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英語を使えるようになるためには『表現』できなくてはいけないので サークルタイムアドベンチャーMarch 26th"Story"晴れた空 今年度最後のサークルタイムアドベンチャーを開催することが出来ました。ご参加くださいました皆様、 ありがとうございます。絵本の中で想像する 空想の中で旅をする 外で遊ぶ事が好き 1人で遊ぶ事が好き パパやママと過ごした時間 子供たちに自覚は無いが 沢山のStoryを持っているあなたの話しを聞かせて 自分の言葉で そんな思いからテーマを「Story」と決めました。そこからスタッフの苦悩 自問自答が始まりました。 Storyとは何か? 表現とは? なぜ表現しなければいけないのか?受け止めたい君達の気持ち、?どうやって それは開催前日まで続き、私達は「待つ」事に決めました。 絵本を読み続けるYumi。絵を描き続けるMasami。おやつの仕度をしているMaki。部屋にいる大人はこの3人、誰も「何かをしましょ」とは言ってくれない。どうしたら良いか解らない。何をしたらいいのか、走ったり、暴れたりする子供たち。でも それがしたかった事ではなかったんだね。10分もしないうちにそれをやめてしまう。表現するという事を子供の気持ちに気付き、共感することで伝わる嬉しさ、喜びを感じる、と思っていた その為に穏やかな時間を作ろうと。でも穏やかな時間を作ったのは子供たちの方でした。私達が声を荒げたり、指示しなければいけない状況はそこには無かった。それどころか子供たちが繰り広げるStoryに穏やかな時間をもらったのは 大人たちの方でした。嬉しそうに話すStoryに喜びを感じたのは私達の方でした。君達に伝えたい何かがあった時、エイゴが君達に力をくれるよ。私はそう思ってる。またいつか 君達のStoryを聞かせてね。今日の空はとくべつ青く雲はまぶしいくらいに白かった。また涙がでてしまう。Maki 表現と英語について。ご存知だと思いますが、英語の世界というのは日本語に比べて、自身を表現することに大変重きを置いている言語だといえます。今回あえて、日本語でのワークショップとなりましたのは、まずは子どもたちからの言葉に耳を傾け、あふれ出てくる言葉を否定せず、受け止めよう、という趣旨からです。自信を持って言葉を語れなければ、英語を使っていくことは不可能です。今回 全員のお子様がStoryを作成し持ち帰れたわけではありませんが、お子様に想像力がない、というわけではありません。1時間30分という限られた時間の中でエンジンが掛からなかっただけだと、ご理解いただけると幸いです。ぜひ子どもたちの言葉にじっくり耳を傾け、お話しをしてみてください。とてもユニークで創造的な世界が広がっていることに気づかれるでしょう。その時に、細かく質問をしてみてください。When, where, what, who, which, how5W1Hと呼ばれる質問を子どもたちの言葉に組み合わせることで立派な『お話』となります。『誰が来たの?』『どうしたの?』『それはどこなの?』『どうやって?』などです。お子さんの絵を見るときのコツとしては『コレはナニ?』ではなく『○○ちゃんの絵についてお話しよう』と声をかけてください。『何が見えるかな?』でスタートです。きっと色んなStoryが展開されることでしょう。ぜひご家庭でもお試しください。パンケーキを焼き続けたマキより、ストーリ仕立ての報告が下に続いています。子どもたちのイキイキとした表情が浮かんでくるような、でもフィクションではない本物のStoryです。お楽しみくださいね。サークルタイム代表マサミ
March 26, 2010
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子どもたちと甘い香りを楽しんで サークルタイム マキの報告1March 26th 『フラワー』花屋さんの前を通ったら スイートピーと出会いました。濃いピンクもありましたが私は淡い色のピンクと黄色を購入。スイートピーを飾ろうと花瓶を用意しましたら女の子が近寄ってきて「何するの?」「お花を飾ろうと思うんだ」と私は答えました。「やろうか?」と女の子「お願いできる?」と近づいてきた2人の女の子に お花と花瓶を渡しました。「どうやって切るの?」ハサミなんか用意していなかった私は手でプチッと茎を折り 花瓶に一輪。2人は同じようにやり始め 私はそこを離れました。「できたよ」背の低い花瓶と首の長い花瓶。背の低い花瓶には 同じ長さにそろえられた沢山のお花が。長い首い方には2本の花が入っていました。「水についていないよ」と1人の女の子。見ると 私が折った最初の花と同じ長さに折られた花。 長い首の途中で茎は水まで届いていなくてどうしよう と悲しい表情。「どうする?」と聞いてみたら、「あっそうだ 水を入れたらいいんじょない」もう片方がひらめいた。「どうやって?」と 女の子の顔は晴れない。「水道にいってだよ」と片方の女の子。2人は部屋の外の水道まで一緒に行ってしまいました。水を入れるにしては長い時間 2人は帰ってきませんでしたが、「入れてきたよ~」と二人は笑顔でもどってきて、見れば水はちょうどいい高さに。「水を入れたら 多すぎて」「水を抜いたら なくなっちゃって」女の子二人。何回入れたり 流したりしたんだろう。 二つの花瓶は 机の上に飾られました。
