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今年も、何人もの社員の契約を更新しませんでした。内規で、ある一定水準の評価に達しなかった社員に対して、自動的に契約を更新しない方針を立てているからです。当地独自に日本式・他都市式を少しずつはずして、その内規を作ったりしたのも自身なので、色んな意味で契約更新に関しては責任感を感じるところです。人の評価は、当然人が決めることなので、これが本当に正しいのか、と色々と考えさせられます。労働基準法等にもございますが、社内規定等の存在意義と責任重さは会社の存続にも直結するので、疎かにはできません。まして、日本式が通用しない海外では尚更のことです。人間のモチベーションを引き上げるには、給与や福利厚生も当然有効ではありますが、一方で性悪説的な考え方もこの国ではある程度必要なことを実感しております。不良品などを作ったり、不回転在庫などがある時は、その関係者1人1人の見える形、若しくは自分自身の手で廃棄処理等をさせたりしております。巡回時、ある契約更新を行なわないと通知された社員の顔を毎日拝見しておりました。一方、その横には契約が新たに決まった試用期間を終えた社員がおりました。その、それぞれの顔を見ながら、毎日これで良かったのか、と言うことをしっかり考えまた反省・対応していくことが、人を雇うことの重さだと思っております。日本の雇用契約において、一般的な正社員と言われる者には契約期間と言うものがございませんが、自身は1年契約の感覚で仕事を行なう事を嫁しているので、今年もようやくゴールが見えてきたようで、後2ヶ月ラストスパートですね。(まあ、民法や労働基準法ではそんなに立場自体を守られているものでもありませんが 笑)なんとか、来年度も契約頂けるだけの、費用対効果を上げたいと自身の中では勝手に思っております。人を雇う事と、この国で実際・現実に法人を運営することは勉強にはなります。製造業のみで言えば、色んな工場を拝見することで世界中の標準を感じることができますので。また、同じ中国人でも転職者は韓国系やアメリカ系など色んな会社から流れて来るので、また勉強になります。その中でも一番実感する事は、目先の利益は長持ちしない、と言うことは日々感じております。目先の利益で動く、中国の方も数多くいらっしゃいますが、結局その結果と根本は同じ。どんな商売や、人生感にも通じる勉強がたくさんの人を通じて感じることができます。時間は限られておりますが、毎日の経験は貴重な勉強ですね。その、時間というものはそんなには関係ないですが、浅く広く、目先の結びつきって、なんて脆いものなんだろう。実感。P.S.以前、何度かお会いした人が、知らない間にお辞めになり、日本の友人の勤める会社の理事に。突然、日本の友人より連絡があり、面白いと思った。日本人、何千万もの労働者の内のたった1人の名前が挙がるなんて・・格言 世の中狭い。。(笑)この数ヶ月、割り算すると平均1.5時間超は勉強に割けているけど、もうちょっと頑張ってなんとか2時間に引き上げよう。そうすると、年730時間割ける。3年で2,190時間。家庭を持って、社会人になると時間の貴重さを痛感しますね。集中できて、それも面白いですけどね。(笑)
2006年10月24日
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飲食店や貿易会社などを個人で開業なされている知り合いは、皆尊敬します。やはり、人脈や資本の力が物をいう中国の世界において、1から立ち上げて飯を食おうとなされているからです。その1つ1つの行動に感動します。個人で商売をされる際は、日本人を頼らざくてはならないのは仕方ない部分もありますが、これからずっとこの地に根を下ろそうとする意思が、何より尊敬する所です。当地でも、生活面で色々とお世話になっているのは、大体そういう人が主なので彼らのおかげで生活に安定感ややすらぎを与えて頂いているので感謝しております。ありがたく存じます。海外に出て特に感じたのですが、人の結びつきが無ければ何もできないんだなあ~と、感じております。日本では、ある程度好きなことや、与えられたことだけでも生活することはできますが、こちらではなかなか・・結局、誰かの手助けの元に成り立っているのを実感します。ある、友人は好きな道を15年続けてらっしゃいますが、少し壁にぶつかってらっしゃるように感じます。こう言うときに、お金だけでは無い、何かのお手伝いができないかな~とも思います。先日、海外駐在歴約20年のある人と話していたのですが、結局海外駐在においての一番のポイントは、人と接してそれを効率的に運用することに他ならない。語学や専門性は、あくまでその方法でしかないのだと言うことを、話しておりました。自分がここで何を身に着けなければならないかは、根を下ろす人や現地の方々を拝見すると、おのずと判って参ります。最近続けているお勉強も、その一貫でもありますので頑張ろうと思います。
2006年10月14日
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最近は、色んな人や外出なども含め、色々と新たな出会いなどが増えております。そこで雑記。この頃色々と感じていることは、中国の方でも多様性が更に増え、都市部の若年者の意識の変化を感じている所です。結構、意識の中に余裕が出てきている。これ、本音。(中高齢層は、そうでもない)一方、資本主義以上の資本主義と言われる?中国において貧富の差がやはり大きくなっているなあ~と、実感するこの頃でもあります。久しぶりにスラム街など色々と拝見してみましたが、生活が苦しい人はどんどんと苦しくなって、中流以上層の人の安定感が目立って来ている感じがします。でも、貧富の指標として、以前は良くその地の駅前などで野宿者の状況を拝見していたのですが、絶対数的には減ってきている様な気もします。相対的には、この経済の好調が全体を押し上げているのは事実の様ですが、一方で競争社会の荒波は厳しくなってきている様です。その一番良い例が、受験戦争でしょうが、毎年個々に話を聞くと、学生さん達の勉強時間は年々増えている感じがします。成功する一方、脱落者のその後が少し心配・・(学卒者の就業者と接してみて)まだまだ、こちらでは大学卒、大学院卒である事と、それ以外の年収差異は数倍に膨らんでおり、更にひろがっております。(大学にもよる)何より、この差は学歴と共に就業機会や人脈形成の面において絶対的な差異がある様に感じられます。だから、親としては子供になんとしても良い学歴を与える義務がある、と言う雰囲気があります。そうすると、更に就学水準の低い農村部の方との差が広がっていく。経済的に、チキンレースを行なっている現在において、この差はどこまで広がっていくのだろうか?10数年前に、毎日北京図書館に通って各地の経済指標や物価指数などをまとめたり、実際に市場の調査をしたりしたことがあるのですが、その当時は、まだまだ都市部の生活もこじんまりとしていました。でも、今は主に海外の資本流入により、別世界になってしまった。更に、何を目指すのかが興味を引かれるところです。また、日本でも同じですが、この国においての人脈は大きな意味を持ちます。例えば、スーパーを作りたいと思っても、その許認可権を持っている人間に近づくためには人脈が必要だし、特に不動産においてはそれが顕著に出ております。実際に何度も経験してきておりますが、場合によっては法まで捻じ曲げる力があるのもこの国の凄いところです。人と出会う機会さえ見つけることができないのも、結局その出発点において大きな差異が生じている実態があるようです。これが、学歴や戸籍、出身に大きな意味をもち続けています。例えば、友人の父が元外務省の関係の人間で、親戚に軍隊の将軍級と近い方がいるのですが、副業で石油関連をなされています。実際にその人脈と関係あるかは判りませんが、普通、副業で石油関連とは行かないですよね。その人の人生とは、その人の幸せとは。国の力や世情によって、大きく翻弄される比率が日本人より相当高いこの国の人を見ていると、色々と刺激されます。これは、本音ですが先進国と比べて、むしゃらに働くだけでは成功の確立は低い事を実感しております。その判断において、総合力やタイミングを掴むことが必要な事を感じます。その辺り、ある程度公平であり、恵まれた立場である日本人であることをいかに使っていかなければとも思います。彼らの頑張りを見習って、自分の範囲でどんどん邁進していこうと思います。また、もしかすると、中国の方とはこれからも色んなところで、接していかなければならないかもしれませんので、できるだけ自分の目で見て、その変化も10年単位で見て判断して行きたいと思います。絶対に、判断を変えなくては駄目な時期も来るはずなので、そのタイミングを計りたいと思います。面白いな、大陸の文化って。。島国の人間としては、経験になります。P.S.先ほどメールをやりとりしていたのですが、アートを手がけている日本人の友人。更にブログに磨きがかかって来ているような気がします。見てやってくださいね天安門ぶらぶら節
2006年10月14日
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日本の親友が、消息不明になっていた。その親友から突然の電話があったので、驚きと安心感で一杯だった。話を聞くと、やはり家庭内の問題が色々とあって、今は親友が母親の面倒を見られている様だ。真面目で実直、気は優しく、社長の息子さんだったこともあり、私の知り合いの中で将来は一番安定していると思っていた中での出来事なので驚いた。電話では、相当へこんでいたのと、気が弱くなっていたので心配。日本帰国時には、できる限りのバックアップはしてあげたいと思う。私も、人並みには苦労している事もあるので、色々「前向き光線」を送りたいと思う。一方、中高一緒だった友人で大学までよく遊んだ友人が、とうとう司法試験に合格したとの事。心より、おめでとうを言いたい。周りからは、色々マイナスの圧力もあった事だろうと思うけど、これからは自分の目標を切り開いて欲しいと思う。でも驕るなよ。(笑)約10年位かかっていたので、ご本人のご努力とご家族のバックアップに感動してしまった。専門性をどんどん磨いて、真の法律家を目指して欲しいと思う。私は、彼の様な生き方はできないと思うので、そういう意味では、尊敬するな。天津・中国でも尊敬する人多いけど、また増えた。(笑)私はその当時、中国で飯を食おうと思って、留学して会社に入り、何とか中国で人生の○分の1にまでなったが、ようやく次のステージが見えてきた所。日本では、スペシャリストと言う流れが流行っているようだけど、私の場合、簡単に言えば3年以内に高度化したゼネラリストを目指して実践・行動に移している。もちろん、目標までには色々積み上げるものもあるけど、その他ににビジョンの中で模索・研究する事柄もあるので、バランスよく力を付けて実行して行きたいな。目標ができると、恐いものが無いな、と本当に思う。1.2009年までに、○○のための専門○○体系を作る。具体的には、帰国時行動。2.200○年半ばまでに現業務においての○○を実行させる体制を作り上げて帰国。3.○内に、信頼できるパートナーを○人見つける。(現在は、○名 残り○名)そして○○へちょいとこの2日間、中国関係ではないネタで独り言書いてしまいました。諸般の事情より、家族ネタは、別ブログに移動しているので、すいません。P.S.昨日の、クローズアップ現代見て恥ずかしかった。自分そのものの姿がそこにあったから。知りませんでしたが、日本では今流行りなんですね。(笑)
2006年09月22日
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小生、人生の○分の1、長く中国に滞在して運営のお仕事をしていると、表題の事はすべて経験しております。日本で一般サラリーマンではなかなか成し得ない経験。これは、どこに行っても大切にしていきたいと思っております。拡大時の組織の持って行き方、縮小時の組織の雰囲気の変化等、企業の運営は実際に経験してみなければ判るはずがないと実感致しております。歴史ある企業の組織の陳腐化、新興企業の組織拡大時の問題。それぞれ、企業組織論において実際に実践してみると、納得することばかりです。流れの中で、何を行なって何を行ってはいけないか。これは、私の大きな財産となりそうですね。何だか、色々な思い出もありますが、自分の中でできると確信を持って行動すれば必ずできると自信が付いていくものだと感じております。これだけは、中国においても同じです。ただ、その確信も色々な裏づけと準備が特に必要です。また、新展開についての準備については、日本に居る時よりは十分力を入れられれば幸いかと存じます。もう一点、驕りだけは、その反動時の影響が大きいので、十分留意ください。さて、友人が新展開の市場調査に当地で動いてらっしゃいますが、私の当初の予測どおり市場性がその企業の計画より小さいとの事で、その友人とお話をしました。友人とは、初めてお会いした時は、その会社の意向で結構威勢が良かったのですが、当初より採算性と市場性調査だけは十分にするようにアドバイスさせて頂きました。実際に、数ヵ月後お話をきくと、予想通りの展開となっておりました。私見ですが、市場性の見込みが少ないと当初より判断した場合、3年間立ち上げ時の費用と運営への赤字を覚悟して、市場調査・新規開拓名目で割り切って運営されるのは良いとは存じますが、今回の場合は、時期ではなくできるだけ損切り見込み額を先に立てられれば良いかもしれません。この場合、重要なのは自身の市場性の新たな模索と反応の実践だと思います。必ず、その情報の蓄積が、他の展開や後の市場変化時の業務に結びついていくはずですから。実際、会社と言うものは面白いもので、損を判って展開することも多いので、その場合は社内で事前に流れを作っておくことはポイントだと思います。友人は、これから中国にずっと居たいと仰っていますが、まだそのご自身の行動に一貫性を持たれていない様に感じます。人生は一度。自分は、何をして何を成して行きたいかが、全ての自分への納得への第一歩かもしれませんね。これは仕事においても同じかもしれません。私は、任期を責任を持って完結するまでが、先ずの責任。毎日の積み重ねです。
2006年09月21日
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数時間車に乗り、河北省の街に行ってまいりました。一面のトウモロコシ畑や綺麗な空気。都市部から郊外に出てみると、まだ空気は綺麗な様です。空をずっと眺めていると、市内より出て行くと市を覆っている薄い靄も取れ、段々と深い青色に変化。いかに、都市部の環境が悪いのかが理解できました。河を見ると、緑色や黒色をした河もだんだんと澄んでまいります。ただ、どれだけ環境保全された所でも若干水が汚れているのは、日本とは違う点だなと感じました。数時間車に乗っただけで、都市部の生活とは違う生活水準の人々がたくさん住んでらっしゃいます。レンガ造りの家に、生活に手動の石臼なんか使ったり、タイムスリップした感覚を受けましたが、一方で都市部と同じ国の方なんだと考えると、貧富の格差は世界では当たり前なのだなあ~と、改めて実感しました。貧富の差を考えると、自身が富のコミュニティーにいかに近い生活体系を作り得るのかが全ての始まりだと感じます。(これは、特にこの国の経済活動の中身に接していると実感するところ。)ただ、そのことが本人にとって、チャンスをつかめるか、また、幸せか不幸せなのかは判りませんが、経済価値と言う面では当てはまる事柄なのだと実感しました。「チャンスを掴む為の素地が無ければ何もできない」そういう面では、世界の中でとりあえず恵まれた環境である「日本人」であることに、先ず感謝しなければと思います。最低賃金法を見てみて、日本の様に貰える国は少ないのも事実。(物価の違いはもちろんありますが)また、チャンスをつかめる素地が、日本人に比較的平等にあるのは事実だと思いました。チャンスと言えば、現在友人がチャンスを求めて色々しかけて行動なされています。でも、人に頼る癖がある方の様なので、一方で批判を受けている事もお聞きしております。人への信義や人に対する行為は、一度軽率になるとずっと残るもの。なかなか難しいなあ~と、客観的にこの件を見聞きして感じ得ました。信義を重んじる心を持って、どんどん自分を鍛えていかなきゃ、と思いました。
