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防災対策‥やってないことはなく、防災バックもあることはあるのですが、中身は数ヶ月前に入れたままであり、災害や防災の話を目にするたびに、やらないとやらないとと思うばかりで、後回しばかりにしていました。いつも目の前のことでいっぱいいっぱいでまたしようと思ってしまいがちでしたが、今回この本を読み、ちゃんとやろうとか気合いをいれてではなく、もっとフラットに、当たり前のように、身近に防災がある状況にしたいと思いました。この本は、被災されたママさんパパさん1648人と一緒に作られたとあり、本にはたくさんの体験談が書いてありました。どれも、あぁこれいつこうなってもおかしくないよなと思うことばかりで、このいつ起きるかわからないんだよって感覚が私には欠けていたから、防災を後回しばかりにしていたんだと気づきました。そして、書いてあることは、そんなに難しいことではないことにも気づきました。一度ちゃんと準備しておけば、数ヶ月ごとに確認するだけであったり、非常食も取り出しやすくローリングストックできる環境さえ整えば、なんにも難しくないと気づきました。私の防災対策を嫌にしていたのは、防災バックをみるたびに、非常食の賞味期限切れを見つけるのが嫌だったんですよね‥。ローリングストックがうまく機能してなかったんですが、いざ被災したとき、非常食があると思っていたのに、期限切れなんて悲しすぎるので、ちゃんといざというときのためにも、ローリングストックをちゃんと機能させていきたいと思いました。まずは買う。そして、取り出しやすくわかりやすい状態にして貯める。日付を意識しながら、食べる。また補充する。これだけで、いざというときの家族の体調管理ができるなら、やらないとなという気持ちになりました。そして、これはこの本読むまでちゃんとできてなかったんですが、子どもの着替えの入れ替えと生理用ナプキンの準備でした。防災バックの中に入っていたのは、もう小さくなった子どもの服ばかりで、あちゃーってなりました。衣替え毎に、防災バックの中の服も、一緒に交換。これは習慣化しないとなと思いました。そして、よくある家族の必要なものはいくつか入れてましたが、生理用ナプキンは入れ忘れていました。本には、避難所にもらいにいっても、1人一個までと男性から手渡されたとあり、そうだよなってなりました。1人一個で、なんとかなるものでは絶対にないけれど、何個も何個も渡せるわけがない。だからこそ、それぞれがちゃんと準備しないといけないんだと、改めて気づき、賞味期限があるわけでもなく、ただ一度準備しているだけで、安心感と衛生的に過ごせることが手に入るなら、やるしかないと思いました。懐中電灯やライトも、うちは、見つけたら子どもたちが遊んでしまい、いったい今どこにあるんだろ状態でしたが、本にはライトはあるだけいいとあったので、ちゃんとすぐに取り出せるとこに準備をしました。そして、まだまだ買い足さないといけないものがたくさんでてきましたが、ドラッグストアや100均、いつもいく食品売り場で、揃うものばかりだと、必要なものを書き出してみてわかりました。防災対策、ハードル高いと思い、またにしようばかりでしたが、難しいことと思わず、まずは一つずつ行動にうつしていこうと思いました。知り合いの実家は能登半島にあり、まだ避難所生活をしている、まだまだ復興には程遠いと、知り合いの方はおっしゃっていました。もうテレビでも報道を目にすることもなくなり、もう大丈夫になってるだろうなんて思っていましたが、まだ現実はそんな簡単なことではないんだと、そのお話をお聞きし痛感しました。いつどうなるかなんてわからない。家族を守るのは私だという意識は忘れずに、ストイックにする防災ではなく、日常に当たり前にあるものとして、フラットに向き合えていけたらなと思いました。すごく考え方を変えてもらえた本でした。おすすめです♪全災害対応!最新子連れ防災BOOK--被災ママパパ1648人と作りました (単行本) [ 冨川万美(NPO法人ママプラグ ]
2024.11.11
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ドーナツはなんで穴が空いているのか?この本を読むまで考えたこともありませんでした。食べ物に関する絵本は、息子たちの食いつきがいいのでよく図書館で借りるのですが、この本は特に息子たちが好きで、もう5回は借りて読んでいます。ドーナツの穴を最初に考えだしたのは、ハンソン クロケット グレゴリー船長。船乗りのハンソンさんが、まだ船長になる前の船のコックの助手をしていた頃に発明したと、この本を読みはじめて知りました。ドーナツははじめ穴などあいてはなく、毎朝中まで火が通っていない、中がベトベトのパンを食べていたそうで、ハンソンさんが試しに真ん中を丸い蓋を使って穴をあけて揚げてみると、まぁびっくり🫢中まで火が通っており、こんがりあがっている!そこから毎朝おいしい朝食が食べれるようになり、ハンソンさんの船だけでなく、噂はどんどん広まり、現代でもドーナツはみんなから愛されている食べ物になっているというお話でした。ドーナツのお話はもちもんおもしろいのですが、このハンソンさんの一生もこの本の中では描かせており、13歳から家をでて海で働くようになった生き方など、現代では考えられないたくましさを感じられたり、航海の途中に、自分の船や乗組員の危険を承知で、寒い海の中おぼれかけていたスペイン人の水夫を救助し、その勇気をたたえ、女王イザベル2世より勲章を授けられた話なども書いてあります。ドーナツの穴を発明した人が、勲章ももらってるすごい人でもあることも知れたり、いろんな視野が広がる絵本です。息子たちの気になるのは、ドーナツになる前の、中がベトベトな生焼けパン。本のなかでは、食べるとお腹にずっしりたまるので、「おもり」と呼ばれており、おもりを作ってほしいとリクエストがあり、おもり作ってみました。中が生焼けのものは、いつもなら失敗作になるのに、これを昔は船のなかで毎朝食べてたのかーと話ながら食べるのは楽しいですし、やっぱ穴のあいたドーナツのほうがおいしいねと改めて気づいたりしました。おいしくないから、工夫しようとする。困っている人がいたら助ける。美味しそうだけでない、なんか大事なことも感じられる「ドーナツのあなのはなし」。おすすめです♪
2024.11.08
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やっぱり、冨永愛さんが好きだなと思う一冊でした。読んでいるだけで、背筋を伸ばしたくなる、覚悟を決めて生きていきたくなる言葉ばかりでした。冨永さんの代表作といっても過言ではない、大奥での吉宗役と巡り合えたその始まりは、日本のことを何も知らないと気づき、日本の歴史や文化を勉強し、時代劇に憧れるようになり、まだなんのオファーもないのに、殺陣も馬術も着付けも習い、時代劇にでたいと夢を口にしたからだとありました。びっくりしました。綺麗で、有名で、芯がありそうだからかな、なんてそんな甘っちょろいことを考えていましたが、大きなきっかけを作る人、それに応えれる人っていうのは、自分を理解し、目標が明確にあり、それに備えて準備を怠らない人こそが、人を魅了したり、夢を叶えていくのだと知りました。そう思うと、活躍している芸能人もアスリートの方々なども、見えない準備と努力の賜物を見せていただいてるのだと見え方が変わりました。そして、夢を口にすること。。こわいです、私は、口にするのなんて‥。そんなこと考えてたの、そんなの無理に決まってるやん、もっとやるべきことあるんじゃないの‥そんな言葉がかえってきそうで、心がおれそうで‥。それも全て飲み込み、努力し、口にし、実現させ、結果を残す。それを続けてこられた方だからこそ、こんなにも惹きつけられ、背筋が伸びるような、パワーをもらえるんだなと改めて思いました。すごく心にのこったのは、「大丈夫」と自分で自分に言い聞かせて生きてこられたこと。何度も転校を重ね、長身なのもあり、いじめも経験され、だけど誰も言ってもらえないので、自分で自分に大丈夫と言う日々だったと書かれてありました。その中で身につけた、人との付かず離れずの関係。トイレも1人で行くし、お弁当も1人で食べるのもへっちゃら。〇〇が悪口言ってたよと言われても、そうなんだで終わらせれる。だけど、その経験は、すごく役に立った。自分を励ましてくれるのは自分だけ。私はそれを知っていたから、なんとかここまで来れた。‥すごいなぁ、強いなぁって思ったんです。だけどそこに至るまで、どれだけつらくて、どれだけ傷ついて、どれだけ乗り越えて、ここのいきにまで達したんだろうと思うと、すごいとしか思えなかったんです。私は、ずっと人の目がこわかったですし、1人でお弁当とか誰かが何か言ってるとか、耐えれなかった。それは内容は違えど今も変わらなくこわいのですが、冨永さんの凛とした芯のある姿からは、そんな背景も含めて魅力として見えて、私も強くありたい、優しくありたいと思いました。他にも、運は巡るもの。いただいた運や恩は、次の誰かに渡したい。何かを得るには、何かを失う覚悟がいる。自分の人生と選択に責任をもつこと。ジョイセフのことや、そこで感じられたこと。など、一言では語りきれないくらいの、忘れたくない考え方や言葉をもらいました。そして、キャリアと子育てについては、たくさんの言葉を使い書かれてありました。私もキャリアと子育てについて、ずっと悩んできました。看護師としてもっと働きたいし、もっといろんな経験をつみたい。置いて行かれてる感もあるし、お金への不安もある。だけど、今しかない子どもとの時間がやっぱり大切と思い、子ども優先で、仕事はセーブしながらですが、ずっと迷いは消えずにいました。その中で読んだこの本は、すごく響きました。私も自分が選んだこの道を胸はって生きていき、いつかまたタイミングがきたら、がっつり働こうと背中をおしてもらえた気持ちになりました。冨永愛さんのことをさらに深く知れ、そしてさらに好きになる一冊でした。おすすめです♪冨永 愛 新・幸福論 生きたいように生きる [ 冨永愛 ]
2024.11.07
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小学生の息子が大好きな「学校では教えてくれない大切なこと」シリーズ!学童には全巻そろっているらしく、いろんな視野を広げてくれる本が身近なとこにあることがありがたいなぁと思ったり、息子だけでなく多くの子どもたちが、このシリーズが好きなんだなと改めて人気の高さを感じています。今回図書館で借りたのは、「勉強が好きになる」でした。正直、題名に勉強とあるので、興味をもたないかなと思っていたのですが、さすがは学校では教えてくれない大切なことシリーズ!息子は最初、えー勉強?って言いながらも読み始めたら、一気読みしていました。シリーズものではありますが、でてくるキャラクターは毎回異なり、毎回魅力的なキャラばかり✨今回も、すごく初歩的なところから、そこまで考えたことなかったなというような奥が深い話まで、盛りだくさんでした!息子に以前聞かれたことのある「なんで家帰ってきてまで勉強しないといけないのか」「なんで毎日本読みをしないといけないのか」「なんでテストってあるん?」などの答えが、すごくわかりやすく書いてありました。大人になったとき困らないようにとか、なりたい職業につけるようにとか、なんやかんや適当にしか答えることしかできてませんでしたが、この本一冊読むことで、勉強って楽しいかも、やっただけ結果はでるし、自信にも繋がるし、やり方次第で、楽しく勉強できたり、やる気もアップしたりするんだなって気持ちにさせてもらえます。そして、最後には、勉強の本当の目的も書かれてあります。勉強の本当の目的は、テストでいい点をとるだけじゃないよと師匠が話します。その理由が、たしかに‥そんな大人になってほしいなって思える言葉でした。私からも伝えたい言葉でしたが、この本一冊をよみ、最後にでてくる言葉だからこそ響く言葉で、やっぱりこのシリーズは好きだなって気持ちで終えました。この本を読んで、息子が行動にうつせたことが2つあり、1つは学校がない日、5分だけ勉強する。もう1つは、勉強に関係なくていいから、まとめたノートを作る。です。1つ目の「5分勉強」は、本の中で、いきなり1時間勉強しようとなるとやる前から嫌になるから、最初は5分からでいいから、続けられる習慣が大事とあったので、最低限の5分ではじめました。だけど、なんやかんや5分では終わらず、気づけば20分は毎回たっており、やる前の嫌々のハードルを下げてくれる「5分勉強しよー」は効果的でした。そしてたった5分でも、今週学校でよくわからなかったことを聞き出すには十分で、この漢字まだ覚えきれてないなとか、この文章問題苦手なんだなとか、親も気づくことができるこの時間はとっても貴重でした。そして、2つ目の「勉強に関係なくていいので好きなことをノートにまとめよう」は、本の中で、学ぶ力、まとめる力、人に伝える力が身につく!とあり、息子は、大好きなマイクラについてのノートを作っていました。最初は、明日こんなのを作ろうみたいなメモ程度でしたが、YouTubeで見た作り方みたいなのもノートにまとめたり、こんなのを作れたみたいな記録だったりに変わっていき、見て見てー!とうれしそうにまとめたものを人に見せる姿を見ると、学ぶ力、まとめる力以上に、自信や楽しみにも繋がっている気がして、すごくうれしくなりました。勉強に対するモチベーションも、もちろん上がりますが、生きていく上で大切にしたいなと思う、自信や楽しみ、達成感ややる気など、勉強からはそういうのも得られるんだなと、気づかせてもらえる素敵な本でした。おすすめです♪学校では教えてくれない大切なこと13勉強が好きになる【電子書籍】
2024.11.06
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とっても楽しく、九九が言いたくなる絵本でした😊算数が嫌いな、かける王子が主人公。魔法で世の中から、かけ算をなくしてしまうところからはじまります。だけど、かけ算がなくなってしまうと、いろんなところでトラブルが‥。やっぱりかけ算がないと困ると気づき、かけ算を取り戻す旅にでます。ゲームを一面ずつクリアするかのように、困難に立ち向かいながら、かけ算のある世界を取り戻すため、かける王子はがんばります。さぁ、かけ算は取り戻すことができるのでしょうか‥。。絵本には困難な場面ごとに九九がでてきて、息子は覚えたての九九を嬉しそうに、かける王子に負けないようにとなえます。計算カードでは嫌々やらされてる感満載に言いますが、絵本だとこんなにも違うのかとびっくりするくらい楽しそうに九九を言っていて、絵本の力に驚かされました。そして、かけ算は学校の授業で、覚えましょうと言われているから覚えてる感があったようですが、生活の中でたくさんかけ算や算数は使われているとこの本で気づいたようで、すごく大事な気づきを教えてもらえたなと思いました。楽しく学べるっていいなぁと思わせてもらえる絵本でした。おすすめです♪九九をとなえる王子さま [ はまの ゆか ]
2024.11.04
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表紙の絵と題名だけで、息子たちは気になって仕方ない!と、取り合いになりながら見はじめた絵本。おならとは?なんで音があるのとないのがあるの?おならとおしりの関係は?など、おならについての雑学を、おもしろおかしい絵と言葉で書いてあります。風船など身近なものを使って説明してくださっているので、息子たちもイメージがつきやすいようで、めっちゃかしこなったやん!と、読み終わったあとドヤ顔で言ってました。なんか「おなら」と言うと、少し下品な印象があるのですが、人間食べることが大事なら、出すことも大事だと思うので、出し方や出す意味などを楽しく学べるこの絵本、すっごくいいなぁと思いました。今3歳になる息子は、おならやう⚪︎ちとか、大好きなんです笑字も読めない息子ですが、何回も読んでほしいと持ってくるくらいお気に入りの一冊になったようでした。やっぱり鈴木のりたけさんの絵本は、親しみやすくて、おもしろくて、最高でした!おすすめです♪おならをならしたい [ 鈴木 のりたけ ]
2024.11.01
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ほんとに久しぶりに雑誌を買いました。ちらっと見ることはあっても、ゆっくり見れることないだろしと買うのを躊躇したり、せっかくならなんか知識を得られる本とか読もうかなと思いがちでしたが、なにも考えず、ただのんびりいいなぁと眺めたくて買いましたが、買って大正解!すごく癒される一冊でした。⚫︎「秋の推し旅」特集は、長野、前橋、京都、函館、高知、松山などのおすすめスポットが紹介されていますが、それぞれの場所で、あぁ行きたいと思えるすごく素敵なとこが載っていて、行ってみたいとこがたくさんできました。何も難しいことを考えず、あぁ綺麗ーとか、あぁ行ってみたいと思う時間って大事だし、幸せだなぁと思わせてくれる時間でした。⚫︎Travis Japan 表紙がまずTravis Japanだったので、手にとりました。世界6都市をまわるワールドツアーをおえて、それぞれの思いや、この先に何を見据えているのか‥それぞれのコメントが、すごくよかったです!「Crazy Crazy」の楽曲をテレビで見てから気にだりだしたばかりですが、YouTubeなどで遡り追いかけてみるとどんどんはまり、ダンスや語学などのレッスンのためにLAに留学をしにいったと知り、どんどん夢を形にし、最近の動画ではみんなが堂々と英語で海外のインタビューに応える姿などを見ると、忙しいなかどれだけの努力や勉強をしてるんだろと尊敬しかなく、そんな思いもあり、ワールドツアーをおえてどのように今思っているのか知りたくて、じっくり読んでみたくて、買いました。すごいことを成し遂げている彼らですが、まだ始まったばかりと、すでに先を見据えていて、これからも応援したいなと思いました。そして雑誌のいいところは、思いもよらなかった気になる人や言葉、映画などに出会えるところ。立ち読みでは、パラパラとばしてしまうとこでも、じっくり読んでいくと、えっ気になる‥みたいなのに出会えると、うれしくなってしまいます。ゆっくり見れる時間ないだろしと思いがちでしたが、雑誌を買うから、ゆっくりした時間を作ろうとする。作ろうと思えば、全然作れると知りました笑本とはまた違う魅力が雑誌にはあるなぁと改めて思える幸せな時間でした。おすすめです♪anan (アンアン) 2024年 10/30号 [雑誌]
2024.10.31