March 26, 2010
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子どもたちと甘い香りを楽しんで サークルタイム マキの報告2March 26th 『パンケーキ』今日のおやつは パンケーキ。材料をテーブルに出したら、「何つくるの?」と1人2人近づいてきました。「みんなのおやつに パンケーキを作るんだよ」と私。「ぼくもつくる」「ぼくも」「わたしも」と4人の子供がテーブルについて、「ぼくパパと作ったことがある」と1人の子が誇らしげに話してくれました。「ぼくはママが作ってくれた」ともう1人の子「どんな味?」と私が聞くと「ママが作ったホットケーキを ぼくがショートケーキにしたんだ」と教えてくれたんです。「だから ショートケーキの味」「ホットケーキがショートケーキになったんだね 美味しそう」と私粉とボールを渡すと 子供たちは粉をボールに入れました。「牛乳のにおいがする」と1人 みんなで鼻をクンクン。「ほんとだ」とにっこり粉をクルクルかき混ぜて、「次に何を入れる?」 「牛乳」と1人の子。牛乳の入ったカップを手にして ボールに少しずつ入れながら、「このぐらいかな?」「もう少しじゃない?」分量は伝えていないから牛乳を何ccなんて知らないのに・・・。誰も どのくらい入れるか聞いてこない 作れる!という自信の表情。「たまごも入れよう」と1人の子。みんながたまごを入れたいと言い出して、どうするかなと心で思ったりして。「じゃんけんしない」「いやだ」「みんなが入れる」「うん」 と子どもたちがうなずきました。4つか...どんな風になるんだろう 粉は一袋しか入れてないのにね。少し離れて見ていた女の子が「1個に決まってるじゃん」と。『そうか1個か』といった表情の4人でしたが、1人の子が入れることになりました。さらにぐるぐるかき混ぜて、 まだ牛乳が足りないんじゃない?と思うんだけど、子供たちはどんどん変わっていくダマダマの生地に満足そう!「アイスクリームのにおいがする」 「ほんとだ!」とみんな。私が作れば あっという間にきれいな同じ形のパンケーキを作ることが出来たでしょうが、でもそれでは 牛乳とアイスクリームに気付くことは無かったよね。今日は時間内におやつを食べることは 無理かもしれないな、なんて事も頭をよぎりました。それもいいかもね。
March 26, 2010
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子どもたちと甘い香りを楽しんで サークルタイム マキの報告3March 26th 『イチゴ』パンケーキに添える物はフルーツが良いなと思った私は、お店で不細工なイチゴに一目惚れ。その不ぞろいなイチゴは子供の頃畑でとったイチゴのようでした。箱には「甘い!」と文字があり、 私も甘いに違いない!と思いました。イチゴを洗いに行こうとしたら、「どこいくの?」と1人の子が声をかけてくれました。「イチゴを洗いに行くんだよ」と伝えると、「わたしも行く」「ぼくも」2人の子どもと一緒に行くことに。「洗うのお願いしてもいい?」を聞くと、「いいよ」と快い返事。「じゃあおねがいね」と私。「どうやって?」と2人。「みんなが食べれるようにね」とお願いして私は部屋に戻りました。「葉っぱはどうする?」と1人の子がしばらくして聞きにきてくれました。「どうしたら良いと思う?」と子どもに質問を返したら、「わかった!」と言って行ってしまったのですが、その後、ちょっと時間をおいて、へたを全て取ったきれいなイチゴを持った2人が帰ってきました。「ありがとう」と声をかけたら「手が冷たい」と1人。赤くなった手を握って「冷たいね」といったらコクン、とうなづいて。生地を混ぜている子が「これもいれる?」とイチゴを1つ持ってきて、こりゃまた新たな展開...やった事はないけれど、まあいいだろうと思っていましたら、「それはお皿に飾れば良い」とママから離れて不安がっていた子が いつの間にかそばに。みなもそれが良いと思ったようで イチゴは元の位置に。「ジャムを作ろうよ」と新しい子が加わり、 なるほど ジャムかと思いながら「今日はお砂糖を持ってこなかったんだ」と答えると、「ぼくのお父さんは ジャムを作ってくれるんだ」 「お父さんが?イチゴのジャム?」と聞いたら、「そう でも今はマーマレード」「マーマレードはね 皮も入っているんだよ」と私に教えてくれました。テーブルにあるイチゴは 色んなものになるんだね私はイチゴをポンと口の中に放り込みました。
March 26, 2010