2006年09月11日
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大学時、学部で市場の流れを勉強していた事と(その当時は先を見越して中国に来ました 賭け 笑)、現在製造業に勤めている中、その仕事柄からか、世の中の需要と供給を物の視点で考えることがとても好きなので、色んなコンセプトをベースにアイデアを考えていたのだが、ようやくあるキーワードに大きな穴があることに気づいた。調べて見ると、確かにそれぞれ個々の会社さんが一部門やアイデアの1つとして上市ないしサービスを数多く提供なされているのだが、問題はそれぞれにつながりが無く、インパクトが薄い事。また、消費者自身にとって提供され判断する指標が少ない点。学者さんが、色々研究なされているが消費とは結びついていない点が挙げられる。(潜在性は高いと言うこと)市場を調査して見ても、既に情報提供型はあるが、そのコンセプトを中心に消費者に対して総合的に展開なされている企業さんは皆無に等しい。どうして、こんなに大切な物の情報と提供が、そこまで浸透せず個々の判断に任されているのだろう?とびっくりしてしまった。また、研究開発の潜在性は非常に大きい。少し、自分で企画を考えて見ても、次から次へとアイデアが溢れてくる。ありふれた物も、コンセプトを変えると目新しくなる。また、○○のカテゴリーを強化すれば、面白い市場になるのでは無いかと思った。そこで、面白いのでその関係の資料を集めて見て、時間をかけてじっくりと熟成させて見ようと思う。自身の中では初めての採用。(常より、たくさんのアイデアは考えていました)業務以外の自身生活に、良い潤いができて嬉しいなと思う。他が先駆けたら、それはそこまでのコンセプトだから、そこまでの市場だろうと言うことだけど、個人的には、直感的に面白いと感じた。例えば、数年前より利用させて頂いている「ブログ」が出てきた時も、出てきた時は面白いと思ったが、直感で感じたのは単純に収益にどこまで結びついていくのかが疑問ではあった。現在、ブログの市場自体は、これからの付加価値付与の展開が一番勉強になる。市場と言うものは、作るものだな、と改めて感じた。今回のキーワードは、「広く浅く」より「集中による市場の確立」かな例えば、既に市場には出ている例で言うと、マンション業界で言うと日本で「デザイナーズマンション」と言うものが成長しているが、これ一辺倒では面白くない。どうせ、そこまで付加価値つけるなら、「インテリアプランナー」さんの仕事に付加して、人件費がそこまで掛からない、お若い「インテリアコーディネーター」さんの直接的なサービスを顧客に近づけてもう少し効果的に付加しても面白い。女性の方なら、なおさら営業インパクトは強い。当然、不動産会社、主任者さんの重要な説明も大切だけど、住む本人にとっては内装イメージの確立って本当に大切。高いお金を払うわけだからサービスの拡充はできるはず。(まだ、業界でのサービスフローは確立はしていないみたいですね)こだわる人は、とことんこだわるから。例えば、こう言う感じ。付加の探求。(今回探求していくコンセプトは、まったく違うものですが)今回、自分に1つの方向性が見えたので、自身本当に嬉しいな。先ずは、時間がある時に、コツコツと専門化レベルまでの知識と市場の感覚をつかんで企画書作って見ようかな。元々の目標の2.5年後に良いアクセントができたと思う。それにしても、24時間ってどうしてこんなに短いのだろうか。時間って大切です。P.S.皆さんも、頭の体操にもなるので生活の中色々考えて見られると楽しいですよ。また、需要と供給をじっくりと見て発想して見ると、とても面白いですよ。お勧めです。
2006年08月30日
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このごろ特に、日の光と言うものは、人間にとっては本当に大切なものだなあ~と感じている。今年は雨が多い事と、環境の悪化などの影響もあるのだろうが、日照時間が本当に短いような気がする。この数日、ようやく日差しを感じるが、それでも例年に無く、夏を感じない日々が続く。その為か?水などから来る胃腸炎や感染的な病気にかかる人の率も高い気がする。工員さんの健康がいつも気になるところだ。皆さん、それぞれ一生懸命に頑張っておられるから、職場環境にはしっかり気を使いたい。体が資本。一方、ようやく晴れても、太陽の周りが埃などでうすぼけている様は、精神的に晴れず、よろしくは無い。逆に内陸部は、干ばつなど雨量が少ないようだが、今年も環境被害が少なければと願う。日本では、大変暑い中避暑地を求めて、お盆を楽しまれている方がたくさんいらっしゃると思う。親父たちも、4日間も休んで琵琶湖の家に移動しているようである。その際、郊外数時間で簡単に自然に触れ、自然を感じる事ができるって、本当に贅沢なことなのだなあ~と、この国に住んでいると感じる。大都市集中化、過疎化等で、日本の田舎不安論の様なものもあるが、その自然を保存する利用することでの効果は非常に高い様な気もする。私見だが、日本の田舎には、色々なものが眠っているような気がする。日本の田舎は、自然の維持にお金も掛かっている上、皆さんのご努力の結果凄いと思う。「自然を大切にする心」中国の皆さんも当然持っており、その欲求も皆さんに実際にアンケートすると高いものであるが、その余裕が無いのが実態の様でもある。例えば、もし旅行するならどこに行くかを尋ねると、大都市ではなく、大体が自然が多い山などになる。今は、皆が突き進むので、それに遅れを取らないように突き進んでいると仰る方も多い。でも、彼らと直接話して見ると、その多くは発展に対して突き進むだけでは駄目だという事も感じている様だ。彼ら1人1人の実生活は、楽ではないから。道や建物はずいぶんと綺麗になってきていると感じるが、これからはどの様な展開があるのかな?でも、綺麗な建物の傍らに、ごみの山が築かれている様は、まだまだ意識の低さは感じる。まだまだ、「ものに溺れている」様でもある。今度は、視点を変え、この国の多様性を拝見していくことが、楽しみなこの頃でもあり、気をつけている事。 今日は外出した際は、何が見つかるかな?P.S.でも本日は、日本で起こった朝の問題で外に出無い方が良いといわれているが、付き合いがあるので出ちゃいます。問題が起こらないことを祈る。
2006年08月15日
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「華夏未来」子供専門のカルチャーセンターで、中には音楽や踊り、絵画や習字など芸術・文化系の習い事が何十カリキュラムに分れ、講座数も数多い。子供に特化しているから、その長所が良く理解できる。建物も子供向けではっきりしている。専門店も入って副収入。道には送り迎えの車が並び、親皆が子供を送り迎えしている。駐車場収入。その様相は、圧巻。また、練習時も相当親たちが予習復習に頑張っているようだ。更に、昨年度より隣接していた一般の人が利用していた公園を購入し、新設のビルと共に公園もこのスクールの子供相手の公園に様変わりした。公園入場料収入。お遊戯場等アトラクション収入。etc.05年末時点で中国の総人口は13億756万人。内、都市人口は5億6212万人、農村人口は7億4544万人ではあるが(2005年度)、一人っ子政策の影響が都市部では特に表れている。子供に対する教育機会と期待は、日本人の比では無い。その中で、幼児など小さい頃よりの英才教育を求めての行動は、何を目指しているのか面白くもあり不安でもある。実際に、10代の働き振りを見てみると、彼らの人生が良く判る。本当に厳しさを知らない子供たち、って感じ。一方、大学生は国策で定員や学校を増やしている中、質も極端に落ちているのは実情。郊外には、新設の大学などがどんどん建ってきている。その様相を拝見すると、日本の様にゆとりがありすぎるのも困るし、ハロウスクールの様にパブリックスクールが良いとは思わないけど、もう少しバランスよく人間教育を行なえる機会が家庭内外で増えれば良いなあ~と、客観的に思う。ちなみに、部下の子供は、小学高学年から毎日11時まで勉強してゆとりが無い生活を過ごしているのを見ている。(天津トップクラスの学校に行っているからかもしれないが・・今、中3)そういえば、私が子供の時の習い事にはカルチャースクールは行かず、読売・日本テレビ文化センター カルチャースクールさんの様な大人向けっぽいのが多く、私が習った時は皆個人さんの運営されている所だったな。(あくまで私の経験よりの主観)体操・ピアノ・絵・英語を習ったけど皆個人さんだった。(ちなみに、どれも身につかず・・)一方、学習塾や水泳を習ったときは、システム化されていたし、上場している所もたくさんある。と、考えるとどうして日本に子供向けの大手カルチャースクールって少ないのかな?HPをふわふわ見てみたけど、あんまり見無かったなあ~駅前よりも、郊外のGMS等にあっても集客ありそうなのだけどな~ 少子化の今だったらわかるけど、私の時は子供結構いたはずなのになあ~ そういう面では、専門特化した教育プログラムを提供する「華夏未来」って進んでいるのかな?中国も色々見ると、日本より進んでいるところや面白いと思うところはたくさんある。 ちょっと今日は、教育の道の専門家では無いですが、好きなこと書いて見ました。
2006年07月26日
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休みに、大分溜まっていた日本の新聞をだらだら見ていたけど、何だか少子化、高齢化、団塊の事がたくさん書かれていたので、素直に読んでいると確かに段々不安になっていくなと思った。景気良いはずなのに、結構ネタ的に暗くて厳しいな、と思った。今、日本に住んでいる人は、どう言う感覚を持って毎日過ごされてらっしゃるのだろうなあ~同世代の方々が、親と同居している比率が高くなっていると言うニュースを拝見すると、確かに周りの友人の同居率は相当上がっている気はする。皆、自立したくてもなかなか自立できないし、自立してもメリットは何だろうと思う人が多いかもしれないな。確かに、親の家があるのに、わざわざ共稼ぎで家借りて、高い家賃払って手取りが減るのは無駄だしあほらしくもある。また、確かに私の弟や妹も親たちの家に住んでいる。これも、時代の流れだのだなあ~だいぶん以前は、不動産の利回りが良かったから良いものの、今の日本で大都市圏の一部以外投資対象になる所は殆ど無い。ランニングコストを考えると、場所によって違うが、殆ど借家等の方がお得な気がする。また、借地借家法を眺めていると、借り手の権利もそこそこだ。私も、もし日本に長くいるなら、地元に戻って親の家から通おうかなあ~(笑)晩婚化もあるけど、いま気楽な生活を享受したいと思う人が同世代には多いはずなので、結局これからもその道を探そうとするのは今までの世代の流れで必然だと思う。早速、国立社会保障・人口問題研究所さんのHPを色々眺めて見たが、なるほどと思った。未成年時、弟はいつも年金は絶対払わないと言っていたけど、今はちゃんと払っているだろうか?例えば、単純に国民年金法を眺めると、付加年金は第一号被保険者にとって制度的にはお徳だと思う。でも、そんなのどこまで皆知って行なわれているのかな?年金含めた社会保障は、イメージ先行型で不安は不安だから。でも本当に、そんな先のことって確実に判るのかな?大体、年金含めて日本が信じられないのなら、個人の責任で固定資産から流動資産、日本円から外貨の金融資産を分散して持っておけばよいだけだ。海外に逃げちゃえば良いという話もあるが、カナダに移住した広州人の知り合いは、結局帰ってきたなあ~移住は、見た目は良いけどよほどの適正がいるものだと実感している。小さい頃オーストラリアに旅行した時に、凄い大きくて綺麗なプール付きの家が3億円です。とガイドさんが自慢していたのを思い出した。その時、ガキながら思ったのが、東京ならこの何分の1の家だろう~と思ったのが小さいながらの強い印象にある。お金の価値って世界の中では色々と違うし、中国に流れ着いたのもお金の価値が違う国を実感して見たいと言うのはあったのかもしれない。。一方、中国の不動産投資の流れは、本当にばくち的で凄いなあ~と思う。価値が価値としてどこまで見出せるのか、本当に難しい。不動産鑑定士や、もう少しこの辺りの知識を入れておけば良かったと反省。さて、一方団塊の私達の親父世代は、仕事なり趣味なり、第2の人生選択を求められている。親父は、根っからの仕事人間なので、自分の為に少しは違う生き方も行なって欲しいな。企業が右向け右で、団塊をターゲットにしたマーケティングをしているのは面白いと実感しているけど、本当にそんなに皆さん消費するのだろうか?個人的には疑問。結構、親世代は真面目な方が多いから、実直に稼ごうとされる動きの方が多いのではないかな?会社法も変わってきたし、何かをされる人が多いかも?力のある諸先輩はたくさんいらっしゃるし、特にそういう技術屋の先輩に感銘を受けてメーカーに入って良かったと思っているし、そういう先輩を支援し利害関係を共有できる組織があっても良いと思う。でも、それだと普通の人材派遣業になっちゃって面白くないなあ~しかし、起業って簡単ではないので、副業投資で奥さん名義の会社作ったり、起業される方のご協力スタイルの方が現実的だし、その位ならいずれ私でも行なうかもしれない。まあ、今は私自身が自分が考えている本業をしっかりと力を付けていけばそれで良い。日本での起業って、ばくち的な発想が増えているようだけど、小さい頃より実家の周りで起業されて店や会社持っている人の8割以上は消えたの見てきているから簡単では無いのは事実だと思うな。何より、日本は余り知らないけどあのアメリカでさえ金融資産を蓄えている人の大半は、実直に稼いできた人ではあるのは事実。公私共に、ぶれない生き方ができる人が一番強いようだ。Theodor Paul Albrecht、Ingvar Kamprad、Warren Buffettさんの様に倹約家で芯を持っている人は凄いと思う。日本の経営者でも、あぶく銭持って崩れる人より、30年間ぶれない強い人いないかな~とりあえず、タバコ吸わない、家では酒飲まない、パチンコしない、競馬しない、宝くじしない、博打はしない、スポーツ始めお金の掛かる趣味に手を出さない、贅沢品は買わない、維持費のかかる無駄な設備は買わない、健康維持に力等だけは基本的に守っているが、まだまだいまいち修行が足りないなあ~短期で上手い話は、そんなにあるものではないし、その話で結果を出した人は、それだけ才能がある人だ。私自身は、今までなかなかそんな人って見たこと無い。結局、人より一生懸命働いている人は、それなりに良い結果になる可能性は高い。今でも尊敬する祖父は、S信銀に天下って直ぐに働きすぎて逝っちゃったけど・・さて、前回にも少し書いたけど、老後に中国含め、海外生活を求められている人が本当に多いような気がする。海外移住関連のHPを眺めていると本当にブームになっていくのだろうなあ~とは思う。でも、本当に海外移住って皆さんできるのだろうか?中国ではあるが、長く住んでいると一生は海外に住めないなあ~とは個人的に思う。私が、日本に帰りたいなあ~と思うその波は、大体、半年、1年、3年、5年と区切りの様な感じでやってきたけど、私見ではリゾートトラストさんの様に会員権・リゾートタイムシェアリングスタイルや単位契約スタイルの海外移住をコンサル・按配した方が良いような気がする。正直、海外に住んだこと無い人が、いきなり海外に死ぬまで住むって大変だと思うなあ~最後に、日本の新聞もゆっくり読むと面白いなあ~P.S.今日も凄い雨。何なんだ、今年は。この雲が皆日本に行くのかな?
