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自分を貧しくしないということ。
ふとした拍子に、
ことばが降りてくることが
あります。
「自分を貧しくしないということ」
今日、私のもとに届いたのは、
そんなことばでした。
そこで、思い出したのが、
宮沢賢治の言葉です。
「わたしたちは、
氷砂糖をほしいくらひもたないでも、
きれいにすきとほった風をたべ、
桃いろのうつくしい朝の日光を
のむことができます」...
有名な
『注文の多い料理店』の序文。
読んだことのないかたは、
ぜひ、読んでみてくださいね。
まさに珠玉の文章です。
私たちは、いつから、
「何がないと、幸福になれない」
「何がないと、ゆたかではない」
と、思いこむようになったのでしょう。
たとえ、たくさんの富を手に入れても、
こころが、「ほしい、ほしい」と
叫んでいたら、いつまでたっても、
満ちたりた気持ちはおとずれません。
たとえ、みんなにほめそやされても、
誰かを蹴落としたい気持ちを
内にかくしているとしたら、
けっして、やすらかなこころで
いることはできません。
それらはみな、「貧しいこころ」です。
ひとは、富や名誉によって
ゆたかになるのではありません。
自分を貧しくすることを
やめることが、自分を
ゆたかにすることなのです。
今日は、あなたの内がわに
ひそんでいる、貧しいこころに
意識を向けてみましょう。
責めるのではありません。
そんな必要はないのだよと、
教えてあげるだけでいいのです。
あなたは、いまのままで、
充分に満ち足りているのです。
あなたは、いまのままで、
たくさんの受け取るべきものを
受け取っているのです。
あなたは、いまのままで、
充分に愛されている存在なのです。
だから、自分の内がわに
貧しいなどという錯覚を
呼び起こすのをおやめなさい。
それは、エゴのしわざです。
あなたが幸せになれないでいると、
エゴはほっとするのです。
だって、あなたが幸せになると、
エゴは、ひとりぼっちに
なってしまいますからね。
でも、エゴを責めることも
できたら、おやめなさい。
エゴは知らないのです。
真のゆたかさとは何なのか。
だから、ないものねだりをして、
あなたを苦しめるのです。
大切なのは、いま、ここで、
あなたが、あなたの
「貧しいこころ」を手放すこと。
あなたの内なるゆたかさに
アクセスすること。
そのために必要なことは、
いまのままの
自分を好きになってしまうこと。
すべてのこたえは、
そこに行き着きます。
びんびん感じます^^♪
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