mon journal*

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April 24, 2006
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テーマ: 海外生活(7776)
カテゴリ: 旅のメモ帳


風車♪

          次回はエダムへ!のはずでしたが、行き先変更~!

          きょうは、世界遺産にも認定されている、
          * Kinderdijk ~キンデルダイク~ * を歩きます。

          ここには、270年ほどまえに作られた1738年のものをはじめとして、
          19基もの風車郡が広大な野原に静かにたたずんでいます。

          風の力を最大限に利用するために、こういう環境に立っているんだとか。



          海抜が、マイナス2mのところもあるんだとか。
          50年くらいまえまでは、水をくみあげるために
          昔ながらの状態で実際に使われていたんですって。
          いまは最新式の設備で水を管理しているようですが .........


風車を間近から♪

           こんなに近くまで行ってパチリ。
           風車って、遠くから見ると、
           ほんとに優雅に気持ちよさそうに回ってるイメージじゃないですか?

           あたしにとっても、
           のんびりした気分になれるものの代表といった感じでしたけど。

           実際にその場にいても、近くまで行かないかぎり、

           ここまで近づいて見てみると、恐ろしいくらい、回るのが速い!
           しかも、その音もすごい迫力なんです。

           危ないゾーンはロープが簡単に張ってありましたが、
           誰でも入れちゃうほどほんとに簡単に張ってあるだけ。意味ないです。
           いっぽ間違えたら確実に首がちぎれるっ!

           おそろしくてロープぎりぎりまでは寄れないと思わせる迫力です。

           それも、羽根の長さの平均が、
           なんと28mもあると聞けばうなづけませんか?



青空に映える風車

           そしてお次はこんな爽やかな風車群。
           真っ白い帆に青空のくみあわせは、心まできれいになる気がしますよね。
           天気がよかったので、空の色が反射して、水まで青く見えますが、
           ちかくで見ると茶色いんですよね ......
           おしいわ。

           風車って、どんな風向きでも
           羽根が回る仕組みになってるんですよ。
           風向きによって羽根の角度を変えるために、
           風車の番人が必要だったんですって。
           しかも、材料が木だったりするのに、驚くほど精巧で複雑。

風車

       これは、冒頭の写真と同じです。
       とってもきれいだったので、大きいのも載せてみました♪



       風車の中にも入ってみました。

       窓口で、キンデルダイクの歴史と風車について詳しく書かれている
       冊子が買えます。(1ユーロ)
       さすが、オランダが世界に誇る観光地だけあって、
       この冊子も日本語まで用意してあるほどの力の入れよう。
       ほかにも何ヶ国語もの冊子が売っていましたよ。


       中はとっても狭く、しかもものすごく急な階段を
       何階分ものぼって行きます。
       階段というよりはしご。
       後ろ向きじゃないと降りられない。

       昔は風車の中で生活していた家族もいて、
       お部屋や寝室もありました。
       最上階までいくと、風車の羽根を回す軸がむきだしになってるんですが、
       これがまた、
       いっぽ間違うと確実に生きて帰れないだろうと思うほどの代物。



       腕時計の中って想像できますか?
       それがわかりづらければ、オルゴールの中。
       まさにそれが巨大化したような、そんなイメージの場所です。


       まず歯車がでかすぎ!!!

       巨大な歯車同士が、これまた轟音でキーキーきしむ音をたてながら、
       想像以上のスピードで噛みあいながら回ってる光景は、恐怖感をあおりますよ。

       目で見ても充分おそろしいのに、音がこわさをひきたたせる。
       木なので音もすごいんですよね。


       だんなは、完全に立ってしまうと首が巻き込まれるので半かがみで見学、
       あたしは立ってもギリギリ平気だけど、
       生きて帰りたいので座りっぱなしで、おしりで移動。
       こんな表現もけっして大げさじゃ、ありませんよ~!



       風車の中に入った人はいっぱいいたのに、ここだけ誰もいないんですよね。

       それがまた不気味で・・・・即刻撤収!


       写真を撮りたかったけど、そんな心のゆとりすら、奪われました。



       さぁ、そうこうしているうちに、あっというまに夕方。
       たった19基と思いきや、ゆっくり歩くとなかなか時間がかかるんですよね。
       お昼間の写真ばかりだったので、最後に夕暮れの風車をどうぞ♪

夕暮れ時の風車

       優雅な風車のイメージなど、あっというまにどこかにふっとんでしまった
       ちょんすけ夫妻のお散歩でした~。



       次回はオランダの小島、マルケンとエダムをまとめてお届けします☆

       お楽しみに~!
















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Last updated  April 25, 2006 05:32:59 AM
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