2006年07月24日
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今年は、雨が多いなあ~おかげで、せっかくAIRで出した荷物が飛ばなかったり結構影響があるなあ~また、出張者の方の日程や予定もずれたりしているので、アテンド含めて変更が多いのが難。何なんだ?今年は。。っていう感じ。日本の梅雨と変わらない感じもする。傘を持つ習慣が、感覚の中より完全に抜け落ちている私にとっては、結構厳しい夏ですね。雨に打たれ、毎日滝の修行って感じです。そんな中、先週も雨の中、金土(は2件)日共に友人とお食事をしました。以前は、人と会ったり外に出る機会を少なくしていたのですが、なんでこんな生活スタイルになっちゃったのだろうか?自分でも不思議です。金曜日お会いした方は、スポーツ関連の仕事をされている方で、今度天津に展開されると言うことです。いずれは、中国各地に展開され起業でもされたりして?なんだか、中国ドリームを邁進されているので、パワーを貰いました。(でも、私は別の計画があるので起業はしません。じっくり、展開時期を待つこの3年です。)彼の友人であり、私の友人である日本に帰って就職したD君は何をしているのだろうか?今度、メールを出して見よう!!土曜日は、午前に家に訪問されたおじさんは面白かった。もしかすると、中国南方に家なんて買われるかもしれない?など、話の節々に本当に夢がある。団塊を生き抜いた鑑の様にも感じた。働き通すことは、誰がどんな理屈や評論を言おうが、その結果が素晴らしいことだと尊敬します。私が、60を超えて老齢基礎+老齢厚生年金貰うまでの(本当に65歳に満足に貰えるかは?まあ、それよりも受給資格未達←先ずは頑張れ俺!!)間、何をしているかな?
2006年07月17日
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最近、トラブルも無く平和なので、落ち着いたところでたまにはお友達のブログ紹介。お友達は、天安門ぶらぶら節と言うブログを書かれている女性で、北京での中国現代アートについて色々書かれている。もちろん、職業もそちら関係なのでとても内容が詳しくて、普通のブログっぽくないところが面白い。留学時代からのお友達なので、10年以上のお友達。ご一家がマスコミ関係の影響か?学生の頃よりメディア・放送関係での仕事を続けられ、現在は「現代アート」に新境地を見出されている。正直、私にはアートなんてよくわからん。しかも、「現代」が付くと、何がなんだかさっぱりわからん。(笑)親戚にも、画家やステンドグラス作家、画廊経営等色んな方がいますが、お聞きしてその世界の人間関係も複雑そうなので、彼女も大変なのかな~と思う。でも、ブログを拝見して本当に、アートが好きなのだなあ~と言うことが伝わってくる。その内、中国アート関係の日本人として色々聞こえてくるのかも?大物になるかな?彼女の、これからが本当に面白そうです。
2006年07月13日
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「物事の流れを作ること」こちらに来られる駐在員全員に求められるポイントではないかと思う。物事の流れをよく整理準備し、その流れを現地の方に順次お伝えし、実行していくこと。以前、会社はその経営者が7割以上の影響を占め、彼らの中身で全てが変わって行くと書いたと記憶しているが、結局、物事の流れを作る意味においては同じ事かもしれない。駐在員の役割は、その流れをスムーズにする作業に他ならない。また、流れが悪くなれば、詰まった流れを解消させるのも、大きな仕事なのだろう。同じ仕事でも、見た目普段何もしていない方もいらっしゃる。(本当は違う)一方、夜中1時、2時まで働かれている方もいる。その違いを見てみると、やはり物事を流すポイントをどうこなしているか、に差異が生じているのだな、と実感する。経験とセンスと実際のその会社の問題によって大きく違う。また、年齢が低いと経験不足からか、やはり組織は回りにくいの確立が高いのも良く理解できる。ただ、それ以上のセンスを持たれている方もたくさんいらっしゃる。流れが詰まらない様に、準備に力を入れられている所はやはり問題が少ない。色々お話を聞く中で、参考になる会社さんも多いので、日々勉強。現地人を使う中で、一番厳しい特徴が物事の流れを阻害する要因が多いこと。嘘をつく、話を素直に聞かない、自分勝手な流れを作る、言い訳をする、話を摩り替える、上って来る情報が正しくない、2度間違い3度間違い、反省しないetc.色々な問題をお聞きし、問題抽出すると、ほぼ人災になる。この辺り、世界中どこの人でも同じだけど、個人個人が特に非を認めない文化の特性か?話がスムーズに通らないことが他国より多い。当地の組織を回すには、この辺りの感覚は必要な点、余計な労力がいる所が無駄でもあるが労務コストを考えると仕方ないか・・・P.S.予想外のある事情で、目標到達が2年~3年早まりそう。自分の流れを作るのも、色々修正しなくちゃな。目標を。目標修正後3○歳で○○3○歳で○○取る40歳で○○○へ45歳で○○に50歳で○○54歳で○○○○終了
2006年07月11日
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継続すること。本当に苦手です、中国の大半の方。一度、指示した事や改善したことも、あっという間に元の悪さに戻っている。そういう事って無いでしょうか?残念ながら、私の経験上その様な事ばかり対応している気がします。でも、それに負けじと同じ改善をしつこく何度も行なって、改善します。相当、根性が悪くないと?こんな仕事はできません。(笑)正直、根競べみたいな物があります。でも、同じことを行なっていると彼らは何も考えずに元に戻るので、毎回少しずつ工夫はして何とか継続しています。システムを大きく変えるものなら、必ず相当期間旧システムとの2重運営をお勧めします。全く、突然降りかかるように大きなミスが舞い込んで来る可能性も日本の比ではありません。どうしてそうなるかと言うと、組織としてのつながりが苦手な人が多いからです。最近、サッカーをネタにしていますが、中国サッカーを見ると良く判ります。1人1人は、力がある選手も多いですが、経験面や組織面で大きく遅れをとっている事がこの国の代表のポイントになっています。中国の一般の方のサッカー評論では、いつもこの点指摘されているのが本当に面白い。(笑)どうして、中国人は個人競技が強いか判るか?と論表まで貰ったことがあります。(苦笑)なるほど、確かに卓球・バトミントン・体操・飛び込み・陸上etc.個人競技物が多い・・そう、彼ら自身も自覚しているようです。でも、そんなことならこの大国の運営すら大変なことになりますが、やはり広大な中国、マネージメントの本当に素晴らしい能力の持たれている方も徐々に増えてきております。先日、知り合いの方が大企業集団のトップに引き抜かれたとの事で、びっくり。その方は、欧州に海外留学もなされ、物腰柔らかで一方で商売バランスもよい方でした。聞くところ、いずれ更に大物になられると思います。小生みたいな人間が、その様な人間と出会えると言うだけで、日本ではできない経験かもしれません。駐在をしていて、この点の経験だけは1人のサラリーマンとしてありがたく思います。(日本では絶対に無い、多くの嫌な経験はしたくないですが・・)さて、今日も続かない人たちに物事を続かせるように粘り強く接着する作業に着手しなくてはなりません。派手ではないですが、ねばる男で今日も頑張ろうと思います。
2006年07月03日
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ある事柄で、ある上場企業の中国代表のおじさんと、白酒酌み交わしながら色々とお話をした。大体、その会社さんも同じだし、その悩みやノウハウもそんなに変わらないのだなあ~と感じていた中で特に話が盛り上がったのが、現地社員の方の使い方。と言うか、大体盛り上がるのはこのネタ・・色んな問題に直面した時に、「責任」の捉え方と「責任逃れ」の方法。本当に、日本には判らない現場で苦労している同じような話ばかりなので特に面白かった。少し結果が出れば、皆で食い合いになりながら、凄い威勢の良いことを言うのだが、悪いことが起きると本当に他人事になってしまい嘘ばかりつく。「私は○○については関係ないです」「○○問題について、私はこう思います・・」←おいおい、お前の部下の管轄だろ=お前の仕事だろ!!と言う感じの話が多い。人を使うときに、確かに中間管理職は当地において一番のポイントである。でも、それ以上に中間管理職をいかに見極め、入れ替え、配置換えできるかが、もっと大切かも・・と、話していて特に思った。結局、運営・マネージメントを行なっている人間の質と職責の範囲の決定によって全てが決まっていくのだなあ、と改めて実感した。知識面、技術面、経験面と共に、気持ちの中にあるものが大きい。W杯でも良く判るけど、実力って実力を発揮できる力がまた大切なのだな、とも思う。嫌々中国に来ている人が成功した話は余り聞かないので、気持ち面の比重は疎かにできない。物事の問題を抽出しても、その行動が伴わない。よくある話だけど、行動が伴わないと、会社って直ぐに陳腐化していくものである。昨今、日本でも経営に関する構造変化も大きくなってきているが、現地法人のマネージメントのポイントは何かを見極める事と人の配置方法っていずれ日系も変わっていくのだろうな、とお話の中で感じた。現場でマネージメントする経験を育てることって大切なんだな~色々出てこられる日本人の方も、それぞれの現場で運営を意識されつつ行動されると良いと思う。現場の方は、お互い今の経験を大切に過ごして行きましょう~そうこう話していくうちに、私も足りないものがあると感じた。知識面は、早速アマゾンで参考書を取り寄せて見た。げっ・・ぶ厚い・・(苦笑)残りの期間、時間がある時に一気に詰め込んで、少しでも今の会社にも活用してみようと思う。今の職責の範囲でできる事を。P.S.小生、最近は寝不足と暑さで夏バテ気味です。皆さんも、水分補給には十分留意下さい。
2006年07月03日
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昨日は、はらけんさんとじぇすけさんの送別会でした。初めてお会いしたブロガーの皆様との集まりの会で、天津ブロガーの会『天津らんまんズ』発起提案頂いた時から、そんなに時間は経っていないのですが、送別会には35名もの方が集まり、わきあいあい&盛大な会になった事にビックリしたこと共に、ブロガーならではの親近感ある会が組織できたのも、お2人のご尽力があってだからだと思いました。ありがとうございました。そしてお2人共、天津お疲れ様でした。これからのご活躍と、何かで天津にお寄りになる時が楽しみです。(と言っている間に、小生も帰任だと思いますが 笑)一方で、昨日も新規にブロガー宣言なされた3名の方を含め、ますます天津ブログ人口が増えることに当地の勢いを感じてしまいました。会長の天津甘栗丼さんはじめ、皆さんで楽しい会を継続できたらと思います。また、陰ながら支えていければと思います。細々と続けている小生のブログですが、続けながらもこちらのブログの頻度は最近の程度になると思います。ただ、元々「SARS日記」と言う名前で始めた事もあり、このブログは元々当地での危険、問題時の情報交換が目的だったので、何か当地に問題があればまた更新頻度は増やしたいなと思います。天津は、あくまで海外。色んな意味でリスクが存在しているのは、事実だと思いますので。私の様に、少し変わった理由でブログ初めた人もいますが、ブログを行なっている理由は人それぞれ。更新頻度は少なくても良いので、天津の皆さん是非ともブログ作って会にご参加くださいね♪また、日常の面白情報は、『天津らんまんズ』の皆さんのブログをご参照頂ければ面白いと思います。本当に面白い♪さて、はらけんさん、じぇすけさん帰国時は大変忙しい日程になられる様ですが、十分お体お気をつけくださいね。あ~私も上海に行きたかったな。。
2006年06月26日
