきっと、お互いがんばっているから染みるんだよねって思うから、特別なとき、そっと開きたくなる本です。お仕事をされていて毎日忙しいおかあさんと、ようちえんのフウちゃんのお話。ようちえんでもおかあさんのことを思っておかあさんの絵をかいたり、おかあさんのお迎えを心待ちにしているフウちゃんですが、仕事が残業になったのかお迎えがおかあさんではなくおばちゃんになってしまい、書いた絵を見せられなくてがっかりしてしまうフウちゃん。がんばってるおかあさんにフウちゃんは、朝ごはんをつくってあげようとしますが‥最後、お互いの気持ちを打ち明けるところ、本当にぐっときます。保育園で働いているからこそ、お迎えを今か今かと待っている子どもたちの気持ちは痛いほどわかりますし、自分の息子たちにも、同じ思いをさせてきていることに、何度迷ってきたかわかりません。子どもの気持ち、親の気持ち、両方わかるからこそ、最後のふたりのおやくそくは特別なんです。この本を読んだあと、私たち親子もいつもぎゅっとします。毎日いろんな気持ちを乗り越えながらがんばっているからこそ、この本が染みて、涙がでるんですよね。それを親子で、いつも私たちがんばってるもんね、かっこいいね、最高だね、また明日もがんばろうねってする日々の積み重ねはきっと、私たちを強く優しくしてくれるんじゃないかなと願いながら、この本をしまいます。今は、フウちゃんど真ん中の私たちですが、息子たちが大きくなったとき、もう絵本を読み聞かせしなくなった頃読むと、私はまた泣いていると思います。忙しくしながらも、毎晩絵本を読んだ今のことを思い。フウちゃんと重ねてしまい涙していた息子を思い出し。何年たっても、この本は私にとって特別なんだろなと思います。とっても素敵なお話です。おすすめです!たからもののあなた/まつおりかこ【1000円以上送料無料】
2024.08.01
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「あたしは本を読まない」なんか気になるこの題名にひかれて手にとりました。本を読むのが好きではなく、学校に居場所を感じられてない女の子、山本さんが主人公。転校生でいつも教室で一人でいる、難しい本も読む、本好きな男の子の木田くん。サッカーも上手で、クラスでもにぎやかな、実は本好きな草野くん。山本さんが、二人と話すようになり、本について考えるようになる物語。実はこの本は、「第39回日産童話と絵本のグランプリ」童話部門で大賞をとられた作品だったようで、 めちゃくちゃ納得と思ってしまう、色々と考えるきっかけをくれる本でした。この本は本を読むことは、そんなにえらいことなの?なんのために本は読むの?と、問いかけてきます。本を読む子は静かな子?にぎやかでうるさい子は、本は読まないのじゃないの?字が少ない絵本は小さい子向け?大きくなったのにそんなの読んでと言われたり、本を読まないとみんなにおいてかれるよってなに?色々な視点から、本について考えさせられます。私も小さい頃は本を読むのが嫌いでした。図書館につれて行ってましたけど、何を読んでいいのかもわからないし、開いたところで眠たくなるだけだし、面白さが全くわかりませんでした。弟はわりかし本を読む子だったので、ちゃんと読んでえらいと言われていて羨ましかったのを、この本を読んで思い出しました。それからずっと本は読んでこなかったのですが、20代になり、電車通勤になり、電車にのってる間に読むようになり、大好きになりました。本を読むことはえらいことなのか?それは子どもに限らず、大人になってからも、本が好きというと、すごいねという言葉がかえってきます。ただ好きなことをしているだけなのに、すごいことをしているなんて一つも思ってないので、びっくりするのと、少しもやっとしたりもします。なんかえらぶってると思われてる?なんかちがうって思われてる?、と。。本から得られることはたくさんあります。いろんな考え方を知れるし、困ったとき助けてくれる知識や言葉を受け取ることができる。だから本を読まなかったときより、生きやすくなったようにも思います。ただ好きなだけ。みんなの好きなものがあるとなにも変わらないよと、思ったりします。本の楽しみ方は、読むことだけなのか?下の子は、上の子と歳の差があるのですが、上の子の本も見たがります。