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「『ワイマール』やらせてくれー」とお誘いいただいたので持参して参加。重てえ(物理)! 縦長や正方形の大箱が3つは入る愛用の背負いバッグにこれしか入らねえ! これかついで1時間弱かけて持っていくとか自衛隊の行軍訓練か(そんなにきつくはない)。いたるさん、旅団長さん、一味さん、私の4人。●ワイマール:民主主義の戦い 詳しくはこちら↓Their Finest Hour -歴史・ミリタリー・ウォーゲーム/歴史ゲーム -「ワイマール:民主主義の戦い」(ホビージャパン)を対戦する(1/2)ゲームの紹介「ワイマール:民主主義の戦い」(ホビージャパン)を対戦する(2/2) 何しろ公称プレイ時間が6時間なので、この日はこれだけやるつもりでいつもより多少早く集まって早速開始。もちろんルールは全員事前に読み込み済みなので、インストは軽い確認と疑問点のすりあわせだけだ。適当に陣営を割り振って、いたるさんがドイツ社会民主党(SPD)、一味さんがドイツ共産党(KPD)、旅団長さんがドイツ国家人民党(DNVP)、私が中央党(Zentrum)となった。 序盤(というか1ラウンド目)は与党であるSPDと中央党にとって早速の山場で、ここでとにかくドイツ全体の脅威を減らし、できればヴェルサイユ条約を締結しないとあっという間に無政府状態に陥ってゲームが終了してしまう。当然、革新野党は政府の手がふさがっているうちに地方を制圧してサドンデスを狙ってくるので、初回プレイでは1ラウンド目が一番難しいかもしれないw とはいえ、野党は野党で1、2ラウンド目での勝利を目指すには軍事力を増強したいところだが、そのためのカードを早期に組み込むとデックが厚くなり、序盤に軍事力増強カードを引いたり、強力なコンボとなるカードを同時に引いたりできるかどうかが運頼みになってしまうので悩ましい。できれば初期デックを少しでも薄くしてから入れたいところだが、そうすると与党に猶予を与えることになってしまうからね。 3、4ラウンド目になるとドイツが多少盛り返してきた時期なので、無政府状態エンドを迎える可能性はかなり低くなる。与党はここで得点を稼いでおきたいし、野党は続く5、6ラウンドに備えて力を蓄えるか、1、2ラウンドから下準備をしていればここで議席過半数勝ちを狙えるかもしれない(可能性はかなり低そうだが……)。 しかし、それもこれも与党がちゃんと地方の治安を守っていればの話。今回は「序盤を乗り越えれば楽勝じゃね?」と慢心した与党が野党ほったらかしで内輪での見にくい得点争いを始めた結果、気づかないうちに莫大な軍事力を蓄えた共産党が勢力を増しており、「これやばくね?」と思い始めたときには手遅れ。一応サドンデスにリーチがかかる1歩手前で軍事力をつぶす努力はしていたのだが、置かれた評議会を取り除くのに必要なアクションポイントを用意できなくなる隙を突かれ、一気に評議会を置く切り札のイベントカードを使われて、4ラウンド目に一味さん率いるドイツ共産党の勝利となった。 ゲーム終了時の盤面。とにかく共産党の軍事力が多い! しかし、たとえ一味さんがダイス判定に失敗していたとしても、旅団長さん率いる国家人民党もベルリン落とせば勝利だったので、まあ5ラウンド目は乗り越えられなかっただろう。穏健与党が仲間割れしてたら当然の結果であるw 面白い。テーマになじみがない、ルールが多くてプレイ時間が長い、ソロを除けば4人専用、何よりお値段が高い……となかなかプレイにこぎ着けるのも一苦労のゲームだが、間違いなくやる価値はある。ときどき陣営が入れ替わる(こともある)2対2のタワーディフェンスだと思えば、その面白さの片鱗くらいは想像できるんじゃないかな。 革新政党の議席過半数勝ちは相当難しいと思うが、「その勝ち筋がある」というだけで他プレイヤーも議席をガン無視できなくなるので、単にマップ上で野党の軍事力を叩いていればいいゲームにしないためのスパイスになってる(外交もタイミングを考えないとやばいときもあるしね)。 おそらく穏健政党側の方がプレイが難しく、最初のうちはサドンデスで終わることが多いだろう。しかし5、6ラウンド目に入らないとナチの脅威が全然分からないので、何とかそこにたどり着くまではプレイしてみたいものだ。