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本屋さんで、あっなんかこの表紙かわいいなと目について、気になってしまい、買った本。真逆のタイプの女の子2人がおりなす物語で、かっこいいロックな服装がよく似合う美島さんと、自信がなくて、かっこいい美島さんに憧れる中村ちゃん。流行りなんて気にしない、好きなものを堂々と着る美島さんに、私もどんどん引き込まれていきました。そして、美島さんの素敵なとこを知るたび、どんどん自信をなくしていく中村ちゃんのことも、なんか似ているなとどんどん好きになり、自分も変わりたいとかわいくなっていく姿に、こっちまでもがうれしくなってしまいます。そして最後には‥めっちゃいいなぁ!って気持ちいっぱいで、終わります。お店でこの服かわいいと思っても似合わないだろうと思ったり、人からどう見られるかばかり気にしてしまう中村ちゃんの気持ち、めちゃくちゃわかります。けど、どこかで、美島さんみたいに堂々と好きなものは好きと言いたい気持ちも。目立たないくらいがちょうどいいで生きてきましたし、これから先も大きく変われることなんてできないだろうけど、一つでも好きなものを身につけてみたり、靴下を履いたら見えないけど足の爪には好きな色のマニュキアを久しぶりにつけてみたり、そんなことをしてみたいなという気持ちになりました。ガールミーツガール的な要素もでてくる物語で、なかなか読まないテイストの本でしたが、絵や服装がかわいくて、なんかときめきました✨自分を大事にしようと、いろんなとこでよく目につく言葉ですが、なかなか難しいなと思っています。自分の好きをちゃんとわかってないとできないし、お金かかるしと考えると、自分でセーブしてしまったり。だけど、この本を読んで、好きを全身で体現する姿に、こういうのも一つの自分を大事にするなのかなと思ったりしました。なんか新しい風がふいたような気持ちにさせてもらった本でした。おすすめです♪思ってたのと違うあの子の話【電子特典付き】【電子書籍】[ かいばしら ]
2024.10.30
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めちゃくちゃおもしろい本でした!著者の奥さんが、芸術界の東大である藝大の学生さんで、奥さんの日常や、藝大の学生さんの様子や芸術に対する想いがすごく魅力的に描かせています。著者の方が、学生さん一人一人にお話を伺っておられ、そこには芸術に対する気持ちや生き様がみられ、とても熱い気持ちになりました。何かを残したいという人。誰かに認められるとか、誰かに勝つとかではなく、ものを作っている時間が好きという人。ただただ絵を描きたかった人。言葉で音楽を伝えたい人。ほんとに一人一人が芸術家で、奥深くて、こんな世界があるんだなと、すごく刺激をもらいました。好きなことにただただ没頭したり、他の誰かの意見ではなく、自分の好きに真っ直ぐだったり、羨ましくなるくらいの熱量で、好きを形にしようとしている姿は、眩しくなります。しかしその裏には、アスリートと変わらないような努力や精神力、そしていろんなことも犠牲にしてのものであることも知り、芸術に対する見え方が大きく変わりました。映画ブルーピリオドを以前見に行き、藝大に入るまでの様子が描かせており、藝大に入るのがどれだけ難しいことかは知ってるつもりになってましたが、音楽学科などでは幼少期から芸術への道は始まっているようで、楽しいだけでは語れない、その人が奏でる音には、いろんな背負ってきたもの積み上げてきたものの音なんだと思うと、それだけの覚悟や想いが滲み出るからこそ、人は音楽を聞くと感動したり、がんばろうと思えたり、芸術に触れたくなるんだなと思ったりもしました。「ものを作ることは、人生そのもの。」本の中にでてきた言葉ですが、大学生のときにそういうものに出会えてるって、すごいことですよね。そして、一番印象的に残っているのは、ブラジャーウーマンさんのお話でした。奇抜なファッションの裏に込められた想い。性同一性障害、共感覚など、小さい頃から自分のことがわからない、わかりたいと誰よりも困惑しながら、戦いながら、たくさん自分自身と向き合うなかで見つけたのが、美への追求だったり、作品で表現することなんだと知り、「自分の人生と作品は繋がっている。血管で繋がってるみたいに。」という言葉には、すごくいろんな想いが絡まり合っているメッセージのように思い、ブラジャーウーマンさんの作品、見てみたいと思いました。他にも、魅力的な学生さんがたくさん出てきます。そして美術学部と音楽学部とはこんなにも違うんだなと、その比較も楽しみながら読んできましたが、最後には、美術も音楽も繋がっているし、混ざり合うことで、さらに美しくなるんだと知りました。なんて素敵なんだろって気持ちで、読み終わりました。芸術に関しては無知に近かった私でしたが、美術にも音楽にも、今までと違った見え方ができそうですし、たくさんの刺激がもらえる本でした。おすすめです♪最後の秘境 東京藝大 天才たちのカオスな日常 (新潮文庫) [ 二宮 敦人 ]
2024.10.28
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先日から子どもとお金に向き合う本を何冊か読んできましたが、この本は、受け身ではなく自ら考えることができる絵本で、大人も子どもも楽しい素敵な一冊でした!お金について、どんなふうにしてお金は動き、どう豊かにし、なんのためにあるのか?など、広い視野から見たお金とは何かについても書いてありますし、身近なおこづかいのもらい方、使い方、誰がどのように考え商品に値段をつけているのか、500円手元にあるけど、何が買える?など、かわいい絵と共にクイズがたくさんあり、楽しく考えながら学ぶことができます。そして、大人になるまで、いったいいくらお金がかかると言われているのか、買ったものちゃんと大事に使えてる?お休みの日にお出かけしたら、これくらいお金かかってるんだよ、など、今までの本にはなかった視点からのリアルなアプローチの仕方に、確かに‥大事なことなのに、なかなかちゃんと子どもと話したことはなかったなみたいなことを、この本を通して話ができるとっても貴重な時間ができました。使う側だけでなく、お金を手に入れる方法についても、おこづかいについてや、将来の働き方まで書いてありますが、ただの職業紹介ではなく、心理テストのようなしんだんテストがあり、これを選んだあなたはこんなお仕事むいてるかもみたいなのがあり、息子は、思ってもみなかったけど、こんなの向いてるかもなんだと、新たな自分を発見できたようでした。息子が一番びっくりしていたのは、大人になるまでにかかるお金はいくらか?と、お出かけしたときにどれくらいお金がかかっているのか?のところでした。お出かけでは、目的地につくまでにもお金はかかっている感覚はなかったようでしたが、たしかに私も小さい頃はそんなこと考えたこともありませんでした。お金の話ばかりしていては楽しくないし、ありがたく思いなさいみたいにはもっていきたくないのですが、生きていくなかではお金はどうしても関わらずにはいられないものだと思うので、他人事にはならず、大事に有意義に使える人に、私も息子もなっていけたらいいなと思いました。この本を読み、息子がお買い物を自分でしたいと言い、一緒に考え、消しゴムを自分のお金で買いにいきました。うちの息子はほんとに消しゴムをよくなくしたり、大きめを買っても小さく切ったりして、またなくして‥を繰り返しており、もっと大事に使ってほしいなと思っていたところでした。やっぱり自分のお金で買うとなると、選ぶときの真剣さも違い、買う前はお金が減るのが嫌だから一番安いのでいいと言っていましたが、いざ選ぶとなると、においのあるのがほしくなり、だけどにおいがあるぶん、魅力的なぶん高いんだと知り、それでもほしいと決心して、お金を払いゲットしていました。いつもは名前書くように言ってもなかなか書かないのに、これにはちゃんと自ら名前も書き、今も大事に使っています。コーラのにおいが最高らしいです笑この経験から、ほんの130円のお買い物から、私も息子にもすっごい学びがありました。なんでおなじ消しゴムでも、値段が違うのか、高くても欲しくなるのはなんでか、お金は使ったらなくなるけど、大事に使えば、ずっと幸せな気持ちは続いていく。すごく幸せなお金の使い方ができたなと思えました。お金の勉強をしよう!となると、勉強嫌いなんで‥となる息子ですが、抵抗なく絵本をひらき、クイズをとくなかで知らない世界を知れ、お金を大事に使うってどんなことかなも体験できるきっかけもいただけた素敵な絵本でした。おすすめです♪補足ですが、3桁の数字がわかりだした息子にはちょうどよかったのですが、まだ数字がイマイチわかってない下の息子にはまだ早い感じでした。あそんでまなぶ はじめてのおかねえほん [ 泉 美智子 ]
2024.10.27
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小学生の息子が大好きな「学校では教えてくれないシリーズ」。毎回だいたい一日で読み切ってしまうくらい熱中して読んでいますが、今回も一気読みをしていました。今回は、夢のかなえ方。「お金のこと」にもでてきたアフロ先生に懐かしさも感じつつ、今回も個性豊かな登場人物と一緒に将来になりたいものは?を考える時間は、とっても楽しい時間でした。明確になりたいもの、好きなもの、得意なことがわかってる人もいれば、自分には何ができるのだろう、好きなものも、得意なものもわからないよって人もでてきます。私はずっと後者だったので、わかるなぁと思いながら読んでいました。この本の中には、さぁーなりたいものを考えなさいではなく、食べることが好き知りたい気持ちが強い目立ちたいにぎやかな場所が好きなど、具体的で、想像しやすいお題で、自分は何が好きかを導いて考えさせてくれます。そして、これが好きな人はこんなお仕事向いてるかもねと、1つのテーマごとに3つ以上のお仕事例をあげてくれています。そして、少しこんなのが好きかも、こんなのなれたらうれしいなと思えたら、最後は夢をかなえるためにどうしたらいいかの方法がたくさん書いてあります。働くってどういうことか大事にしたいことは何かお遊びでなく、責任を伴うことなんだよ、自分の都合だけで休んだりもできないんだよ、と話す場面などもあり、仕事ってなんなんだろうや、お父さんやお母さんはこうやって働いているんだなと考えるきっかけになるようにも思いました。大人の実用書コーナーにもよくある、自分の得意を見つける本や、自分を生かす方法などの本と変わらないような内容を、わかりやすい言葉と絵で、こんなにも具体的に書いてくれる本に、小学生時代に出会いたかったなとすごく思わせてくれる本でした。私の子ども時代は、大きくなったら何になりたいかみたいなのはよく学校で聞かれても、身近な親などがしてる仕事くらいしか知らずに大きくなりました。今は、子ども向けのお仕事図鑑みたいなのがあったりし、将来の仕事について具体的に知れるきっかけがたくさんできていることが、本当にうれしく思います。世の中にはたくさんの仕事があるし、可能性を秘めている人はたくさんいるのに、知ってるか知らないかで、学生時代のモチベーションやがんばり、将来までもが大きく左右されるように思うので、これからも生活の中で、こんな働き方があるんだな、こんなこと自分は好きなんだな、こんな大人になれたらいいなを、積み重ねられるような時間を子どもと過ごしていけたらいいなと思わせてくれる本でした。やっぱり、学校では教えてくれないシリーズはいいなぁって思わせてくれる一冊でした。おすすめです♪学校では教えてくれない大切なこと(17)夢のかなえ方 [ 旺文社 ]
2024.10.25
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この本を読んだあとの衝撃は忘れられません。もう読むのは何度目かになりますが、毎回重たい課題を突きつけられた気持ちになりますが、目をそらしちゃいけないことだと毎回思います。お話の内容は、誰からも憎まれることはなさそうな生活保護を扱う福祉保険事務所で働く善人、県議会議員をしている人格者の人たちが、相次いで餓死で発見されるとこから始まります。捜査がすすむなかで見えてくるのは、生活保護の実際や、東北の震災のあと、なかなか復興が進まない現状、そして貧困。その中でもそれぞれが精一杯生きていても、法で助けられる一握りの人たちの中からは外れてしまう人たちがいる。生活保護に対しても知識不足だったのですが、国が定める最低限文化的な生活ができる権利がある。それを国が援助する制度。だけれど、人様が納めた税金で生きていくなんてと拒否する人もいれば、不正に需給している人もいる。需給にあたり規則もしっかりあるが、すごくグレーな部分もある。そのグレーであることから護られななかった人の悲しい現実がうんだ悲しい事件のお話です。物語の世界の話ですが、決して架空には思えず‥生活保護を申請しても通らないことはある。税金にも限界はあるのわかるし、全てに応えることができないのはわかると思う反面、申請が通らなかった人たちはどうなるのか、体力的にも精神的にも働けない人たち、受給もできなかった人たちのその後を考えたことはありませんでした。今世の中では親の収入格差は、子どもの教育面やその後にも大きく影響するといったことは目にしますが、親がギリギリの生活ならその子どもは‥など、そういった社会情勢も物語のなかでは少し触れられていて、たくさんの社会問題が詰め込まれているように思い、普段ニュースで目にするだけではここまで深く考えることができてませんでしたが、この本を読むことで、より深くこの難しい問題たちを自分ごとに考えるきっかけになりました。けいさん、カンちゃん、利根さんの共同生活の部分は、いろんなものを抱えた人たちの優しさを分かち合う時間は、どこまでも優しく、そのぶん、そのあとがつらく‥すごく引きづりました。「今この国には、誰かが護らなきゃいけないのに放っておかれている人間が多すぎる」利根さんの言葉が刺さります。そして最後に書かれていた大きくなったカンちゃんが生活保護の第一線で働きはじめて感じたことを綴った言葉は、すごく響きましたし、この声が多くの人に届けばいいなと思いました。護りたい人を必死で護った人たちのお話。自分には何ができるだろうか‥ちゃんと考えていきたいし、私も護りたい人を必死で護っていきたいと改めて思う本でした。おすすめです。護られなかった者たちへ (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ) [ 中山 七里 ]
2024.10.16
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待ちに待った「いのちの車窓から2」。1も大好きだったので、発売になるとわかったときからずっと楽しみにしていて、1ページずつ、大事に大事に読みました。みんなが寝た後のシーンと静かで、虫の声が聞こえる秋の夜中にこの本を読むのは、心地良すぎる時間でした。俳優も音楽も執筆活動も、どれも順調のように見えていたので、もっとハッピーな生活が描かせているのかなと思っていましたが、こんなにもしんどい思いをしていたり、想像しきれないくらいのやるべきことを日々こなしていたり、どれだけ自分と戦いながら、一つ一つの作品をうみだしていったんだろうと、読んでいて、色々と考えてしまいました。悩んでいること、人からどう思われているか、幼少期から嫌われないように我慢してきたことなどにも触れられていたり、掃除は半分までしたとこでやめてしまったりなど、すっごい芸能人ですが、同じ人間なんだなと感じる部分もありました。しかし、音楽にも映画にも詳しく、本当に忙しくされていると思うのに、知らないことを知りたいという気持ちを常に持っている姿や、妥協はなく誠実に、そして寂しい気持ちをもっている人もおいていかない、音楽を作りあげる姿などからは、やっぱり尊敬しかなく、あの楽曲にはこんな想いがこめられていたのか‥など、新たな発見もたくさんあり、もう一回この曲ききなおしたいってなるのがたくさんできました。奥さんとの話は少しずつしかありませんでしたが、昔から悩み隠しつづけてきたことを奥さんに話したときのシーンが、本当にあたたかくて、じーんとしました。他にもたくさん、星野さんが好きな方たちが残した素敵な言葉がでてきます。すごい方たちばかりなのに、謙虚で、それでいて優しく‥そんな星野さん以外の方の、素敵な一面も知れるこの本がやっぱり好きだなと、そんな優しい言葉に出会えたとき思います。星野さんが全力で、おもしろいと思う作品を残して下さる姿は、がんばらないととパワーをもらえたり、私も好きだと思えることに全力で生きていきたいなと思えたり、命の有り難さ、儚さを改めて感じ、目の前の大事なものを本当に大切にできてるか?と自分を見つめ直す機会になったり、本当に色々な気持ちになるエッセイ本でした。「いのちの車窓から」の題名については、1のときにも触れられていましが、2では新たな解釈、想いも綴られていて、奥深い題名だなと改めて思いました。色々な思いがかけめぐる、これからも大事にしていきたい本だなと思いました。おすすめです♪いのちの車窓から 2 [ 星野 源 ]
2024.10.15
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アニメのヒロアカは、7期終了してしまいましたね💦いいとこでー!ってとこで終わってしまったので、早く続きを見たいです。そんな中読んでいたのが、小説版ヒロアカのⅡ。アニメは終盤なのもあって、戦いシーンが多いですが、小説はA組の日常が描かせているので、ほんわかしていて、読んでいても楽しいです♪今回の本は、1年生の林間合宿前から合宿中のお話でした。試験勉強をしたり、合宿に行く道中のバスの中や、合宿中の恋バナなど、アニメでは誰かのために戦うみんなですが、こんな高校生活できていたならよかったとほっとしてしまうくらい、穏やかでかわいい一面をたくさん見られる物語でした。もぎもぎの峰田くんは相変わらずで、そのシーンどんだけ続くねんとつっこみたくなるくらい長い文字数を峰田くんに使ってました。峰田くん好きさんには、おすすめです笑恋バナをしあう女子たちもかわいいです。「いつか誰かに恋をする。そのとき、自分はヒーローになれているだろうか。その誰かに、誇れる自分になれているだろうか。」ここがすごく好きでした。A組だけでなく、B組のみんなの登場場面も多く、うれしくなってしまいました!アニメではなかなか見れなくなった、ほんわかした日常が、沁みます。魅力的な一人一人の良さを改めていいなぁって思わせてくれる小説版ヒロアカ、やっぱり好きでした。おすすめです♪【中古】僕のヒーローアカデミア雄英白書 2/ 堀越耕平/誉司アンリ
2024.10.13
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YouTubeで、てぃ先生の子育てアドバイスを見たとき、これなら私にもできるかもと思えることが多く、もっと色々知りたいなと思い、初めててぃ先生の本を読んでみました。少し余談になってしまいますが、てぃ先生が、「はじめに」のところにも書かれていた、「保育士なら当たり前に知ってる保育のコツも、知らない方が多いことに気づき‥」とあったのですが、それは私も実感をしていて、私は今保育園で働いていますが、働きはじめは衝撃の連続でした。保育士さんたちは、本当にコツの引き出しが多いんです!大きな声など全くもってあげることなく、すごく上手に子どもたちを楽しませ、喜ばせながら、誘導します。その時間にやるべきことをするときも、お友達同士のトラブルも、うまく言葉でしゃべれない子どもたちにも、子どもが苦手だと思うことに取り組むときも、あれやこれやと工夫しながら、その子にあった方法で、子どもたちに関わる姿に感動したのと同時に、その方法を私も取り入れようと必死でした。そこでできた保育のコツの引き出しは、もれなく自分の子どもの子育ての中でも役にたち、1人目の息子には申し訳ないくらい独りよがりは手探りな子育てでしたが、2人目のときは、保育のコツを知れたことで、本当に穏やかに子育てできている実感があります。引き出しの多さは、親である自分自身をも救うと知り、もっと色々なコツを知りたいと思っていたとき出会ったのが、この本でした。前おきが長くなってしまいましたが、この本には、日常の中での困る場面身支度をするとき、お片付け、ごはん、今だけは用事をしたいから1人で遊んでほしい場面ではどうしたらいいかなど、あるあるこんなときー!っていう場面のコツを、これならできるかもと思える方法で書いてくれています。そして、どのコツも、子ども自身が楽しくなったり、嬉しくなったりできるものばかりで、子どもの気持ちになって考えるという視点が私には足りなかったんだなと感じました。自分の焦りや疲れやイライラが先にたち、〇〇してほしいと要望ばかりを伝えていたけど、子どもにとっても、今は〇〇したいだったり、うまくできない理由がちゃんとあるのに、そこに目を向けず、上から目線で伝えていたことが問題だったのだと気づきました。大事なのは、子どもがおもしろい!と思えて、子どもが自分から動いてくれるようにすること。これならできると思える小さなことからはじめて、できたら褒める。そして、遊び心を忘れない!引き出しを増やし、視点を変えることで、子育てがもっと楽しく、もっと楽になるんだなと改めて思いました。「へぇー、やってみたいかも」に、出会える本だと思います✨おすすめです♪子どもに伝わるスゴ技大全 カリスマ保育士てぃ先生の子育てで困ったら、これやってみ! [ てぃ先生 ]