内容をわかっているのかはわかりませんが、絵だけで楽しんでることもあります。私の友達にも、絵本を作っている方がいます。毎年絵本コンテストにだしたりしていて、絵を書くのも好きだし、伝えたい何かがあるから書く。本って、いろんな楽しみ方があっておもしろいなと思います。読むのが好き。見るのが好き。マンガが好き。書くのが好き。読むのは好きじゃない。好きも好きじゃないも、大切な気持ちだと思います。どっちが正しいわけでもないと思うし、限りある時間は、自分が一番心地いいことに使っていいと思うから、自分の好きや正しいを押し付けたりしたくないなと、思ったりしました。いつかのタイミングで、好きや好きじゃないは変わることもあったりするし。そんなことも考えるきっかけにもなりました。あと、学校での居場所について。この本は、「教室はうるさい箱だ」からはじまります。主人公の山本さんは、友達だと思っていた子にうらぎられ、もう友達なんていらないと思ってます。だけど、本をきっかけに話をしてみたいと木田くんに声をかけることで、居場所が少しずつできていきます。居場所を見つけるきっかけが、好きではない本だったりするところもまたおもしろいなと思います。山本さんは本をよまないけど‥新しいやりたいことを見つけた山本さんは、たくさん考えはじめます。その先には、木田くんや草野くんのことを思いながら。すごく素敵な終わり方をします。ゆっくりと考えたいなと思えるところがたくさんある、この本。読書感想文に、ゆっくり向き合うのもいいかもしれないなと思ったりもしました。おすすめです!あたしは本をよまない [ コウタリ リン ]
2024.07.28
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また素敵な絵本に出会いました。「やねうらべやのおばけ」3歳の息子が本屋さんで、これがいいと自分でもってきた本が、これでした。表紙も中身も全体的に薄暗く、少しこわいのかなと思いながらドキドキして読むと、心にぽっと灯りがともるようなあたたかさで終わります。屋根裏部屋にすみついてるちょっとこわがりのおばけは、一人きままに屋根裏にいるのが気にいってました。そこへ、家にすむ女の子があらわれます。自分の居場所をとられそうで、色々な方法で女の子をおどかそうとがんばるおばけ。仲良くなりたいだけの女の子。最後はどうなるのでしょうか‥。。。こわいものと決めつけず、純粋な気持ちで向き合おうとする女の子が大好きになります。最後に女の子の部屋には、おばけを書いた絵かな?と思われる絵が飾ってあり、ぐっときます。今のままでも上手に楽しみを見つけてきたおばけだけど、お友達ができたらどうなるのか?きっともっと楽しくなるよねって、想像しながら読む、この最後がとっても好きです。お友達ができるときの、あのワクワクとドキドキを思い出させてくれる、とっても素敵な絵本です。小学生の低学年くらいの年齢も、十分引き込まれる絵本かなと思います。おすすめです!やねうらべやのおばけ [ しおたにまみこ ]
2024.07.24
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小さいものが大好きでたまらない主人公が、校庭で小さくてかわいい素敵なカメラが落ちているのを見つけるところから始まります。落とし主の子に返してと言われ、つい「お誕生日に買ってもらった私のだ」と言ってしまいます。その後からは楽しいことも楽しめくなったり、ごはんものどを通らなくなったりします。そのあとどんな行動をとって、どうなるのか‥。優しい絵と言葉で、あなたならどうする?と問いかけてくれる絵本です。私の息子も小学生になり、少しずつよくないことをしてしまったとき隠すようになりました。自分でよくないことをしているとわかっているからこそ言えなくて、心にためてためて熟しきった頃に、「あのね‥実は‥」と話してくれることが増えました。溜めるからこそつらい。思い出すと、どうしようでいっぱいになってしまう。けど言ったらどうなるのだろう‥怒られるかもしれない、嫌われるかもしれない、こわい、今日は言うのをやめようと日々過ぎていくようで、どんどん熟されていく。隠したいことも、そんなん大丈夫!