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子どもたちと甘い香りを楽しんで サークルタイム マキの報告4March 26th 『シロップ』何とか数枚 パンケーキが焼きあがって、すぐに食べ始める子どもがいるだろう、と思っていましたら、誰も食べないのです。においにつられてやってきた子どもたち。「いつ食べるの?」と1人の子。「食べたい?」と尋ねると、食べたいという子どもが数人いたので準備に取り掛かりました。作るテーブルと食べるテーブルをそれとなく分けておいたつもりだったのですが、子供たちには そうは映らなかったようで、1人が「まだ外にテーブルがあったから持ってこよう!」と言い出したのでみんなでテーブルを取りに行きました。テーブルは1つしかありませんでしたがそこにいた全員でそれを部屋に運んできました。どこからかイスを持ってきてそのテーブルをくるりと一周囲みました。「おやつができましたよ」と1人の子が 絵本と絵のコーナーにかけていきました。しかし直ぐには来てくれなかったので、戻ってきて テーブルに用意されたプレートとパンケーキを見て再度声をかけていました。「おやつはみんなそろってたべるんですか?」と聞きいてきました。 そして戻ってきて食べ始めている子の後ろに立ったのです。席は空いているのですが、全員分の席はありません。「食べないの?」と訊ねると、「じゅんばんだから」と答えがかえってきました。「パパはね さきにたべるんだよ ママがねあかちゃんのおせわをしないといけないから」「だからさきにたべるんだよ」「パパとママはね じゅんばんなんだよ」とそれが『順番』の理由だそうです。遅れて1人の子がやってきたのですが、みんなが食べているのを見て青のプレートとフォークを手にしました。席は空いているのだから食べて良いんだよ、と思っても私は何も言わずに待ってみることに。どうしようという表情。私は待つのが辛くなったのですが、とうとう、私のところに寄って来て 小さな声で一言。「ぼくも食べる」 「召し上がれ」と私。ですが焼きあがったパンケーキは私の手元に無いのでそばに居た子に聞きました。その子のプレートには半分に切ってあるパンケーキが乗っていて、それをさらに半分に切って青のプレートに乗せてくれました。とってもちっちゃなパンケーキ。にっこりして 空いた席につきました。テーブルではシロップが回っていました。自分で好きなだけシロップをかけています。そおっとかける子 大胆にかける子 青のプレートの子はパンケーキからこぼれるほど たっぷりかけて みんなに「わ~っ」と言われちゃって。『にっこり』シロップをズズズッと飲んじゃって。また「わ~っ」 にっこり♪まだなみなみ残ったシロップの上に お代わりを乗せて 美味しそうにぱくぱく。順番を待っていた子は 違うテーブルに腰掛けて パンケーキの上にイチゴを四つ飾ってたべていました。 甘いにおいがする スナックのコーナーでおこった 小さなStory・マキの独り言焼きあがったパンケーキは 一つも残っていない ごみ箱用にと用意された 小さな紙袋にはごみは少し入っているだけStoryを思い出していたら 全員の子供の顔が浮かんだみんな来てくれたんだね。ありがとう スナック担当お疲れ様でした。MAKI
March 26, 2010
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暖かくなってきましたね今年度最後のサークルタイムアドベンチャー開催のお知らせです今回のテーマは~ Story ~サークルタイムライブラリーからたくさんの絵本をご用意聞いて、見て、想像して、子供達から溢れ出てくるストーリーを一緒に体感します日時 3/26 10:00~11:30(受付開始時刻9:45)場所 中村生涯学習センター 第一集会室参加対象者 幼稚園から小学生 *今回はお子様のみをお預かり致します。保護者の方は館内でお待ちいただくか、11:30までに第一集会室までお迎えにいらしてください。募集人数 15名(イントラ Yumi.Masami.Makiの3人で担当します)参加費用 1500円/1人 兄弟参加500円/1人持ち物 飲み物、手を拭くタオルプログラム内容テーマ ~Story~ ●絵本の世界へ 部屋中に並べられた絵本たち 手にとってみよう! おもしろいお話、きれいな本、楽しくなる本、ちょっぴり切ない本 色々な 絵本があるね じっくり見てみよう 想像を膨らませて お気に入りの1冊に出会えるかな ●スナックタイム 甘~いおやつを食べながら あなたのお話を聞かせてね そこにはどんな世界があるのかな ●LIBRARY MOUSE 紙と鉛筆を用意して きみだけのオリジナルな絵本を作っちゃおう 難しくないんだよ だって君自身のことを描いてみれば良いんだもん *プログラム中には歌や、絵本の読み聞かせもあります。*絵本を自分で選んで、ゆっくり読む時間を作ります。英語が読めないお子さまでも心配はいりません。*子供達から溢れ出てくるお話しを、受け止めたいと思います。子供たちとコミュニケーションを取る為に今回はプログラム中に「日本語」も使用いたします。*保護者の方へは、お子様をお引き渡しする際にスタッフから、プログラム中のお子様の様子や、スタッフと話したお話の内容をご報告させていただきます。 どんな子供たちに出会えるか、どんなお話しを聞かせてもらえるのか、スタッフ達はどきどきワクワクしています。 ●ご予約は本日より開始(定員に達し次第終了) タイトルを「0326アドベンチャー」とし、「参加者の氏名・年齢」「保護者の方の氏名・当日連絡が取れる電話番号」をメールにてお知らせ願います。 メールアドレス circletime@hotmail.co.jp皆様のご参加お待ちしています サークルタイムアドベンチャースタッフ一同
March 3, 2010
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