2024.10.11
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HSPの本を何冊か読み、なんとなくHSPについてわかったような気になってましたが、この本を読み、間違った認識をしていた部分に気づき、HSPについての考え方が大きく変わりました。HSPの研究者である著者の方は、近年HSPが広く知られるようになったが、明らかにエビデンスのない情報も増えていて、研究にもとづくHSPの考え方とは、多少なりともズレがある場合もある書かれており、本書の中で、たくさんの誤解やズレについて、研究やエビデンスにもとづいて説明をして下さっています。HSPの誤解を一部あげますと、HSP🟰生きづらい人5人に4人が非HSP世の中には2種類の人がいる。HSPか非HSPか。HSC🟰弱い子。学校が苦手。不登校になりやすい。など、ほんのごく一部ですが、こんなふうにとらえられてしまいがちな説明を見たことありませんか?と、例があげられており、なんとなくそんな印象をもちやすいかもと思いました。しかし、HSPは、環境感受性という特性がとても高い人たちを表す言葉であり、ポジティブとネガティブ両方の環境から「良くも悪くも」影響を受けやすい特徴があるので、一概に生きづらい人に貼るラベルではない。環境しだいで、HSPは感受性が低い人よりも生きづらくもなるし、生きやすくもなるとありました。また、私としてはここが一番今回印象的だったんですが、「5人に1人はHSP」と他の本でもよく見た知識でしたが、それを読むと、感受性が低い人たちが、5人に4人はいると捉えがちでした。それは誤解だと本書にはあって、世の中の大多数は感受性が平均くらいの人たちで、感受性は低い人から高い人までグラデーションがあるという考え方でした。感受性の程度を0〜100で考えてみると、30の人もいれば70の人もいる。数値がいくら以上がHSP、数値いくらだと非HSPだという明確な線引きはないとのことでした。けど、なぜこのように環境から影響を受けやすい人とそうでない人がいるのか?も研究されていて、感受性が高い人から低い人までばらつきをもたせるためことで、遺伝子を残す可能性を高めていると考えられているようでした。そして、HSPかどうかを診断するチェックリストもよく色々なとこで見かけますが、注意してくださいねと書いてありました。実際は、HSPかどうか決める絶対的な基準はないようで、研究にもとづくHSP尺度というものはあるが、それは診断を目的とするものではなく、感受性のグラデーションにおいて、自分はどのへんに位置するかという視点をもつためのものであり、HSPか非HSPかという明確な境界線は学術的には認められていないとありました。→ここまでのところで、私や息子はHSPだと思い、もっとよく知りたいと色々本を読んでいましたが、所々当てはまらないとこはあるなと思っていた違和感が、そういうことだったのかと繋がりました。HSPかそうでないかと言われれば、環境から影響はうけやすい面もあるけど、そればかりではない。グラデーションの曲線のなかでいえば、私はこのへん、息子はこのへんかなと、新たな視点で考えれるようになりました。そして、著者の方は、最後にこう言います。HSPがわかって安心した。生きづらさの理由がわかった。と受けとめられる方がいます。しかしそれがゴールではなく、スタートにしてほしいと。HSPであることがわかって、どうしたらよいか。HSPの考え方をふまえて、少し普段の生活を見直したり、もっと自分をよく知るために心理学を学んでみたり、自分の特性を生かしてほしいとありました。→確かに。。どこからくる不安なのかや、なんで環境が変わるとこんなにもストレスを感じるのかなどわかると、HSPだからだったのかと、理由がわかったことによる一時的な安心感は得られるけど、そこで止まらず、より生きやすくなる行動をし続けることこそが大切だなと思いました。この本の中には、不安を感じることは一概に悪いことではなく、自分の身を守るためのものである。環境を調整し、環境とフィットすれば、感受性が低い人よりも、精神的に良い状態に過ごせ、感受性が高いことが「強み」になるとありました。→学生であれば1年毎にクラス替えもあるし、担任の先生も変わる。大人でも入った職場に合わない人もいる。環境を調整するということは本当に簡単なことではないけれど、目を向けるべきとこは、自分は何に対して刺激を受けやすいか、どのような捉え方の特徴があるか、どうしたら落ちつき、どんな環境なら気持ちよく過ごせるかを考えていくことなんだと改めて思いました。情報が溢れているなかで、正しい知識かどうかを見極めることは難しく、受け取り方を間違うと、少し認識にズレが生じてしまうことも、この本を読んでよくわかりました。少し専門的な説明もあり難しいところもありましたが、根拠にもとづいた説明と、その先の視点をもたせてくれる本でした。おすすめです♪HSPの心理学 科学的根拠から理解する「繊細さ」と「生きづらさ」 [ 飯村周平 ]
2024.10.10
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小学生の息子が学校から借りてくる本は、ほんとにずーっとほねほねザウルスシリーズばかりだったんですが、初めて違う本を借りてきました。その本がこれです。図書室の司書の先生が読んで下さった本だったようで、おもしろかったから借りてきたとのことでした。さすが司書の先生!話に引き込まれる上に、おもしろい✨お話の内容は、クレヨンたちからお手紙が届きます。よく使う色のクレヨンからは、ちょっと使いすぎだから休みたいよ。全然使われない色のクレヨンからは、こんなの書いてみてもいいんじゃないの。黒色クレヨンからは、縁取りばかりじゃなくて、黒いビーチボール書いてもいいんだよ。白いクレヨンからは、白い紙に書いても見えないんだよ。今年一度も使われてない色のクレヨンからは、もっとわたしの魅力わかってよ。クレヨンのまわりの紙をはずされちゃったクレヨンからは‥などなど、それぞれの言い分が書かれた手紙からは、言葉使いや言い回しから性格なんかも推測されて、声に出して読んでもおもしろいし、一つ一つの絵もかわいく、じっくりと読んでも楽しいです♪今までに、あまりクレヨンの気持ちは考えたことはありませんでしたが、たしかにこんなこと思ってそうだなと思うからことばかりで、一つ一つの色を大切にしたい気持ちになりましたし、もっと自由に色を選んで、楽しんで描いてもいいよねって思えます😊少し文字数は多めになりますが、3歳の息子も、何度ももう一回!ってなる絵本。身近なクレヨンが、読む前よりも愛おしく大事にしたくなる、素敵な一冊でした!おすすめです♪クレヨンからのおねがい! [ ドリュー・デイウォルト ]
2024.10.09
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素敵な絵本でした。おばあちゃんとかあさんと暮らしている女の子ローザの物語。3人は少しずつ大事に、大きな瓶に小銭を貯めています。1回目貯めたときには、今でも大事に大事に使っている椅子を書いました。もうすぐローザのお誕生日。瓶に貯まったお金で、誕生日プレゼントを買うことに。おばあちゃんは言います。「ほんとにほんとに好きなものを買うんだよ!」と。ローザは、お友達がもっていてずっと欲しいと思っていた物や、素敵なお洋服など見にいきますが、いざお金を払うときになると、みんなで貯めた大事なお金でこれを買ってもいいのか、ほんとにほんとに欲しいものかわからなくなってしまいます。ローザは買うことができたのでしょうか‥。そして、ローザがほんとにほんとに欲しいものはなんだったのでしょうか‥。先日読んだばかりの「6歳からのお金入門」にも書いてあった、お金を使うときには、「必要なものか」「必要ではないけれど欲しいものか」と考えて、必要ではないけど欲しいものなら、他で代用できないか、すぐに使わなくならないかなど考えて、それでも欲しいと思うなら買いましょうみたいなことが書いてあり、ただ何も考えず買うのではなく、この過程を子どもと一緒に考えたりしていきたいなと思ったばかりだったので、このお話はすごく考えさせられました。何も買わない、何にもお金を使わないが美徳なのではなく、いかに幸せな気持ちで買い、大事に使っていけるか。絵本にでてくるみんなで貯めたお金で前回買った椅子は、幸せの象徴のようにお家にはあって、今でも大事に使っている。こういう使い方をしたいなと強く思いました。そして何より、かあさんが素敵なんです。ローザのことをほんとに愛しているのが伝わってきますし、悩みに悩んでいる買い物のときも、じっと答えを自分で出すのを待っている姿に、こうありたいなとすごく思いました。「6歳からのお金の入門」でもありましたが、なんでこんなものにお金を使うんだと思うことはあると思うけれど、そこはぐっと我慢をするところ。自分で考え、気づくことが成長に繋がるとあり、私なら余計なことを言ってしまいそうで、そこは気をつけないといけないと思ったところに、この素敵なかあさんに出会い、こうしていきたいなと改めて気づくことができました。子ども自身がほんとに欲しいものとは何かなと考えるきっかけになったり、それを見守る親も学びがある、素敵な絵本でした。おすすめです♪【中古】 ほんとにほんとにほしいもの / ベラB. ウィリアムズ, Vera B. Williams, 佐野 洋子 / あかね書房 [大型本]【メール便送料無料】【最短翌日配達対応】
2024.10.05
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10月に入り、インフルエンザワクチン接種開始をしているとこが増えましたね。そして、今年から新しく痛くない予防接種フルミストも開始となり、取り扱いされている医院さんも見かけます。従来の皮下注射のものとフルミストの比較なども加えながら、簡単にですが、書いていけたらなと思います。★皮下注射のインフルエンザワクチンについて★【目的や効果】⚫︎インフルエンザ感染後に発症する可能性を低くする効果と、発症した場合の重症化防止に有効とされている。⚫︎約5か月(3〜6か月と書かれている文献もあり)効果が持続すると言われている。【接種時期】⚫︎インフルエンザは例年12月から3月頃が流行シーズンになります。予防接種の効果が現れるまでの期間を考慮し、10月から12月上旬までに、ワクチン接種を終えることが望ましいとされています。⚫︎生後6か月から受けることが可能【接種回数】13歳未満 2回13歳以上 1回→13歳未満の場合、1回の接種だけでは十分な免疫ができず、2回接種のほうが、より高い抗体価の上昇が得られると言われている。【2回接種の場合の間隔】2〜4週間の間隔をあければ接種可能。できれば4週間あけるほうが、より高い免疫の獲得が期待できると考えられている。【免疫効果】⚫︎予防接種1回目の場合接種後からおよそ2週間後から現れる。2回目の場合も、接種後からおよそ2週間後から現れる。2回目打つことで、より強く、より長く免疫獲得が期待される。【副反応】⚫︎局所的な症状接種した場所の赤み、腫れ、痛みなどが出現する。通常2〜3日で消失する。⚫︎全身の症状発熱、頭痛、だるさが出現する。2〜3日目まで続く。★フルミストについて★痛くないインフルエンザワクチン。日本の厚生労働省では2023年に製造販売許可がおり、今年から正式に任意接種として可能となった。【効果】⚫︎インフルエンザの感染経路である鼻咽頭で免疫をつくるため、ウイルスの侵入を防ぎ、高い発症予防効果が得られる。また、体の中に入ってきたウイルスを攻撃する。⚫︎効果は1年くらい持続するとされており、季節はずれのインフルエンザにも対応可能。⚫︎接種後2週間程で、効果は得られる。【対象】2歳以上19歳未満の健康な方。接種できない場合もあるため、医師と要相談。【方法】⚫︎左右それぞれの鼻へワクチンをスプレーする。1回で効果は得られる。⚫︎国産不活化ワクチンとフルミストを、1シーズンに両方接種することも可能。【金額】うちの近所の医院は、8800円と書かれてありました。【副反応】接種後、30〜40%の方に、感冒症状がでることがある。★皮下注射によるワクチン接種とフルミストとの違い★⚫︎皮下注射の場合は、重症化予防効果は期待できるものの、感染自体を防御する効果は十分ではない場合がある。フルミストは、従来の皮下注射によるものと比べ、予防効果が高いと言われている。⚫︎皮下注射の場合は、ワクチン株が流行しているインフルエンザと株が異なる場合は、効果を発揮しない。フルミストの場合は、生きたウイルスで免疫を作るため、流行しているインフルエンザ株が違っても、発症を軽症化させる作用がある。みなさんが、インフルエンザに、かかりませんように🙏
2024.10.04
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6歳からお金の話?💦と、本の題名で、ややびっくりしてしまったこの本。開けてみると、「子どもにマネー教育をするべきか」この言葉から始まります。私自身親からお金の話をいっさいされず育ちましたし、学校でお金の授業はしたこともなく、まだまだマネー教育というものにどうやって進めていくのかとわからないことだらけですが、これからの時代には必要な教育だとはひしひしと感じており、勉強したいと思い、借りた本でした。最近は小学校で配られるプリントの中に、キッズマネースクールのチラシなど入っていることも多く、習い事ととしてのマネースクールが身近なものになりつつあるんだな、やるかやらないかで大きな差が出そうだなと感じています。マネー教育をはじめる前段階として、なぜ今必要なのかがこの本の最初に書かれていて、私が思っている以上に深刻というか、わかってはいたけど、ちゃんと向き合わないといけない現実だよなって暗い気持ちになりました。格差社会、国や企業の国民へのサポートの変化、自助努力で老後の資金の確保しなければいけない、電子マネーの世界では、お金が見えない。だからこそ新しいお金との付き合い方を学ばなければいけない、など、書かれており、今まで通りの、親からも学校からもお金を学ばない環境ではダメなのかなと、1人の親として、自分自身が学び、一緒に学び、お金を上手に使う能力を、身につけられる環境を、作っていかないといけないんだなと、気づきました。衝撃だったのは、2歳くらいからお金の教育はできるということでした。お金を大切にする。感謝する気持ち。といった基礎となるような部分は、幼児の頃から、身につけていけると知り、確かにと思いました。欲しいと言えば買うだけしていても、そのような気持ちは芽生えないだろし、買い物の時や日頃からの会話をもっと大切にしていかないといけないなと思いました。本には、おこづかい制のスタートのタイミングや金額報酬制と定額制のメリット、デメリット株式投資未成年口座についてなど、詳しく書いて下さっています。どれもちゃんと聞いたことないことばかりで、とても勉強になりました。そして、マネー教育の進め方みたいなものも、ちゃんと書いていて、道筋みたいなものが見えてきた気持ちになりました。心に残ったことは、アメリカでは、親から子どもに株をプレゼントすることもあるということでした。おもちゃやディズニー、毎日食べるシリアルなど身近な会社の株を、かわいい額に入れて渡すと。子供銘柄といって、値下がりしにくく、大人になるまで売却せずもっていると。海外では、子どもの頃から株式投資は特別なことではなく、生活の一部になっていると知り、日本と海外のお金に対する向き合い方の違いにびっくりしたのと、私はいきなりそこまではいけないけれど、そういう世界もあるんだと知り、できることからやっていかないといけないと強く思いました。まずは、子どもたちの性格に合わせて、お金の話をしていこう、一緒に買い物にいき、お金や物の値段についてなど、ちょっとしたところからお金の話をしていきたいなと思いました。まだまだ小さな一歩でしかないけれど、もっと勉強し、親子でたくさんお金に関する話をしていきたいです。すごく勉強になることばかりの本でした。おすすめです♪【中古】 6歳からのお金入門
2024.10.03
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この本を読んでの一番の感想は、私も学生時代にこの本に出会いたかったなでした。今までも何冊かHSPについての本は読んできましたが、この本は、例えが会社などではなく、学校生活が舞台になっており、より学生さんにはわかりやすく、共感しやすい内容だなと思いました。そして学生さんの親御さんにも、今こんなことで悩んでいるかもしれないと気づくことができるきっかけになるかもしれないなと思いました。私自身もHSPだと思っているのですが、息子2人もHSPかなと感じています。HSPを知ったのは、ほんの3か月前くらいで、まだまだ勉強中の身ですが、知れば知るほど、なんであんなに困ったりもやもやしたりしていたのかがわかり、自分を理解することにつながり、じゃあそこからどうすればいいのかと先を見据えて考えれるようになってきました。この本では、学校生活でのこんなときはどうすればいい?が、たくさんの例題と対処法も書いてくれています。私自身のことでいえば、発表することがとにかく苦手で、できるだけあたらないようにと過ごしてきていました。もしあたったとしても、あたまが真っ白になり、とんちんかんなことしか言えなかったり、おどおどしてしまったりし、どんどん自分が嫌いになっていきました。間違っていても堂々と発表できる人が羨ましかったですし、なんで自分はみんなと同じようにできないんだとずっと思っていましたが、そのことについて人と話したこともありませんでした。しかし、この本にはその理由もメカニズムも、些細なことすぎて人に話できないことも、HSPの特性だと書いてあり、なんかいろんなことが繋がった気がして、ほっとしたんです。現状もおどおどし続けた過去も何も変わりはしないんですけど、ただただ嫌いだったあの頃の自分も、ここからだったんだねと認めてあげることができた気持ちになりました。5人に1人の割合でいると言われているHSP。きっと今も同じように、HSPの特性で行きづらさを感じていたり、こんな自分が嫌だと感じている人に、HSPのことを知るきっかけが、身近なとこにあったらいいなとすごく思いました。そして、うまく言葉で表せずに、「学校へ行きたくない」「しんどい」しか言えなく理由についても、詳しく書いて下さっていて、はじめて納得することができました。息子たちも、波がありながらも、行きたくないと言うことがあります。理由をきいても、はっきりとした答えが返ってくることは少なく、そんな理由で休ませてもいいんだろうかとさらに悩んでいました。ですが、このHSPの特性からくる気になることや疲れからくる体調不良。そして、モヤモヤした心の内を言葉にして表現するのが苦手という特徴を知っているだけで、あぁ今はそういう状況なんだなと気づけ、高ぶった神経をクールダウンする方法を一つずつやってみようかと、本にのっていた方法を試してみたり、できることや寄り添い方を見つけることができました。今までは、休んだからには休んだ分追いつかないといけないんじゃないかと焦ってしまったり、明日には行こうねと追い込んでしまっていたり、逆効果のことばかりしていたことにも気づけました。他にも、テストで点数が下がってしまったときは、下がってしまったこと以外に、HSPさんは、先生や親の期待を裏切ってしまったと、先生や親に見捨てられるような恐怖を感じやすいとありました。そういう視点で、テストの点数をみたことがなかったのですが、もしかしたらそう思ってしまっているのかもしれないと知れて、自分の発する言葉にもっと気をつけないといけないと思いました。まだまだたくさんの気づきがあったのですが、HSPの特徴は、どう扱うかによって、強みにも弱みにもなるとあり、その通りだなと思いました。生きづらさやネガティブに繋がりやすい特性だと、自分の経験上つよく思うのですが、感受性が豊かで幸せをより強く感じられたり、より深く人と繋がりあえることもあったりと、決してマイナスばかりではないことに改めて気づくことができました。しんどいと感じている方に新しい気づきや、寄り添い方を教えてもらえる本だなと思いました。おすすめです♪10代HSPさんの 「しんどい」をかるくする本 そのままのキミで生きやすい道の見つけ方 [ みさきじゅり ]
