1966年フランスから帰国したキースは同居人ミッキーザ・オーの紹介でパット・アーノルドを訪問、彼女から請われリー・ジャクソンらとバックバンドを結成。それが後にナイスとして成功を収める最初のきっかけとなりました。つまり50年来の友人だったというわけです。 ミック・ジャガーのプロデュースで制作されたPPアーノルドのファーストアルバムは、まだ結成間も無いころのナイスが3曲セッションでレコーディングに参加しています。近年復刻されているCDにはボーナストラックとしてミックプロデュースでPPとロッド・スチュワートがデュエットした曲、Come Home Babyも含まれており、これにもキース・エマーソンが参加してピアノを弾いています。この曲は1966年8月セッションという事なのでナイス結成以前のレア音源となるわけです。