Pomeムラ de ゴルフ!
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どえらいシリーズ「その3」になります。^^○月△日 メカニックを乗せ、東京都世田谷区のショップに向かう。道中、やたらメカニックさんが「今のクルマの感覚、覚えといて下さいね。^^」と言うので、高速で色々な運転をしながら向かいます。付いた所は「ホリエレーシングサービス」というチューンショップ。この名前でピンときた方、かなりのマニアです。(笑)ここは元祖「ビッグスロットル」の製造、開発をやっている所で、その実績たるや凄い物です。当然、ここに来たという事は・・・そう、ビッグスロットルの取り付けです。取り付ける前に、一通り説明を受けますが、このホリエさん、非常に物腰の柔らかい方で、でも、チューンの話しになると、目の奥がキラリと光ります。(笑)「ビッグスロットル」というのは、文字通りスロットルの口径を大きくすると言う物です。それにより、吸気量を増やし、パワー、トルク及びレスポンスをアップするという物です。じゃー、何故メーカーがやらないのか?と言うと、問題はクルマの扱い方です。上に書いた効果があるという事は、低速時にちょっとアクセルを開けると、今までより極端にパワーやトルクがかかるようになり、ましてレスポンスが良くなる事により、その効果が顕著です。つまり、無神経にスロットルを開けたり閉じたりすると、「ギッタンバッコン」みたいになりやくなって、万人に受けるクルマでは無くなってしまうからです。ですが、昨今の電子制御のオートマなら「はじめからこの仕様です」と言ってしまえば、済んでしまうのでは?と思いますが、なかなかメーカーの昔からの考えは変わらない様です。メカニックさんが、データを見せながら色々と話していると、「それならこれ、最高だと思うよ。」言う事で、早速取り付けへ。この写真は、今まで付いていたノーマルのものですが、この内径を2mm拡げます。そして、当然拡げただけでは通過する弁の所では同じ量になってしまうので、同じく2mm大きな弁と交換します。(実際はもっと細かい調整をしています。^^)本体のヨゴレを見ただけで「これ、大体~万キロでしょ?」と当ててしまう位凄い人で、色々話しを聞いてみると、インパルの星野さんの前の監督の金子さんとかと、古くからの付き合いで、以前、インパルのムラーノに「ビッグスロットル」を取り付けようとした事があったそうなんですが、逆輸入車だったので、何かあったら面倒だと言う事で断念した経緯があるそうです。(笑)また、ミツビシが初めてパリダカに参戦した時からのメカニックで参加し、未経験の砂漠での苦労や裏話など、いろいろ聞かせて頂きました。^^「まずはここの周り一周してきて。^^」とおっしゃるので、取り付けた後一周りしてきます。もともとアクセルを踏み込む運転をしていない私としては、発進時、特段変わった感じがしなかったのですが、その後です。都内の細い道ですから、40km位での走行になるのですが、明らかにアクセルを踏んでいる時間が短いのです。言い方を変えて言えば、「回転数が上がって無くても、スピードが出てる」という感覚です。扱いは特段難しくなく、至ってノーマルな感じですが、低回転に厚みがある感じです。「おおおっ」っと思いながら、1km程度の試走は終了。「どうでした?」と優しく微笑みながらホリエさんが訪ねてくるので、上記のようなことを伝えると、「良かった。^^お金を頂く以上、体感して頂かなければね。^^」と。実際の凄さは帰りの高速で実感しました。とにかく100km程度の巡航が非常に楽なのです。しかも、アクセル開度が少ないせいか、燃費も良好。^^実はホリエさんに「これって、もしかしたら燃費も上がるんじゃないですか?」とお聞きしていたのですが、ホリエさん曰く「上がると言う人もいますが、殆どの方がおもしろがってアクセルを余計に開けてしまうので、殆ど変わらないか落ちたと感じる人が多いようです。燃費は運転方法に直結するので、私の方ではナントモ言わない様にしてるんですよ。^^ でも、くうにゃんさんの様な運転なら、上がる要素の方が強いかも知れませんね。」との事でした。技術だけでなく、気遣いというかポリシーがハッキリした方で、一度しかお会いしてないのですがスッカリ、ファンになってしました。(笑)そんなこんなで、途中マニュアルモードで加速したりしながら帰宅しました。(ヤッパリやってるじゃん(笑))この続き・・・は・・・今夜怒濤の最終回(あれっ、合計4回ジャン?^^;)
2007.02.08
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