2007.06.28
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カテゴリ: 上の子
上の子についてもう少し書きますね。
上の子、実は乳幼児期には言葉が出るのも他の子より早く
1歳半くらいで二語文とか話し始めたように思うのです。
(少なくとも、同じ年、1週間違いで生まれた従姉妹よりは1年以上早かった)
従姉妹(元夫の妹の子なので今は交流ありません)は
逆に(家の子が早いので)言葉が遅いのじゃないかと
周り中が心配していたぐらい。

ところが2歳半を過ぎると逆転しはじめる。
どんどん語彙も増え、発音もしっかりしてくる従姉妹に対し


周りから 「耳が悪いんじゃない?」「なにか発達異常があるんじゃない?」
といわれるようになりました。

が、3歳半検診でも
4、5歳のときに小児科で相談するも

「少し気にはなるけど、おそらく時間が経てば治るでしょう」

といわれてきたので、専門機関には一度も相談したことがありません。

だけど、年長(6歳)のころには周りの子と明らかに
言葉の上での違い(特に発音)が目立ち、
幼稚園の中では『 伝達ゲーム』 などが取り入れられ

『伝達ゲーム』: チームに分かれて並び、耳元でささやき言葉を伝えるゲーム

上の子が伝えるお友達からは
「上ちゃん、だめ、なに言ってるかわかんないもん」
とブーイングがでて、

上の子を飛ばしてゲームを進めるのを見ているとやっぱり
親としてはかわいそうに思いました。

お友達にも
「上ちゃんのマネぇ~  『なのねー のたーたん とーわ たおうびだおー』
その子のママ
「これ! そんな風に言っちゃダメなの!」

こんなやり取りは始終ありました。

ニコニコ笑っていました。

母も気にしないようにはしていましたけどね。



一年生に上がると、文字を覚えます。
それまでは  『書くこと』  は好きなのに
文字を覚えることにはなぜか関心がなく
いつまでもひらがなを覚えず
ひたすらノートに象形文字をならべていた上の子。

また、読むほうも全くダメ。
読むほうといえば、上の子にも好きな絵本はありました。
そして、上の子。
すごく記憶力がいいんです!
それで、ほとんど一度か二度読んでもらった絵本は
ストーリーを暗記してしまうので、
2、3歳のころには
絵を見ながら聞いて覚えた話を
ひとり読んでみせるという芸当を見せ
当時は「この子頭いい子だよ」と感心されたものです。

と、普通はそうすることによって隣に書かれた文字が
なんと読むのかを覚えていくようにおもうのですが…

自ら文字と、言葉と絵を結びつけていくことはなかったです。

なので、本当に小学校へあがるまでひらがなは覚えなかったので
実母には

「あんたが教えないからだ、他の子はできる。ちゃんと教えなさい」

といわれましたねー(苦笑)

そして、小学校へ入るころになってもおかしい発音の娘に
近所のママさんが

「今度二年生になる学校の友達に、上の子ちゃんみたいな発音の子がいるのだけど、
医者にもずっと大丈夫って言われ続けたけど、検査してみたらね、耳が悪かったって話だよ。
やっぱり上の子ちゃんも、どこか悪いんじゃないの?
訓練するとよくなるらしいよ。でも、大きくなってからじゃ大変だから
3、4歳でするほうがよかったって言われていたらしいよ。」


気にならなかったわけではない。でも、
それまで何度も幼稚園の先生にも小児科でも 「様子みていいと思う」 と言ってもらっていた。

でも小学校へあがると、あまりにも人と違うので実母に

「ほら、もっと小さいうちに相談行けばよかった」

と責められたこともありました。
(母はいつもそうで、相談したときは「いいんじゃない?だいじょうぶでしょ」とか適当に言うくせに、
あとあとになって、自分は○○したほうがいいと思ったとかって言うの)

それに耳鼻科の 『聞こえ』 の検査を1度受けたのですが、問題なしだったですしねー
(ピー プー とかっていうやつ)
しかも、上の子は小さいときから歌が好きなのですが、
これがまた上手♪ 幼稚園で習った歌の音程もばっちし教えてくれるんで

母「♪♪ ♪ ♪ って歌を歌ってくれるんですけど、なんって歌ですか?」

他のママ「え?うちの子のはちょっと違う。 ♪ ♪ ♪♪ ♪ って歌うよ?」

先生「上ちゃんが正解です(笑)音程ばっちしです!」



って、ことはー耳はばっちし! ってことでしょう?
それじゃあ発音が悪いってことで 上の子は舌ったらずかな?って思うことにしたんです。(苦笑)


ところが!学校へ入るとさすがに言葉を覚えます。

それが、でもなぜか上の子は自分の発音の通りに書くんですよねー(汗)

当時のものは離婚直前であまり取ってないのですが…唯一取ってある
一年生の時のカタカナテスト。
テストになかなか合格しなかったのですが
(今でもカタカナ言葉は苦手みたい)