そのために大事なのは、ゴキブリのように湧いてくる革新政党の軍事力を片っ端から叩きつぶすことだな。「ヘイトを買うかも……」などといった慈悲は必要ないw●丘の上の裏切り者の館(第3版) 前回のプレイ記録はこちら。 「ワイマール」がサドンデス終了し、予想より時間が余ったのでこれを。1シナリオ目は怪異の発生が早すぎ、ほぼ何の準備もできないままで裏切り者側が勝利した。 さすがにあっけなかったのでそのまま2戦目。今度はそこそこタイルがめくれたところで怪異発生。秘密の裏切り者シナリオ(裏切り者が自ら正体を明かすまでは誰が裏切り者か分からないシナリオ)で私が裏切り者となったが、ルール上あっという間にばれる感じだったので、初手から正体を明かさずに英雄として仲間の英雄を殴りにいく珍プレイをする羽目になったw 当然バレバレだったが、あくまでも正体を明かしていないという体なので、英雄に適用される特殊ルールを駆使して他プレイヤーの手が届かない地下に引きこもった。あとは時間切れを待てば勝てるはずだったが、最後の最後で地下に通じるタイルが見つかり、なだれ込んできた他プレイヤーに袋叩きにされて負けた。ちくしょーw 2戦目の最終盤面。「隠し通路」タイルさえ出なければ私の勝ちだったのにw やはり怪異発生のタイミングが早すぎたり遅すぎたりするとややクソゲー化する嫌いがあるものの、全体として傑作なのは間違いない。最近、他原語版を出すのが非常に難しいHasbroからRenegadeへと多くのゲームの権利が移ったようなので、これもそうなっててくれないかなあ。そしたら「裏切り者レガシー」ともども日本語版の目があるのだが……。●マドリカ不動産2 前回のプレイ記録はこちら。 旅団長さんが帰られたあと、3人でこれ。今回はちょっと「これはねーだろ」という謎が1つあったが、まあ我々のおつむが弱いだけかもしれないし、そもそもこれだけ謎があってそう思ったのが1つだけなら充分クオリティが高いゲームだと言えるだろう。あと10問もないかなー。後半ほど難易度上がってプレイ時間も長くなるが、終わらせるのがちょっと惜しいくらいだ。
2023.10.31
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定例会。ssk、まるみ屋、carroll、私の4人。●オルトレー フランスのテーブルトークRPG「Oltréé!」を元にした協力型ボードゲーム。かつてのウィッチキングとの戦争で勝利したものの、国土がぼろぼろになった世界で小規模なコミュニティを守るレンジャーとなり、砦を再建しつつろくでもないイベントに立ち向かったりご近所トラブルを仲裁したりしていく。そうこうしているうちにシナリオ(年代記と呼ばれる)が進んでいき、最後の最後で条件を満たしたり判定に成功したりしたら勝ち。失敗したら負け。 2シナリオプレイして1シナリオ目は敗北。途中でたいした悪影響のないイベントが起こったので放置してたら、勝つためにはそのイベントに対処していなければダメだったという初見殺しw そこを反省した2シナリオ目は楽勝でクリア。 うーん……見栄えはいいが、はっきり言ってゲームとしては全然面白くない。シナリオごとに途中でいろんなことが起こるが、そこを除けばゲームごとにやることはまったく変わらない。なにより、勝利条件がゲーム終了ぎりぎりになるまで分からないので、たいていのことはできるように備えるしかなく、その結果建てるべき建物も決まってしまう。 シナリオごとに味変が欲しい人には向かない。テーブルトークRPGが元なので、ロールプレイ重視でプレイするゲームなのかもね。しかしそれなら、ゲームからゲームへと持ち越しできるキャンペーン要素(少なくともキャラ成長要素)が欲しいかなあ……毎回やること一緒のボドゲやるくらいなら元のTRPGやった方がいいんじゃないかね。●インペリアル・マイナーズ 詳しくはこちら↓ボドゲーマ:インペリアル・マイナーズ リーゼンドルフさんのレビュー 続いてこれ。「インペリアル・セトラーズ」と同じ世界設定だが拡張ではなく、デザイナーも違う独立した別ゲー。 他プレイヤーとの絡みはいっさいなく、10ラウンドにわたって鉱山内にカードを置いて発動させ、さまざまなトラック上を進んでボーナスを得て、最終的に宝石をいっぱい得た人の勝ち。 カードを置いたとき、そのカード自身と、それより上(浅い階層)へとたどることができるすべてのカードが発動するところがまあまあの特徴。