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やせ我慢は男の美学

武士は食わねど高楊枝(笑)

実際に「食う飯」が無ければ餓死するわけだが、しかしながら、それでも「我欲」を抑えるのは「美」であると思う。

少し前に流行った「もったいない」という言葉も、そうした「美」に属する言葉であると思う。

一枚の布が最初は服、最後は雑巾となった時代、「もったいない」は当たり前の言葉だった。

使い捨てが当たり前となった時代を経て、再び「もったいない」が注目されたことは、それはそれで良いことだろう。

さて、背筋をしゃんと伸ばし続けることは、なかなか難しい。

背を曲げた姿勢は筋力を使わずにすむため「楽」だが、その「楽」に慣れてしまうと、筋力に「我慢」を強いる姿勢はツラくなり、やがて、その「楽」が当たり前になる。

その「楽」は「楽しい」の楽ではなく、堕落の「ラク」ではないか?



我々は「楽」に堕してはいないか。

戦後復興・高度経済成長・バブル、その浮き沈みの間に、自分も含め多くの人達が「堕楽」したのではないか。

他人を押しのけてクリスマスケーキを買おうとする人達の群れを見た後、事務所で残業しつつ、ふとそう思った。





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最終更新日  2009年12月25日 10時18分33秒
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