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日本で公務員を行なっている友人が忙しそうだ。組織が逆三角形になっているので、若手に仕事が集中するだからだそうだ。公務員になった時に、どうして入ったのか尋ねたら、「潰れる事は無い」「正直楽だから」と言っていたのに、実際働いて、相当へこんでいるみたい。「そんなはずじゃなかった~」が、酒での本音だそうだ。当時、我々の世代にとっては、職が無かったので公務員は難関だったし、彼が入って良かったな~とお祝いもしたのだが、実際最近の流れを見ると、夕張市の件もあるし、世の中安泰なものなんて無いのだなあ~、と感じる。特に、少子化、高齢化、団塊等々キーワードになっている今、地方公共団体の運営は、普通の企業以上に大変だろうし、企業運営の実業家なども入れ込まないと、難しいのではないだろうかとは、勝手に想像するし結果が出なければいずれそうなると思う。まあ私も、今は中国来ているけど、色んな挫折より、当時は大きなリスクの地中国を早めに選択したのだが、ただ単に運よく当たっている感じはする。当時は、人生のばくち的なものがあったから。線路は色んな人に迷惑掛けながらも自ら作った。(笑)でも、今から中国を目指す人は、どうなのだろうかな?正直どうなるか判らないけど、人の行なっていることを行なうと、確立は減るのだけは確かだと思う。自身は、今の経験とキャリアをみて、次のステップを考えている部分は正直ある。ちょっと、変わり者?なので人の行なわないことを行ないたいと常々思っているから。線路は、これからも作りたい。(迷惑掛けずに 笑)あくまで、キーワードは「製造業」「アジア圏」なのだけど、このキーワードが将来達成できないなら、自分自身達成できるように努力するつもり。その覚悟を持って、働いているから。単純に確率論でも、アジア圏での商売は日本単体より魅力的。やっぱり、人に流されず目標を持つことって大切なのだと思う。また、目標を持つためのキーワード作りも大切だと感じている。先日、公務員の友人には、気合を注入した。苦しい時こそチャンス、頑張れ!!嫌々行なう仕事は、どれだけ能力があっても続かない。 と、人を励ます前に、自身最低限の家庭生活を守ることを前提に、目標に向かって自分を磨いていかなきゃな。でも、最近ちょっとキーワード以外の趣味の事柄にはまっているので、ちょっと反省。何だか、じっくりよく読んでみると面白いのです。民法、○○法etc. こんな物が、面白いと感じるとは、おっさんになってきた証かな?以前は、字を見ただけで吐き気がした。(笑)もうちょっとは、語学に興味もたなきゃな。反省。P.S.明日は金曜。今日は、ブラジル戦起きてようかな?気合!!「気合」「根性」最近良く出てくる言葉だが、元々、私は体育系でなかったはずなのだが・・これも中国で働いている証です。(苦笑)
2006年06月22日
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組織において、定期的に人を替えていくことは絶対に必要だなあと、この国に来て切に思った。また、専門職として変更ができない時は、いかに牽制作業を行なうのか本当に必要だ。この辺りの気苦労は、日本に居る時の比ではないかも知れない。日本だと、「任せる」「信用」と言う言葉が根本文化に根付いているような気がするが、こちらにおいては、先ず「疑う」ことを初めに行なわなくては信用できないので本当に体力がいる。性悪説が必然だから。また、その様な文化だとも思う。また、人の心の中はどんどん変わるし、仕事の信用度合いもどんどん変わっていくのだなあと、色々勉強させてもらっている。日本と同じような感じで、人に任せていらっしゃる会社さんがあればそれは、必ずトラブルが起きると思う。これだけは、自信を持ってお伝えできる。何だか、寂しいような気もするが、一方で当たり前のような気もする。外部に対しては、契約書などで雁字搦めに物事を進めるのに、片や身内に対して甘すぎる対応を行なう日本企業の文化。客観的に見ていて、どっちもどっちかもしれないと思うようになった。簡単な事例で見てみると、ある程度の職責で当地に来ると、接待攻勢を受けることがある。日本人でさえ、これに溺れる人たちもたくさん見たりしてきたが、人って本当に弱い生き物だと思う。しかし、逆に捉えれば接待攻勢を受ける回避を行なうシステム作りを行なっていない、その会社が悪いのだと思う。結果が、全てを物語る。お客様をおもてなしをする接待自体は、顔つなぎにおいて、商売において全く悪いことではないと思う。会社さんにおいては、接待費予算を相当繰り入れられている会社さんも当然あるし、ココでは絶対に書けない面白いアイデアを実行される様には感服する。(ブログ上は、現場一般水準のみ記載)逆に、知識だけを頭に入れて論じる人より、よほど役に立つことが多い。でも、その節度と自制心を持って当地で業務できるかは、年齢関係なくこの中国文化と一線を画せるかは、大きなポイントかもしれない。当地に長くいればいるほど感じるのだが、中国の商売と海外の商売の文化のバランスをいかに自分の中で自制して活用できるかは、当地で長く商売を行なうだけの、また投下資本を預かるだけの信用を得るための絶対的条件かもしれない。営業力・管理能力・技術力、色々あるけど根本的な人間的な力がココでは一番大切だと思うし試される。赴任者を拝見して、その赴任者の半年・一年後にお会いした時に、大体その人の信用度合いがわかる。当地で、ご活躍され尊敬している人は皆、この能力が素晴らしいと思うし勉強になります。以前、知り合いの大学教授にプライベートでお話を頂いたが、大よその知識は体を張れば大体3ヶ月でクリアできるが、人間的な力は簡単には構築できないので、そちらを養うことを説教いただいたのが、今の考えの根本。教授職に至るまでの、過程をお話を聞いていると、納得してしまった。その通りだと思う。見えないものを見える様にする、努力とノウハウ。商売を行なう上で、色々勉強させられ面白く感じますね。まあ、実際に中国人の方を見極めるのは、本当に難しいのですが・・
2006年06月20日
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本日は、天津ブロガーの会がありました。いつものメンバーに加え、新規メンバーも加え段々と充実しているようなきがします。メンバーは、こんな感じ。しかし、このブログ会でも、最も中心メンバーの一人、はらけんさんが7月頭にご帰国されるとの事。本当に、本当に寂しいですが、W杯応援期、若しくははらけんさん送別会時に、皆で心より絡もうと目論んでおります。ご覚悟下さい。(笑)じぇすけさんには絡まないので、ご安心下さいね。(笑)まあ、そんなこんなで、皆天津らんまんズは、天津を謳歌?しておりますので、参加なされていない天津ブロガーの方、機会があればどしどし参加下さいね。仲間の皆さん、楽しい思い出を残していきましょう!!今日は、酔っ払いより。あ~飲んだ。でも、個人的にバカ騒ぎできるのも、もう少しだけかな?あっ、もう3時20分だ。明日じゃなくて、今日は仕事です・・勢いで乗り切ります。
2006年06月09日
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北京で数年ぶりに友人に出会った。まあ、友人と言っても10歳くらい先輩だけど。いわゆる資格商売系の人だが、今は世界最大級の欧米系駐在事務所で結構しっかりした路線?行かれていたので安心した。良い生活や良いオフィスで、良い給与を貰っていても、それを維持するって本当に大変だなあと思った。恐らく、彼らの商売は1年契約だから、本当に力がないと直ぐに商売が厳しくなる。その地位を維持するためには、当然のように土日も少なく夜遅くまで自発的に行動しなくてはならない。そういう商売だから。ずっと、その様に生きて来られている。そして、毎年少しずつ前進されている。見た目と違って、本当に泥臭い商売だと思う。お話を聞いていて、奥さんやご家族の支えが無いと、持続的に安定的な行動は取れないので、やはりご家族の支えも大切だなあと思った。(もしくは、逆に家族と疎遠になるか)まあ、彼の奥さんも素晴らしい方なので安心だ。(絶対、奥様の方が強いはずだ 笑)彼も、色々とご苦労され、ずっと欧米や中国で生活されている。でも、自分で中国に根を張ろうと努力されていたので、今の結果が付いているのだろうと思う。性格的にお優しい方なので、商売としては大変だと思うが、きっと真面目にこなされて粘り強く頑張られているのだろう。驕りが出たら、きっと直ぐに駄目になるだろうが、あと数年は中国で頑張って頂きたいと心から思った。それでも、いずれは日本に帰りたいと仰っていたので、日本に帰ったらその道の専門家になられるのかな?今度お会いした時は、本でも書かないのか聞いてみよっと。
2006年06月05日
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ようやく帰任のめどが立って来た。と言っても、今年しっかり結果を出してからだけど。(恐らく来年??)後任候補に戻る部署もなんとなく伝わってくる。でも、会社人事は良く判らないので、言われたら従うまで。サラリーマンとしては、粛々と従う。(個人的には、転勤人生を予測しているので持ち家は当分持たない予定)今まで、任期が過ぎているのに話すら無かった事を思えば、非常に現実的。。恐らく、関東圏に戻ると思うので、子供の教育や住まいの事等少しずつ考えていかなきゃな、と思う。子供はどこの学校に入れようかな?個人的には、中国生活も同じ所に余りに長くいると経験が偏るのでバランス悪いなあ、とは考えていたので、良かったと思う。また、長くなると現地社員が私の方を見るようになることが正直悩みの種。(口が大きいから?)職責以上に1個人を伺うことは、会社全体のバランスにとっては悪いことだから。また、自身の業務生活においても、今から日本に帰って何を成すべきかをしっかり考えて行こうと思う。まあ、経験や結果の中で、どう考えても中国との関わりは少しは残るとは予測される。基本的に、アジア圏中心で仕事を行なう為に、学生の頃より留学して会社に入っているので、その道をどんどん磨いていかなきゃな、と思う。日本には長居は考えてはいないから。どこにおいても通用する様に、バランスの良い業務センス柔軟性と人間力の向上。向上・改善心。どんな仕事においても、一番大切なポイント。そう流れを考えてみると、当地で今成すべきことが見えてくる。再度の全体運営改善の為の業務システム構築。物事の構築は、一番難しいけど、一番大切な事。知恵と経験をまとめて、色々準備して秋より本格的に取り組もうと思う。目的意識をもって、1日を大切にしていきたいと思う。そう考えると、業務も毎日が新鮮でもある。スポーツ選手で言うと、もうベテランだししっかり動かなきゃな、と思う。そして、しっかり皆の知恵を現場に結果を根付かせて堂々と帰任しようと思う。最後に、このブログもあと1年?かな?ようやく先が見えてきた。
2006年05月31日
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日本の経団連さんが、日本企業の中国における人材戦略を発表されていた。殆どの人は、こう言う提言事には気づかないけど、現場の人間としては気になったので拝見させて頂いた。内容は、こちらで考えられる、ほぼ教科書どおりのストーリーだが、現場の人間が何をすべきか、日本の本社では何をすべきかを簡潔に述べてあるので、わかり易い内容だと思った。何より、このような文章が出るほど中国に対する日本企業の影響力が大きくなっている一端だと思うので、数年現場にいることに少し思うところもあった。意外と日本人の現場の人間は、日本での企業経験が長く、本当の意味で現場をまとめる経験が少ない方が多いので、結果を出すために組織作りや流れを作るのに苦しまれている方が本当に多い。小生も当然日々勉強の連続ではあるが、何だか白紙から始められている方を見るたびに、その効率的な問題を認識させて頂く。その意味では、駐在員が何をなすべきかを公私含めてしっかりと意識して業務活動と生活をしなきゃな、と思った。きっと人は何かしら見ているものだと思うから。
2006年05月25日
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夜9時ごろ、私の直属で無い部下より、直接携帯電話に、「相談があるので是非ともお話がしたい」と電話が入った。普通なら、私の電話に直接かけてくる人は、思い切り突っぱねるのだが、管理者なので話を聞いてあげることにした。(経験上、下手に関係の少ない人間より突然プライベートに介入され対応していると、恨みを買った時身の危険性もあるため)そして、次の日話をしようと言う事になった。せっかく仕事を終え、のんびりしようと思った矢先だったので、気分的には最悪。転職の事かな?仕事の事かな?悪口かな?突き上げかな?と色々と考えながら、余り気持ちよい就寝では無かった。管理職の人間がいきなり抜けると、補充も楽では無いので、少し気は使う。次の日の朝、早速1時間ほど彼のいる現場に出向き、2人きりで話をした。基本的には、彼の上司は通訳を介してでなければ、話が通らないので、中国語理解度が少しましな私を使ったようだ。内容は、やはり愚痴や他人に対する攻撃。いや~内容が辛らつで凄かった。でも、毎回のごとく感じるのだが、「私はどこの会社に行ってもやれる自信がある」「部下の為に、この話をしているんだ」と、私が何度も経験してきた内容とほぼ同じニュアンスが含まれていたのには、内心笑ってしまった。どうして、皆同じなのだろう?こう言うフレーズが出ると、ついついチャチャを入れてしまいたくなりそうだったが、とりあえず必死に抑えた。聞いているうちに、逆に彼に質問をしたくなった「もし、その仕事を貴方が行なう自信はありますか?任せるよ。」、と。尋ねてみると、意外と彼が弱気に変化して言った。結局は、「私にはそんなに能力はありません。」また、「じゃ、貴方が不満ならどの様な仕事の希望があるのか言ってみて下さい。その通りにしてみましょう!!」と、尋ねると更に弱気になってきたのか?結局、「会社の命令に従います。」と、トーンダウン。他人を攻撃するには、それなりの自信と影響力が無いと厳しいと思うのだが、殻を破ってまで責任を負って行く人って思ったよりも少ない。堂々と突き上げるなら、それなりの覚悟は持って欲しいと思うのだが、少し軽い。でも、今回も色々と良い面で悪い話を頂き、良く参考になった。ありがたい。私も聞き入れられる点は、できるだけ対応をしようと思った。昼休みになって、彼の上司に報告して、問題点の整理。問題がでる事自体が問題なので、改善方法を話し合った。また、しっかりと彼が言った通りの内容を日本語報告書にまとめてお渡ししたので、どの様に対応されるかは?本日感じた点。突き上げをするなら、もう少し自分に自信を持って突き上げて欲しい。もっと食い込んで入り込んで話会おうと思ったが、彼の気持ちは少しその辺弱かったのは残念。昨日、せっかく寝る時に考えていたパターンでは無かった。拍子抜け・・仕事とは、もっともっと重たいものだと思う。人と仕事するってもっと大変な事だと思う。責任を負うごとに、と言うこと。毎日が勉強ですね。