浅い階層のカードは低コスト低効果だが、つなげば何回か発動させることができる。逆に深い階層のカードは高コスト高効果だけど発動する回数は少ない(地下4階のカードはすべて1回限りの「2点獲得」カードで、地下3階のカードは最大2回しか発動しない)。 我が鉱山の最終盤面。2階にある「崩壊して6金得る」が強かったが、数枚の崩壊系カードを何度も使い回してたまるみ屋には叶わず、ダブルスコアくらいになった。かーっ運ゲーだな! インタラクションを気にせず10ラウンドで終わるので、短時間でパズルゲーやりたいならお勧め。しかしカードの強弱は激しいので、勝つか負けるかは戦略よりは引き運に左右されるところが大きい。崩壊したカードを回復させるカードを引くか、その効果を持つトラックが出ているなら蛮族系が恐ろしい強さを発揮するが、結局引かなきゃどうしようもないからねw まあ悪くはない。●チャレンジャーズ 時間がちょっと余ったのでこれ。前回は決勝まで残ったが、今回はもう全然ダメで、ほぼすべての試合でベンチアウト負けした。ベンチから捨て札にするカード引くか、同じ強めのカードを数枚引くかしないとあかんわw
2023.10.28
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「やべー同人ゲームを積んでるからやろうぜー」とお誘いいただいたので参加。普段からやってるゲームも大概やべーのにわざわざそんなこと言う必要があるのだろうか? と思ったが……想像をはるかに超えるヤバさだったよw いたるさん、旅団長さん、一味さん、私の4人。●東大紛争 本命のこれから。GMT Gamesから出てるCOINシリーズから着想を得た、1968-69年の東大紛争をモチーフとしたゲーム。“COIN”とは“COunter INsurgencies”(対反乱作戦)の略で、対テロ・対ゲリラ作戦の上位概念(民事作戦を含む)だそうで、COINシリーズでは世界各地、さまざまな時代のさまざまな(たいていは4つの)勢力同士の争いを描いている。各勢力が実行できるアクションや勝利条件が大きく異なることが多いのも特徴で、ユーロゲーマーに分かりやすく言うと「ルート」だ。 このゲームも4人専用で、それぞれ警察、大学・文部省、全共闘、民青・あの政党を担当する。なぜあの政党だけ“あの政党”となってるのかは不明だが、誰でも知ってるあの政党だw 私は素人でもプレイしやすそうな警察を担当。さまざまなエリアから不穏分子を駆逐して治安を維持するのが目的だが、いたずらに武力に訴えると世論が敵に回ってしまうので、なかなか派手には動けないのが困りものだ。大学・文部省とは仲良しだが、勝つのは1人だけなのでどこかで出し抜かなくてはならない。 とまあ、設定だけなら(我々のように当時を知らず、私のように歴史を学んでもいない者でも)楽しく遊べそうなものだったが……もうとにかくルールからサマリーからカードから記述がひどすぎた。 ルールとサマリーで記述が食い違うなんてことは当たり前。サマリー内で派手にコピペミスをやらかしているのでサマリーとしてまったく役に立たない。そしてCOINインスパイアなので当然イベントカードが大量にあるが、そのほとんどすべてにエラッタが出ているというていたらく。これでまともに遊べるのはデザイナー本人だけだろう。 いつものメンバーで遊んだので、何をやったって楽しくはあるのだが、ゲームとしては下の下。久しぶりに編集者の手が入らない同人ゲームの闇を見たよ。ちなみに勝ったのは一見ボコボコにされてたように見えた全共闘担当の一味さん。さすマル(さすがマルチの申し子の略)。●Unlock!: Escape Adventures – The Elite 結構な時間がかかったので、残ったわずかな時間でこれ。謎解きゲー「アンロック!」シリーズのプロモとして、主にアメリカのイベントで配布されてるシナリオ。カード20枚のミニアドベンチャーなので、すらすら読めれば20分程度で終わるだろう。もう何年も前にどこかの海外イベントで配布してたのを、テンデイズのタナカマさんに頼んでもらってきてもらった(もしかしたらちょっとはお金かかったかもしれない。バーコードついてるし)。 実を言うと、日本版「アンロック!」が最初に発売されたときにこれも用意するという話で翻訳して校正まで終わってたのだが、なぜか出なかった。