2024.10.02
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待ちに待った「いのちの車窓から2」は、発売前から注文をしており、今日届くかなと毎日楽しみにしているところですが、まだ届いていません😂星野源さんの本は、今までも何冊か読んできましたが、「いのちの車窓から」は特に好きだったので、2がでると知ったときは、とにかくうれしくて、楽天マラソンのときに、発売前でしたが注文しています。はやく読みたい気持ちですが、なかなか届かないので、きっと忘れてるとこもあるだろなと思い、久しぶりに、「いのちの車窓から」を読んでみることにしました。やっぱりおもしろかった!どのテーマのを読んでもおもしろいし、病気や仕事や自分が苦手としていることすらも、客観的に見れたり、それをおもしろおかしく書いているけれど、そこに至るまでどれほど苦しくてどれほどの葛藤があったのだろうと思うと、私もがんばらないといけないなという思いにいつも行きつきます。星野さんの歌の歌詞についてや、出演されていたドラマの裏側なども書かれていて、この歌やドラマ好きだったんだよなーと思いながら読むのはまた楽しく、そんな想いがあったのかなど知れるのは、2度楽しめ、またその歌やドラマが見たくなってしまいます。人のことが本当に好きなんだなというのもすごく伝わってきて、本にでてくる方々は、知ってる人も知らない人も、もれなく見ているこっちも好きになってしまいます。そんな星野さんの幼少期は、人が好きすぎてうざがられ、傷つき、嫌われないように、人は好きではないと言い聞かせ、心に蓋をしていた過去があるとも書いてありました。つらかっただろうなと、いつもそこで色々と考えてしまうんですが、その孤独な中出会った歌で救われ、自分を表現し、今は歌だけではなく演技や執筆活動などでも活躍され、たくさんの人の心に響くものを届けてくれているんだなと思うと、つらい時期が根底にあるからこそ、人の痛みがわかる強さや優しさが伝わってきて、多くの人が星野さんに救われたり、幸せな気持ちにしてもらえているのかなと思ったりしました。精神的にしんどく長く学校を休んだ期間があるともあり、がんばって行った復帰初日の日に、バンドに誘われ、日本民族舞踊部にも誘われ、ダンスにも出会うことになったとありました。そんなことってあるんだなと思いました。きっと星野さんが休んでる期間も、学校にいる人たちは気になっていて、次来たら声をかけようと待っていたんだろなとか、星野さんは心に蓋をしていたとあるけど、きっとまわりはちゃんと星野さんの素敵なところを見つけていて、この人を1人にしちゃいけないと思わせる何かがちゃんとあったから、このバンドとダンスの出会いになったんじゃないかなと思うと、人ってほんとどう生きるかだなと、どう繋がっていくかなんてわかんないなという気持ちになります。他にも好きな話はたくさんあるんですが、「コサキンと深夜ラジオ」「大泉洋」は特に好きです。あたたかい気持ちにさせてくれる星野源さんのエッセイ本。おすすめです♪【中古】 いのちの車窓から/星野源(著者)
2024.10.01
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色々と考えてしまうお話でした。未来の自分に向けて書いた手紙を、数年後に配達することを事業とする会社に働くことになった45歳の新井さんのお話。新井さんが届けることになった手紙を配達するなかで、出会う人たちの人生に触れ、自分の人生も見つめ直していきます。希望に満ちた、純粋に未来を夢みた言葉が書かれた手紙に背中をおされることもあれば、夢見た自分になれていないことに愕然とし、手紙なんて読みたくなかったという場合もでてきます。届けた手紙の意味とは‥。本の中には、たくさんのつらい思いをしてきた人たちがでてきます。自分の書いた手紙の言葉に救われる人もいれば、いろんなつらい思いをしてきた人だからこそ、でてくる言葉で、救われる人もいます。言葉の重さを改めて考えさせられるお話でした。この本で心に残った言葉は、⚫︎「来たときよりも美しく」少し要約した書き方になってしまいますが、私が生まれる前より、いい世界になっていてほしい。そんな意味がこもった言葉を、なんかいいなと、こうあれたらいいなと思いました。⚫︎「生きているってことは、きっと僕にはまだ役割があるはずだって自分に言い聞かせています。今ここに集中。今日だけを精一杯生きるしかない。」⚫︎「人生のどこかで転んだり、どん底に落ちたり、どうしていいかわからなくなってしまうようなことがあって、誰にも相談できず一人で苦しんでいるのなら、本屋にいくといい。立ち直るきっかけをくれる重さをもった言葉が詰まった本がそこにはたくさんあって、あなたに読まれるのを待っています」言葉は人を幸せにもするし、苦しめもする。重さをもった言葉をどう使っていくか。あなたはどう生きていきますか?と問われ、理想や現実や、自分の弱さと向き合う時間をくれるような本でした。ぜひ読んでみてください。おすすめです♪株式会社タイムカプセル社 新版 十年前からやってきた使者 (喜多川 泰シリーズ) [ 喜多川 泰 ]
2024.09.30
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息子たちは小さい頃、車の絵本が大好きでした。特に上の子は、車のばかり読みたがるので、色々検索しては図書館で借りていました。たくさん読んできたなかで、特にこれはお気に入りだったのを、今日は書いていきたいと思います。車好きのお子さんがおられましたら、ぜひ読んでみてください✨①「なんの じゅうたい?」なんのじゅうたい? (絵本・いつでもいっしょ 42) [ オームラ トモコ ]50台もの乗り物がでてくるこの絵本。みんなが向かってる先には何があるのでしょうか?きっと好きなはず‥〇〇が待っています🤭身近な乗り物、働く乗り物、初めて見る乗り物。一つ一つ名前を言ってみたり、ただ眺めてみるだけでも楽しいが詰まってる絵本です。②「バルンくんとおたすけ3きょうだい」バルンくんとおたすけ3きょうだい。 (幼児絵本シリーズ) [ 小森誠 ]バルンくんシリーズのなかでも、この本が一番子どもたちはお気に入りでした😊道路をなおしてくれる3きょうだいの働く車が、とにかくかっこいい✨小森さんの描く車の本が、私は大好きです。③「しょうぼうじどうしゃ じぷた」しょうぼうじどうしゃ じぷた (こどものとも絵本) [ 渡辺茂男 ]古い本ですが、今でも愛され続ける名作じぷた。小さい消防自動車のじぷたは、はしご消防車や大きなポンプ車、救急車に憧れます。大きな火事の現場に呼ばれないじぷたを、はじめはみんなバカにしますが‥じぷたにしかできないことがありました。小さくても負けずにがんぱるじぷたを応援したくなる物語です。④「トミカコレクション」トミカコレクション2023 (超ひみつゲット! 118) [ (株)タカラトミー ]毎年発売されているトミカコレクション。うちにあるのは2023ですが、2024年度版も発売されています。その年にでたトミカやトミカタウンがたくさんのってあり、暇があると開いて見ています。大きさも少し小さめなので、お出かけの際や、外食のときなど、待ち時間ができそうなときには、この1冊をカバンにしのばせて出かけることが多く、少しの空き時間もこの本さえあれば、楽しく過ごせます!⑤「ゴトガタ トラック」ガタゴト ガタゴト プップー白を基調にしたスタイリッシュな絵とリズムの良い言葉たち。心地良い絵本が癖になり、何度も何度も借りた本です。トラックたちはどこへ、何を運んでいるのでしょうか?あぁ、そうなるのね!と、最後なります😊⑥「トラトラ トラクター」トラ トラ トラクター (幼児絵本ふしぎなたねシリーズ) [ 小風さち ]トララ トララ トララと、なんとも言えないこの響きと、この表紙のガッツポーズのおじさんが大好きなこの絵本。一番借りた乗り物絵本かもしれません。トラクターと台車が連結しお仕事をする物語。読んでいて楽しくなるリズムいい言葉と、見慣れない車にも興味津々になる、素敵な絵本です。⑦こうじのくるまこうじのくるま [ コヨセジュンジ ]リアルで細かい描写の、工事の車がたくさんでてくるこの絵本。ブルドーザーの中だけでもこんなに種類があるのかーとびっくりするくらい、それぞれの車の仲間たちも細かく書いてあります。クレーンの操縦席も書いてあったり、クローラーの仕組みもあったり、工事の車好きさんにはたまらない一冊かなと思います。
2024.09.28
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すっごく素敵な本でした✨ヨシタケさんの絵本は大好きで、今まで何冊も子どもたちと読んできましたが、絵本とはまた違う対談という形でのヨシタケさんの言葉も、おもしろいし、共感できることばかりで、ずっとおもしろいーって思いながらページをめくっていました。その上、大好きな作家さんたちとの対談は、絵本ファンとしてはたまらない!かこさとしさんや鈴木のりたけさんなど、いつも絵本見てますの人たちと、ヨシタケさんがお話してるーってなります笑まさか「りんごかもしれない」は、「からすのパンやさん」から影響をうけてだったとはーとか、好きな本と好き本が繋がってたなんてー!と、嬉しくなる瞬間にたくさん出会いました。また、「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」のブレイディみかこさんとの対談も、すごく心に響きました。イギリスの保育園で働いた経験のあるブレイディさんの言葉は、固定概念を壊してくれるものばかりでした。イギリスの保育園では、雑談しながら絵本を読むそうです。子どもたちから「なんでこんな顔してるの?」とか聞かれてなかなか読み終われなかったり、好きな姿勢で見てもいい。日本では、静かに最後まできちんと座ってきくが当たり前にありますけど、好きに楽しめる、ものが言える姿勢、関係が小さい頃からちゃんとあるんだなと思いました。今、転生ものが人気なことに関しても、「今ここにある世界を変えていくことが、別の世界をつくることだ。別に転生しなくても、今ここから変えていけるんだよ」と書かれていて、なんかすごく考えさせられました。転生ものに惹かれるのは、今を変えたいと思うことからですよね。だけど変えられないし、逃げもできない。だからそんな世界に思いを馳せるのかなって。子どもの頃は特に、変えるって難しい。そこを変えてもいいんだよ、逃げてもいいんだよって言える大人になりたいと、この対談を読んで思いました。ブレイディさんの本を読んだことがなかったのですが、これから読んでいきたいと思います。そして、この本には、ヨシタケさんや対談される作家さん方の好きな本がたくさん紹介されています。どれも、読みたくなる本ばかりで、読みたいリストがたっぷり溜まりました。似たような系統の本ばかり手にとりがちになってしまうので、こうやって新しい作家さんや絵本に出会えるのは、嬉しくて嬉しくて。これから一つずつ、読んでいきたいと思います。ヨシタケさんの絵本は、なんだか言葉にしにくいけど、どこかで感じたことのある気持ちを、あのかわいい絵と言葉で表現してくれるところが大好きなんですが、ヨシタケさん自身は「世の中がこわくて、人のことが信じられなくて、どうすれば楽しめるか、人を信じられるかの記録」として、絵本を書いているとありました。あぁ、わかるって思いました。その気持ちわかるから、そこに寄り添ってくれるから、ヨシタケさんの本が好きなんだなって、改めて思いました。ヨシタケさんファンの方はもちろん、全然知らないよの方も、いろんな方の世界観や言葉に触れることができると思います。おすすめです!もりあがれ!タイダーン ヨシタケシンスケ対談集 (MOE BOOKS) [ ヨシタケ シンスケ ]
2024.09.27
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なんか考えさせられる物語でした。気のいいオオシカのツノに、いろんな生き物が棲みついてしまうのですが、その中にはオオシカの頭の毛をむしり取って巣をつくってしまうものから、ツノに穴をあけてしまうキツツキや、重たいクマまでものってきてしまいます。重たいし、痛いと思うのに、気のいいオオシカはお客さんには親切第一と、下ろそうとはしません。そのうち、仲間からは、変わり者とされ、群れから追い出されてしまいますし、お客さんたちがいるから川も渡れず、ごはんにもありつけなくなってしまいます。そして、変わったツノをもつオオシカは、猟師さんたちの的になってしまいます。さぁ、オオシカはどうなってしまうのでしょうか?ただただ優しいオオシカですが、ずる賢い生き物たちにどんどん良いように利用されていってしまいます。そして、本文のなかでも、「もし、これが きみなら きみなら どうする?」と、投げかけられます。きっといろんな意見がでるだろう物語だなって思いました。どれも大切な気持ちだろうし、誰に重きをおくかで、気持ちは変わってくる物語。最後は、あぁよかったとほっとできる結末ですが、ひやひやはらはらとし、考えさせられてしまいます。人に優しくありたい気持ちと、自分も守らないといけない気持ち。これが正解なんてないだろうけど、どう思う?と考えることが大切なのかなと思いました。もう終わってしまった夏休みですが、もし来年以降、読書感想文でどの本にしようか迷ったときは、候補の一つにいいかもって思った本でした。おすすめです!【中古】おひとよしのオオシカ (ドクター=スースの絵本)
2024.09.26
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学校では教えてくれない大切なことシリーズ。PTAの活動で、小学校の各教室の書籍整理をした際、このシリーズの本は、どれもボロボロになるまで読まれていて、人気のある本なんだなと気になっていました。このシリーズはたくさんでているんですが、今回はお金についての本を読んでみました。登場人物は、小学3年生の子たちで、気になることを一つ一つ質問していき、アフロ先生が、漫画でわかりやすく教えてくれます。おこづかいを増やしたいお金を貸してといわれたらどうしたらいいかお年玉はなんでもらえるのかなんで消費税はかかるのか全部の商品を安くしてくれたらいいのになどの身近な疑問から、大人も答えるのに悩んでしまいそうな、社会の中でのお金の仕組みや、日本銀行やの役割など、すごく難しい分野のことなのに、親しみやすい絵と言葉で、わかりやすく説明してくれています。今はPayPayなどで、お金のやりとりをする場面を見る機会も減り、子どもたちにとって、お金について考えることも減ってしまい、よりわからないものになってきているのかなと感じていたりします。自分たちの見えないところでお金は動き、見えないとこで親は働き、働いてもらったお金だけど見えないPayPayで支払われ、それでお金を大切にしろと言われてもってなるだろなって思っていたので、この本は、その見えないとこの部分を見える化してくれているので、ぼやっとしていた視界が開けるような気持ちにさせてくれます。そして、大きく大雑把でも、世の中でのお金の仕組みや動きがわかれば、なんでお金は大切にしないといけないのかが自分の中で考え、答えに繋がれば、人に言われなくても、お金を大切に使うことができるようになっていくように思いました。この本の最初に書いてあったのですが、「世の中には、正解が一つではなかったり、何が正解かがわからないことがたくさんあります。状況によって正解が変わることもあるし、100点にも0点にもなり得る問題が世の中にはあふれています。その中で自信をもって生きていくには、自分でとことん考えて、そのときの自分にとっての正解が何かを判断していく力が必要になってきます。」とあり、その通りだなと思いました。親としてできることは、知ることや考えるきっかけを作ったり、一緒に考えていったり、私自身も考えて生きていくことかなとこの本を読んで思いました。子ども用の本だと思い手にとりましたが、知らないことばかりで、めちゃくちゃ勉強になる本でした。子どもたちがボロボロまで読む理由がわかりましたし、もっと他のシリーズも読んでみたくなりました。おすすめです!学校では教えてくれない大切なこと(3)お金のこと (学校では教えてくれない大切なこと) [ 関和之 ]
2024.09.25
