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先週、映画「Tokyo タクシー」豊中市先行上映会&山田洋次監督座談会を観覧しました。映画は倍賞千恵子さん演じる女性と木村拓哉さん演じるタクシー運転手との心の触れ合いやそれぞれの生き様がうまく描かれていて感動しました。座談会で山田監督は「いつもと違い、よく話しかける倍賞千恵子さんと受け手に回る木村拓哉さんを描きました」「LEDウォールという技術で走らずにタクシー内の映像を撮影しました」「いつも笑いは意識しないで作っていますが自然に笑いが生まれます」「生まれ育った地で満員の皆さんに観ていただいて感激しました」という趣旨で様々なエピソードを話されました。東京国際映画祭で山田監督に特別功労賞が贈られ、映画はセンターピース作品として上映されました。11月21日から全国でロードショー公開されます。素晴らしい映画をぜひご覧ください。
2025.10.31

下記の内容で研究集会が開催されますので、ぜひご参加ください。日時:11/9(日)10:30~16:00場所:東大阪市立楠根東小学校(〒577-0005 東大阪市七軒家17-33)・長田駅 (近鉄けいはんな線/ OsakaMetro中央線)2番出口から徒歩13分(972m)・JR徳庵駅から徒歩16分(1.3km)※会場にはスリッパをご持参ください。 【時程】全体会①基調レポート(10:30~11:10)特別報告「文法指導で大切にすること」和田さつきさん(サイト「ルター式英文法」運営責任者) ※分散会はAとBに分かれ、同時進行で異なるレポート発表となります。分散会(11:10~15:00) 11:10~11:50 <A>「自信がないからこそ、英語を話してみよう」久坂羽美さん(中学校)<B>「生徒が楽しむ英語の授業を考える」大日祥史さん(中学校)11:50~12:30<A>「外国語の授業は楽しく面白く 」山本 浩平さん(中学校)<B>「少しでも「楽習」に近づくために~暇つぶしのつもりでやってみたら驚いた件 〜」 木村淑子さん(高校)昼食休憩(12:30~13:30)13:30~14:10<A>「My Hero 紹介〜自分にとってヒーローとは何? 概念を考える指導〜」堀米美恵子さん(中学校)<B>「付加疑問文の探究と日英比較 +関連づけ英単語等」 村田純一さん(元大学)14:30~15:15<A>「英語教育における批判的考察の必要性」藤原和彦さん(大学)<B>「発音授業は小道具を用い超能力を演示し物理から教えるとよい」 福田拓司さん(元大学) 全体会②討議(15:00~16:00)
2025.10.29

今日から読書週間になります。先週の新聞ネット配信にベネッセと東京大学が実施した調査に関する記事があり、読書をしない小中高生は半数に上り、約10年で1.5倍に増えているという実態が明らかになっています。読書をしない割合は学年が上がるとともに高くなり、一方、スマホの使用時間は学年が上がるごとに増えているようです。一概に読書が良くてスマホが悪いとは言えませんが、先週の大英研例会でも明らかになったように読書でまとまった文章を読んだり、著者の意図をしっかり読みとったりすることの習慣化はこれからももっと大切になってくると思います。学校では、朝のSHRで「朝ドク」に取り組んで本を読むことを習慣化させたり、読書ノートを配布してたくさん読んだ生徒を表彰したり、教室や廊下に書架をつくって本や洋書を置いたりしています。家庭でも、読み聞かせをしたり、家族で読書時間を設定したりしている話を聞きます。読書と学力の相関はよく指摘されており、学校や家庭で様々な取りくみが求められています。(参考)『「読書ゼロ」小中高生の半数、約10年で1.5倍に』毎日新聞(2025/10/24配信)
2025.10.27

