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高2の長男は,最近クラスメートの女生徒とステディなカンジになっているようです.学校帰りにアイスクリームを食べに行ったり,日曜日に映画に行ったりしていることをなんだかノロケたいようなのですが,母親相手にそういうことを口にするのは,やはりぎこちない.まあ,親に言えないようなことはやらかしていないということのようです. でも,相手の女の子のお父さんというのは,ワタシと高校,大学と6年間同じクラスだった脳外科のドクターNです.そういうわけで,ワタシとしては,長男がカノジョのハナシをする度に何となく居心地が悪いというか,馬面ニキビ面のドクターNがロングヘアの鬘を被って女装したようなイメージが湧いてきてしまうのです.クッ,クッ,クッ,クルシイ.そう言ったら,長男が携帯をとり出してカノジョの写真を見せてくれました.ほっとしたことに,モーニング娘。にまぎれていても違和感がないくらいにカワユイお嬢さんでした.鼻の形はお父さん似だけれど.まあ,2人並べると,なかなかお似合いと言えなくもない.でも,まさか将来ケッコンしたりなんかしないだろうなああ. 「ところで,カノジョができてデートするのもけっこうだけど,この頃あまり勉強してないんじゃない?」とちょっと気になっていたことを訊いてみました.返事はなんと「ゼンゼンしてないよ.」オイオイ.「あんまり成績が悪いと,ふられちゃうかもよ.」とクギを刺しておこうとしたのですが,「大丈夫,オレの方が成績いいもん.」と答えます.`s(・'・;) エートォ...,アンタは留年しないように頑張らせてくれと,2学期の懇談会で担任のセンセイに言われたレベルじゃないのよおお!それより悪けりゃ,どうなるのよおお! 2人揃えて,勉強させなきゃヤバイんじゃなかろうか.あんたら,もうセンター試験まで一年ないんだぞおおお!この子は,ちゃんと考えているようで,実は考えていないのではなかろうか?と,老婆心がムクムクと湧いて来ちゃいます.代わりに勉強してやるわけにもいかないのですからねええ.
2005.01.31
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「パイレーツ・オブ・カリビアン」を見てから,ジョニー・ディップの表情がひどく気に入ってしまいました.イタズラ坊主とお人好しが見事に同居しています.けっして,恋人や亭主にしたいタイプじゃないのだけれど,見ているだけでhappyになってきます.もしも身近なところ,例えば町内会のメンバーだとかイトコだとかトモダチだとかにこういう表情をするヒトがいたら,きっと楽しいだろうなあなんて思わずにいられません. で,「ネバーランド」です.夫に一緒に映画館で見ようよおと誘ったのですが,「ピーターパン?イヤだよ.」とすげなく断られてしまいました.話題の大作とか,アクションやサスペンス,戦争などの映画とかじゃないと夫はすこぶるつきあいが悪いのです.もっともピーターパンのお話が好きだからじゃなくて,ジョニー・ディップの顔が見たいからなんて正直に言ったら,多分もっとゴキゲンを損じちゃうだろうなあ(以前,キアヌ・リーブスを「イイオトコだわ.」と言ったら,「どこがだよ!」と,突然怒りだしたことがありましたっけ.). 仕方がないので,子どもたちを誘ってみましたが,長女は「もう一回ハウルを見る方がいい.」次男は「オレはカンフーハッスルが見たい.」長男は「模擬試験じゃ!」とのこと. 結局,次男と長女を連れてファボーレ東宝に行き,てんでに見たい映画を見たら売店に集合ということになりました. でも,独りで見て正解だったかもしれません.ジョニー・ディップの表情を堪能できましたもの.ちょっとオドオドしたあのカンジがカワユクてカワユクてなりません.学生時代,臨床実習で皮内注射のやり方を教えてくれたDr.I(実は夫の同僚)もこういうタイプで,「イタズラ坊主みたいでタマンナイワ」と,女子医学生たちに大人気でしたっけ.でも,本当の意味ではゼンゼンもてていなかったけど. また,ジョニー・ディップの映画があったら絶対にひとりで見ちゃおうと秘かに決めちゃってたりして.
