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トイモイ

全て | カテゴリ未分類 | 海外 | 国内旅行 | アジア | 欧米

2015.11.11

まずは、都道府県で最後に２００９年頃開港して、散々、失敗するといわれ、予定通り失敗した静岡空港の時刻表を見ると、まあ、国際線が平日でも１日７便。一時は、国内線が１，２便でもう生まれたと同時にオマエは既に死んでいる状態だったのに、このインバウンド効果。いやはや、何セ、たまたま富士山がそこにあったのだ。静岡インして、北海道とか九州、沖縄に行けちゃう、そうやって、２，３都市楽しんでもいいんじゃね、という中国、台湾（週４便）、韓国（週２便）のウホウホ状態である。開港前に木を伐採せよといわれて、市長が騒動で辞職するといった数年前とは様変わりである。国内線はＡＮＡと、本拠地、みすずグループのフジリームがぶっ飛ばしている。あ、みすずは、ワシの高校２年３年の担任の書道の先生やった、鈴与である。そこに富士山があった！すげえ、誰がそんなこと予測した？まあ、このくらいの便数では黒字出せるのか知らんけど。いや航空会社ではなく、空港がね。
台湾人は雪をみるだけで、感動する心を持っている。まさに、私をスキーに連れてってクダサイ。越後湯沢じゃリゾートマンション１００万以下であるよ。

　とはいえ、海外からわざわざ飛行機乗ってくるわけだから、今回の旅行ナンバー１でないと、なかなか行き先も決まらぬ。俺も、さすがに例えば、今年の正月にマケドニアに行ったけど、一番空港から近い首都しかいかんかったし、モンテネグロもやはり一応厳選である、首都は空港から寄らずに、目的地を定め、２，３時間空港から時間をかけてコトルまで行った訳で、ツイデニ視野に入れた隣国クロアチアのドボルブニクまで日帰りすることを視野に入れて、場所を選んだわけ。そのあと、アテネに行ったのも、２５年ぶりのアテネってどうなったのという興味からであり、さすがに、韓国台湾東南アジアともなればメシ食いにいく、それも生粋の高いメシでもなく、屋台とか地元の食堂である。それは、来るほうも同じだ。どこに行くか、厳選してきているわけだ。日本が数回目でも、その数回目のナンバー１候補地になる魅力がないといけない。例えば、私が次にタイに行くとすれば、候補地は決まっている。行き方だけだ。安い国なら、タクシーピャーなんだけどね。日本だったら、割と綿密にバスや電車調べてこないとね。知らんけど。い大阪も東京に次いで訪問者が多く、それも個人手配が増えたことを実感する。どんなけ外人歩いてるねん、満員電車に大きな荷物転がしてるねん、平日昼間の心斎橋日本語どこいってん、という感じである。
オレも最終的にバックパッカーの宿でもするか、って気分になることもしばしだが、いかんせん、人と接するのが面倒な性質で、まず克服の練習からだな。何セ、海外旅行のメリットは、余計な話をしなくて済むということだからなね。

　そうやて、チウゴクジンが大挙してやってきて、鬱陶しいってのは、確かにある。いつまで鬱陶しいのか、国民性もあるので分からない。中国人の富裕層限定で海外にいけるようになってから５年たってないのだから仕方ないんじゃねえか。１９８７年、香港人が中国を自由に旅行できるようになった頃、ほんま、香港人旅行者鬱陶しかった、煩いし団体になるし。それはもう昔話だ。その後韓国人が鬱陶しかった。それも暫くの間だ。日本人も１９７０年代に自由化と所得が上がって、海外旅行したら、とにかく農協の団体でなく、各国で鬱陶しかった。バルブ時代に入っても、巴里で、棚の端から箸まで、なんての、今のちうごくと変わらないことしていたわけよね。

　１９８７年アジアンゲームがあったとき、そう、まだ韓国でさえ当時トランジット以外ビザがいったのだが、オリンピック前哨戦で５日間のノービザ期間があって、そのときにタイから韓国に５日間立ち寄ったが、韓国の学生たちとトラックの上でマッコリのみまくりの世界であったのだが、日本人のおまえって、ほんま海外旅行自由でいいよなあ、と言われるのであった。

そういえば、関係ないけどソウルでは学生時代珍事件あったなあ。

当時のソウルの地下鉄は、漢字もなかったので、ハングルか、ローマ字、ローマ字はchan chon hanと、似たようなローマ字が続き、日本で会った韓国人の友達の家に行くのに、地下鉄に乗っても、ずっと、路線図を眺めていたと記憶する。そして、その駅で降りて、更に、路線バスに乗ったのだが、今、いったいどうやってどう乗ったのかも記憶にはない。しかしどこかで家に電話したのだと思う。バス亭を降りると、友達のお父さんが迎えに来てくれたことを記憶する。

おとうさんは、笑顔で、当時髭を生やしている若者はいない韓国社会で、タイからやってきた髭ぼうぼうで現れた私を、アメリカンボーイ、と何故だか言って笑ったことを記憶する。ありがたかった。感謝しつつ、でも、友達の家に連れて行ってもらうと、おじさんは、笑顔で、そして、日本語で、「オマエ、タベル？」と言われ、１９歳の私は怯んだことを思い出す。戦中のお父さん、笑顔と言葉のギャップが激しい。息子に日本人の知り合いがいたことをたいそう喜んでいる様子なのだが・・・。

そして、友達が帰ってきた。帰ってきた。私は、「アッ」と言った。彼も、「アッ」と言った。日本で知り合ったはずの、彼が、あれれ、何故だか、知らない人であった。何故だか、未だに記憶が定かでないのだが、どこをどう間違ったのか、不明である。

彼も、戸惑ったが、どこでどう間違ったのか、でも、いいじゃないかと、家族の皆さん、心広い性格だったと記憶する。考えれば、学生時代は、日本でさえもその日知り合った野郎の家に泊まったり、泊めたりした日々だったなあ（さすがに女性宅はないが。）、外国人が公園でテント張ってたら、ビールを持って参戦してたなと記憶する。
とにかく、彼の家で、テーブルの真ん中にあるキムチの山盛りをつつきながら、御飯を食べたと記憶する。