合格した時のテストに最後まで間違っていたもの

スカー 
コッープ 
チョコレト 
サンドイーチ 
スパゲチイ


そして、母にもらった手紙の中より抜粋
『とってもとってもへんたとおもいまつ。これがらは~しません、ゆるちてください』
(苦笑、なにかしかられた後によくこうやって手紙を書いてくれました)

いまだに

しさしぶり
きょうひつ


とか書きますしねー
下の子たちに間違いを指摘されたりしてますから…

そうそう、1、2年のころは何度なんど教えても

いろがみや、いろえんぴつのこと…

えろがみ えろえんぴつ


って言ってました(汗)
あ、ちょっと話がそれましたが…

1年のときの個人懇談で担任の先生から

「話し言葉がろれつが回らないのは、さほど問題なく、気にならないし、ちゃんと通じていると思うのですが上の子ちゃんの場合、なぜか書き言葉にもそれが影響してしまっているんですよー」
(と教室の後ろに掲示されていた 『あのね、』 という書き出しのタイトルの日記スタイルの作文を見せていただきながら)

他のお友達は、ずいぶんしっかりした言葉で作文を書いているし
字も丁寧…(に思えた)

「上の子ちゃんと、筆談しりとりをしてみたらどうだろう? 
あと、古典的ですが、家の中のものにわかるように名前を書いて貼ってみては?
上の子ちゃんは正しい言葉を覚えるより前に思い込みで記憶してしまっているように思います」


というので、しばらく
我が家の道具にはひらがなやカタカナで名前がつけられ
今でもその名残で

「いす」 とか 「テレビ」 とか書いてあります(苦笑)

思い込みは今でも多々あり、
思い込みで問題を解く
思い込みでうっかり忘れ物(あ、これは母もかなりありかも?)


そして、もうひとつの問題点。
整理整頓ができない。

なんども書いてきましたが
お道具箱や机の周りはとにかく普通じゃないくらい散らかってます。
しかも、よく失くすし、よく忘れる。
片付けに関しては整ってなくてもいいんです。
ただ、ゴミと要るものぐらいは別けてほしいな…と。

筆箱や手提げの中もゴミだらけで、しかも鉛筆も消しゴムも定規も鉛筆の削りカス捨てないから真っ黒、

しかも、うちは女の子じゃないですかー(涙)
本人がまったく気にしていないので余計に、いつか友達に嫌われたりいじめられたりしないか心配なんですね。

小学校の先生に言わせると
「今の子供は女の子だから男の子だからということなく、片付けれない子は存在します」
ということなのですが。

昨日のどんどこ母さんさんへのコメントへも書いたけど、、、

はっきり言って病気なんです
っていってもらったほうが割り切れるのにって不謹慎にも思ってしまうのよね…。

ちなみに、身だしなみについても気にしないので
平気で人前で服をまくってお腹をかくし、
(アレルギーがあるので)
両手で豪快に頭を掻くし…

やっぱり、将来  「不潔」  とかっていじめられないかが本当に心配になります。




ただし、昨日のほかの方へのコメントにも書かせていただきましたが
このごろ、少しは学校でのお友達や先生のことを話すようになったり
学校での出来事や他のクラスの先生やお友達のことにも関心が出てきたかな?
と思います。

本当に数年前までは、昨年の担任の先生の名前すら覚えてないし
隣のクラスの先生は知らないし、
同じクラスに誰がいたかも 「忘れた」  と。

では、記憶力がないの?って思うでしょう?
ところが、先に書いたように

上の子、今でも相当記憶力はいいんですよぉ~
ただし、
自分の関心があることだけね。
(多かれ少なかれだれでもそうでしょうがー)
関心のあることへの記憶力と観察力に関してだけは人並み以上かと思います。

それはね、やっぱり 「様子を見て」「時が解決する」「大きくなったら」

の時期が来つつあるってことなんでしょうかねぇ~?


もうひとつ。
人と違ってても気にしないこと。
そして人に間違ってるよって言われても気にしない
のですが、

「間違ってるから正しなさいよ」

といわれるとダメです。
だからなおしの宿題は超苦手
なんで違ってるかわかんないし、
治されるってことが嫌みたいなんです。

低学年のころは宿題やるのに毎日
喧嘩でした…

○付けして、ペケを治すように言うと

「違ってないもん!」

とさじを投げてしまうので困っていましたが
今は本人が勝手にやっているので
(いつもいつも後回しで、後で泣いているようですが)
やらないと困る っていうのは
そろそろわかってきたようなので

さすがに今は口出ししていません(苦笑)





~追記~

日記にコメントしてくださった nananaさんに
教えていただいた病名で検索していたらこんなページを見つけました。

参考: ■子どもの軽度発達障害を理解する
~ADHD、LDを中心に


子育てをしていく上でとても 参考になるアドバイスがいっぱいありました。





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Last updated  2007.06.29 23:37:51
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