こういうのあると間口が広がると思うけど、まあコストもかかる話だから何とも言えないわな。 ネバダ州ラスベガスで、ベージュのスーツを着た男が我々をカジノホテルの廊下に連れて来る。彼が言うには、「お前たちはエリート中のエリート捜査官だと見なされている。今日はお前たちにとって幸運な日だ。お前たちにはそれを証明する機会が与えられる。私の背後には、不法行為――非合法なゲームの運営、賭け率の不法操作、大規模ないかさまなどの疑いがある男が潜伏している部屋がある。この部屋に侵入し、告訴に必要な手がかりを見つけ、速やかに脱出せよ」とのこと。例によって“脱出”ゲームではないが、オーソドックスな作りのシナリオだ。 プロモなので謎の難易度は低く、各セットについてるチュートリアルより少し難しい程度。短いながらも「アンロック!」の雰囲気を楽しめるいい出来だと思う。実は公式サイトでPnPデータが公開されてる。他にも何本かあるし、フランス語のサイトに切り替えればさらに増えるので、画像翻訳アプリでカードを読んだり、専用アプリ上のテキストを読む手段を用意したりしてプレイしてみるといいよ。以前はもっとたくさんあったのだが、いくつかはショートアドベンチャーとして一般販売されることになり、それに伴ってサイトからは削除されてしまったようだ。これらもいつ消えるか分からないので、興味がある方はお早めに。●Unlock!: Le Jeu d'Escape Room – À la Poursuite du Masque de Fer そのあと、今度はフランス語のイベント専売シナリオをプレイ。タイトルは「鉄仮面を追って」といった感じ。2020年にフランスのボドゲイベント「カンヌ国際ゲーム祭」に行かれたEngamesの杉木さんに買ってきてもらった。イベント限定ではあるが、しっかりした箱に入ったカード60枚のフルシナリオだ。完全なルールブックと最新のチュートリアルまで入ってる。普通に全世界で売り物にしてくれw フランスのカンヌの沖にあるサント・マルグリット島には海洋博物館と、有名な鉄仮面の男が幽閉されていた牢獄がある。この鉄仮面の下に隠されていた正体を探れ! というシナリオ。いや今でも歴史家が研究してるのに無茶言うなよw さすがにフルシナリオだけあって、謎も量・質共に不満なく、お話もなかなか驚く展開があってかなりよかった。難易度はフランス語でも1時間かからず解けたくらいなので相当低い。箱の表示によれば3段階評価で0.5だから「アンロック!」史上最低かもしれないw●マドリカ不動産2 旅団長さんが帰られたあと、3人でこれ。Nintendo Switchのゲームなのでボドゲではないが、プレイするのに専用用紙を印刷して筆記用具だのハサミだのを用意する必要がある謎解きゲームなので、まあ薄目で見ればボドゲと言えるだろうw あとから知ったが、出してる会社もボドゲの「モニャイの仮面」や「アニュビスの仮面」のとこだったので(謎を作ってるのは別のタンブルウィードというところ)、あながち間違ってはいなかった。 不動産屋の社員となり、オバケが住み着いてる物件に入って謎を解き、最終的にはオバケを退治していく。1物件ごとにその建物のテーマに沿った謎が用意されてて、全部で20マップぐらいあるのかね。 いやーこれおもしろいね。「アプリを使うボドゲ」ではなく「アナログツールを使うデジタルゲー」なので、「アンロック!」よりもさらにデジタルであることを生かした謎がふんだんに使われてて新鮮だ。その上で紙やペンを使う意味もしっかりと用意されてる。値段も安いし、自分でもSwitch持ってたら即買ってたわw これはぜひ最後までやりたい。
2023.10.17
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定例会。ssk、まるみ屋、ハマチ、私の4人。●リバイブ 詳しくはこちら↓ぼどろぐ:「リバイブ」ボードゲーム紹介とレビュー 少し積んでたこれから。これからと言うか、このメンツで初プレイの重ゲー選んだわけだから、事実上これだけだw 何かすっごい未来で文明が滅んじゃってて気候も超寒なってる感じの世界で、頑張って領土増やしたり人口増やしたり技術再発見したりして得点稼いでいく。カードが人間で、プレイすることでいろんな効果を発揮するが、あんまり寒いので人間のくせに冬眠するようになっちゃったから、1回プレイすると次のラウンドはお休み。