ということから、それは早く謝ったほうがいいねまでさまざまで、早く話して解決したほうが、みんな幸せなのにと話するのですが、子ども心に色々と葛藤があるようで、そんなとき出会ったのがこの本でした。この本の先生は、ごめんなさいと打ち明けたとき、怒らず、「打ち明けるのは勇気のいることなのに、よく話してくれたね」と抱きしめてくれます。これをしないといけなかったんだと、はっとしました。図書館でこの本を見つけたとき、私は息子に、よくないことをしてしまってもその後が大事なんだよということを伝えようと、今思うとえらそうに上から見て、そんな思いでこの本を借りていました。だけど、本当に大事なのは私自身の対応のほうだったのかもしれないと、この本を読んで反省しました。子どもが打ち明けてくれたとき、一番にすることは、よく話してくれたねと抱きしめること。したことに対しての対処は、その次。その順番を間違えていたり、そこをすっ飛ばして、注意してしまっていた私にも問題があったことに気づかせてもらいました。大人だって、自分を守ろうとうそをついてしまうことがあります。全部全部家族にこんなことしてしまいましたなんて話したりなんてしないのに、息子には、ちゃんと話してよと全部知っとかないみたいに思ってしまっていました。どんどん自分で解決しようと大人への階段を登ろうとしている息子に私がするべきことは、あなたなら大丈夫、なんとかできる力はもってるよと見守ること。どうしたらいいかわからなくなったときは話したい相手でいること。よく話してくれたねと受け止め、一緒にどうしたらいいか考えていくこと。すごくシンプルだけど、難しい。小さい頃は小さい頃で大変なことはたくさんありましたが、小学生は小学生なりの大変さ、難しさがありますね。親としても、小さい子使用の親ではいけないな、グレードアップしないといけないときがきてるなと感じています。子どもとしても、親としても、大事なことに気づかせてくれる素敵な絵本です。おすすめです!あたし、うそついちゃった (児童図書館・絵本の部屋) [ ローラ・ランキン ]
2024.07.19
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「えんとつ町のプペル」小さかった息子が絵本を読んで初めて涙したのは、この本でした。それからはこの本を読むと悲しくなるからと、息子は読むのを避けていましたが、久しぶりにこの本を手にとり、読み終わったあとは、こたえが見つからないような顔をしていました。一言では言いあらわせれない何かがこの本にはあって、言葉にしにくいのかなとも思います。一番大好きなお父さんのことを馬鹿にするまわりの人たち、いじめてくる嫌なやつ、ほんとは狭い世界でしかないその世界でも、その中にいるとそれが全てに思えて苦しくなる。。そこにフォーカスするとつらくなりますが、一歩勇気をだして、声をかけてみたり、その世界から出てみると、当たり前だと思っていたものが全然違って見えるんだと、大切だと思うことを信じ抜いてほしいというメッセージがこめられている本だなと思います。何かを信じたいなと思ったとき、行動したいなと思ったとき、心ない言葉が耳に入ることもあります。そのときの受けるダメージはずっとしこりのように残り続けることを知っています。それに周りからの目のこわさも。強い人に同調したくなる気持ちも。これを読んで、どこにフォーカスして、どう捉えるのか。いじめはよくないかもしれないし、お父さんと会えてよかったねかもしれないし、みんなに嫌われてる人でも本当は優しい人かもしれないから私も声をかけたいかもしれない。どれも大切な感情。読む人によって響くところは違う気がするので、読書感想文としてじっくり向き合うにはおもしろい本かもしれないなと思いました。その子どもがフォーカスしたところこそが、子どもが悩んでいるところかもしれないし、大事にしたい感情なのかもしれないなとも思ったりするので、一緒にゆっくりその感情と向き合えるいい機会と思い、寄り添っていきたいなと思います。調べてみると、映画、ミュージカル、歌舞伎、朗読劇にもなっているこのお話。子どもだけでなく、大人も考えさせられる絵本だなと思います。読書感想文の本は、私からこれにしなさいというつもりはなくて、息子が好きなのをしたらいいと思っているのですが、もしおかあならどれにする?と聞かれたら、候補の一つにこの本もあげてみようと思います。おすすめです!えんとつ町のプペル [ 西野亮廣 ]