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今まで医師の方から見たHSPやHSCについての本は何冊か読んできましたが、実際HSCの方が書く本を読むのは初めてでした。HSPとは、生まれつき刺激に対して、とても敏感な人のことです。この敏感さは、病気でもないし、障害でもない。単に気質だと考えられており、5人に1人の割合でいると言われています。HSCは、HSPの子ども版のことで、30人クラスなら5.6人はいるんじゃないかと言われています。意外と多いですよね。。この本は、HSCの小学5年生のにんじんさんのノンフィクションの本です。どのように学校生活を送り、どのように見え感じてきたかが、とてもリアルに書かれていて、途中すごく苦しくなってしまう場面もありました。HSPは、その繊細な気質をどう受け止められてきたかで、生きやすさは大きく変わる、環境がとても大切だと、別の本で知ってはいましたが、環境が与える影響がこんなにも大きいのか‥と、痛いくらい実感させられる内容でした。自分が怒られていなくても、それ以上に、自分が怒られているように感じてしまう。怒られないようにちゃんとしないと。。どんどん怖くなり、体調を崩してしまう。その際のお医者さんの言葉が、素敵でした。「そんなにつらかったら、学校に行かなくていいよ。家で勉強しとるんやろ?そしたら大検とってから医者にでもなれよ。医者はオリンピックの選手になるよりラクやから、君が医者になったら診察してな」。そういう理解ある優しい言葉をかけることができる人もいる反面、心ない言葉をかける人もいたり、学校以外の場所には国からの支援がないことなど、今まで知らなかった現実を突きつけられた気持ちになりました。にんじんさんは、何度も何度も登校しようとがんばりますが、身体が拒否反応をだしてしまいドクターストップがかかってしまいます。いろんなことを乗り越えながら、いろんな人たちと交流を重ね、コロナ禍によりオンライン授業ができるようになるなど流れも少し変わり、その中でにんじんさんは、自分がやりたいことを見つけます。小学5年生でここまで明確にやりたいこと、やるべきことが見えている人はなかなかいないと思うくらいのことを考え実行していて、これは学校いくいかないどうこうではなく、どう毎日生きてきたかだと思いました。本気で学校へ行くとは、学ぶとは、生きるとはを考えた人だからこそだと。そして、最後にお母さんの言葉もありました。寄り添い続けてきたお母さんの言葉がどれも重く、一つ一つに大きな課題を感じました。学校へ行き渋る中、連れて行くべきかどうかの悩み。居場所を見つけることができても支援がないための金銭的な問題。保護者は、親と先生の2つの仕事をするため自分の時間は全くない状態など。けどこれは全く他人事ではなくて、もっと自分事として考えないといけないことばかりに感じました。行き渋りのあるHSCの息子の親の1人として、私も考えないといけないことばかりだし、にんじんさんが投げかけてくれたボールを受け取り、できることからやっていきたいと思いました。理解しようとしてくれる人もいれば、そうでない場合も必ずくる。いい環境でと思っていても、そんなとこばかりではないのが現実だと、この本を読んで改めて思いました。どう社会と繋がっていくか。学校が全てではないし、学校が悪いわけではない。だけど、その子たち自身が悪いわけでも絶対にない。生きづらさを感じている人たちの、生きやすい環境とは。なんかたくさんの課題を感じました。そして目の前にある行き渋る息子との向き合い方。何が正解なのかまだまだ模索中です。ですが、新たな生き方の選択肢を教えてもらえたこの本に出会えて本当によかったなと思いました。本にしてくださったことに感謝の気持ちでいっぱいになりました。たくさんの方によんでほしいなと思いました。おすすめです。HSC不登校の小学生 [ にんじんさん ]
2024.09.23
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みなさんは、お子さんとお金の話とかされていますか?私は全くです💦まだ子どもが小さいのもあり、お小遣いも渡していない状況ですが、最近たまたま見たYouTubeで、子どもへのお金の教育についての話を見たのをきっかけに、興味がでて借りたのが、この本でした。私は今年に入り新NISAを始めたばかりで、去年までは投資については考えてもいなかったのですが、これからの子どもたちの時代は、働いて稼ぐ以外に、投資という選択肢も入れていかないと厳しくなるんじゃないだろうかと考えています。YouTubeで拝見した中で印象的だったのが、少額からでいいので親と一緒に投資を始めて、ニュースを見たり、応援したいと思うとこに投資をし、なんで株価が上がったり下がったりしたのかを一緒に考える。その過程がただただ投資はこわいものではなくなり、自分で考えるを育てていくという考え方でした。また長期に投資することの大切さも知っているので、早いうちから始めるほうがいいという思いもあるけど、じゃあどうやって始める?どう興味もってもらう?私自身もまだよくわかってないのにー💦って思いから、この本を読むきっかけになりました。私は投資については、YouTubeを見て勉強して始めたんですが、そのYouTubeで何度も見た、ほんとに1からの説明が10歳の子向けに書かれています。言葉の説明はもちろん、なんでお金が増えたり減ったりするのか、どうやって応援したい会社を見つけるのかなど、とても丁寧に書いてくださっています。子ども向けですが、私自身も勉強になることばっかりだったので、投資初心者さんにもおすすめだなって思いました。ですが、文字数は多めで、うちの子がもし10歳になったときに渡したとして読むだろうかと考えると、めんどくさい、興味ない、難しいで終わりだなとも思いました。お金の教育って学校ではしてもらえないし、わかりやすく、お小遣いをもらってお菓子を買うのほうでいいよになっちゃいそうで。。それも全然いいんですが、働いて稼ぐ以外に、応援したいとこに投資をし、お金に働いてもらい、社会をよりよくすることの貢献としてお金が増えるという仕組みが身につき、選択肢の一つとして生活の一部になるのとならないのとでは、将来大きくお金や時間、心の余裕を左右するんじゃないかと思いました。そんな未来になるかならないかは、親がどれだけ投資を知っていたり興味をもっていたりやっていたりなのかなと思うし、その経験こそが何より影響を与えるだろし、生活のなかで、当たり前のように投資についてやニュースについての話ができる環境がきっといいんだろなと思いました。私はまだまだなので、まずはもっと興味を持って勉強することだろなと思いました。どこか応援したい会社も見つかってないし、見つけようともしてなかったんだとこの本を読んで気づいたので、まずは子どもが大きくなるまでの間は勉強期間と思い、できることをやっていきたいなと思いました。この本は、キッズマネースクールの方々が書かれている本で、実際にご自身のお子さんにどのようなお金の教育をされているか、そして大きくなったときどうなっているかなどもリアルに書かれていて、勉強になることばかりでした。子どもに投資なんて‥の思いが変わるというか、その世界を知ってるか知らないかで、大きく人生が変わるようにも思いました。自己投資についても書かれていて、お金の投資どうこうだけでなく、そこだけでも読み物としても面白かったです。子どもとお金についての向き合い方、もっといろんな方面からの本も読んでみたくなりました。興味がある方、ぜひ読んでみてください。おすすめです!今から身につける「投資の心得」 10歳から知っておきたいお金の育て方/八木陽子/オフィス・ジータ【1000円以上送料無料】
2024.09.23
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本当に大好きな本。心の中がぐちゃぐちゃになったとき、寂しい気持ちになったとき、もう無理だって思ったとき、何度も支えてもらってきた本です。たくさんご活躍をされている上白石萌音さんですが、テレビだと役柄なども影響してしまうので、どんな方なのかちゃんと知れたのは、この「いろいろ」に出会えてからでした。読めば読むほど、人柄も考え方も好きになりました。悩んだり、後悔したり、まわりはこんなにすごいのにと自信がなくなったり‥。きっとそういうところに、同じだ‥と思い、どんどん惹かれていったんだと思います。本が好きなところ、まわりの人たちを大切にされているところ、役柄との向き合い方、感謝の気持ちを忘れていないところ、そして前向きな気持ちにさせてくれる優しい穏やかな言葉たち。ぐちゃぐちゃな気持ちで読み始めるのに、読み始めると、どんどん自分の心の中も、穏やかになっていくのがわかるんです。実際の現実は何も変わらないのに、やるべきことを、萌音さんのように、誠実に、凛として、やるだけだなと思わせてくれます。そして、本に対しても、ほんとに好きなんだろなと伝わってくる言葉たちに、なんだかうれしくなってくるんです。かばんに本がないと落ちつかないとことか、他にも色々本好きさんには、あぁなんかわかるかもってとこ、きっと見つかるような気がします😊あたたかなそっと寄り添ってくれる言葉たち。なんだか疲れたなぁのとき、沁みます。おすすめです♪いろいろ [ 上白石 萌音 ]
2024.09.22
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息子たちがハマった一冊でした!小学校に関連した、たくさんの早口言葉がでてくるこの絵本。口ずさみたくなってしまう早口言葉ばかりで、読むのも楽しい☺️「ビッグピック ピンクピッグ ビックピンクピッグ」が、個人的には大好きでした!子どもはカピバラの早口言葉がお気に入りでした✨ストーリー仕立てになっていて、最後はなんと早口言葉を使ってはいけなくなってしまいます💦早口言葉を使っちゃいけないなんて‥💦いったい最後はどうなっちゃうの?と、最後まで楽しくて、毎回読み終わったら、もう一回☝️とリクエストが入るこの絵本!読む側も、なんかテンションが上がって、楽しくなっちゃいますよ✨おすすめです!はやく はやく! 早口小学校 ~お口のたいそう 早口ことば (ことばをたのしもう 早口ことば 1) [ 間部香代 ]
2024.09.21
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熱が上がる時に、脳が急な体温の変化をうまく処理できず興奮することで起こるとされている熱性けいれん。乳幼児期に発症するタイプのけいれんの一つで、日本では10人に1人ほどの割合で、経験すると言われています。まだ私は実際にその場で立ち会ったことはないのですが、いつ目の前で起こるかわからないので、知識と対処法は頭に入れておかないとと思っています。急にけいれんが起こると焦ってしまうと思うのですが、どうすればいいのかさえおさえておけば、少し落ちついて対処できるかもと思い、簡単にですが、まとめてみたいと思います。【熱性けいれんとは】⚫︎原因は、現在まで完全には明らかになっていないとも言われてはいますが、発熱に関連して、神経ネットワークの制御がとれなくなり、けいれんが起こると推定されている。⚫︎通常6か月から5歳くらいまでにみられる。男児に多い。⚫︎1回の経験のみの場合もあれば、発熱のたびに起こる場合もある。半数くらいの割合で繰り返すが、成長に伴い、6歳前後で、ほとんど起こさなくなり、経過は良好。⚫︎親や兄弟に熱性けいれんの経験があると、発症する可能性は高いと言われている。⚫︎発熱の原因としては、突発性発疹、夏風邪、インフルエンザなど、急に高熱を出す疾患で多いが、高熱をきたす疾患は全て、けいれんのきっかけにはなる。【症状】⚫︎38度以上の高熱時で、熱が出始めてから24時間以内におこるけいれん。熱が急激に上がるのと同時におこるとされている。⚫︎急に手足をかたくし、突っ張る⚫︎手足をピクピクさせる⚫︎手足に力は入らずダラーっとして、意識だけなくなる⚫︎白目をむく⚫︎目は見開いて焦点が合わない⚫︎呼吸は不十分なため、全身の色が悪くなる⚫︎嘔吐や失禁→体全体におこったり、半身だけ、四肢の一部だけに起こるなど、症状もさまざま。この間、周囲に反応はなく、2〜3分程で自然にけいれんは治まる。けいれんが治まった後も、多くの場合は、しばらく寝ていたり、ぼーっはするが、意識は徐々に元に戻る。しかし、20〜30分と長く続くこともある。⚫︎熱性けいれんの場合は、脳に対してダメージが残ることはなく、後遺症は残すことはないと考えられている。⚠️しかし、熱性けいれん以外にも、発熱やけいれんを症状とする病気は数多くあるため、注意が必要。また、3〜5%は、てんかんに移行するとも言われている。【対応方法】①安全な体位にする⚫︎ベットや床に寝かせる⚫︎顔のみではなく、体全体を横向きに寝かせる→嘔吐すると窒息するおそれがあるため⚠️けいれん中に体をおさえる ❌口の中に手をいれる ❌→かえって悪影響であるため、控える。 ②落ちついて、けいれんの様子や体の変化を観察する⚫︎片方の手足、目だけがけいれんしていないか⚫︎けいれんが続いた時間⚫︎けいれんが治ったら、体温をはかり、38度以上あるか確認をする⚫︎可能であれば、動画撮影をし、病院で経過説明する際に医師に見せる【受診タイミング】◎救急車をよぶ⚫︎5分以上 けいれんが続く⚫︎繰り返しけいれんがおこる⚫︎意識がなかなか戻らない◎すぐに受診をしてください⚫︎初めてのけいれん→短時間であっても、熱性けいれんかどうか確かめるために⚫︎2回目以降であっても、けいれんが長く続く場合は、すぐに受診をけいれんが短時間でおさまり、意識も回復をしていれば、あわてて受診する必要はないため、落ちついて対応をしてください。【検査や治療】⚫︎検査は、熱性けいれん以外の病気が疑われる場合には必要とはなるが、必ずしも検査をするとは限らない。発熱してからけいれんが出現したタイミングやけいれんの形、家族歴など評価をし判断をするようです。⚫︎けいれんの予防として、近年ジアゼパムという座薬が使われている。
2024.09.20
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かわいいとおもしろいが詰まった絵本でした!真夜中にひっそりとひらく、すこし変わった食堂のお話。お家にある物たちが、今日も疲れたわーと言いながらやってくる食堂には、変わった食べ物がいっぱい😋でんちにぎりすしくつしたのてんぴぼしティッシュミルクレープほこりの出汁でできたほっこりスープきせつのふせんサンドてちょうのひらき など、どれもクスッと笑えるメニューばかり!それがなんともかわいくて美味しそうな絵で書いてあるので、子どもも大人も食い気味で見ちゃいます🤭食べたときの感想もユーモアたっぷりで、見ていてほんとに楽しくなっちゃいます!トイストーリーのような身の回りにある家具や家電や本やペンの物語。寝る前に、こんな世界も楽しいねと、ほっこりした気持ちで読める素敵な絵本です😊おすすめです!うらめしや もののけしょくどう (日本傑作絵本シリーズ) [ たにむらのりあき ]
2024.09.19
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これまでに、HSPについての本を「繊細さんの本」「繊細さんの知恵袋」「子どもの敏感さに困ったら読む本」と、読んできて、なんとなくHSPについてわかってきました。そして、自分や息子たちに当てはまる部分が多くあり、HSPであると自覚をし、そこからどう向き合っていこうかと本を読みながら探す日々です。HSPとは、環境や性格などによる後天的なものではなく、先天的な気質です。気質とは、感情や行動、刺激などに反応する生まれもった心のパターンと、この本には書かれていました。また、HSPが陥りがちな思考の癖は、気づくことで抜けだせることができるとも、書いてありました。今回の本でも、新たな気づきをもらえたので、忘れないでおきたいなと思ったことを書いていけたらなと思います。⚫︎なかなか眠れないというのは、HSPの多くの方に共通している悩みです。睡眠が浅く、ささいな刺激で覚醒してしまうため、脳が休まることがない。HSPが疲れやすい一因にもなっている。→うちの息子たちも、ほんとに寝るのを嫌がります。寝れないと言い、なかなか寝付くのに時間がかかり、そのうち遊びだしてしまいます。私は早く寝かさないとと思うあまり、早く寝ようって何回も言ってるよと言ってきてしまってましたけど、、この眠れないというのもHSPからきているものなのかと、寝れないでつらいと思っている息子たちに寄り添えていなかったと気づき反省しました。まずは、眠れなくても責めない。なかなか切り替えに時間がかかることも考慮し、早めから布団に入れるよう工夫したり、お風呂に浸かるタイミングを変えたり、寝る前に刺激的なものを見過ぎないでいたり、心地よい環境をちゃんと作っていかないとと気付かされました。⚫︎敏感すぎる子は、小さな時に、大人には想像もつかない刺激や変化の渦中にいて、耐えきれず固まるか、逃げるか、戦うかなどの、激しいストレス反応を起こしています。⚫︎HSPに必要なのは、安心安全な場所。「できない自分でも大丈夫なんだ」という絶対的な安心感を植えつけること。そのために親は、世間の価値観や常識にとらわれないで、敏感という個性をポジティブに捉え、愛情を子どもに伝える。→本でHSPを知るたび、あぁしんどいだろなと息子のことが頭をよぎります。上記にある、耐えきれず固まる、逃げる、戦うは、まさに息子で、保育園につくと固まり、逃げます。保育園の先生方も話をしてからは親身になり、息子の話を聞いて、息子の苦手なお着替えや水遊びは嫌ならしなくていいよと寄り添ってくれるようになり本当に感謝しているのですが、なかなか行き渋りはなくなりません。まだまだ言葉にできない何かがあるんだろなと感じます。朝になるとお腹が痛いと言い、ごはんも食べようとしない。身体的な症状がでているのかと思い、休むことにすると、お腹の痛みはなくなる。日中元気に過ごす。行けたんじゃないかと思う。。これを何度か繰り返してきました。保育園の先生や主人は、きっとお腹が痛いと言えば休めるとわかってるから言うんだと言います。無理やり連れていくこともできるんですが、絶対的な安心感からは離れる気がして、毎朝葛藤してしまいます。どこに重きをおくか‥今朝はどうなるか‥気持ちよく、行きたい場所に保育園がなるように、まだまだできること探し中です。⚫︎安心できる愛着を感じて育った敏感な子は、心の中にリソース(資源)ができ、刺激過多の中であっても大丈夫。→この状態になれるのが理想だなと思いました。そして、刺激過多の中であっても大丈夫との言葉に救われました。本の中には、たくさんのこういうときにはこんなふうにしたら生きやすくなるよと、アドバイスが書いてあります。心の中に安心できる場所をもち、その場その場では自分にあった距離の置き方などをし、少し疲れはするけれど、帰ってきたらほっとできる、そのまんまの自分でいれる。そんなふうなのを目指して行けばいいのかなとぼやっと思ったりしました。私ができることは、安心安全な場所を作ること。外でもなんとかやってみようと思えるよう背中をおすこと。まだまだその背中の押し方も加減もわからないことだらけですが、勉強しながら、たくさん話をしながら、やっていきたいと思いました。本の最後には、著者の精神科医の長沼医師がやっておられるクリニックのWEB診療についても書いてありました。近くに相談できる場所がない方は、WEB診療(保険診療、自由診療)もできますよと。気になられる方がおられましたら、「十勝むつみのクリニック」のホームページを見てみてください。敏感すぎて生きづらい人の明日からラクになれる本【電子書籍】[ 長沼睦雄 ]
2024.09.18
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とってもあったかくて、くすって笑えるこの本が、私は大好きで、何度も読んでいるエッセイ本。言葉選びも、考えている内容もおもしろくて、どんどんページをめくっちゃうんですが、読み終わるのが惜しくて、早く続きを読みたいけど終わるのは寂しい葛藤を繰り返しながら、毎回読んでいます。明るさと影を両面持ち合わせているところ、いろんな自分と向き合いながら生きているところなど、テレビで見る華やかな姿とは別な一面を知り、すごく惹かれる俳優さんの1人になりました。そして、なんでこんな面白い表現ができるんだろうと思うくらい彩り豊かな言葉が散りばめられていて、こんな文章が書ける人になりたいと純粋に憧れてしまいます。ふわっと気楽に読める部分もあれば、人の奥深くに眠っている色々な想いに触れたりだったり、緩急ある内容に、魅了されっぱなしで読み終わっちゃう一冊です。おすすめです!THE やんごとなき雑談 [ 中村 倫也 ]
2024.09.16