2006年05月23日
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毎日、会社に出社する際、部下の管理者社員の一日の行動を全てメモ書きさせて1日を始める。生産現場部門においては、直接労務者はびっしり動くが、間接部門の人間は自分次第で仕事に波を作る事ができる。先日も、新規業者さんを拝見したが、やはり先ず拝見する所はこの辺りにある様に、間接部門の行動をはっきり理解する所がポイントとなる。直接の現場においては、数値で表現することはわかり易いが、間接部門の人間がいかに動くかは、ほっといておいても結果は出ない。それぞれ、仕事を与える中で、先ずは行動の把握は重要だと思う。人のやる気や意欲の波は、どの国においても同じだし、どんな会社さんでも同じである。全てをマニュアル化することはできないが、無駄な動きのそのフォローは指示によって補えばよい。それに対しては、しっかり責任を持って行動を取れる人間を増やさなくてはならない。組織は人対人。全体の問題抽出と対策をかける際、おおよそ問題になることは、仕事の流れや無駄な動きに他ならない。大体、毎回解析を行なうと、その結果になってくる。人件費が安いから、と甘く見ているといつの間にか火だるまになり、取り返しが付かなくなる。固定費率増加と価格低下は、一度行なうと元に戻すのが至難の業。ちなみに、私も出社の際は必ず一日の成すべきことを整理して挑む。そして、出社して一日の行動を必ずメモをし、行動に目標を定める。職責範囲内で行なうべき中で、現場要因による失敗は絶対に起さないためには、何をすれば良いか?色んな事情で全体に口出しを始めた中、しっかりと流れを作りあげ、残された任期内に現地社員に浸透させなきゃなと強く思う。全体に対して理論性をもって、遂行姿勢と執念の継続。色々行なっているけど、端的に今行なっていること。根性論は大嫌いなのに、「執念」と言う言葉を使っている自分に中国を感じる(苦笑)時間は、大切に使わないと直ぐに無くなってしまうな。本当に。
2006年05月17日
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休み前の金曜日、ブロガーの集まり第2回「天津らんまんズ」が行なわれ、行ってまいりました。 会の内容は、らんまんズの皆さんのブログに事の詳細は載っているので、詳しくは書きませんが、20名以上参加の会になり(すごいな)、直ぐにもりあがっていきました。また、ブログの仲間の話ってなかなか他の集まりとは違う様な気もしました。 何より基本の生活が、ブログに紹介されているので、話易いのかもしれません。 でも、日本でこれだけ他人同士が直ぐに集まるって、趣味の集まりなど、きっかけが無いとなかなかありえないことですよね。 海外生活のツールとしては使えると思うので、ブログをお作りになってご参加頂ければと存じます。 さて、Tapasと言う洋食系の料理屋さんで、皆で色々お話でき楽しかったのですが、やはり今回も2次会参加。 今回は、lapakoさんのおうちに10人程度でご訪問させて頂いたのですが、lapakoさん保有の白酒(38度)の一本を空け皆ベロベロに・・ 転がっている人あり、トイレに閉じ込められた?人あり、30分で華やかな?雰囲気が出て楽しかったです。 お酒も入ったし、皆それぞれぞれ語りが入ってきたなかで、あっと言う間に12時・1時。 ご夫婦の方や、次の日に用事のある方など、徐々にお帰りになりましたが、結局最後に残ったlapakoさん、甘栗会長とぷー 3人でお話をしている中、とうとう甘栗丼さんがご就寝になったので、起きるのを待っている間にlapakoさんとお話していると、いつの間にか4時過ぎ。 もう、眠たくて目が勝手に閉まってきましたね。(苦笑) 学生で無く、いい歳して語り明かしで朝帰り。 就寝は7時。ちょっと、やり過ぎましたね。(ちなみに、前日も3時まで起きていた) 2時3時くらいまで起きていることは、良くありますが徹夜はやはり疲れます。 さて、土曜日の次の日?お昼12時まで寝たのですが、起きても「ぼーっ」としており、1日全く駄目でした。 生活のリズムを直すのに、土日フルに活用。 日本の工場で夜勤仕事を行なった事がありますが、時差ぼけのようで久々な感覚でした。 夜勤で仕事している方は、改めてお疲れ様と言いたくなりました。 夕方は、知り合いの方とお話。 少し、熱い話になりましたが、下手な事を言えない話だったので、真っ直ぐに話をさせて頂きました。 お話をするって、時に責任が生じるので言葉をしっかりと考えて話さなくてはならないと思います。 自分自身も、もっと参考になる話はできなかったか?と、色々と考える事もある出来事でした。 家に帰っても、どうも寝る時間のリズムが狂ったので、2時就寝。 もう一息。 日曜日は、本や仕事をしたりしていましたが、もう少し勉強する自分がいれば良いのになあ~と反省。 大好きな、歴史群像シリーズの本と大リーグ名鑑を3時間眺めていました。 やろう、と決めていた衣類の整理と本棚の整理もできず未達成。 今週は、自分自身に対して、落第点です。 さて、今は0時過ぎ。今日は、1時過ぎに寝て徐々にリズムを戻そうと思います。 今週も仕事、精一杯頑張るぞ~
2006年05月14日
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コンビニで酸素の販売の記事が流れていたけど、数年前よりの予想が当たった。濃縮酸素を酸素缶より吸う事で過労・ストレス発散に役立てる目的なのだが、水市場の次は空気市場と思って注目していた。過去ネタ帳に書いていた、予測が当たると何だか嬉しい気分♪当地中国では、環境問題も大きいので、空気清浄機・家庭用水浄化器と共に、いずれ市場には出てくると思っていたが、当地よりも日本が先だった事に、さすがと思った。空気に、匂いを付けて付加価値とを販売増を期待するのだろう。でも一点、殺虫剤や芳香剤の様に、酸素缶での吸引はイメージ的に悪い様な気もする。以前、少しだけ?個人向け酸素缶が市場に出回った時、消えた理由の最大要因はイメージだったと記憶している。何だか、シンナー吸っているような悪いイメージが・・また、無いと思うが、子供さんで間違って芳香剤など吸う人がいたら大変だ。形状を変えたり、包装・印刷等にユニークな形を模索するなど、消費者定着までには販促活動が大きく影響すると思う。商売を考えることが大好きな私にとっては、非常に想像力が掻き立てられる。うきうきしてくる。でも、何だか自然の当たり前のものがお金がいる時代にどんどん変化していくことに、人間種族としての未来の不安も若干感じるな。石油・ガス・鉱物資源・空気・水・土・太陽光・人間外の生物etc.正直、経済活動とは矛盾しているので、そのバランスを深く考えることもある。排出権取引もある意味、変な話だ。最後に、中国の黄砂対策グッズもその内、色んなのが出てくるだろうな。今は、女性がストッキングみたいな黄砂よけを被るのだけがメイン?
2006年05月12日
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生産販売活動において、中国で物を買う事の難しさを良く感じる。基本的に、ふっかけ商売を行なってくる文化があるので、価値を見出すマニュアルが少ないので独自で把握する必要性がある。中国にいらっしゃる方が、普通の買い物を行なう際でも、色々悩むことがあるのと同じで、仕事においてはもっと難しい。自分で得している、と思っても実際には大きく損している場合も多い。この辺りで大損をしている会社さんもあるようだ。なるべく客観的な資料や情報がいかに大切かを感じる。例えば、いちいち信用調査をしていたらお金や手間が掛かる場合、年検報告書などは簡単に手に入るので、行なって見ると面白い。基本的に、大幅な利益を上げていなければ吹っかけてくることは少ないのは簡単にわかる。少し、工夫をすれば効率的な対応はできる。中国の方は、商売がお上手な方が多いから、その辺はなるべく客観性を持って第一歩を踏み出すことが重要だと思う。また、この辺は、感覚的なものだが現地の価格には主に4種類あると思っている。1.日本価格:基本的に日系仕入れ。日本と同じか関税・付加価値税が高いので逆に日本より高くなる。日本の100%~150%程度2.現地日系・欧米系・現地台湾系・韓国系等。大体、日本の50%~100% 3.中国高級品・外資系の叩き売り。大体日本の25%~50%4.中国安価・中国中価格。大体日本の5%~25%同じものでも、価格差は30倍程度は出てくる。(もちろん品種によって差異はある)色々と商売をする上で、現地日系企業の調達は2.を目指して3.の部類も含まれて構成していると思う。その価格差と人件費等の費用圧縮が、輸出の場合海外での消費者に貢献している。基本的に、減価償却と材料費の比率が大きくなる会社が多いので、部材のコストダウンと品質の整合性ノウハウを得ることは一番のポイントになる。下手に安価の部材に手を出しても、結局不良率が高く、調達コストと時間ロスが無駄を増幅させる。トータルコストダウンのポイントを抑えて運用する癖をつけないと、上手くはいかないと考えている。このセンスがある人は、いつまででも中国で商売できるだろう。(私は、自己評価では、まだまだいまいちだな~と思っている。日々修行。)普通に買い物に行く際に、同じ物でも小売の値段が大きく変わるこの国で、普段から物を買うセンスを養うことが、初めてこられた駐在員さんの行なう大切なことかもしれないな、と思う。。
2006年05月08日
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会社の中に、綿が溜まって仕方が無い。黄砂の次は、綿の嵐。個人的には、綿がふわふわしているのは綺麗なので問題ないのですが、仕事をしているとラインに入って来たら困り者です。一応対応は行なっていますが、パウダー状の埃対策と言い、色々問題が出てくる土地柄でもあります。上海市と天津市では、一説には埃の割合が30倍の差があると言われるくらい、埃の多い土地ではありますが、天津市のよさも多くあるので、享受して行きたいと思います。気温・湿度対策も困ります。寒暖差が日本に比べて大きいので、対応しなければならない事と、何より湿度が低いので、乾燥したら困るものはなかなか保存が大変ですね。大陸の凄さ、自然の凄さをいつも感じるこの頃です。人間が、自然破壊に大きく関与している中、水の問題初め環境問題も段々と感じるこの数年です。この国の経済の発展とは、を考えると中国前線で経済活動を行なっている人間としてはまた複雑でもあります。でも、この結果日本含め海外に利益がもたらされているので、また複雑でもあります。本日、外は木々に葉っぱが付いて来たし、ようやく気候も温暖に向かっているので、今週末は過ごしやすいと思うのでなんとなくうれしい気分。週末は、綿のふわふわを観ながら、ウォーキングに勤しもうと思います。
2006年04月20日
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仕事を行なう中で真剣に怒ることがある。学生さん上がりであったり、仕事に慣れきっていてダレテイル人などたまに雷を落とす。怒ることって、凄いパワーがいるし正直疲れる。疲れるし、時には摩擦や恨みを買うこともあるので、怒りたくもない。正直、それぞれの問題者に対し、黙って警告書を出し、後に契約延長を行なわない手続きを行なえばよいのだが、責任感がない上に、組織がスムーズに流れない障害になる場合があるので、この点できる限りは努力する。人間「やさしい」だけでは、意志が伝わらないこともあるので組織をまとめる中で、「怒ること」は必然であり、怒る事ができない人はなかなか組織をまとめることができないのでは無いだろうか?表面上「やさしく」、結果の上で「やさしくない」状況を作るほうが責任を持てば罪だと思う。怒る中で、真剣に心で訴えかけることで、その怒られた人間だけでなく、周りの人間にまで大きく影響していく。だから、本当に道理がない事や、プロとして危ないと思われる事項のみ、たまに行なうのが効果的だと思う。頻繁に行なっていると、それが常識化し効果が薄れる。他国にいるので言葉が100%で通じない時は、ボディーランゲージや怒ることなどしっかりと自己表現する事が求められる。自分で何かを考え出したり、実行することは好きな私でもあるが、それでもずっと自己表現するって、修練・習慣することが必要なのだとおもう。難しい部分でもある。まだまだ、修行が必要だと思う。最後に、先日怒った人より、人生の考え方が変わりました、と又聞きで他の人より書面をもらった。私も、まだまだだが、真剣に訴えたことが少し伝わって嬉しかった出来事だった。本当に、力を使った。
2006年04月19日