2024.07.17
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図書館で出会った「ひみつのおかしだおとうとうさぎ!」なんとも言えないこの絵に引き寄せられて借りたのですが、子どもたちには好評で、毎晩これ読んでと持ってきます。文字数は多めの絵本ですが、3歳の子も飽きずに最後まで聞いていますし、絵が好きなようで、「この絵かっこいいね」と絵だけでも楽しんで見ています。絵だけでなく内容もおもしろいですし、考えさせられる言葉も多く、もうすぐくる夏休みの読書感想文にもいいかもしれないと思い出しています。お話の内容は、おとうとうさぎはおかしをつまみぐいをしてしまい、こわいトロルにおとぎのもりのおくへとつれていかれます。そこでは、こわいトロルに見張られながらおかしをつくる仕事をさせられるのですが、そこから抜け出す方法を教えてもらい、こわいけど勇気をだして、がんばるお話です。考えさせられるポイントとして、⚫︎こわいけど、そこを脱出しようと考え行動するところ⚫︎おかし工場で働かされてるみんなで、この状況をよくしようと声をかけてトロルをやっつけようとするところ⚫︎トロルは小さいトムテだったのですが、自信のもてないトムテは、こわいトロルならみんなが従うと思い、おどしてついてこさせようとしていたけど、そんな人にはついていかないよと言われ、そうだったのかと気づくところ⚫︎つかまっていたみんなも、いじわるしないなら、おかし作りをお手伝いするよと言い、最後はみんなで仲良くおかしをつくり、好きなときに好きなだけおかしを食べられるようになる。捕まっていたときはなんとかおかしをつまみぐいしようとしていたのに、いつ食べてもいいよ、好きなだけ食べていいよと言われるようになると、最後には誰もおかしをほしがらなくなりましたで、本は終わります。なんでおかしをほしがらなくなったのかな?など、子どもと、ここはどう思った?〇〇ならどうする?と、一緒に考えるといいかもみたいなポイントがたくさんあり、おもしろい本だなと思いました。長い夏休み、いろんな本を子どもたちと読んでみたいなと思います♪ひみつのおかしだおとうとうさぎ! / ヨンナ・ビョルンシェーナ 【絵本】
2024.07.14
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小学校での絵本の読みきかせ、終わりました♪選んだ絵本は、「野球しょうぜ!大谷翔平ものがたり」です。迷いに迷い選んだ絵本でしたが、いまはこの絵本にしてよかったなと思っています。この日は、プールの授業の準備のために、低学年が図書室にくることができなかった関係もあり、高学年の子を中心に読みきかせを行いました。「この本、本屋さんであって気になってたんや」「大谷翔平、知ってる」「大谷翔平のグローブ、学校にあるんやで!」など、読む前から話は盛り上がり、興味をもってくれました。読み終わったあとは、本の最後にかいてある「大谷翔平しんぶん」をみんなで見たり、大谷翔平の手形に自分の手を合わせて、大きいねと感動したり、「テレビで見たことはあったけど、こんな人やとは知らんかった」「大谷翔平ええこと言うなー」など、口にしてくれる子どもたちもいて、私が感動をもらいました。読む前は、10分近くかかる本なので飽きてしまわないかなと気になったり、何度も読む練習をしたり緊張しましたが、ここまで何度も本気で絵本を読むこともないですし、絵本を通して話もしたことない子どもたちと心を通わせられたことに、この活動に参加してよかったなと思いました。「せいこう、しっぱいというけれど、しっぱいもつぎにいかせれば、しっぱいじゃない。だいじなのは、ゆう気をもってやってみることだとおもいます」「あこがれるのをやめましょう!あこがれてしまったはあいてをこえられない。きょうはかつためにここにきたんです」特に、心に残った言葉です。他にも、たくさんの壁を乗り越えてきたからこその言葉だろうなと思う言葉がたくさんあります。読み仮名もふってあるので、小さいお子さんにも読めるようになっています。おすすめの絵本です♪野球しようぜ!大谷翔平ものがたり [ とりごえこうじ ]
