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August 14, 2011
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大久保 利通
(おおくぼ としみち、文政13年8月10日(1830年9月26日)
- 明治11年(1878年)5月14日)は、
日本の武士(薩摩藩士)、政治家。位階勲等は贈従一位勲一等。
明治維新の元勲であり、西郷隆盛、木戸孝允と並んで「維新の三傑」と称される。
また維新の十傑の1人でもある。

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一般的な大久保へのイメージは西郷隆盛を殺した、
明治新政府側の悪役として描かれてきた影響が強いようだ。
それゆえ血も涙もない怜悧なリアリスト、として敬遠され続けてきた。



日本史上最高の政治家と断じてもよいほどの人物。
有言実行のリーダーの中のリーダー、
いまの政界には絶滅危惧種となった有言実行の先駆者。

客観的にみていこう、彼の実績と人間性を↓

*「版籍奉還」「廃藩置県」を断行し、
  中央集権体制を確立。
*同時に「行政改革」に着手、
*「地方行政」にも目を配り、
*一方で「殖産興業」を推進する。

これらすべてを大久保一人で成し遂げたといっても過言ではない。
他の要人はさまざまな価値観に振り回され、

下野してのち、不平士族に担ぎ出され、
西南戦争で武士の時代の幕引きの役目を引き受けて自決する。
その間にも「内務省」設立後、「地租改正」や「学制制定」を実施。
明治維新が奇跡なら、新政府における大久保一人の実績は大奇跡といえるもの。

大久保であれば、のちに官僚制度の弊害を招いたとき、どうするか?

にとっくに取り組んで改善したかもしれない。


強者ぞろいの明治新政府において、要人のなかで権力をもった大多数が自由奔放、
勝手気ままに我が生を謳歌したに過ぎない。

<リーダーの条件とは?>
1.予測性に富み、
2.優先順位のつけ方に過ちがなく
3.決断力と行動力を兼ね備え
4.破壊力と建設力に優れ
5.管理・維持能力に長けている

すべての項目で満点といえる大久保は、
もっとも肝要な維新政治の時期に入ったところで暗殺されてしまう。
1878年5月14日(満47歳没)
西南戦争の翌年、不平士族によるという。
日本どころか、世界史上、稀有のリーダーを暗殺するとは...
なんともいえない、無知による人の愚かさといえるが、
ひととは情に流され、感情にしたがう弱い存在と改めて認識させられる。


*リーダーの条件として、共通の土台となるのは、

「自己犠牲」

ある意味、西郷隆盛も自分の命を差し出して、
時代を終結させ、変革を促したのかもしれない。
あの時代の偉人の精神性は凡人のわたしには理解できないが、
あまりに気高い。

官僚の月給が五百~七百円の時代、大久保の死後に確かめられた彼の財産は総額百円程度であった。
のみならず、八千円を超える借財があったが、
そのすべては本来なら公費で賄われるべきものであった。
大久保利通のこのありえない潔癖さと義務感、
人格の高潔さはなぜ後世に伝えられないのだろうか?

いまの政治家をどうこういっても意味がないし、
選挙権をもつひとりひとりの日本人はいつの時代でも、
せめて無知であってはいけない、と思うのです。

以上。





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Last updated  August 14, 2011 08:44:58 PM
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