帰ってくるのはその次のラウンドということになり、基本的には1ラウンドおきにしかプレイできないので、コンボを組みたければこれまでのデック構築とはまた違ったビルディングが必要になる。何かよく分からない遺物を取り尽くしたらゲーム終了。いろんなところから得点を得ていっぱい点取った人の勝ち。 個人能力もあり。私は特殊アクションで食料払えばカードを1枚ゲット。これと最初の居住能力「特定のカードを得ると特定の資源がもらえる」の相性はいい。強そう(に見える)。 実際にプレイしたのが少し前で途中の展開は覚えてないので雑な感想だけ書くと、まあまあ面白い。面白いが……今回は展開が悪く、超序盤にまるみ屋が資源2つ湧くモジュールを2枚ガメて上段に置いてしまったので、もうあとは資源力で離される一方となった。 最終盤面。私は青。もうまったく話にならないことがお分かりいただけるだろうw 気になるのは、得点トラックにボーナスがついていること。このため、富める者がますます富むようになってる。そして何種類かアクションがあるが、「探索」の効率がよすぎる。資源対得点効率も異常にいいが、その上なぜかカードまで1枚ついてくる。基本的にはこれだけやってればいいんじゃないか(さすがにマップ端っこの最終得点ボーナススペースには到達する必要があるので、他にもいくつかやるべきことはある)。特殊アクションでわざわざ食料払ってカード1枚もらう我がクニバン族の存在意義とは……w 最終得点ボーナスをもらえるところが部族ボード、技術ボード、全体マップと3ヶ所にあるが、部族ボードは居住地の少なさから到達が難しく、技術ボードは2色を最後まで解放しないといけないのでこれまた難しい。これに対してマップ端っこは資源さえあれば何とか到達できるので、探索して、マップ端っこにいって、遺物をいっぱい集めるのがセオリーかね。 遺物は1色集めるのが効率いいが、3色しかないので他プレイヤーとかぶるとそれだけでかぶらなかったプレイヤーが有利になる。今回のような4人プレイだと必ずかぶるので(実際には私のようなへたれプレイヤーがレースから脱落することもあるが)、これは勝敗をどうこういうゲームではないんじゃないかな。 やってる最中は面白いので、手元を見ていろいろコネコネするのが好きな分にはいいと思う。あとキャンペーンモードでやってもシナリオはちっちゃいカード1枚分だし、初回はスイッチが完全に空気になるので、やるなら最初から全部盛りでいいと思うよ。●チャレンジャーズ! 写真撮り忘れ。 詳しくはこちら↓ぼくボド:チャレンジャーズ!を徹底紹介|TCG大会風のデッキ構築ボードゲーム 残り時間もわずかだったので、公称プレイ時間が短いこれを。実際そのくらいの時間で終わった。 1対1のリーグ戦を7回やる。各試合開始時に指定の共通デックから5枚引いて指定の枚数を個人デックに加える(マリガンあり)。先手がカードを1枚めくってゲーム開始時。後手はカードの合計値が先手のカード以上になるまでめくる。そしたら先手が、後手が“最後に”めくったカードの値以上になるまでカードをめくる……と繰り返し、デックが尽きるか、めくったカードの“種類”が7種類以上になったら負け。7回の予選が終わった時点で、人気1位と2位が決勝戦して勝った方の勝ち。 見た目通りの軽いゲームで、正直やる前はこのグループ向けではないと思ってたけど、おもろいなこれw こんなほぼ運任せでデック作って数字比べするだけのゲームが面白いんだからボドゲはやらないと分からんよなー。デザインの勝利というよりは(もちろん素人には分からないデザインの苦労や妙があるんだろうが)、「数字比べをするだけでもそこそこ面白い」ことに気づいた発想の勝利だと思う。 特殊効果はいろいろあるが、条件つきのやつがたまたまタイミングが合って発動する可能性は低い。勝ち負けだけ考えるなら、よほどのことがない限りはめくられた時点で必ず発動するやつだけ入れるべきで、あとは数字の大きいカードが単純に強い。だがそんなことはどうでもいいんだよ! 俺はロマンあふれる効果を発動させたいんだよw そうして今日も人はデックを太らせていくのだw 無限に拡張出せるし(もうすでに1つ出た)、これは「ドミニオン」に続くドル箱ゲーになるんじゃないかな。
2023.10.14
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