③全体討議 最初に大学生から教育現場で生成AIがどう扱われているかに興味があり、様子がわかって良かったと感想がありました。参加者から生成AIの進化はハイスピードでうまく利用するのが重要との意見も出ましたが、他の参加者は学校や保護者としては生徒たちを守る意味で規制を考える必要もあるのではないかという指摘もされました。様々な問題実例も出され、生成AIとどう付き合っていくかが今後の教育の大きな課題だと意見一致しました。 生成AIにできない英語教員の役割として、良い文章をしっかり読みとらせ表現させて、人格を育てることがやはり重要であるという意見が出されました。そこで新英研が大切にしてきた教材及び読みとり、自己表現の値打ちも再確認されました。さらに来月のリーダーズ・シアターワークショップや教育のつどい大阪も紹介され、参加が呼びかけられました。 終了後、近くの居酒屋で懇親会も開催し、参加者から近況報告やビッグな夢をたくさん聞いて、おいしい料理とお酒でゆっくりと交流しました。【参加者の感想】・「こんな授業を受けたい!」というタイトルにふさわしい発表でした。子どもが通う学校は進学に特化した学習内容ばかりで感動する授業はないと思います。進学や入試はとても大切ですが、生きた学習、本当に大切な学び、というものは何か考えさせられました。・生成AIが広がってきている今、「何で英語やるの?」を改めて考える良い機会になりました。・久保田さんが日本人学校で勤務されていた経緯や生徒たちの学びや姿勢の違いについて、またいつか伺いたいです。・竹田さんが、先生方の悩んでおられることを改めて確認されることで、英語教師はどうあるべきか述べられたことは良かったです。
2025.10.25

②【高校】「生徒を“inspire and encourage”できる学習方法のいろいろ〜学んだ知識を無駄にさせない取り組み〜」竹田和幸さん(高校) のどかな環境の高校で、竹田さんは英語6科目を楽しんで教えています。心がけているのは「なんで英語やるの?」という疑問に答えることです。中高生が英語を難しいと感じる理由として、リスニングはスピードや音のつながりに慣れないから。スピーキングは発声法が身に付いていないし、使う機会が少ないから。リーディングは語彙が多く覚えにくく、読書量が少なく、発音とスペリングが一致しないから。ライティングは文法が日本語と大きく違うから。これらの解決策として、竹田さんは①スキーマ理論②転移③ワーキングメモリの負荷軽減④メタ認知と推論⑤エピソード(経験知)記憶と意味(知識)記憶の統合、など指導例をあげてくわしく説明されました。また、最後に今の外国語教育の大きな問題は英語以外を選べないこと、詰め込みであること、予算の問題もあることなどと指摘されました。
2025.10.23

10月19日(日)午後、たかつガーデン(大阪教育会館)で、「こんな授業が受けたい!」をテーマに大英研例会&懇親会を開催しました。①【中学校】「導入や単元のまとめでのスピーキング活動の工夫」久保田百合さん(中学校) 郊外にあり半数以上の生徒たちが塾に行っている学校で、久保田さんはスピーキング活動を積極的に取り入れて英語を話す楽しさや伝わる喜びを感じられる授業をめざしています。 導入の帯学習では、学んだ文法を使って3人1組のsmall talkに取り組みます。生徒たちは学んだ文法や表現を使って週末の過ごし方やニュースなどをテーマに楽しく交流します。 また、教科書にあるOur Projectを参考にしてSportsの魅力を伝えるポスターセッションに取り組ませました。生徒たちは得意なスポーツやニュースポーツを取り上げ、英語でわかりやすくルール解説を書き、レイアウトも工夫しました。ポスター掲示をお互いに評価し合い、分かり合えた喜びを感じてスポーツ愛も深まりました。 さらに、関西・大阪万博で開催されたEMO-1(English Manzai in Osaka)中学生の部にも、市代表として参加し、生徒たちはプロの指導を受けワードリスト・テンプレートを活用してネタをつくり、英語が得意でない生徒たちも一生懸命に取り組みました。7/30に代表が会場でパフォーマンスを披露し、英語とジェスチャーを交えて観客の爆笑を誘い、笑いは世界共通と実感しました。
2025.10.21

昨夜、関西では淀川花火大会と伊丹花火大会が開催され、秋の夜空を美しく彩りました。例年は8月にあるのですが、今年は関西・大阪万博の渋滞を避けるなどの理由で10月に開催されたようです。あいにくの雨天でしたが、多くの人々が鑑賞し、楽しまれていました。夏休み明けに夏の思い出を聞くと、多くの生徒たちが家族旅行や海・山、そしてキャンプやBBQに並んで花火大会を話してくれました。友だち同士で道を調べて、人混みを歩いてきれいな花火を観た想い出は格別なようです。夜道には気をつけながら、これからも青春の一コマを彩り、楽しんでほしいものです。
2025.10.19

今朝の新聞に、全日本吹奏楽コンクールの中学生・高校の部が今月18、19日に宇都宮市で開催されるとの記事が掲載されています。ほとんどが初心者からスタートして、どんな音にしたいかを意識して練習し、出場をつかみ取った経過が紹介されています。私の以前の勤務校でも、ダンス部や軽音楽部、書道部、写真部などが毎日あちこちで遅くまで活動し、全国大会に出場したことがありました。高校生でもレベルの高さは驚くばかりでした。芸術の秋、多くの地方大会、全国大会が開催されます。一生懸命に頑張って、ぜひ素晴らしい体験をしてほしいものです。(参考)「自分の音 最高の舞台で」朝日新聞 (2025/10/17朝刊)
2025.10.17