2024.06.29
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来週小学校の図書室で、絵本の読み聞かせを行う活動があります。聞きにきてくれる子は、低学年の子が多めですが、5.6年生も聞きにきてくれます。年齢の幅も大きいため、どの絵本にしようか、図書館で色々借りては、内容や時間を確認してきました。その中で、この絵本好きだなと思ったのがいくつかありましたので、ご紹介させてください✨野球しようぜ!大谷翔平ものがたり [ とりごえこうじ ]テレビで活躍されている大谷翔平選手の子どもの頃から、メジャーで大活躍している今、までの物語。わかりやすい言葉と絵で、野球に興味をもったことのない子もひきつけられる物語だろなと思いました。ただ野球が上手なのではなく、どうしたら上手になるかを考え行動し続けた人。ゴミをひろうという一見野球と関係なさそうなことも、拾う勇気は野球をするときに役立つと考えた人。何度もチームを優勝に導いてきたがそれをゴールと捉えず、いつも新たな目標をつくり挑戦し続けている人だと今まで知らなかった一面なども知れ、大人の私にも学ぶことが多い絵本でした。最後には、大谷選手が日本のすべての学校に送られたグローブについても書かれています。なんで3個送られているのか、どんな気持ちで送ってくれたのか知ることで、また違った気持ちでグローブを使う日がくるかもしれないなと思ったりしました。何かをがんばっている人、うまくいかないなと感じている人に、響く言葉がたくさん詰まった本だなと思いました。カレーは あとの おたのしみ [ シゲタ サヤカ ]おもしろい!子どもと、えーっ!と読みながら、わいわい言いながら読みました。カレーを頼んだのに、違うものばかりでてくる。けどどれもすごく美味しそう😋カレーはあとのおたのしみの意味とは?見ていて、ただただ楽しい気持ちになれる絵本もいいなぁ✨ゆめぎんこう [ コンドウ アキ ]コンドウアキさんの絵が、私は一番好きかもしれません。優しい色合いと絵が大好きなんです。物語もとっても優しい。。寝ているときにみる夢をアメにかえるお仕事をしている主人公が、夢を通してお客さんの大切にしたい思い出や出来事にふれる物語。よみ終わったあと、ほっこりと優しい気持ちになれる素敵な絵本です💛
2024.06.23
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PTAの活動の一つで、各クラスにおかれている本の整理、修繕を行っています。私は今のところ、1年生と6年生の書籍の修繕にあたりました。1年生は、人気の本は一目瞭然!ボロボロになるまで読まれていて、愛されている本なんだなと感じます。比較的ほこりも少なく、休み時間に手にとって読んでいるんだなと伝わってきます。人気なのは、おしりたんていやミッケ、かいけつぞろりなどかなと思いました。どのクラスにいっても、おなじシリーズがボロボロなので、1年生はこれが好きなんだねと、少し1年生を知ることができたようで、うれしくなりました。6年生になると、修繕はほとんど必要ないくらいで、ボロボロの本はあまりありませんでした。そのかわりに、ほこりがすごい。丁寧に読まれているのもあるでしょうが、ほこりの量からして、読まれていないのかな、手にとられていないのかなと感じました。各クラスに50冊ほどは本がおいてあり、私の小学校のときにはこんなにたくさんなかったなと、いい環境だなと思うぶん、読まれていないのはもったいないなと‥。一緒に書籍整理をした方とお話した際、うちの子は学校いきたくないと毎日言うんですと言われていて。クラスに好きな本でもあれば、休み時間楽しくなったり、あの好きな本が学校いったら読めるやんと声もかけれるのに、全然すきな本がありませんでしたと言われていて、すごく残念な気持ちになりました。誰かがこの本はいい本だよとおいてくれた本の数々だと思うのですが、古すぎて手にとろうと思えなかったり、今人気の本ではなかったり、身近に感じれる本が少ないように感じました。学校や休み時間に居場所がないなと感じてしまっている子、本をきっかけに友達になりたいと感じている子、休み時間くらい1人で好きな本にひたりたいと思っている子が、図書室だけでなく、身近な教室に、好きな本があったらいいな。