2005.01.23
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昨日のこと.外来の患者さんから風邪をもらってしまいました.鼻がつまり気味で肩がこって仕方がありません.肩甲骨のまわりの筋肉がこわばってコリコリしています.おまけに背中全体が寒い.背中一面にホッカイロを貼り付けて,ストーブの前のベンチに転げながら,「だああれええかああああ,肩揉んでおくれええええ」と唸っていました. 一応,だれかああなんて言ってはみましたが,いるのは3人の子どもたちだけです.しかも,長男には全くマッサージの才能はありません.やたら力が強くて見当はずれの場所を痛めつけられるだけ.長女もド下手です.手が小さく,力も足りず,ツボの在処もわからないヤツです.第一カノジョはやる気がない.要するに私が求めているのは次男のマッサージなのです. 次男はことマッサージについては天才的なのです.整形外科医でマッサージの名人だった私の亡父と,やはり腕の良いアマチュア鍼灸師の夫の父の双方の遺伝子が一挙に発現したのではないかと思うほどマッサージが上手なのです.ツボの在処も本能的に判るようだし,指圧する際の力の入り具合も丁度良いのです(もっとも,最近は腕力が強くなってきて,ちょっと痛すぎることもありますが.).長男はそんな次男をGOD FINGERと,おだてあげています. 2,3日前にも,テレビを見ている次男に「10分でいいから肩揉んでえええ.」とお願いしたときは,天国のようでした.ときどき行くマッサージ屋さんと変わりない感じで,文句無く相場通りの10分1000円に匹敵する効果がありました. さて,ストーブの前で唸っていた私の傍の椅子に座った次男が「よし!バイトだからね.マジにやるから,こっち来て.」を私の肩やら腰やら脚やらを触り始めてくれました.とことどころにコリコリがあるのを見つけては,徹底的にほぐしてくれます.「このテレビ番組が終わるまでやってあげるね.」と,嬉しいけれど,高つきそうなことを言います.さては何か欲しいモンがあるな.でも,このコリコリほぐしが本当にキモチイイ.約束通りの1時間後には,両肩のコリコリはすっかり雲散霧消しておりました.詰まっていた鼻もスッキリし,頭痛も取れていました. この子は勉強ができなくても,将来はマッサージで食いつないでいけるかもなんて思いつつ(次男は決して学校の成績は悪い方ではありませんが,ガリ勉タイプではないのでちょっと心配)そのまま,ベッドにもぐり込んでかなり心地よい眠りにつきました.ところが今朝起きてビックリ.肩のコリコリがあったところの皮膚が擦り剥けて汁が出ていました.マッサージのやりすぎで褥瘡ができたというワケです.まあ,圧力や応力(ズレる力)が今後も持続するわけではないので,4,5日で治るだろうと思いながら,大きめのキズバンを貼り付けました.ちょっと痛いけれど両肩は軽くコリはありません.本当にラクだなあ.でも,当分はマッサージはできないだろうけど. ひょっとして,お灸のルーツもこんなあたりかもと思い当たりました.昔スリランカで見たアユールベータのお灸なんて,焼きごてみたいのをあてて水ぶくれができるほどのヤケドをさせていました.見るからに痛々しかったけれど,患者さんはラクになるって言ってましたもんね.
2005.01.18
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毎日高齢者ばかり診察していると,実年齢の割りに老け込んでいるヒトがいたり,反対にやたらと若々しいヒトがいたりします. 本日の外来.まもなく90歳になる男性が来ました.好奇心旺盛で,生薬についてもよく独学されている面白い方です.ご本人のご希望でショウマとレンギョウを処方しているのですが,通常の降圧剤はなかなか効かなかったのになぜか血圧が下がっています. さて,いつものように待合室の自動血圧計で,血圧を自己測定してから,診察室に入ってこられたかと思うと開口一番に,「さすがにバイクで来たら,血圧が高めやわ.家で暖かくしていたら丁度よかったのだけど.」と言われてビックリ.(・_・) 本日の屋外は寒波の影響でみぞれまじりの雨なのですよ.まもなく雪に変わるだろうとの天気予報なのですよ.あの中でバイクを乗り回しているなんて,なんかこの爺様,スゴク強健なんじゃないかしらん?こういうヒトはそもそも医者に来る必要なんてあるのだろうか?と思わずにはいられませんでした. もし,処方している生薬の効果だとしたら,一日数円の薬剤費ですから,たいしたコストパフォーマンスなのですがねえ.
2005.01.07
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昨夜の大晦日は当直でした.7時過ぎに夫から電話が入りました.「山岳部のヤツが,山で落ちた.朝イチで救助隊のサポートに入るから,明日の予定はキャンセルだ.」とのこと.夫も山に入るのかと訊いたところ,「いや,冬山の経験があるちょっと上の学年の連中が行く.登山口までの雪がすごいらしくて,オレの車じゃないと行けないんだ.」という返事でした.そう,夫がワタシとの結婚を申し込みに来たときに,ワタシの父が冬山はやらないことを唯一の条件とし,夫はその約束をずっと守っているので夏のヒマラヤに登ったことはあっても,冬に登山をしたことはなかったのでした.当然,救助隊に加わって入山しても足手まといになるだけでしょう. それにしても,遭難した学生さんのことが心配でなりませんでした.多分,我が家に遊びに来たことはないヒトだろうと思われるのですが,雪も風もこの冬一番の激しさのように思えます.軽装備で落ちてしまった彼を追って,2人が降りていったとのこと.上手く出会えればビバークして一晩凌いでくれるだろうから大丈夫だろうという夫の説明でしたが,最悪の場合は3人とも危ないのではという思いを拭い去ることができません.知らず知らず涙ぐんでいました.どうか無事でいてくれますように. ワタシには,そう祈る以外には何もできず,当直明けで家に戻りました.独りでテレビゲームをしながら年越しをした長女はコタツにもぐり込んで寝ていました(長男と次男は先に電車で夫の実家に行ってしまったので.).今日は夫と長女と3人で帰省する予定でしたが,長女が起きるのを待って2人で群馬に行きました.夫の母も,ひどく心配している様子でした. 夜8時,ようやく夫から連絡がありました.3人は無事一晩をやりすごし,自力で上がって来たそうです.そのままヘリコプターで大学病院に搬送されたとのこと.後は,救助に入ったメンバーが帰って来るための運転手を務めればいいだけだとか. 良かったなあ.と安堵しながら,20数年前に6年生だった夫が,冬山にチャレンジしたいとはやる山岳部の後輩に「十分な装備,優れた指導者,もしものときのOBのサポート体制なんかが,整わない内は絶対に冬山はだめだ.」と,懇々と説得していた姿を思い出しました.新設大学山岳部の初代キャプテンとして,夫はずっと責任を負っていく覚悟だったのかな. 今回の事故は大事には至りませんでしたが,それぞれの立場のヒトが適切な判断に基づいて,最良の選択ができたおかげなんだろうなと,しみじみ思いました. でも,なんで冬山になんて登るんだろう?寒くて,辛くて危険なだけなのに???? そこのところだけは部外者のワタシには理解できないなあ.
2005.01.01
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