大阪英語教育研究会(大英研)10月例会が今週末になりましたので、詳細版&リマインドでご案内を再掲載します。日時:2025年10月19日(日)14:00~16:30場所:たかつガーデン(大阪府教育会館)3階桃 大阪市天王寺区東高津町7-11 近鉄・大阪上本町駅下車、徒歩200m 大阪メトロ・谷町九丁目駅下車、徒歩500m アクセス地図:https://www.takatsu.or.jp/access 参加費:1000円、学生500円 時程: 13:30 受付開始14:00 久保田百合さん(豊中市立第一中学校)タイトル「導入や単元のまとめでのスピーキング活動の工夫」概要「中学3年生1学期の実践を紹介します。warm-upでの対話活動やパフォーマンステストとしてのRetelの実践、スポーツの魅力を伝えるポスターセッションの取組やEMO-1(English Manzai in Osaka)参加報告など 英語を話す楽しさや伝わる喜びを感じられるような授業をめざしています。15:00 竹田和幸さん(大阪府立豊中高等学校能勢分校)タイトル「生徒を “inspire and encourage” できる学習方法のいろいろ~学んだ知識を無駄にさせない取り組み①」概要「教科横断型授業(数学、家庭、歴史など)を効果的に活用して、スキーマ理論、転移、ワーキングメモリーの負荷軽減、メタ認知と推論、エピソード記憶と意味記憶の統合といった5つの観点を考えます。また、AI時代においての教師の役割についても深めたいと思います。」<家庭科・調理での例>Oyakodon ( Chicken and egg rice bowl ) 200g chicken thigh, cut into bite-sized pieces, ½ cup dashi( Japanese soup stock), Place hot rice in bowls. Gently slide the chicken and egg mixture over the rice.16:00 討議・まとめ16:30 片づけ17:00 完全退室17:30 希望者懇親会「九州熱中屋上本町ハイハイタウンLIVE」 料理7品+飲み放題 税込4000円 参加希望の方は、 daieiken2025@gmail.com (谷浦)まで
2025.10.15

先日、大阪大学の緒方洪庵な夕べに参加しました。蘭学塾唯一の遺構、重要文化財「適塾」をガイド付きでじっくり見学し、緒方洪庵記念財団会館で福沢諭吉など弟子たちとの逸話や阪大・愛媛大災害復興ボランティアサークルNEOのむらの活動の様子を先生方や学生たちから伺いました。その後場所を変えて活ふぐ専門料理とらふぐ屋で、笑福亭笑利さんの落語「医の種」を鑑賞しました。緒方洪庵が江戸時代に天然痘対策に奔走し、阪大医学部や府立病院の基礎をつくったとされるエピソードをもとにしたネタで大爆笑しました。日本一と噂のフグ料理と銘酒「緒方洪庵」や岡山の地酒も最高でした。笑福亭笑利さんは勝ち抜いて10/25NHK新人落語大賞決勝に出演予定だそうです。ぜひ番組をご覧ください。令和7年度NHK新人落語大賞 | NHK参加者は阪大関係、学校関係、民間企業、ロータリークラブの方々と多彩な50名で、洪庵の偉業やNEOのむらの学生たちの活躍を讃える楽しい一日になりました。
2025.10.13

4/13に開幕した大阪・関西万博が10/13に閉幕を迎えます。大阪では多くの学校で生徒たちが見学し、最新の技術に触れ、国際交流が進みました。私は家族と開幕日4/13夕方から見学してきました。朝は大混雑のようでしたが、夕方はスムーズに入場できました。大屋根リングをゆっくり歩け、三菱未来館やシンガポール館、ハンガリー館なども予約なしで参加・体験することができました。外国の方々と国際交流できて、現地へ行ったような多様性を感じることができました。複数の国々が同居するコモンズ館が設置されていて、多くの国々が展示・販売をしていました。 コモンズ内のウクライナ館では"NOT FOR SALE”の大看板が掲げられ戦時下の人々の様子がわかる展示物や映像が見られました。パレスチナ館では多くの展示物が空洞になっていて、最初は「イスラエルの軍事占領のため遅れています」と書かれていたようですが、私たちが見学した際には「尋ねて」という掲示になっていました。万博は世界の情勢を反映する場にもなっていました。 明後日10/13で閉幕を迎えますが、様々なレガシーが残る万博になりそうです。
2025.10.11