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「大ピンチずかん」より、さらにパワーアップしている「大ピンチずかん2」。1のときにはなかった、大ピンチグラフで、どうピンチなのか分析できるようになっているとこが、よりリアルにピンチ感が伝わってきて、おもしろいです!小さい頃にやってしまったことのある先生をお母さんと呼んでしまったや、日頃大人でもあるちょっとしたピンチと、乗り越え方も書いてあったりし、あるあるーと言いながら、次はどんなピンチがくるんだ?と、ページをめくるのが待ちきれなくなっちゃいます。あと、気をつけないとと思ったのは、「お母さんがイライラしている」が大ピンチレベル94で、グラフでは不安、つらい、ドキドキ、気持ち悪いなどが枠をはみ出すくらいふりきっていて、なんかごめんってなりました。思うところがありイライラしているのですが、それを客観的に見ると、こんなにもピンチだと思わせてしまっていたんだなと知り、自分の気持ちも切り替えていったり、イライラの元を解決して、家族が気持ちよくいれるようにしないとと思いました。1のときにも、最後はなんかいいなぁってほっこりして終わったのですが、2もまたいい感じです😊大人にも響くメッセージに、ぐっときます。大ピンチなんてこわくない!自分の気持ちに向き合い、乗り越え、切り替えていく。簡単なことではないけど、この本を見ているときのように、よくあることだよねって、笑って乗り越えていける人になりたいなって思いました。最後に大人の大ピンチずかん考えてみました笑⚫︎コーヒーを入れようとしたら、暑いお湯が手にとんできた。大ピンチレベル20。分析つらい。⚫︎スープをつくろうと思って、あとコンソメいれるだけなのに、少ししか残ってなくて、味が薄いスープになった。薄すぎて子どもが食べなかった。。大ピンチレベル35。分析つらい、イライラ。⚫︎旗当番の日に寝坊してギリギリになった。大ピンチレベル65。分析ふあん、つらい。⚫︎仕事に間に合うかギリギリなのに、保育園にいきたくないと泣かれる。自転車にのってくれない。大ピンチずかん90。分析ふあん、つらい、イライラ。大ピンチずかんが好きすぎて、こんなのばっかり考えてました。。すみません💦きっとみなさんも身近にある大ピンチあると思います。あー不安度上がってるわと気づけるだけで、なんか少し気持ちが変わるように思います。いつもの毎日が、失敗に思ったりもしてしまうピンチが、なんか愛おしく感じ、前向きな気持ちにしてくれる大ピンチずかん2。おすすめです!大ピンチずかん2 [ 鈴木 のりたけ ]
2024.09.15
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息子たちが大っ好きなピタゴラスイッチ。特に番組おわりにあるピタゴラじゃんけんは、毎回パーにいくと思う、絶対チョキやってと、あーだこーだ予想しながらの楽しい時間です。それが本で、楽しめるなんて!本屋さんで見つけたとき、親子で、これ欲しいーってなりゲットしてからは、定期的にこの本をだしてきて、楽しんでいます。テレビでは触れられていない細かいテクニックや、どんな材料を使っているかなども書いており、ピタゴラファンにはたまらない、同じ装置を作りたい欲がどんどん出てきちゃいます!だけどどの部分をきりとっても同じようにするには難しく、すごい知識と技術がこの一つの装置に詰め込まれてるんだなって、同じように作ろうとして改めて感じます。なんでそんな動きをするのかなど、マニアック解説も書いてあるので、予想もしてなかった動きの裏側も知れて、勉強にもめちゃくちゃなります。あと貴重な、じゃんけん装置制作者さんたちの言葉ものってあります。作っておられる方々の、試行錯誤しながら作られておられる生の声は、テレビでは見られないので、読み物としても面白いです。あと、大好きなトンカッチの「さらに遠慮なく聞きました!」コーナーも、気になることを聞いてくれていて、驚くことばかりでした。じゃんけん装置の問題は、全部で16問あり、QRコードでかざすと、球の転がり方を見て、答えがわかるようになっています。この本を読みはじめると、スマホを持っていかれてしまうのは少し困ってしまいますが、見るだけでも、予想をしても楽しいピタゴラは、やっぱりいいなーってなります😊おすすめです!ピタゴラじゃんけん装置QRブック ゴラの巻 [ NHKエデュケーショナル ]
2024.09.14
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絵本って読むだけが、楽しみ方じゃないんだなって教えてもらった絵本「どんな かお?」。息子たちが小さい頃からお気に入りの絵本で、全てのページに鏡がついてあります。お話には、幸せな気持ちのとき、得意な気持ちのとき、悲しい気持ちのとき、ふざけっこの気持ちのときなど、色々な感情がでてきます。その感情ごとに、得意な顔はどんな顔?や、悲しい顔はどんな顔?など、鏡を見ながら一緒に顔を作って楽しみます。絵本を読むとき、うちはお膝の上に座って読むことが多いので、あまり息子の顔って見れてないんだなって、この本に出会って気づいたんです。だけど、この絵本のときは、ずっと息子の顔も見ながら読めて、どんな顔?って聞かれる前から悲しそうな顔をしていたり、ちょっとした表情の変化も見れて、絵本を読むって、こういう感情や表情の変化を知れるから楽しいしうれしいんだよなって、しみじみ思っちゃいます。年齢と共に、表情も表現も豊かにおもしろくなってくるのもおもしろいです。一緒に絵本を読む姿って、なかなか客観的に見ることってないですよね。だけど、この本を読む時間だけは、読んでる子どもと自分の姿を見ることができます。仕事で疲れてもう寝ようよーっと思っていても、その姿を見れてしまうと、こういう時間もいいよねって気持ちにさせてくれます。いつもとは違う絵本タイムが楽しめる絵本かなって思います。おすすめです!
2024.09.13
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わかっているけど、できていなかったなぁ。それをこれからどれだけ生活に落とし込んでいけるかだな!っと、背中が伸びる思いになる本でした。iPS細胞の山中教授と、小児科医で脳科学者でもあり、発達障害や不登校、不安障害の悩みを支える専門家でもある成田さんの対談の本。それぞれの子ども時代の話から、どんなふうに育ってきたか、家族関係から、それぞれの考える子育てに大事なことを書かれた本でした。心に残る言葉、これは実践していきたいが詰まった本でしたので、簡単にですが、まとめていきたいと思います。⚫︎「心配されるってことは信用されてないってことだから、子どもの自己肯定感はどんどん下がる。自分で選んだことを、失敗しては立ち上がって、続けて、自信をつけることが重要。」→心配、してました。朝泣いて行く息子に、夕方会ったとき、心配してたんだよと声をかけていました。仕事中も気にしていたんだよと伝えたかっただけでしたけど、自己肯定感を下げてしまっていたなんて気づいていませんでした。ちゃんと息子にはやりきる力はあるのに、まわりの先生方もたくさん助けてくださっているのに、信用できてなかったのは、息子のもっている強い部分ではなく、苦手な部分にばかり目がいっていたからだと気づきました。もう心配してたんだよは、やめます。できるって信じてたよ!に変えます。⚫︎山中教授は、なんでも自分でしなさい。自分で何をやりたいか考えるから始まり、自分で見て盗めと言われ、育ってきたそうです。あれこれ手取り足取り教えてもらうというより、レールに引かれた道を行くというより、自分で選び前に進んできた人は、失敗も人のせいにせず、身からでたさびと考え、いいことはおかげさまとまわりに感謝できると教えてもらいました。→これには、やっちゃってるなぁと反省しました。自分でできることも先回りして手をだしてしまうことも多く、やってもらって当たり前になってることたくさんあります。それは息子のことを思ってのつもりでしたけど、経験できる機会をなくし、失敗して成長できる機会も無くしてしまっていたんだと気づきました。やってみないと気付けないことたくさんありますもんね。自分でやっちゃったほうが早いと思ってしまいがちですが、本当の意味で息子のためになっているのかをよく考え、できることは自分でやろうのスタンスでいきたいなと思いました。⚫︎自立とは、なんでも自分でできることではない。自分ができないことをちゃんと理解して、誰かに「助けて」って言えること。ちょっと手を貸してくれへんかって言えて、そこをきっかけにまた成長できる。→この言葉、小さい頃に知りたかった言葉だなと思いました。私は、小さい頃から親に、人に迷惑はかけてはいけないと言われ育ちました。だから、親にも迷惑かけてはいけないと思ってましたし、人に助けてもらったりしたら、まずごめんなさいって思ってしまうのが染み込んでいました。だから、大人になり、子育てをしていても、子どもが体調不良のとき、すごく困ってしまうんです。子どものそばにはいたい。けど、仕事休んだら職場に迷惑がかかる。親にみてほしいと頼みたいけど、親にも迷惑かかる。どうしたらいいんだって‥。この悩みにもう何年取り憑かれているだろうって思います。一度染み付いてしまった、人に頼れない、この性格なのか習慣なのか、考え方は、なかなか変えられませんね。だからこそ、私は、息子達には、助けてをちゃんと言える人になってほしいなって思います。どこかの本で、人に頼っていいんです。あの人のためならいいよって、思ってもらえる人になればいいんですって言葉を知り、ちょっと泣きそうになったのを思い出しました。もしものとき、いつもよくしてもらってるあの人の頼みなら助けてやろうかって思ってもらえるには、日頃の行動の積み重ねでしかないんだと知りました。完璧に全部1人でこなそうじゃなくていいよ、もしも困っている人がいたら助ける、もしものときには助けてもらう、そんな関係ができる人になってほしいなって、そんな話も息子たちとしてみたいなと思いました。⚫︎レジリエンスとは、つらい出来事があったとしても、しなやかに対応して生き延びる力のこと。レジリエンスは生まれつき持っているものではなく、後からでも鍛えることができる。レジリエンスの鍛え方は、感謝すること。人を変えることは難しいから、自分がどうするか?どう変わるか。→この考え方は、生きていく上で忘れたくないなと思いました。レジリエンスについては、ほんとにたくさんこの本には書かれていて、ぜひ全部読んでほしいなと思う言葉ばかりでした。うまくいかないとき、相手のせいにするのではなく、どう自分を変えていけるか。毎日保育園行きたくないの息子と向き合うことが、私の毎朝の課題になっているのですが、HSCだしと思ってしまっている私に問題あるのではとまず思いました。だから心配と、信頼しきれてない私がいるからだなと。まずは心から信頼すること。そして、息子にも苦手なときは「助けて」をいえるようお話をする。息子の苦手もわかってもらえるよう、保育園の先生とも話をする。まだまだ私のやれることあるなって、思えました。⚫︎早寝早起き朝ごはん。親がしてあげれることは、どれだけ良い習慣をつけてあげれるか。眠っている時間帯が重要。夜8時から朝6時に寝ることで、セロトニンをきちんと取り込め、確実に脳が育つ。こころが壊れない。と、書かれていました。→エビデンスもしっかりでている、早寝早起き朝ごはん。わかっているのに、うまくいかない早寝早起き朝ごはん。覚悟決めないと、できませんよね。誘惑も、やらないといけないことも、てんこ盛りな毎日。本当に必要なことに優先順位をつけないと早寝早起きは難しいですし、朝ごはんも、夜ごはんに比べて、手を抜いちゃいがちです。この本には、わかりやすく必要な理由を書いてくれており、ほんとにちゃんとやらないとなって、気を引き締めました。まずは今日の夜から、早寝やっていこうと思います。すごく長くなってしまいましたが、山中教授は最後に、百の家庭があれば百通りの子育てがあって、まったく問題がなくすべて思い通り、なんて子育てはありえない。お子さんのこともご自身のことも、あんまり追い詰めすぎないでほしいと書いてくださっていました。頑張りたいことに気づかせてくれて、完璧なんかじゃなくていい、力を抜きながらねっていう優しいメッセージで終わるこの本がすごく好きになりました。何かしらの気づきをもらえる本だと思います。おすすめです!山中教授、同級生の小児脳科学者と子育てを語る 講談社+α新書 / 山中伸弥 【新書】
2024.09.12
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息子が小さい時は、ソファから転げ落ちてしまったり、木から落ちたり、勢いよく壁にぶつかったりし、頭をぶつけてしまうことがありました。働いている保育園でも、お友達同士でぶつかってしまったり、転んで頭をぶつけてしまうことも‥。そんなとき、気になるのが、病院へ行くべきなのか?の判断です。どのタイミングまで様子を見ていていいのか‥取り返しのつかないことにならないのか‥色々不安になりますよね💦今回は、頭部打撲による症状や気をつけたいことなど、一つの目安になればと思い、まとめてみたいと思います。調べたり、経験上、一番大事なのは、普段からよく一緒に過ごす方の、「なんかいつもと様子が違う」この感覚だと思います。なんかおかしいなと思うようであれば、医療機関への受診をおすすめします。◎症状 (2歳未満の場合)受傷後に、⚫︎なんとなく意識がおかしい。ぼーっとしている。目が合わない。言っていることが、つじつまが合わない。⚫︎おでこ以外の部分に、こぶができている。→骨折や頭蓋内出血に関連している可能性がある。⚫︎5秒以上の意識消失⚫︎触ってわかる頭蓋骨骨折→よく頭を触ってみて、凹んでいないか、溝がないか⚫︎親から見て、いつも違うと感じる◎症状 (2才以上)⚫︎なんとなく意識がおかしい⚫︎一瞬でも意識消失があった⚫︎嘔吐がある→一度でも嘔吐があれば、CTを考慮⚫︎眼や耳のまわりが黒くなっている。透明な液体が、鼻や耳からでている。→頭蓋底に骨折がある可能性がある。⚫︎強い頭痛がある→CTを考慮他の症状として‥すぐに眠り込んでしまう体をゆすってもおきないけいれんをおこす手足に力が入らない、しびれている目が見えにくい物が二重三重に見える焦点が定まらないなどの症状もみられたら、すぐに受診をしてください。◎受診の目安上記の症状、1つも当てはまらなければ、様子をみていて大丈夫。1つでも当てはまるものがあれば、医療機関への受診を推奨されています。◎受診先脳神経外科がいいと思われます。頭蓋外傷で、十分な情報を得られる検査は、CTしかありません。単純レントゲンでは、情報量が少ない。MRIでは、頭蓋骨骨折を診断しにくく、機械の中で10分以上安静にしないといけないので、10才以下の子は麻酔をかけないと検査できない場合もあるため。◎受診のタイミング⚫︎頭を打った場合最もこわいのは、頭の中で出血をすること。24時間、特に最初の6時間は気をつけてください!何らかの症状が出るとしたら、6時間以内にでることが多いため。まれに、2〜3日後に遅発的に出血をおこすこともある。⚫︎外傷から出血をしている場合落ちついて止血を行い、受診をしてください。顔や頭は血流が豊富なため、ちょっとの傷でも出血が多いことがある。◎頭部打撲後の注意すること⚫︎できるだけ安静にする⚫︎水分(水、お茶)は、普段通りに摂取する。牛乳、炭酸飲料は、吐き気をもよおす場合があるので控える。授乳は特に制限はない。⚫︎食事は消化のよいものを、通常の半分くらいの量を摂取する。⚫︎当日の入浴は控える⚫︎就寝後も、何度か状態を確認する大人がいくら気をつけていても、思いがけずに起きてしまう打撲などの怪我はあると思います。大きな怪我になりませんように。元気でいていただきたいと願っています。
2024.09.10
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大人気の「大ピンチずかん」。もう何ヶ月も前から図書館で予約し、やっと順番がまわってきて、やっと読むことができました!もぉ、かわいい!おもしろい!息子たちと、わかるーと何度も何度も言いながら、たくさん笑いました!子どもがしやすい失敗集って感じなんですけど、それを失敗とは捉えず、「大ピンチ」と捉え、それを大ピンチレベルや、なりやすさで表していて、ゲームのようで楽しく、しかも、その一つ一つのピンチが愛おしく思える本当に素敵な本でした。牛乳をこぼしてしまった、ポケットからすながたくさんでてきた、バックのなかですいとうがもれた、など身近なピンチから、最後には、わぁー、なんかいいなぁって、心があたたまるピンチまで‥。こう見ると、子どもたちってこんなにもピンチに囲まれているんだなって思ったんです。大人にとっては、ささいなことも、子どもにとっては、大ピンチ。やってしまったあと、大人へ伝えて、またそんなことしてーと言われるとこまでがセット。。こういうピンチを繰り返し、乗り越えて、かわし方を覚えて、大きくなっていく。がんばって大きくなるんだよ。それを失敗ととらえず、大ピンチレベル50だーとか自分で思いながら、ユーモアも忘れず、乗り越えていくんだよという、著者の方の優しさが、詰まっているように思いました。大人の私も。大ピンチレベル30。まだいける。と、自分の中で背中をおす考え方を知れた気がしました。大人も子どもも、楽しい。笑えて、あたたかい気持ちにもなれる。寝る前に読む「大ピンチずかん」は、私たちに明日もがんばるパワーをくれます。おすすめです!大ピンチずかん/鈴木のりたけ【1000円以上送料無料】
2024.09.08
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「にんぎょうのおいしゃさん」心がぽっと、あたたかくなる話でした。物語は、トイストーリーのような、おもちゃの中の世界。調子が悪くなってしまったおもちゃたちは、にんぎょうのおいしゃさん、ひげせんせいを呼びます。ひげせんせいは、つらかったね。だいじょうぶだよ。すぐにつくからね。と、みんなの不安がなくなるよう言葉をかけ、適切な処置をして、手を握り、心も体もなおしてくれます。ところが最後、ひげせんせいも体調を崩してしまいます。そのとき、今まで治してもらったおもちゃたちがみんな、ひげせんせいにもらった優しさを返そうとします。みんなからの優しさで、ひげせんせいは‥看護師をしていますが、この気持ち忘れちゃいけないなと強く思わせてもらえる本でした。つらい気持ち。心細い気持ち。そばに誰かいてほしい気持ち。医学的な治療はもちろん大事だけど、それと同じだけ、寄り添う気持ちは大切にしたいなと改めて思いました。そして、優しさは返ってくるんだなと。。すごくあたたかいメッセージがこめられているお話でした。この絵本は、こみやゆうさんがえらぶおひざにおいでシリーズの第2弾。こみやさんは、『絵本を子どもと楽しむということは、その子の心に「よろこびの種」を蒔くということです。種は、いずれ木となり、実をむすびます。その子が大きくなった時、心にたくさんの実があれば、時に他人にわけ与え、時に自らを励ますことができるでしょう。きょうもあなたのおひざの上で、ひとつでも多くの「よろこびの種」が蒔かれますように。』と、書いておられました。素敵な言葉だなと思いました。いつか、この時間が、出会った言葉たちが、息子たちを励ますことに繋がるなら、、こんなうれしいことはないなと思いました。今しかない子どもたちとの絵本タイム。楽しんでいきたいですね😊寝る前に読むと、ぽわんとあたたかい気持ちで眠りにつける、そんな優しいお話でした。おすすめです!