ミッケを見ていたら、一緒に探してもいい?って、友達の輪が広がったりしたらいいな。折り紙の本を見ながら、みんなで折り紙おれたら休み時間も楽しくなるかもしれないな。マンガでも歴史上の人物を知るきっかけになったりするかもしれないな。など、むくむくと、想いはひろがっていきました。PTA役員はいつかしないといけないからと、役員をすることにしましたが、なかなか教室の本のことを知れたり、本から子どもたちのことを考える機会なんてないので、とってもいい経験ができているなと感じています。せっかくのこの機会をただの想いだけで終わらせず、今後は、リクエスト本の集計をし、人気の本は購入し、図書室だけでなく各クラスにみんなの好きな本を増やしていく予定です! ミッケ! ゴーストハウス [ ウォルター・ウィック ]ミッケ! 8冊セット [ ウォルター・ウィック ]うちの子も大好きなミッケ!うちの子たちのお気に入りは、ゴーストハウスです。少しこわい雰囲気なのですが、それがくせになるのか、こわいねーと言いながら探しています。下の子は1歳のときから、上の子と一緒によくみっけしてました。たくさんシリーズはあり、どのシリーズでも、教室にあるミッケ本は、ボロボロになるまで愛されていました✨おしりたんてい(既刊7巻) (単行本 0)おしりを探すページもあったり、なぞをといたり、みんなが大好きになるのがわかります。教室で、子どもたちが頭を付き合わせて、おしりはどこかなと探しているのかなと想像すると、微笑ましい気持ちになります。
2024.06.21
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私は今、子どものPTA役員として、PTA文庫の活動をしています。休み時間に本の読み聞かせをしたり、教室の本棚の整理、子どもたちにリクエスト本を募集し選び購入するなどの活動をしています。この度、読み聞かせ担当になりました。去年は役員ではなくボランティアとして参加しており、この本を読んでくださいと渡された本を読むだけだったんですが、今年からは自分で読みたい本を読むことにしようと決まりました。うれしい反面、たくさんある好きな絵本の中からどれを読もうと。小学校1年生から6年生まで、たくさんの子どもたちが聞きにきてくれるので、見に行ってよかったなと思ってもらえるような、また授業がんばろうとか、少し学校楽しくないなと思ってる子も、今日のはよかったなとふと思ってもらえるような言葉が入ってるのを選びたいなとか思うと、悩みまくってしまっています。みなさんの学校にも、こういう読み聞かせのような活動とかはあるのでしょうか?インスタなどで、「読み聞かせ」で調べてみても、小さい子向けの読み聞かせ本の紹介は多いのですが、小学生向けのは少なく、自分が今まで読んだなかで好きだったもので選んでいきたいなと考えています。時間も中間休み時間のうち、部屋の準備や片付けなども入れると、読む時間は10分弱ほどで読みきれるもので選んでいます。まだ選び途中ですが、候補の本たちです⬇️どれも、素敵で、迷ってしまいます。また読み聞かせが終わったとき、ご報告させてください。どんな気持ちで終わることができているのか、今から楽しみです。くろねこのほんやさん [ シンディ・ウーメ ]本を読めば、いろんなことができるし、なんにだってなれる。そんな素敵なメッセージがこめられた本。給食室のいちにち [ 大塚菜生 ]みんなが大好きな給食ができるまでを知れる本。栄養士さんって仕事があるんだ、こんなにたくさんの人が携わってくれて、食べれてるんだと知れる本。かさぶたくん (かがくのとも傑作集 わくわくにんげん) [ 柳生弦一郎 ]子ども目線のかさぶたと、医学的なかさぶたの説明とが交互にでてくる、おもしろい本。ぼく、かさぶた食べたことあるー!のとこでは、毎回うちの子どもたちは笑っています。しかもうちの子も食べていたと発覚。。子どもたちにとって身近なかさぶたが、読み終わったときには、少し愛おしくかんじる本。
2024.06.17
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