先日に続いて京都大学の北川進特別教授が「金属有機構造体の開発」でノーベル化学賞を受賞されました。やはり同じ関西で教えておられる先生の受賞は本当に嬉しいです。北川先生は、長年の研究で金属と有機物を組み合わせて無数の小さな穴が規則的に並んだ構造体を開発し、ねらい通りの分子を吸着・分離させることに成功しました。空気の利用という点で応用範囲は広く、二酸化炭素の回収など様々な分野ですでに活用されています。インタビューでは「空気は小さな国も資源のない国も等しく分布しています。これを使う科学を発展させることは平和に関わりますし、地球環境を守る上でも重要です」と話され、研究の意義を強調されました。また若い人たちへのメッセージとして「幸運は準備された心に宿る」というパスツールの言葉を紹介し「運というものは自分で作っていって、自分の夢を実現してほしい」と話されました。長年の苦労が報われた北川さんの受賞を心から喜びたいと思います。(参考)NHKインタビュー(2025年10月8日)
2025.10.09

大阪大学の坂口志文特任教授が「免疫が制御される仕組みの発見」でノーベル生理学・医学賞を受賞されました。同じ大学で教えておられる先生の受賞はとても嬉しいです。坂口先生は長年、制御性T細胞を利用した治療法を研究され、ガンの転移を抑えたりアレルギーや自己免疫疾患を治療したり様々な応用が広がる分野で貢献されてきました。記者会見では「何事にも持続して興味を持ち続けていると洗練されて、非常に面白い境地に至ります」と話され、興味を持って積極的にやってみることの大切さを強調されました。「もう少し人の役に立つと、何らかのご褒美があるかもしれないと思っていました」とも話される坂口さんの受賞を心から喜びたいと思います。
2025.10.07

多くの学校は学習すべてをカバーするつもりで講習や補習を設定し生徒たちのニーズに応えようと頑張っていますが、さらに個々の目的に合わせて塾や予備校を利用する生徒さんもいます。塾と言えば集団指導塾がほとんどでしたが、最近は個別指導塾も増えていて一人ひとりの希望やわからないところに沿ってプログラムが組まれます。家庭教師より料金が安く、同時に2人を見ることでさらに料金を下げる工夫もされているようです。行政でも習い事代を補助するところも出てきています。情報化社会が進み学習指導要領が盛りだくさんになる中、私たちは遅れがちな生徒たちや様々な目標を持つ生徒たちに寄り添って応援していきたいものです。
2025.10.05

多くの学校で2学期中間考査が近づいています。何人かの生徒たちは自宅よりも集中できる学校や公共の自習室を利用しています。以前から学校では空き教室を利用して、自習室を整備しています。見回ってきた先生方に質問できたり、まわりの頑張っている生徒たちの姿に刺激を受けたり、プラス面は大きいです。公共施設も利用カードをつくったりして、空き部屋を自習室として開放しているところがあります。私自身も公共の図書館、塾や予備校の自習室を大いに利用して、集中して学習を進められ恩恵を受けてきました。最近は民間の自習室もあるようですが、できるだけ学校や行政が開放し民間にも補助するなどして、生徒たちの安全で便利な学習環境を保障してほしいものです。
2025.10.03

演劇のご紹介です。以前、地域活動を一緒にしていた山内佳子さんから、制作・出演されている劇団大阪公演『夏の砂の上』の案内をいただきました。山内さんは5月に大阪府知事表彰を受けられ、本公演でも重要な役を演じられます。素晴らしい内容なので、今回もご紹介します。きっと前向きの展開で元気をもらえることだと思います。あらすじ:雨が降らずにカラカラに乾いた夏の長崎。幼い息子を亡くした喪失感から妻(恵子)と別居している治は、働いていた造船所が潰れても無職のままの生活を送っている。そこへ妹の阿佐子が16歳の娘(優子)を連れてきて、自身は一人で博多の男のもとへ去ってしまう。そこから始まる治と優子の共同生活。公演日程:11月7日(金)15時 / 19時 8日(土)11時 / 15時 9日(日)11時 / 15時公演場所:谷町劇場(大阪市中央区谷町7−1−39−103)公演料金:(全席自由)一般4000円、U25 3000円(当日券は500円アップ)問い合わせ:劇団大阪 TEL&FAX 06-6768-9957
2025.10.01
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