2024.09.07
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先日、「子どもの敏感さに困ったら読む本」について書いたのですが、そこではあまり触れなかった親子関係について、もう少し残していけたらなと思います。児童精神科医の著者の長沼さんは、敏感な人たちが社会に適応していくことはハードルの高いことだと言います。過敏性の問題もあるし、とても疲れやすい。普通のようにはできないなど、色々問題を抱えます。その人たちを助けるには、「子どもを信じること。自己肯定感をもてるように関わること。過保護、過干渉にならないこと。親が抱えている心のわだかまりがあるなら、癒してあげること」を、あげておられました。親がHSPであるか、そうでないかによって、子どもへの影響も異なることも書いてありました。親がHSPでない場合、子どもの抱えるしんどさに気づいてあげれないため、子どもはわかってもらえないと思ってしまったり、親も理解できないために、普通を押し付けてしまう。親がHSPである場合、子どものことを心配しすぎて、過保護、過干渉になってしまうことがあり、親が一生懸命になればなるほど、かえって子どもが自力で生きようとする力が出せなくなると、ありました。私の場合は、ですが、両方理解できてしまいました。私はHSPだと思います。私の親はHSPではないと思うので、小さい頃から、親にわかってもらえないと思うことが多く、否定されてきた感も残っていますし、親の顔色ばかり見て、親の意向に合わせ、自分の感情を抑えて生きてきたなと、思っています。だからこそ、その生きづらさがわかるぶん、その反動かのように、HSCである子どもに対し、気持ちはよくわかるからと応えてあげたくなるし、私自身の境界線が弱いぶん、子どもたちの不安やストレスがどんどん入ってきてしまい、一種の共依存のような状態になり、過保護、過干渉になりつつあるなと、思いました。けど、いまのままではダメなんだとこの本を読んで気付かされました。子どもの問題なようで、親である私の抱えてるものが解決してないから、子どもへも影響がでているんだと知り、そこからは自分を見つめ直す時間になりました。今でもなお、親には本音は話せないですし、甘えれない自分がいます。親には感謝していますし、親孝行だってしたい、許したい気持ちもちゃんとあるのに、目の前にたつと、今でもまともに目を見れない自分、甘えることのできない自分に、ずっと負い目を感じていました。そんなことは、今の息子たちの問題とは関係ないと思っていましたけど、分かってもらえなかった→受け止めてあげたい甘えれなかった→甘えさせてあげたいと、反発なのか、過保護、過干渉まっしぐらになっていました。著者の方は、「子どもの弱さを受け入れるということは、自分の弱さを受け入れなければいけません。わだかまりがあるうちは、許そうと思っても許せない。憎いという気持ちを認めましょう。憎いという自分を責めなくていい。許さなくていい。そのままでいい。そういうものなんだと受け入れるだけでいい。それはもう終わったこと、もういいじゃないかという方向に気持ちをシフトしていけるとかなり楽になる。これまでよくがんばってきたんだから、少し休んでもいいんじゃないかな」と、言われており、少し気持ちが軽くなりました。ずっと、親を否定しない自分にならないとと縛っていたことにも気づきましたし、一旦全てをそのままでいいと思うことで、子どもへの見方も変わりました。過保護に、失敗しないように、人に嫌われないように、こうしたらいいんじゃないかとアドバイスのつもりでしていたことも、度を超えると、こうしないとダメに縛られ、自分で臨機応変に行動できない人、私みたいに顔色ばかり見て自分で考えれない人になると気づきました。まずは、気持ちを抑えないで、自分の意思をだせるようにし、「それでいいよ」って言っていきたいと思います。本には、「良い悪いのジャッジを手放す。いかに、それでいいんだと思えるかがカギになる」とも、書かれており、その考え方を軸に、子どもに関わっていきたいと思いました。そして、下の子の保育園問題。毎朝、行きたくないという息子に対し、応えてあげたい、守ってあげたい気持ちと、行って強くなってほしい気持ちとで、毎日葛藤しています。どこにも吐き出せる場がなければ、自分の中で溜め込んでしまうので、嫌だ行きたくないと言えることは大事なことだとは本を読んでわかったのですが、そこからどう向き合うべきかがわからず、悩んでいました。本には、「親の心配は子どもにも伝わる。親が一生懸命になるほど、子どもが自力で生きようとする力を出せなくなる。少し距離をおいたほうが、子どものためにだということもある。過保護、過干渉で育つと、どうしても社会的スキルが弱く、世の中を渡りあえず、引っ込み思案な性格になる。過剰に心配しすぎて、世話を焼きすぎない。何かあったら、いつでも支えるからという姿勢で、適度な、つかず離れずの関係になるとベスト」と、ありました。ずっと探していた答えの糸口を見つけれたような気持ちになれた言葉でした。無理やり連れていくことは、わかってもらえなかったという私と同じ気持ちを抱かせてしまうんじゃないかというのが根底にあり、ずっと一緒になって不安がっていましたけど、私が今やってみることは、子どもを信じて、保育園の先生たちを信じて、大丈夫だから行っておいでと笑顔で送り出すこと。乗り越えれる力があることを信じ、伝え、乗り越えれたときは一緒に喜び、たくさん褒める。先生たちには、苦手に思ってることは伝え、共有し、味方を増やす。そういう形での支え方もあるんだと思えました。全部1人で、守ってあげようではなく、「適度な、つかず離れず」。これからの私の目標になりました。親子関係。親である私と息子。それだけの問題ではなく、私の親との関係まで影響するとは‥育ってきた環境って、大きいですね。このまま、自分の過保護や過干渉に気づかずいたら、息子だけではなく、もしかしたら孫にまで影響していたかもと思うと、今一度、この本に出会え、立ち止まって考えれたことに、ほんとに良かったなと思えます。きっと、まだまだ直すべき点はあるだろし、気をつけていないと同じことをしちゃいそうですけど、知らないでいたときより、何かいい方向にいけそうな気持ちになれたことがうれしいなと思います。もし今、子どもさんの敏感さに困っているなと思われる方がおられましたら、きっと何かいいきっかけを見つけることができる本だと思います。おすすめです!子どもの敏感さに困ったら読む本 児童精神科医が教えるHSCとの関わり方 [ 長沼 睦雄 ]
2024.09.06
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「かんぺきなこども」奥が深い、考えさせられるお話でした。お話の内容は、こどもがほしいマカロン夫婦は、こどもストアという望んでいるこどもに出会えるお店にいくところからはじまります。そして、完璧なこどもを希望し、ピエールくんと家族になります。おかしは虫歯になるから食べない。ごはんも残さず、こぼさず食べます。勉強もできるし、わがままも言わない。だけど、親であるマカロンさんたちは‥?そして、マカロンさんの間違いで、完璧なはずだったピエールくんは人前で大恥をかいてしまったことをきっかけに完璧をやめてしまいます。完璧でなくなったピエールくんは修理にだされようとしますが‥。。。客観的に見ると、こどもが完璧なんてこわいって思っちゃうんですが、日常をみると、たくさんごはんこぼして‥字はもっと丁寧に書いたら?保育園も笑顔で毎日楽しいって行ってくれたらいいのに‥など、たくさんの理想を子どもに押し付けてしまっている自分に気がつきました。どれもこれも、私の理想であって、子どもは、こぼそうと思ってこぼしてはないし、おいしく食べたいだけ。字も綺麗に書きたいなんて思ってないし、覚えるだけで精一杯だよ。保育園だって十分がんばって行ってるよ。‥きっとそんなふうに思ってるんだろなと、この本を読み、ごめんねってすごく反省しました。じゃあ、大人である私は完璧なのか?全然そんなことはなく、失敗もたくさんするし、苦手なことだってたくさんある。なのに、子どもには、できないことに口をだし、何様なんだろなって、恥ずかしくなりました。最後の裏表紙の絵は、ぐっときます。誰も完璧な人なんていないんですよね。完璧なんかじゃなくてもいいよって言っていきたい。完璧だから好きなわけではないし、完璧じゃなくても笑って一緒にいられるのが家族だよねって、思いあえる家族でありたいなと思いました。家族を見つめ直すきっかけをくれる絵本です。おすすめです!かんぺきなこども (ポプラせかいの絵本 62) [ ミカエル・エスコフィエ ]
2024.09.06
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みなさん、夏休み、おつかれさまでした。やっと終わりましたねー。始まった2学期。子どもたちにとっても、環境が変わり、気持ちが不安定になりやすい時期かなと思います。うちの息子たちも、それぞれ新しい悩みや不安を抱えながらのスタートとなりました。以前から息子たちの悩みや繊細さが気になり、いくつか本を読み、HSPではないのかなと思うようになってきました。息子たちがぶつかってしまった壁の打破の仕方の糸口がほしくて、色々と本を読み、今回読んだこの「子どもの繊細さに困ったら読む本」は、ドンピシャに悩んでいたことに寄り添い、答えをもらえる本でした!まとめたいと思っても、全部にマーカーをつけたくなってしまうくらい、あぁこういうことが知りたかったんだ、これは覚えておこうと思うことばかりの、ギュギュっと欲しかった言葉が詰まった本でしたので、ほんの一部になってしまうんですが、本の言葉をお借りし、うちの家族はどう生活に落とし込んでいきたいかもふまえて書いていけたらなと思います。⚫︎HSPとは?5人に1人はいると言われている敏感すぎる気質をもった人のこと。HSPの子ども版のことをHSCと呼ぶそうです。HSP.HSCは、病名ではないそうで、医学的な根拠としては認められていない、あくまでも心理学的な、ひとつの見方すぎないという位置づけにあるそうです。なので、精神科や神経科、心療内科にいっても、HSPと診断されることはまずないそうです。この敏感さは、病気でもないし、障害でもない。単に生まれ持った気質。足が早い人もいれば、手先の器用な人もいるように、とても敏感な気質をもった人たちがいるだけという考え方。⚫︎HSCの特徴繊細で、気遣いができ、他者への共感力が強いうれしい、楽しい、悲しい、怖いなど、人より強く感じる。あとにも残りやすい些細な変化、刺激に気づきやすい人に合わせすぎる人との境界が薄い痛みに敏感人が怒られていたら自分も‥と思ってしまうマイナス感情を溜め込みやすいなど、他にも特徴はたくさんあるので、興味がある方は調べてみてください。⚫︎子どもがHSCかもと思ったとき、親としてどうあればいいのか?「5分の1の確率の気質の持ち主なのだから、他と違う親になる覚悟が必要。子どもがうまく対処できないとき、他の子や親と比較はしない。普通と違うことを怖れない。」→この本で一番響いた言葉です。どこかで、子どもに対し普通でいてほしいと思ってしまっていた自分に、普通の親でいたい自分がいたことに気づきました。けど普通ってなんだろうと考えるきっかけになりましたし、他の親と違う親になる覚悟って言葉に、私が足りなかったとこはこれだなって思いました。勉強をして、もっとHSPについて知って、息子たちのことを知りたいと思える言葉でした。⚫︎「生育環境において、その気質がどう受け止められてきたかで、その後の生きやすさ、生きにくさは大きく変わります。だからこそ、子どもの敏感さに目を向けることが大事」「普通の感覚の人にとっては何でもないようなことも、大きな刺激や動揺のもとになり、疲れやすく、傷つきやすく、ストレスを感じやすい。それだけに、自分のことを理解してくれる人や安心できる場所を非常に強く求めている」「敏感体質であっても、理解され、愛され、肯定され、穏やかな環境で育つと、ストレスは抑えられ、自律神経のバランスも保たれ、病的な症状が引き起こされにくくなる」→この本には、敏感さを受け止めてもらえず成長し、つらい思いをした人たちの体験談もたくさんのっていました。HSPの方は、相手の求めていることを感じとりやすいため、それに応えたいとがんばってしまう方が多いように思いました。しかしがんばりすぎてしまうと、、自律神経失調症、パニック障害、うつ、慢性疲労性症候群など、さまざまなストレス由来の病気にかかりやすくなるとのことでした。周りがどう受け止め、支えれるか、環境次第で変われるというのなら、私ができることはこれなんだなと思いました。息子の場合は、保育園に行きたくないと強く言います。理由もいくつかはあげますが、きっと言葉ではいいきれてはいない何かがあるんだと思います。ずっと前のことでも心に引っかかっていたりもしますし、直接怒られたわけではないのに、お友達が注意されたことに対し一緒につらくなる、大勢が苦手、夕方になるとお部屋が変わるなどの環境の変化にも弱かったり、色々あるのだと思います。今回この本を読んで、ちゃんと先生と話をしないといけないなと思い、息子の訴えていること、家での言動、最近困っていること、息子の特徴みたいなことをお伝えしました。先生は受け止めてくださり、保育園での関わりも、みんながこうだから一緒にとはせず、したくないなら今はいいよなど、気持ちに寄り添いながら関わってくださるようになりました。まだ行きたくないは続いてはいますが、家族だけではない味方が増えたことは、息子にとっても私にとっても、嬉しく、心強くなりました。みんなと同じようにをまず目指そうと思うと、子どもを変えようとがんばってしまいますが、そうではなく、周りの理解を深め、こうしてみてもいいかもと良い知恵をお借りしながら、私も息子も成長していけたなら、そういう道もいいかもしれないと今回思えました。長い人生。壁にぶつかりながら生きていくのはHSPの人だけではないように思います。ぶつかったときどう対処していくのか。それを一つ一つ学ぶ良い機会だと思い、いつかの何かの役に立つと思いながら、転んだ時の立ち上がり方法を、今息子と学び中です。⚫︎「敏感すぎる子は、普通に生活しているだけで、刺激に圧倒され、気をつかいすぎて疲れる。さらにたくさんの刺激を浴びさせるよりも、ひとりで静かに過ごす時間、心身を休ませる時間の確保するほうが大切」→平日がんばる息子に、がんばったからと休日は楽しみを作りたいと出かけがちになってしまってました。しかし、私が思っている以上に刺激過多になっていたんだろなと反省しました。大事なのは、心身ともに休めること。ほっとできる時間をちゃんと作ること。足りなかったところだなと思うので、平日の夕方からの時間の使い方も、休日の過ごし方も、まだまだ見直しが必要だなと思いました。⚫︎「困っているお母さんに本当に必要なのは、診断名をつけてもらうよりも、親身になって話せる相手を見つけること」→私は診断名がほしいわけではなかったのですが、HSPかもしれないと思い、調べ、当てはまることが多いことに、あぁこれだったからかと腑に落ち、少し安堵したんです。糸口が見えた気がして。なぜかわからないこの特徴とどう向き合っていけばいいのかわからない時より、本を読み、HSPを知り、みんながしてこれはよかったよを試していく、できることがあることに、スタート位置に立てたような気持ちになりました。そして、友達にHSPの話をしたところ、実はHSPに詳しくとても親身になって話をきいてもらい、本も貸してもらえることにもなりました。人に話をするのはどう思われるのかすごく身構えてしまいがちでしたが、親は親で重たいものを抱えがちになるので、どこか発散する場は絶対に必要だなと思いました。私はありがたいことに受け止めてくれる場がありましたけど、なかなかそんな場所ないですよね‥。そういう話できる場、あったらいいですよね。探してみようと思います。⚫︎「敏感さにたいして、誇りを持てるようにする。自己肯定感を持てるようにする。彼らの優しさは、共感性は、人を癒します。繊細で傷つきやすいけれど、だからこそそれが強みにできるのだということを伝えてあげる役目を、周囲にいる大人は担っている」→うまくできないところばかりに目がいきがちでしたけど、良いところいっぱいありますよね。良いところを伸ばす。生きやすい環境を作る。自分のことを好きでいられる。私の目指すべきものはこれだなと思えました。まだまだHSP、HSCについては、勉強段階です。わからないことだらけですが、手探りでも一個でも何かを見つけ、息子の笑顔に繋がるよう行動していきたいなと、この本を読んで思いました。もしかしてと思われる方がおられましたら、ぜひ読んでみてください。おすすめです!子どもの敏感さに困ったら読む本 児童精神科医が教えるHSCとの関わり方 [ 長沼 睦雄 ]