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幸い留学していたので、簡単で基本的な仕事は通訳無しでOKなことだったことより、実際に言葉の壁を感じることはそこまで無かったのだが、色んな人と仕事をしている中で、やはり言葉の壁って大きいのだなあ、と感じるこのごろ。なんだかんだ言って、日本人と中国人が同じ理解で仕事行わなければ当然問題が発生する。人によっては、自分である程度勉強するので、通訳は必要ないという人や、低い水準でもかまわないとおっしゃる人もいるが、実際に会議や商談の中での通訳現場に出て見ると、「え~っ」と思う訳が氾濫していることに気づく。通訳は仕事ではないので、言わないようには気をつけるが、ひどい場合は横割りで訳をする。大体問題になるのは、専門用語とめんどくさいので訳を短縮すること。特に訳を短縮することで、仕事のポイントがずれる事は良く感じる。全て通訳に頼らなければならない人もたくさんいるが、通訳している本人が判らないのに勝手に意訳し、ひどい訳があることも気をつけなければならない。大きな判断ミスを起こすことに結びつく。やはり、日本人も中国人もなるべくゆっくり区切りながら通訳に訳させる癖を付ける事も大切かな~と思った。また、通訳さん自身の資質とたまに牽制の意味で訳のチェック。通訳を探すとき、留学に行かれた中国人に会うこともあるが、面白い経歴の人が多い。結構日本では、ある程度差別的な雰囲気や経済格差の問題もあるので、色々一筋縄では行かないようだ。非常にエリートな方もいらっしゃるが、屈折されている人も多いように感じる。これは、日本の受け入れ側の問題も大きいと思う。色々と拝見している中、帰化された日本人の方や、留学された方の中で、業務内で比較的問題が発生しているのも、やはり普通ではない色々な経験を強いられている経験が起因となっているからだとも思う。でも、その中でも、苦労を乗り越えられた方の力は凄いと思う。ちなみに、中国ビジネスで一番尊敬していた人は、ある帰化された日本人。はっきり言って凄い。しかし、今まで拝見した中では、本当に一握りしかいらっしゃらなかった。日本人が、中国で仕事を行う上で一番大切なのは、その考え方や判断の行い方を先ず吸収することだろうけど、一方でもう少し言葉の壁にも注意しなきゃな、と思った。そうだ、ここは海外だった。(少しだけ忘れかけていた)
2006年04月11日
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昨日は、天津ブログの会、第1回「天津らんまんズ」の会に参加させて頂きました。20名もの参加者がいた中、皆様にお会いでき、本当に楽しかったです。今回の参加者・会に登録の方は、できるだけリンクさせて頂きました。もし、リンク漏れや間違っている場合がございましたら、申し訳ございません。訂正させて頂きます。毎回の事ですが、初めての方とお会いするする時は、どきどきしますね。気がちっちゃいもので。。ブログを書かれる方は、それぞれのブログで少し内面をご紹介されているので、初めての方でも素直にお話できるので、本当に気楽で楽しいですね。ブログが無かった時は、なかなかこういう出会いを作るのは結構努力が必要でしたから。仕事や何かのイベントで初めてお会いする方とは、また違う雰囲気を作ることができます。前者の場合、正直相手がベールを包んでいる事が多いので、時に内面を隠す必要もあるので疲れることもあるのですが、後者の場合は、素直にお話できる関係作りができるので、本当に素敵だなあと思います。いつも、「人生は一度切りだから、悔いの無い日々を送りたい」、と考えているのですが、あ~今日も1日良かったな、と思える出会いになりました。本当に、皆さん素敵なばかりだから。皆様に感謝。今回は、ついつい3次会まで参加して、寝たのは本日の4時半。いい年なのに、なんだかばかやっちゃいました。(笑)皆様、次回ご機会がある時は、またよろしくおねがいしま~す。(^^)
2006年04月08日
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サッカーなどを見ていると、レンタル制度が補強の中心にあるが、私も実際に働いていて他社さんの社員さんで少し貸して欲しいな~と言う人をたまに見る。特に、その道で専門的に働いている人に多いが、その会社で持て余しているなら、少しお金払うから2,3年貸してください、と言いたいところだ。まあ、たまに軽く話しているけど。(笑)人材業界って大小投資が少ないので、たくさん展開しているが、人材を見つけるまでに結構時間が掛かってしまう場合が多いし、ミスマッチングも多い。逆に、人材でも実際に取引先の中で優秀な社員があぶれているが、現在はポジションが無い人もたまに見かける。これって、本当にもったいない、と思う。例えば、中国でも立ち上げ担当で腕を鳴らし、しっかり実績を上げたけど、今の所は立ち上げ予定が無い。しかし、数年後に立ち上げ予定があるので、極端に外れた部署に置けない、と言う事で待機的な部署に置いておく事例。他の会社さんから見たら、短期間に手が出るほど欲しい人材が眠っている、と言う具合。会社さんによっては、立ち上げ経験の全く無い人を使ったりして、トラぶったり遅くなったりしている事例も良く見る。何だか、話を聞いていて、会社も個人も皆が不幸になっている感じもする。また、現場タイプでご経験された方は、更に重要かもしれない。専門性が細分化されている場合が多いから。中国でも、人がいる様で実際には枯渇している部分もある。日本や他国で競合でも、なかなか融通を利かせないと、難しい所もあるのもこの国。それだけ、世界中の競合さんが来ているから。。ちょっと柔らか頭が必要かな?人材の有効活用にちょっと調べて見て検討して見ても良いかも?こんど、あの人借してください、と言って見ようかな?
2006年03月30日
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日本の人は、正直真面目な人が多いと思う。でも、それが普通の真面目であっては、こちらでは難しいのなか?と思うことが多い。日本では、組織の中である程度決められた事を行っておけばよい場合が多い。ある意味、人の作った道を歩けばよい場合が多い。それを100パーセント目指せばよい。しかし、それをそのままこちらに来て行っても厳しい場合が多い。中国人社員から、毎晩遅くまで頑張っている日本人を見て、「凄いですね」と言われることがある。でも、一方でそれだけ個人で仕事を抱えることに対して、少し疑問を持たれている事もあるのも事実。真面目に夜中まで働いても、組織を動かす努力を行わなければ、結果が出ない。それが、その職責の仕事か?おおよその、日本人の方の名刺を見れば、日本にいたときより職責は相当上っている人は多い。でも、結果が出なければいくら本人が真面目でも、組織から見れば「不真面目」になってしまう。これは、本当。当初計画の乖離を除いては、組織を動かせなかったわけだから。だから、この部分の適正の人を見る人事って、凄く重要だと思う。色々な事例を拝見した中で、この頭の切り替えができなかったり性格的に厳しかったり、苦しまれている方を見ることもある。そして、結果1人で夜中まで働く事になる。組織にとっても、個人にとっても不幸。言葉の問題もある事はあるが、それ以上に人間として、心を相手にどう伝えるかが、組織運営には一番大切なことだと思う。1人の管理者が見れるおよそ50人を超えると、更に感じること。単純に、全部1人の目でみて、その指示で動かすと、簡単に組織が崩れるから。誰かを介さないと、組織が動かないから。1つの意思と目標をしっかり持って、皆で組織を動かしていく。そうすると、おのずと組織は活性化し結果は必ずついてくる。日本でも、中国でもどこでも同じこと。しかし、残念ながらこの辺り苦手な日本人って多いのではないだろうか?自分で、何かを行う事って、失敗もするし嫌なことになる可能性もある。でも、与えられ、待っているだけでは、組織は動かないし、社員へ気持ちが伝わらない。日本での言われたことの代役では、まず駄目だろう。毎日、真正面から渡り合うって事は、目立っちゃうし、人の意識の中に入り込むことでもある。ある意味、良い事だけでもなく、不満や批判も生まれるだろうし恐い所もあるが、それが特に必要だと感じているこのごろ。組織をまとめるって本当に自分次第だな。傍観者では、駄目。でも、バランスは取らなければならない。そして、自分をしっかり見つめることができないと、他人様に指示なんてできない。P.S.今日は、ある意味?ある人の人生に関わる交渉。とても、緊張した。そして、相当消耗したけど、結果は出せたので良かった。疲れた。
2006年03月24日
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長くこの地に滞在していると、経済の発展と共に町並みの発展も実感することができるが、一方で市民の生活も徐々に向上していることがわかる。そう感じていると、やはり市場における給与水準の相場もどんどんと上っている様に感じることができる。基本的に、日系における中間管理職水準の人間は、当地も日系進出の加速に伴い、大小関わらず取り合いになっている感は否めないが、それよりも一般社員やアルバイトと言った職種の給与水準が上っているのには驚いてしまう。中国人の様に、職安みたいなところに行き、ふらふらと求人表を眺めることもあるが、確かに上っている。統計数値と実感数字は実際には若干差異があると思うが、ここ3年位で2割程度上っている様な気もする。実際に、良く行く商店などの入り口脇に張ってある、アルバイト求人表も以前は600元(8,700円)だったのに先日見たら700元(10,100円)になっていた。天津市最低賃金がいつの間にか、600元近くなっている事を鑑みると、給与水準は確実に急速に上っている様に感じる。(まあ、それでも中国沿岸大都市の中では低いほうだが)一部の人間は、倍々ゲームで給与も上るが、特にスキルの無い方でも、相当上っていくと人件費メリットは急速に無くなっていく様な気もする。主に私営企業初め、会社によっては郊外の村や当地以外の農村の人をかき集め、労務費を下げようとする会社も多いが、外資系企業の場合は監視が厳しく難しい会社も多いので、おのずと負担は増える。また、それ以上に福利厚生や間接経費が人件費を総体的に底上げさせている感はある。仕事の手順を100%用意しないと、仕事ができない人も多いので、水準が上り続けると外資の動きはどうなるのだろうか?でも、市民生活水準が上ることは一概に悪いことばかりでもない。相対的に価格が高い日系製の製品なども、徐々に可能購買価格に近づいていると感じるし、実際に増収の会社も多いのではないだろうか?(利益は知らない 笑)しかし、携帯初め地元量販店の店頭より日系製が以前に比べ減ってきているのは気になるところでもあるが・・でも、まあ量販の商スタイルで日系が入り込むのは、社内販売体制が現地化していないと難しいかも知れないが。日系は、無理に地場会社と合わせるよりも、利益を取るルートで攻めるのが一般的だから。給与水準の向上は、確かに購買力を向上させる。また服装や行動を見る限り、生活水準は上っていることは確かに感じる。でも、一方で精神的に疲れたり、人間として未成熟であったり、地方の方の流入、腐敗、都市開発への反発など、色々と無理しているなあ~と感じる事も実際に感じる中、このままの発展のままで本当に良いのか?市民の人も、個々人に聞くと、色々考える所があるようだ。カウンセリング産業や医療系の広告が増えてきているのも、このあたりが影響しているのだろうか?皆からよく聴く言葉が、「疲れている」だから。経済発展と生活水準が上る一方で、失う物も多いのだな、と感じるこのごろ。。
2006年03月21日
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街中に行くと、相変わらず熱気に包まれている。何を目的に歩いているのだろう?と考えると、ブラブラタイプが多いかな?街に出る事自体が、目的な様だ。20歳前後の専門学校生とお話をしていた中、普段何を行っているかを聞くと、アルバイトと学校とネットゲームだそうだ。意外と、天津以外に行った事が無い人も多く、金銭的・時間的にも余裕が無い生活をされている人って多いのかな?中高生の学生さんの口癖も、「疲れている」と言う表現が当てはまる場合が多いし、日本以上の学歴社会がそれを物語っている。先日、ある公認会計士さんとお話をした。その方は、高校生のお子さんがいらっしゃる。その際、教育観の話になって、日本では付属小学校もどんどんできていて、小さいときから専門性を身につけようとする動きが進んでいると言う話をした所、結構話が弾んだ。でも、学業と道徳の両立が大切なので、人間的な成長体験をさせる事がまた大切にされていると話すと、羨ましそうな事を仰っていた。やはり、人口が多いこともあって、競争が激しいのが現状。詰め込み式の教育で、正直それで精一杯と言う感じだそうだ?でも、本音はそちらの教育も充実していたら良いのに、と仰っていた。その後、子供さんのいる部下に、中学生の教科書を見せてもらったが、確かに正直相当難しいのでびっくりした。私の嫌いな、物理・化学は訳がわからん。(笑)こう言う話をすると、単純に学問や知識と言うレベルでは、確実に日本は追いつかれ追い越されるような気もするが、一方で、小さいときよりの海外経験や情報の自由による経験、情報の判別や道徳教育、人間的な人との付き合いや専門性を身につけた以後の経験と言う面では、本当にもったいない環境なのだな、と改めて思った。日本の教育環境は凄いと思う。親次第?
