細かい所を突付くとキリが無いが、作品の発表年がいい加減なのは、実に不可思議だ。例えば、Gordon Haskell: It Is and It Isn't。リザード製作後クリムゾンを離脱したゴードンのアルバムで、ジョン・ウェットンのファミリー前の活動としても貴重な記録となる1971年作品だが、地球音楽ライブラリーではなんと74年と記している。その上、本文では71年とも書いており、これを資料に書くライターが居たとしたらさぞ面食らうだろう。ティペットのOvary Lodgeも76年と書きつつ本文で73年(コチラが正しい)と書かれている。また、ティペット関連には、ジャケットが入れ替わって紹介されてあるものもあって、129pのアマルガムとフレームのモノが相当する。モノを確認できて無さそうな文字のみの紹介もあり、Duffy Power: Duffy Power (1972年 GSF 502)では無く、少々曲順曲目入れ替え再発されたPowerhouseのみ76年作品として紹介。詳細の解らない未確認情報については、不確定と明記するべきだと思うのだが・・・