2024.09.05
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食物アレルギー。この食材は大丈夫だと思っていたのに、その時の体調により、アレルギー症状がでることもありますし、初めての一口で、症状がでることもあります。うちの息子は、初めての一口で症状が出現。アレルギーテストをし、卵、牛乳、小麦粉、そばが陽性で出ました。初めてのアレルギー症状のとき、どれだけどうしようと思ったことか‥慌てて病院に向かったときの、あの不安な気持ち、忘れられません。あのときはまだ対処方法もよくわからず、ただ病院にいかないといけないとしか思っていませんでしたが、知識がもしあれば、もう少し冷静になれたかなと思います。今は保育園でも、これはアレルギー症状かもしれないと思う場面に出くわすこともあります。いざというとき、咄嗟の判断が求められる場面で動けるよう、アレルギーに対する知識は頭に入れていたいなと強く思います。もしものときのために、少しですが、アレルギーが出たときの対処方法について、まとめてみたいと思います。【受診の目安】◎何かを口にして、顔面や口唇のみ軽度の発赤のみでたが、すぐに消退したとき→もし症状が消えても、アレルギーの専門科またはかかりつけ医へ受診をしてください。◎皮膚の発赤や蕁麻疹などの皮膚の症状のみで、元気そうな場合→救急外来に状態を伝え、受診相談をしてください。◎すぐに受診を!救急車をよんでも🆗ぐったりしていて、反応が悪い呼吸が苦しい、ゼイゼイしている顔色、唇の色が悪い我慢できない腹痛がある全身にひろがる蕁麻疹全身が真っ赤強いかゆみがある顔全体が腫れているまぶたが腫れている嘔吐や下痢が2回以上ある全身の症状が2か所以上ある場合全身の症状が1か所であっても強い症状がある場合⚠️救急車を待っている間や受診までの間にできること◎ぐったり、意識もうろうとしている→血圧が下がっている可能性があるので、 仰向けにして、枕などで足を高くする。◎吐き気や嘔吐がある→嘔吐による窒息を防ぐため、体と顔を横に向ける◎呼吸が苦しくて、仰向けになれない→背中をもたれさせるよう座り、安静にする【基本的対処法】⚫︎口の中がイガイガする → 口をすすぐ。水を飲む⚫︎アレルゲンに触った → 手を洗う⚫︎目のかゆみ、腫れ → 洗う、冷やす、点眼する⚫︎かゆみ、発赤、蕁麻疹 → 冷やす⚫︎我慢できる腹痛吐き気目のかゆみ、充血口の中の違和感唇の腫れくしゃみ、鼻水、鼻づまり軽度のかゆみ数個の蕁麻疹部分的な赤み→このような症状の場合は、まず、上記の「基本的対処法」を実施する。安静にし、5分おきに症状を確認する。1時間以内に、症状が改善なければ、受診してください。【こんな時はどうしたらいい?】⚫︎症状がでたときは、携帯などで写真をとっておくと、医師に説明しやすいです。⚫︎経過観察となり帰宅後稀ではありますが、症状が再度出現したり、悪くなる場合もあります。発症から48時間は注意して様子をみてください。⚫︎症状が出現した日は、入浴は控え、シャワーの方を推奨します。(全身が温まることで、蕁麻疹が再燃してかゆくなってしまう可能性があるため)最後に。食物アレルギーをお持ちの方が身近におられ、除去食が必要であったりし、これからを不安に思われている方がいらっしゃるかもしれません。私がずっとそうでした。年齢を重ねるごとに食べれるようになることもあるよとの言葉を信じ、アレルギーの専門医へ通い続け、5歳になるまでには上記の食物は克服しましたが、新たに添加物のアレルギーが見つかり、今もいざというときの薬は手放せない生活は続いています。「みんなと同じものが食べたい」の言葉や、「食べたらアレルギーでるでしょ」と言ってしまったときの息子の表情は、本当に心が痛くなります。しかし、歳を重ねるごとに、自分でも理解をし、これがダメならこれでと、満たし方を工夫できるようになってきました。大人が思っている以上に、子どもは強いなぁと、こちらが教えられた気持ちになります。食物との付き合いは一生になります。これくらいは大丈夫でしょ!ではなく、初めての一口や、体調が優れないときはより慎重に。みなさん、ご安全に、お食事をしてくださいね。
2024.08.29
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「かさぶたくん」この本は、もう何度も借りている本で、子どもたちも大好きな一冊です。子どもたちにとって、すごく身近なかさぶた。すぐ擦り傷を作るので、治ってはできてを繰り返す、不思議な存在のかさぶた。きっと大人になれば、気にもとめないかさぶたを、子どもたちはよーく見ていて、少しずつの変化にも気づき、喜んだり、なんでだろうと思ったりしてるんだろなと思うんです。3歳の息子は、保育園のお迎えのとき、「もうすぐかさぶたが治るから待ってー」と言われ、笑っちゃいました。あと、ついつい剥がしたくなっちゃうかさぶた。剥がしたい気持ちまではわかるんです。だけど、本にもでてくるように、うちの息子も、かさぶた、食べるんです💦えーっってなりました。食べてたんかいって💦剥がしちゃったらどうしてダメなの?大人はダメっていうけど、剥がしたくなるんだよ。そんな子どもの葛藤、こんなふうに思ってたんだよ。そんな小さな心の声に、子どもと一緒に向き合う時間は、なんかいいなって思います。そんなふうに、かさぶたについて、気になるよね、剥がしたくなるよね、食べたことあるよー、と、子どもたちのわかるわかる!が詰まったこの本。医学的なかさぶたの説明も書いてあるので、「はたらく細胞」も好きな息子たちは、この本とはたらく細胞をリンクさせて、体の中のことを少し理解しはじめてるようにも思います。身近だけど、以外と詳しくは知らないかさぶたくん。読んでいると、かさぶたくんが、読む前よりも愛おしくなるかなって思います。親しみやすい絵ですし、読書感想文として、向き合うにもいいかもって思いました。おすすめです♪かさぶたくん (かがくのとも傑作集 わくわくにんげん) [ 柳生弦一郎 ]
2024.08.27
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私の最近の楽しみはヒロアカです♪毎日Amazonプライムで、アニメを1〜3話ずつくらい見るのを楽しみに生きてます笑今は6期まで来ていて、早く続きを見たくてうずうずしています。図書館で本の検索をしていたとき、なんとなく僕のヒーローアカデミアと入力してみたら、なんと一冊だけ検索にひっかかり、図書館でヒロアカ借りれるんやーっとルンルンで借りたのがこの本でした✨アニメも漫画もいいですけど、活字で読むヒロアカも最高でした👍今アニメでは激しい戦いが多めですが(6期なので‥)1年A組が大好きなので、A組の子たちの普段の様子がふんだんに描かれているこの小説、最高でした!参観日、遊園地、スーパーで、普段の様子➕アクシデントに立ち向かうみんなに、アニメでは描かれていない家族との時間に、ずっと、たっのしいなーっと思いながら小説を読みました。イチオシは、アニメよりはっちゃけてる、ブレないもぎもぎ峰田くんです笑あと、常闇くん好きさんは必見です♪他にも、アニメでは見られない一面が色々と描かれていて、一人一人をより知れたり、やっぱりA組はいいなーってなる本でした。調べてみると小説版ヒロアカはまだまだたくさんでているとのことで、もっと読んでみたくなりました😊ヒロアカ好きな方ー!おすすめです♪
2024.08.27
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パッと表紙を見ただけで、あっ!「大ピンチずかん」の人の絵だー!と興味を惹かれた「オバケや」。鈴木のりたけさんの絵、大好きなんですよね✨文 冨安陽子さんは、「やまんばのむすめまゆ」などの絵本を書かれている方で、まゆの絵本も好きなんで、絶対おもしろいやつやん!と、期待しかなく読みましたが、最初から最後までおもしろい絵本でした。おばけやさんが、おばけをつかまえるお話。語り口調も楽しく、昔懐かしい感じもしつつ、絵はすごく親しみやすくて、主人公以外のまわりの人たちや、おばけを捕まえるたくさんのつぼを見るだけでも、もう楽しい✨このつぼでどうやっておばけ捕まえるんやろー?と、興味が湧いて仕方ないページもあり、このページ、大好きです♪憎めないかわいいたくさんのおばけたち。物語には関係ないところにでてくるんですが、「なるほどね」とか、「〇〇だぜ」とかいわせるオバケ、マンガの単行本のならびをバラバラにするオバケなど、何それーって、つい笑っちゃうおばけたちに、愛着しかわかなくなっちゃいます。息子たちもおばけは苦手なのに、食い入るように見ては、おもしろいね、かわいいねと、早く次を読んでーって感じで、あっという間に終わってしまったかんじでした。寝る前に読んでもこわくない。あーおもしかったー!と、気持ちよく笑って読み終える絵本です。おすすめです♪オバケや/富安陽子/鈴木のりたけ【1000円以上送料無料】
2024.08.26
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「繊細さん」とは、HSPと呼ばれ、病気や発達障害とは違い、繊細な気質をもってうまれた人のことです。以前「繊細さん」の本を読み、(6月8日のブログ)自分の繊細な部分も理解し受け止め、行動を変えてみたりすることで、生きやすくなるんだよということを知りました。今回はもう少し、具体的に、実際に繊細さんたちが行っている工夫が知れるということで、「繊細さん」の知恵袋を、読んでみました。うちの息子も、診断を受けたりしたわけではありませんが、繊細さんかなと思っています。息子がぶち当たる悩みは、繊細さんからきていることが多いように思い、もっと繊細さんのことを知りたいと思い、手にとった本でした。繊細さんについて、簡単にですが、本にある言葉をお借りし、息子のことも含めながら、説明できたらなと思います。⚫︎繊細さんは、過剰に刺激を受けやすい。人一倍、よく気がつくぶん、疲れも感じやすい。人より刺激を感じやすいので、興奮して寝つきにくい。感じた刺激を流すために、1人の時間や静かな時間が必要。→息子も自分で思っている以上に、刺激を受けやすく、疲れはあるのに、なかなか切り替えがうまくいかないのか、寝るというか休むことが苦手です。だから、知らず知らずに、疲れやストレスがたまり、不調(頭痛や腹痛)をきたしやすいのかなと思っています。そして、1人の時間、予定のない日は絶対にほしいと言います。友だちは好きなのですが、ゆっくりしたいと言い、側から見ると、何を若いのにそんなこと言ってるんだと思ってしまうのですが、きっと人といると無条件で合してしまうので、想像以上に疲れてしまうんだろうなと思います。⚫︎共感力が強く、他者の意志や気持ちを察しやすい。→息子は、たいていのことは、そうだよねと言います。そのことで本当に子育てはしやすく感じてました。しかし、成長と共に、全部全部を受け止めようとしすぎて、ちゃんとしようとしすぎて、バランスがとれないように今なってきているように思ってます。友達の意見を優先しがちで、後になり僕はこうしたかったという気持ちが残る。親がこうしたほうがいいと言ったことをずっと覚えていて、うまくできなかったら、失敗してしまったと、嫌な思いをさせてしまったんじゃないかと引きづる。過剰に反応し、過剰に人の目や人の思いを気にします。他にも、本には深く本質を考える傾向にある。些細な刺激も、察知する。なども、あげられていました。5人に1人いると言われる繊細さん。少なからず、この気づきすぎる、受け止めすぎてしまう気質にしんどさを抱えている人は多いんじゃないかなと感じてます。どうしたら、生きやすくなるの?その工夫が知りたい。。そんな思いで次々ページをめくりました。一番印象に残った繊細さんの言葉は、「自分を受け入れたら対策しやすくなった」でした。「あれこれ気になりすぎる理由がわかり、心底ほっとしています。気になることは変わりませんが、対策を練りやすくなり、望まない状況を回避しやすくなりました」と、書かれていて、これだって思いました。理解し、対策をとる。生きやすい環境をつくっていけばいいんだと、少し光がさした気持ちになりました。他にも、本には、人間関係について仕事場での工夫など、以前の繊細さんより、具体的なケースでわかりやすく書いて下さっていました。そして、繊細さんだからこそ、より幸せになれる方法も、たくさん書いて下さっています。さて、この本を読み、私も変わらないといけないと心に決めました。改めて今回繊細さんの特徴や、見えている世界を知り、自分が息子に対してこれではいけないなというのがいくつも見えてきました。⚫︎感情的に怒らない。当たり前のことですが、できていませんでした。。疲れていたり、眠たかったり、時間に追われていると、つい感情的になってしまってました。こっちはそこまで怒っているつもりでなくても、私の不安やイライラは、息子には気持ちが落ちつかない要素であり、気を使わないといけない相手になってしまっていたんだと反省しました。自己管理をもっとちゃんとし、自分の気持ちをコントロールできる、穏やかにいれる、私でいないといけないなと思いました。⚫︎これは直した方がいいと思うことの伝え方も、全部全部言ってましたけど、処理しきれてないことにも気づきました。前にも注意されたのに、あれもできてない、これもできてないに、押しつぶされてしまわないように、本当に必要なことだけを伝えていく。うまくできなくても、それでもいいよ、ゆっくりでいいよと、できなかったときのフォローも忘れないでいないと、言いっぱなしではいけないなと反省しました。⚫︎息子らしくいれる1人の時間を、ちゃんと確保する。休みの日も予定を入れがちでしたが、刺激が多すぎても疲れてしまうことを忘れずに、したいことができ、心から楽しい、ほっとする、楽だなと思える時間も大切であることを忘れずにいたいなと思いました。⚫︎否定しない。気にしすぎる気質に、一番どうしようともがいている息子に対し、そんなことは気にしなくていいと言ってしまっていた私は、息子のことを思っているようで、なんの解決にもならないし、気づいてしまうし気になるのにどうしたらいいんだよと、余計に悩ませてしまっていたと、本を読んで気づきました。まだ答えは見つかっていないんですが、気にしなくていいよではなく、見えてる景色を一緒に見、何に困っているのかを、一緒に考え、解決策を考えていきたいと思いました。今回のブログ、ただの私の反省文になってしまってますね💦すみません。。私のように、子どもの繊細さにどう向き合っていくべきか悩まれている方はいらっしゃるでしょうか。自分のことをどうこうするより、子どものこととなると、また違う難しさがありますね。きっと子どもは子どもで、自分の力で、生きやすさは見つけていくんだと思います。その力があることは知っていますし、信じてはいるんですが、何か力になりたい気持ちは消えないんですよね。きっと大きなお世話なのはよくわかってるんですが、私も勉強はしていき、私が変わったほうがいいところは変えていき、何か少しでも、気持ちよく生きていけるようになればいいなって、思いにさせてくれる本でした。繊細さんについて気になるよって方おすすめです♪仕事、人間関係の悩みがスーッと軽くなる! 「繊細さん」の知恵袋 [ 武田友紀 ]
2024.08.25
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