2006年03月12日
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元部下から電話アリ。弊社の在職証明が欲しいとの事。彼は、真面目だったのだが、自分で物事を考える性格では無く、機会を与えても伸びる意欲が見えなかったので、徐々に希望と違う部署に移り、最後は転職していった。当時の、転職の理由は、自尊心とお金。でも、彼が辞めて2年位しか経っていないのに、既に2回職を移り、そして今回は日系に戻りたいから、在職証明を出して欲しいそうだ。日系の在職証明があると、確かに有利だから。ただ、弊社を辞めて次の会社に移る為に支援をするのは良いと思うが、何度もなると・・そんなに仕事が続かないのだったら、恐らく次も難しいと思う。また、同じ様に直ぐに辞めて在職証明を求めてくる事も予想され、逆に問題になってくる。だから、出さなかった。彼は、弊社にいたときは、ムリに住宅ローンを組んで、子供も生まれたばかりだったと思う。でも、この様な状況だったら、恐らく生活は苦しいと思う。個人的には、本人の仕事の希望と違い、転職する事に関しては全然問題ないという考えなのだが、転職すると言う事は、現在の会社よりも当初大変な事だけは確かだと思う。転職して、何するの?どうして転職するの?生活は?しっかり考え転職しないと、転職スパイラルに陥ってしまうのではないかと思った。彼が、是非とも次の会社に定着する事を願う。
2006年03月10日
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どうして、与えられたことしかしないのだろう?どうして、自分で考えようとしないのだろう?どうして、勝手に解釈するのだろう?どうして、面子ばかり気にするのだろう?どうして、意思の疎通を重視しないのだろう?どうして、物事を大切にしないのだろう?と、皆さんと働いている中、疑問がたくさん出てくることがあります。非常に、もったいない仕事をなされている方が多いから。私も、全然まだまだではありますが、少なくとも組織運用の中では彼らより少しはましかな。結局、組織を動かす上で、くさびとなって物事が流れるように細かい所まで見なければならない所があるようです。少し、気を抜くと流れが直ぐに詰まってしまうから。凄く気を使う部分ですね。この辺り、何とか現地の人に頑張って貰いたいと工夫しているのですが、なかなか難しいところですね。早く、お渡しできれば日本人も減らすことができます。でも、これは外資系だけの問題ではありません。知り合いの、私営企業の社長とお話していても、結局彼ら自身この点では、いつもご苦労なされているようです。彼自身は相当優秀で会社も相当大きくした人物なのですが、その彼が、自ら考えて動ける人って本当に少ない、と悩んでいるようです。いつも、彼の判断を待つ行列?が待っています。経営者一人に掛かる負担は、日本の比ではないかもしれません。実は、彼はある事情であと数年で、会社を離れます。ある意味、大物に?なるのです。その頃には、私は現地にはいないでしょうが、彼と彼の会社大丈夫か見ていきたいですね。私も、実直に、どうして?と自ら考える仕事の仲間を増やして行こうと思います。頑張ろう。この辺り、結局国籍は関係ないですよね。言葉だけなら、当然彼らの方が出来る訳ですから。
2006年03月08日
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元々、ブログと言う言葉も浸透していない頃、普通に日々の日記を書こうと思って、ライコス時代にこのブログ付け始めたのですが、いつの間にかブログが社会化してきて、いつの間にか天津にもたくさん書かれる方がいらっしゃるようになった事は驚きです。そんな中、昨日は私もよく参考にさせて頂いている、天津ブロガー有名人の方などにお声を掛けて、計8名の皆さんにお集まり頂き、食事会を行いました。lapakoさん,ジャイトン家ご夫妻さん,天津甘栗丼さん,はらけんさん,じぇすけさんじぇすけさんご友人様,皆様お疲れ様でした。laiguさん,rousoku2000さん、今回は、ご都合が付かないとの事、残念でした。また、宜しくお願いします。個人的には、お会いしていなかった、ジャイトン奥様やlapakoさんにお会いでき、本当に楽しかったです。お会いする前、ちょっとドキドキしていましたが、スムーズに話ができ、改めてブログの力を感じ取った次第です。こういう出会いって本当に楽しいし、素敵ですよね。皆さん、ありがとうございます。また、皆さんでお話している中、はらけんさんご提案、天津ブログの集まりを作る流れになりました。皆さんで考えた名前は、『天津らんまんズ』これから、私も含めていずれ皆さん天津を離れる様になると思いますが、この様な会が小さくても継続性を持って続いたら面白いなと思います。留学生ブロガーの方々も、お声を掛けて頂ければと思います。それよりも、ブログ更新を行っていない事、ジャイトンさんがご存知だったので、驚きました。観ていただいているんですね~(*‘_‘*)そろそろ、帰国に向け色々と行っているので、その辺りは許してくださいね。ブログ自体は、マイペースに行ってまいります。また、次回宜しくお願いします。
2006年03月04日
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今日は、定例の部下との食事会。色々な意見と共に、それぞれのご家族の状況を把握。仕事を行うには、やはり仕事以外の面も理解しておかなくては、問題が起きやすいですからね。これは、以前妊娠中毒症でお亡くなりになった部下がいらっしゃった事より、それから始めている事です。既に長期間出産・育児休暇で出社していなかったので、弊社に対して過失は無いのですが、コミュニティーの中で、出産に対する先輩の情報や交流がもう少しあれば、「もしかすると」と言う気持ちは今でも持っております。交流会のおかげで、直属部下の雰囲気は非常に良くてチームになっております。でも、若い社員には、しっかり自分の道があればしっかり歩んで下さい、とお伝えしております。無理して、働いても本人にとっても、会社にとっても不幸ですから。しかし、未だにそのチームの方は3年間1人もお辞めになっておりません。不思議ですね。皆、8時位より夜学に励まれたり、お子さんのいらっしゃる方は家事と仕事の両輪で頑張ってらっしゃいます。仕事の深い悩みは、1対1で行う事もありますが、全員で気持ちよくお話しするのも悪いとは思いません。帰国するまで、しっかりと行って行きたいと思います。こう言う1人1人の対応ができるのは、恐らく50人程度が限度なので色々工夫しながら。
2006年03月01日
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仕事は、時に忙しかったり、悩むことも多い。でも、その事柄に対して正直疲れることもあるが、前向きに感謝している。色んな経験を得ているから。頭で考えていても、実行するのは難しいし、判断ミスを起こすと反省と改善の毎日。自分で失敗した事なら、納得いくが他人のミスや問題を引き受ける難しさ。本当に難しい。そういう中、仕事の中での、人との付き合いって本当に面白い。そして、その人1人1人の意思が強い会社を作りあげて行く事は良く感じる。これは、どこの国でも同じだな。先日、日本の人がこちらで会社を作りたいという話をされた。色々、事前情報を提供したが、結局の所その取り組む姿勢次第で、成否は決まる。一番重要なことは、独自に行うプロジェクト準備の内容と、当事者の実行力と姿勢次第だと思う。その点だけを、特に事前にお聞きするようにしている。他国で他国の人が行う事柄なので、理論どおりいかない事もあるだろう。でも、基本的には準備がしっかりできていれば、そんなに大きな変化はない。初動の大切さ。強く感じるな。P.S.今日は、接待。
2006年02月23日
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帰国用のお土産購入済み。10日間滞在なので、その間仕事を除くと7日間空き。行き帰りで2日間消えるので残り5日。3日間TDL等遊びに行くので、買い物ができる日は残り2日。今回は、友人と会う時間も少ないので、残念だが空いた2日間で何買おう?とりあえず、中国としばしのお別れ。(^^)←なぜかニコニコ顔
2006年01月26日
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こちらの学校は、春休みを迎えている。でも、皆遊びに出ている姿は余り見かけない。何より、子供だけで楽しく外出している姿は余り見ない。先日も、公園で8歳の男子の尋ね人の張り紙が貼ってあったし、その辺りが原因か?男の子は、狙われやすい。部下の30代後半、40台前半の年上のおじさんと話をしていた時、子供の話になった。双方、子供は中学1年生の女の子。2人に、子供は休みに何しているかと聞くと、一人は学習塾に行っているとの事。10日間で400元(5,760円)。彼の給与が、1400元位だから相当な負担だ。内容は、物理・数学・英語。朝の9時から夕方5時まで。私は、そんな学生生活は嫌だ。(笑)もう1人に聞いてみると、宿題毎日2時間と、ネットで友人と連絡を取り合っているとの事。中国も、完全に都市部はネット社会の様である。パソコンも一台数千元する事を考えると、子供に賭ける親の期待が伺える。でも、この2人が嘆いていた。幾ら子供に投資しても、2人で親4人を見る時代の我々はどうすれば良いか、を。切実だなあ~中国にも、福利厚生費の中に年金の様なものがあるが、実際にその掛け金を少なく見積もろうと、手を加えている中国企業が非常に多い。また、その福利厚生費を使った使い込みも後を耐えない。どうしてだろう、と考えると根本的に「将来に対する不安」「今のうちに準備」の2点が大きいようだ。競争社会とゆとりの無い社会。何が幸せなのか、を考えると難しい所もたくさんある。一方、日本でも相続までに生前贈与を行えば良いし、税制面でも負担は軽くなっているのだろうが、結局、制度上の運営がスムーズに進んではいない様に思える。核家族化によって、家族間での資金の継承を行う事で、高齢者の自分保証がなくなると認識されているご年配の方が多いから。結局は、実の子供を信用できない。本当に、寂しいこの頃でもある。家族の信頼構築。仕事と同じように日本では大切な事だと思う。P.S.TDLに親達招待。でも、孫主役。(笑)予算30万。ここに2泊。他に東京駅前のホテルで1泊。親出迎え。予約完了。半日暇なので、東京内のどこかに徘徊。本拠が中国だと、こういう時出費多いな。。
2006年01月24日
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経費の決済権を持っている人間がいかに責任が重いかは、この国にいると再認識される。相互牽制を幾ら行っても、経営層にまではその目は届かない。何でもできる。高級な料理屋で、昼から豪勢な食事を行っているのは政府の人か、私営企業の中国人の人達。日本人の私でさえ、驚くような豪勢な食事を取っている。一言、凄い。全て、経費処理。彼らは更に、リベートや色々な特典を享受している。ある町で、ある銀行の支店長クラス出身者だと辞める時に、外国の高級車をあてがわれる。交際費、出張費、交通費、通信費等々それぞれの費用について、幹部には相等甘い管理がなされているのがこの国の特徴である。それに対し一般社員には、相等厳しい。完全に、階層社会化している。中国で、豪華な生活をしている人は、大体裏があるし、それを一般社員の皆にがにがしく観ている所もある。そう言う面では、外資系の中間管理者は給与は高い事は高いが実際どう思っているのだろうか?実質可処分所得は、中国系の方が高い会社も多いかも・・以前も書いたが、コネさえあれば売上げの数倍の資金調達ができるのも、この国ならでは。ある意味、驚くし恐ろしい。賄賂、談合、カルテル、模倣なんでもあり。部品調達は、街ぐるみ。こういう時は、後進国だから、で片付けられる。大きな問題。また、この時期、お歳暮のようなものを貰う事も多い。上に行けば相当な数となる。でも、このお歳暮。ある意味経費で賄われているので、無駄だと思う。接待、ゴルフ、出張時のホテルグレード、マイレージ、贈り物等々、なあなあで行われている事が全て無くなれば、どれだけ効率的に経営できるかは計り知れない。これは、日本企業全体にも言える。個人的には、このムダは可能な限り剥ぎ取って、堂々と給与を上げれば良いと思う。効率的。会社運営にとっては、自己管理こそが先ず運営の第一歩だと思うな。崩れる日本人も多い。例えば、1億円の現金をずっと目の前にして、しっかり「物」として扱えるか。中国で仕事する上での入門編の例え。(笑)そんな感じ。欲望渦巻く、中国社会より。
2006年01月23日
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昨年、20代で幹部候補生で入れた十数名の社員の1人が辞めた。管理者の会議で、彼の上司より報告があった。実は、上司の彼が報告する前に、2人で話しあっているのを遠くで見ていたので、「辞めるかも」と直感していたがその通りだった。原因は、日本の給与体制と仕事の質にあると推察できる。この社員、会社内巡回の際、たまに挨拶位は行うのだが半年前くらいから既に腐っていたので、辞める事は予見していた。行動と目の輝きを観れば大体わかる。私も、人を見る力は徐々には付いてきている証拠なのだろう。ふむふむ。管理者において、その業務と共にいかに組織として運用する事が重要なことは理解している。彼の上司は、一生懸命仕事を行うが、仕事を抱え込む癖がある。その辺を延ばそうと思って、新人を使いこなせるか観たのだが、駄目だった。う~ん、違うんだな~。予見して何度かアドバイスは行ったが、基本的には任せる事にしている。これは変えない。 もっと判り易いアドバイスしたら良かったな~反省。 最終的には、人材損失だったので私の責任だが、中国において管理者を伸ばすには、 「人を効率的に使う」方法を習得してもらわなくてはならない。大きなハードル。 この人がいれば安心、この人と仕事がしたい、と感じてもらわなきゃな。この辺りは、日本的に。 製造業にとっては、部品供給の次に人件費が来る場合が多い。(資金的には、設備投資) いかに、何百人もの人をまとめるか。私自身、反省しつつもっと大きな組織に備えて着実に動いて いかなくてはならないと再認識。 基本的に、彼らの給与・賞与の一人一人ほぼ決めないと駄目なので、責任も重い。 また、責任を持って全員分見ているようにしている。これも、会社を見る人間の責務だから。 しっかり、彼らの生活を意識しつつ結果を出さなきゃな。。春節が終わって、本当の一年が始まる。 結果を出すには、その過程がある。その過程を大切にしなければ、結果は先まで続かない。 今年は、勢いがあるかな? P.S.初期目標まで、残り2年と11ヶ月。初めの一ヶ月は、合格点。
