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2004年11月20日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
『ライフ・オブ・デビッド・ゲイル』 (2003)  THE LIFE OF DAVID GALE ジャンル ドラマ/サスペンス
シネマトピックス「ライフ・オブ・デビッド・ゲイル」 公式サイト / eiga.com「新作情報」
ライフ・オブ・デビッド・ゲイル

殺人事件の裏側に秘められた真実  命の重みを問いかけた、衝撃の問題作 

元大学教授デビッド・ゲイル(ケビン・スペイシー)は、元同僚の女性コンスタンス(ローラ・リニー)の殺害で、死刑宣告を受ける。死刑執行3日前、彼は、女性記者ビッツィー(ケイト・ウィンスレット)を 自分の無実を主張する相手に指名した。ビッツィーは、デビッドの話を聞き、冤罪であることを確信する。残された時間はわずか。そのとき、デビッドの無罪を裏付ける、証拠ビデオの存在を知る。 デビッドの無実は証明されるのか。
死刑制度反対運動家だったデビッド・ゲイルが死刑宣告を受けるという 皮肉な図式にひきこまれる。

 死刑と冤罪 
アメリカでは38州で死刑制度が存在し、近年25年間に行われた死刑は807件まる、その3分の1はテキサスで執行された。アラン・パーカー監督の最新作は、常に論議が繰り返されている死刑制度をテーマに、人間の命の重みを痛烈に訴えかけている。自身、死刑反対派であるパーカー監督。冤罪という問題を描く 社会派サスペンス。

●原作
「ライフ・オブ・デビッド・ゲイル」
デュウィ・グラム/[著] 本間有/訳
新潮社/新潮文庫629円
ISBN4-10-241803-2

「真夜中のサバナ」との比較
比較というほど おおげさではないけど、共通するのはスペイシーの役が殺人容疑で無罪か有罪かという点に 事件の謎があるということ。 「真夜中~」では いわゆる法廷モノ。そして実際の事件を再現している。 やはり記者が(ジョン・キューザック)事件について調べ、スペイシーの無罪を信じる。(→以下ネタバレ)  けれど ふたつの作品は まるで正反対だ。「真夜中のサバナ」では 実は殺人者でありながら 無罪を勝ち取る。 「ライフ・オブ・デビット・ゲイル」では 実は殺人を犯してないのに 有罪を得る。 どちらにしても どんでん返し。スペイシーのはまり役。らしすぎて、びっくりもしないくらい。。  「真夜中~」の方がスペイシーの存在感は薄かったよう。 それにしても スペイシーってだけで、なにか 裏があると思えちゃうところが もうそろそろヤバイんでは。。 

死刑には反対?賛成?
映画を観たら論争をして欲しいのでしょうか。監督の狙いは死刑について考えよう、というものなのかなー。 映画の仕掛けや結末の衝撃より、 こっちの方を考えてしまいました。 現時は多様化時代、価値観は様々、それだからこそ 流されずに自分の意見はしっかり持たないといけないかな と思ったりします。 元来は、あまり強い信条とか持たぬ方ですが。 この映画でも描かれてる 死刑制度反対運動家の人たちというのは どういう背景の人なのかなー。 家族や友人に 冤罪で苦しむ人がいたのでしょうか。。大学教授というのがスペイシーで、教養あり、地位あり、家庭あり。 リベラル派。 彼らが机上の理論だけでああした運動をしているのなら、反対意見に 正直気持ちは傾かない。 先に書いたように、冤罪で苦しむ知人のためというなら分かる。 その理論に血が通ってる気がするから。 机上の理論だけでは 私が考えるには偽善すぎてついていけないようで。

"冤罪だったら、死刑にしてしまったら取り返しがつかない” ということと、  "実際に殺人を犯した人物を死刑にしない"  とは又 論点が違うと思う。映画では "冤罪だったら~"という点がひどく強調されていたよう。 死刑という 人が人をさばく事への正否から ズレタようだ。

"死刑に値する人物には死刑を" というのが 私の意見ですな。以前に 死刑反対派 という人と論争をしたけど、 相手の意見は "死を簡単に与える死刑" より "一生罪の意識に苦しむ刑"で 生きてる限り 苦しんで 償ってもらいたいという意見でした。 だけど、反省するならともかく、反省なく生きているのなら意味ないよね、っと思うのです。

日本では 最近"琢○守"小学校児童殺人事件の犯人が死刑になりました。あの人は 明らかに犯人で しかも最期まで反省が無かった。 ああいう怪物を生んでしまった社会が悪い? 彼も環境の犠牲者?  罪を犯そうが 全て平等 等しく生きる権利がある? だけど反省もない怪物、もし まかり間違って恩赦でもあって 社会に戻ったら また子どもを殺すかもだよ? 
もし 自身の子どもが虐待を受けて殺されたらと思うと 死刑反対を考える余地はゼロです。 もっとも苦しい方法で死んでもらいたいと心底願うだろう。。 それとも 犯した罪の重さを思い知って行き続けてと 思えるのだろうか。 取り返しがつかないのは 犯人の命だけではない。犠牲者の命だと思うのだが。

日本では 死刑の件数がそれほど多くはないようですが、アメリカは多いようですから、反対運動など必要になるのでしょうね。 それにしても 「ライフ・オブ・デビッド・ゲイル」作中そのためにそこまでやるのか。。ちょっとそこらへんの心理は理解不能でした。 

死刑のニュースや、子どもの事件のニュースなど 見ると時々考えてしまうことを 書いてしまいました。。 反対意見などもあるでしょうが 不快に思われる内容があったら 申し訳ありません。  
監督: アラン・パーカー Alan Parker

ケヴィン・スペイシー Kevin Spacey デビッド・ゲイル
ケイト・ウィンスレット Kate Winslet ビッツィー
ローラ・リニー  Laura Linney コンスタンス
ガブリエル・マン  Gabriel Mann
マット・クレイヴン Matt Craven
ローナ・ミトラ Rhona Mitra
レオン・リッピー Leon Rippy
ジム・ビーヴァー Jim Beaver






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最終更新日  2005年10月21日 21時45分54秒


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