2006年01月22日
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前回、ナリハスクさんへの返答がコメント欄に書ききれなかったので、こちらでご無沙汰いたしております。コメント有難うございます。今の日本の代表的なそれも国際的という企業がおかしくなっている。→個人的には、以前日本的経営を支えてきたのは、創業時の胆力のある経営者が揃っていたからだと思います。今は、少なくともこれら経営の修羅場を潜った経験者不足だとは思います。だから個々の企業の視野が狭くなっている。欧米でなくても、中国、韓国人経営者の経験値とスピード、学習意欲は侮れないと思います。経営判断時の姿を見れば良く判ります。今、日本で主に主役の団塊・団塊前世代の奮闘を心より期待しております。皆さんの身近な所では、中小企業2代目、3代目と初代の違いを見れば良く判ります。我が一族も大問題。(笑)上場企業では、東証一部 1696銘柄 時価総額約508兆円東証二部 505銘柄 時価総額約10兆円マザーズ 151銘柄 時価総額約5兆円ジャスダック 966銘柄 時価総額約18兆円等々を任せる事のできる経営者。経営者は、サラリーマンであっては駄目ですから難しいですね。もう一度、20年前まで生きていた「日本的経営」を今、見直して、もう一度その「経営手法」をする時期ではないでしょうかと思っている「団塊の世代」の人間です。→以前に経営手法にも、良いところもたくさんありますよね。一方で、その弊害も10年間の凄く痛い経験より皆理解はしているので、他国経営含めた良い所取り独自工夫の流れが更に進んでいくものとは推察しております。個人的には、これこそ日本的文化であり日本的経営の良いところだと思います。何より、金融の変化が大きな流れだとは存じます。これは、以前には戻れないと推察しております。今の、日本的企業の代表格の企業も実際に現場で接していると、既に意識の中身変わっている様な気がします。それが良い場合も、悪い場合もあるとは思いますが、時代をしっかり見据えて柔軟に対応できる企業だけが生き残っていくのでしょう。代表格企業でも、驕りがある企業には、魅力はありません。個人的には、これら現状をしっかり見据え、企業の支えになる様に力をどんどんと現場で身につけて行きたいとは思います。ナリハスクさんも、韓国で頑張ってくださいね。
2006年01月18日
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中国より日本のニュースを見て日本で、ラ○ブドア問題で大騒ぎになっているが、アメリカでも似たような事件は何件も起きているので、同じ事ってどこでも起きるのだなと思った。今回は、余り驚かなかった。市場は、想像以上に混乱。これには驚き。問題だった場合は、経営者はもちろんだが、会計監査も同等に責任が重いと思う。アメリカではアーサーアンダーセンが潰れた位だから。会計監査は、口の小さい所には厳しくしっかりやるが、口の大きい所には主要客が減るので強気に出れない特性がある。今回もそうだろうな。別監査法人だが、同窓生の公認会計士も、この点以前苦しい話をしていたのを覚えている。一方、中国の場合は、更に根は深いと思う。大体、中国一般の公認会計士の水準とその監査能力+癒着は先進国の比ではないので、情報開示の内容にまずどこの事務所が監査しているか認識しないと、自らの身を切って投資なんてできない。実際に、中国の会計士と何人かに話してみると、その水準が良く判る。また、中国の上場会社の会社に足を運んで経営者と話をしてみたが、個人的にはなかなか考え方が面白くて商売としては手を出せない。実際に、会社見られたら本当に面白いですよ。きっと私が運営すれば、ある意味中国経営者ほど収益は上げられないな。まともに捨てるものが多いから。きっと、中国上場会社だと、駄目運営者です。(笑)今の所、好きな会社が無いので中国株は買っていない。輸出系で収益上げているほうが、まだ良いとは思う。金融は、いずれ波が出てくると思う。市場の意思だけで動かない部分があるので。個人的には、短期投機目的でなく、中長期ホルダーを目指しているのでどこでも株を買うときは、好きな会社を探すのにはじっくり時間をかける。日本の企業も、この数年ある意味投資家の目を引く為に中国を利用している場合もある。日本から当地に来た、ある新興市場の上場企業社長と会った事があるが、簡単な商談と政府の説明会に出ただけだったが、その会社のHP観ると非常に力を入れている事が書いてある。本当かな~結局、BRICs含め、皆大市場中国、コスト拠点中国を訴える事で、投資家の目を引こうとする。収益性以上に、成長性を売り込むのには使えるから。確かに、事業を行っている事は認めるが、中身がついていないように感じる。書き方一つで、受け止め方も大きく変わる。ディスクロージャしすぎると、業務の戦略含め阻害要因になることもあるが、そのバランスが非常に難しいのと、逆に利用する人もいるんだなと感じた。金融のプロではないので、純粋にその会社の本当の株式の価値なんて確実には理解できないが、日本企業の収益率やキャッシュフローの流れはもったい無い構図が多いので、経営・内部統制部分をしっかりすれば、まだまだ収益回復する企業・業界はゴロゴロしていると思う。端的には、売上げ欲しさの、中途半端な無駄な多角化には反対だ。キャッシュの流れを見れば良く判る。また、製造業は、経営面では展開が狭義で相当手付かずだなと思う。企業間取引部分に課題は多い。個人的には、恐らくこれからの製造業各業界の流れは「協業」だろうと予測するが、協業では収益を上げるのに根本的な問題が残る。何より、意思決定に問題が大きすぎる。この、意思決定に際して、製造業の場合は金融や流通の人ではそう簡単にできないので構造の切り替えが難しい所かもしれない。でも、日本の製造業は、年功と就業時間の長さと団結力で収益を上げる軍隊式なので、同一社内での引き上げはまずムリだろうから、結局専門外の人が入らないと駄目なのも現状か。難しい所ですね。理想は、関連業界間の狭義なまとまりではなく、関連多業界間の末広がりなまとまりだとはずっと認識している。その方が、各カテゴリーでの連携展開と成長性展開が望めるから。リーダーでもニッチでも、市場の規模と成長性のバランスを見た取り込み判断が大切なのだと思う。それこそ、経営者の力であり、必要とされるスキル。いずれは、主に外資株主の影響でその様にはなるだろうとは予測している。海外はそれが普通だから。先ずは、これから経営者になられる団塊、団塊前世代の人の頭の柔軟さに期待。目標とできる、面白い人いないかな?
2006年01月18日
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この時期、こちらの地方では気温が零下に下がるので、池が全て凍り、その上に人も乗ることもできる。場所によっては、ただの池もスケート場に早変わり。そこで、今回の休みはスケートに行ってきた。実は、私はスケートが大嫌い。なぜならこけちゃうと痛いから。(そりゃそうだ 笑)でも、痛い事・恐い事が大嫌いな私にとっては、大真面目な話である。(注射・飛行機・おばけ・ゴキブリ皆嫌い)そこで、子供の意見を全く受け入れずに避けまくっていたが、毎回子供と喧嘩になるのも困るし、嫁さんも怒り出して恐いので、仕方が無く今回行くことにした。あ~嫌だ。スケート場にたどり着くと、何百人も氷(池)の上で滑っている。でも、よく観ると面積の大半はソリ遊びを皆している。レンタルソリ屋も出ている。良かった~ソリならできるぞ!!早速、子供には、「ソリは面白いぞ~」光線を彼女の視線に発しながら、楽しそうに遊んでいる子供の方へ目を向けるように抱っこをして観させ、誘導尋問的に「あれがやりた~い」と、ソリに興味を示させた。「よしっ!!」嫁さんが「スケート」と言葉を発する前に、早速貸しソリ場へ自ら直行。直ぐに、使用後に返金される保証金50元(720円)と、二人乗りソリ1時間10元(約144円)を支払い、遊びを始めた。ソリには、前進の時に使用する先に金属が付いた棒が4本。これを2人で氷に突き刺しながら、前進する。初めは、直ぐに動かないので、上半身の筋肉が相等いるかなと思ったが、意外と少し動き出すと、す~いすいと滑り出す。結構、体感スピードも速くて風も気持ちが良い。そして、何より転げずに前に進める事、気持ちよいこと。方向転換するときは、ボートと同じように片側だけを使って方向転換。時に、スピードを出しすぎて、他のソリとぶつかる危険もあるが、ソリにはブレーキも付いているので、何とか減速してぶつかっても大丈夫。これは、久々に楽しいと思った。池の上には、綿飴屋や風船屋等子供心をくすぐる出店自転車がちらほら。子供に、「スケート」と言わせないように、プレゼント攻勢。綿飴3元(約45円)風船6元(約90円)子供は、最後まで大喜び。しっかり家族ビデオ撮影も行い、完璧な子供サービス。嫁さんもご機嫌。あ~痛い思いしなくて本当に良かった。(笑)
2006年01月14日
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春節休暇(1月28日より1週間余り)は、日本へ帰国東京・東京近辺滞在ついでに閑散期なので、どこかに遊びに行く予定。こういう時は、正月ずれても悪くないと思う。(笑)温泉かディズニーランド辺り?2泊3日これから出張等で毎月帰国予定名古屋経由で関西へも行く予定嫌いな飛行機何回乗るかな?国内は人民大移動が起こるので、この時期中国にはいたくない。中国在住の皆さんの予定はどうだろう??
2006年01月13日
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少し思う所があったので、個人メモ 凄く~身近な人に、ある運営者がいるが、月の売上高が50万円程度の事業所を運営している。とても粗利が大きく管理費が少ない仕事ならギリギリ食えるかもしれないが?一般的に諸経費を差し引くと、これで飯が食えるわけが無い。(苦笑)結局、色々な人より助けて貰って生活費を工面している。私も、いずれ何百万かは出すのか?だが、いずれ助けてくれる人もいなくなるだろうし、早く自立の道を歩んで欲しいと願う。問題は、本人にビジョンと自信が無い事。心の甘えがある点。根本的な問題だ。う~ん。もし、今私が起業するなら、しっかり手の空いている友人を集めて、皆の自己資金で日本でできるだけ大きい株式会社作って、主に系列の影響で日本でまだまだ業態をまたぐと営業力が弱い製造業に特化したBtoB支援に注力する。ついでに、その事業オプションで今の仕事の少し延長。アジア生産委託・撤退、調達拠点の橋渡し、諸先輩方の起業支援(中国)を目指す。個人的には、日系企業における使える中国人とその運用ポイントは持っているので、使わない手は無い。(笑)理論は判っているが、しがらみで実践できない体制支援がポイント。少し後押して見ると大きく変わる会社も多い。事業展開上、経験がないだけの場合もある。形は大きく違うが、誰にも判る様にも~っと端的・簡単にに言うなら、多数の「伊○衛門」スタイルを出す。(少し関係したかも知れないので、ちょっと意識)ポイントをしっかり抑えれば可能な事業だ。そして、最終目標に根本的なムダをなくす為、営業・工場を切り離した、本社機能の集約化支援を目指す仕事を目指す。まあ、個人的には数年後にこれとは違う別のビジョンがしっかり持っているので、起業は行わない。起業の気持ちは他の所において置いて、今の目的準備の方が大切。また、事業として結果が見えない中途半端な事業なら、サラリーマンの方が身に付く事が多い。そう言う場合、事業者になっても、損金算入や小銭脱税に頭を悩ます水準になることは見えている端的に言うと、起業だけが会社の経営を行う事ではない。と、一般Peopleの私でもこの程度は考えている。一方で、事業主の彼と話をしてみると、何も行っていないのに、「どうしよう」「不安だ」が先に来て逆に身動きが取れないようだ。年齢は31歳。もし、アドバイスできるなら今の事業について、皆の前で先ずプレゼンを行う事から初めて欲しい。そして、皆から指摘を受けて欲しい。一言言えば、客の本当の声が見えていない。基本的に、サラリーマン経験が3年弱で事業を行っているので、一般的なビジネス水準に達していない上、負けず嫌いでプライドはある。多数の意見を聞いても、それを聞き入れる経験が少ないので、じわじわと四面楚歌に陥っている様だ。基本的に、資本を入れる事を嫌がる恐がる。起業している人ってそう言うタイプ多いのか?それとも彼だけか?前の10年近く変わらなかったので、恐らく結果は出ないと思うが、何か奮起して挑戦して欲しいなと節に願う。今は願うしかない。身近な人間として。仕事を行うには、自分自身が目的を見出し、変化に対応して修正を入れ、そして結果を出さなければ皆が不幸になる。仕事自体には立場の上下はないし、大小関係なしに、どんな仕事にも責任がある。その意識を持つことが一番大切だと思う。
2006年01月11日
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こちらにいると、市場・運営方法が特殊性が強いので、本当に没になる仕事が多い。私は、どちらかと言うと、口が大きく提案好きなので、次々提案するタイプだが、日本に住んでいる人にとっては余り理解できない事も多いかもしれない。(笑)端的には、私の職責範囲内で中国の現状・現場を踏まえつつコストを下げる提案、連結を考えて全体・根本的に収益構造を変える提案。幸い、P/Lだけではなくてキャッシュフローやその後の投資計画までのストーリーと中期ビジョンを作成するのは慣れているので、一時帰国時などは、自発的に会議を開いてにプレゼンに使う。(笑)その後、当然計画通り達成させる為に現場では動くけど。没になった仕事を見てみると、本当に勿体無い事も多い。例えば、少し税法の勉強をすれば何万・何十万元もコストダウンできることや、部品調達やライン運営方法等では、損と判って商売する事もあるので、本当に面白い事も多い。商売人一族の私にとってはナンセンス。また、プロジェクト撤回の様な場合は、事前に何ヶ月も調査や準備しているのに、無くなる事で工数・時間を相等消耗している点が勿体無い事もある。 しかし、こういうプロジェクトもの、会社として勿体無い事を行ったとしても、個人的には、経験のない事や知らない業界の人と接する機会も多いので、良かった~と思う事が多い。本当に感謝。これらの資料は、廃棄せずファイリングとポイント整理、ノウハウを溜め込む事は行っている。いずれ役に立つかな?驕らない様にしながらも、会社の為に役に立つ事は提案続けようと思う。仕事って与えられるだけのものではない。また、食うだけのものでもない。それが私の仕事観。
2006年01月10日
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