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本日ご紹介するのは「オオハラタツ」。漢字では「大腹竜」と書きますが、これは英名の「Big-belly seahorse」をそのまま和訳した名前で、別名「Pot-belly seahorse(ポットベリーシーホース)」とも呼ばれます。本種は、オーストラリアからニュージーランドにかけて分布する大型のタツノオトシゴの仲間で、体長は最大35cmに達します。沿岸の岩礁域や藻場等に生息し、桟橋等の人工物周辺でも見ることができるほか、水深100mを超える深場でも見つかっています。他の大久野タツノオトシゴ類と同様、体色は様々で、茶色や黄色、灰色や白色、橙色等の他、これらの色のまだら模様のものも見られます。オオハラタツ Hippocampus abdominalis トゲウオ目ヨウジウオ科 2007年10月21日 東京都品川区勝島3丁目 しながわ水族館
Jan 10, 2024
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本日ご紹介するのは「ヒメタツ」。漢字では「姫竜」と書き、英語では「Korean Seahorse」と言います。本種は、日本海沿岸や朝鮮半島東岸などに生息していますが、体長約10cmとタツノオトシゴより小さく頂冠が低いことや、ハナタツにはない背鰭基部の翼、状棘を有することなどの特徴があります。そのため、以前から、日本海側のタツノオトシゴは何か違うといわれていましたが、2017年10月に正式に新種として記載された、種としてはまだまだ新しい種類です。こうした経緯によって、タツノオトシゴと比較して小型であるため「姫」と名付けられました。なお、本種も、生息場所の海藻や海底など、周囲の環境に合わせて体色を変える子が知られています。ヒメタツ Hippocampus haema トゲウオ目ヨウジウオ科 2020年9月22日 東京都品川区勝島3丁目 しながわ水族館
Jan 9, 2024
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本日ご紹介するのは「タイガーテールシーホース」。英名「Tiger tail seahorse」の名の通り尾部に虎の尾状の島縞模様が入るのが特徴のタツノオトシゴの一種です。タツノオトシゴの仲間は、英語にすると「Seahorse」になってしまい、馬にシフトせざるを得ないところに加え、さらに名前に虎まで入っているため、寅年にもネタで使えるという割とマルチな生き物なのですが、結局のところ、辰の在庫がないためあえてここに出させていただきます。本種は、タツノオトシゴの仲間の中でもインド洋~中部太平洋と特に広い分布域を持っています。周りの環境に応じて、体色を変化させるため、白っぽいものから、写真のように黄色いもの、黒に近いものなど様々な色と模様の個体がいます。タイガーテールシーホース Hippocampus comes トゲウオ目ヨウジウオ科 2020年1月12日 東京都豊島区東池袋3丁目 サンシャイン水族館
Jan 8, 2024
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本日ご紹介するのは「アオミノウミウシ」。以前にもご紹介しましが、再登場です。本種には、「Sea Swallow」、「Blue Angel」など、複数の英名が付けられていますが、そのうちの一つが「Blue Dragon」というものです。徘徊性の種類が多くを占めるウミウシ類ですが、本種は、そんな中でも海表面浮遊性という特殊な生態を持っています。肉食性で、カツオノエボシやギンカクラゲといったクラゲを餌にしています。さらに、身のウミウシの仲間には割とみられるものですが、餌として食べたクラゲの刺胞毒をそのまま取り込み、自分の防御のために使用することが知られています。カツオノエボシなど、非常に毒性が強いクラゲとして有名ですが、この毒が右から左に活用されるため、実際に不用意に触って 刺された被害事例も報告されていますので、素手での取り扱いには注意が必要です。ちなみに体長は通常2~うcm、最大でも5cm程度とそれほど大きくないのですが、何故か子供のころは勝手に10cmくらいあるものと思い込んでいて、初めて見た時に受けた実際の大きさとのギャップの衝撃とがっかり感はいまだに忘れられません。アオミノウミウシ Glaucus atlanticus 裸鰓目アオミノウミウシ科 2019年10月7日 神奈川県鎌倉市材木座 材木座海岸
Jan 7, 2024
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本日ご紹介するのは「ギンリョウソウ」。漢字では「銀竜草」と書き、花が下を向き、鱗状の葉に包まれた全体の姿を、首を持ち上げた銀色の竜に見立てたのがその名の由来とされています。全体が白色で、葉は薄いため半分透けたように見える植物らしからぬ植物ですが、それは、本種が光合成をするための葉緑素を持っていないからです。この姿が、幽霊のようなキノコを思わせることから、別名ユウレイタケとも呼ばれていますが、言いえて妙です。実際本種は地面から生えるキノコの仲間と同じく、落ち葉等がたまった腐植質の多い、やや湿った山中の落葉広葉樹林の日陰地に地生して、必要な養分は根に共生する菌類から得て生きている「腐生植物」の一種です。ちなみに、押し葉標本にすると、植物体は黒色ないし褐色に変化してしまい、このきれいな銀白色が残らないのがとても残念です。ギンリョウソウ Monotropastrum humile ツツジ目ツツジ科 2006年5月28日 石川県鳳至郡能都町 宇出津イ字 遠島山公園
Jan 6, 2024
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本日ご紹介するのは「インドシナウォータードラゴン」。昨日ご紹介した「ジップスランドウォータードラゴン」と同じ、ウォータードラゴンの一種ですが、本種はその名の通り、タイや中国南部、ベトナムといったインドシナに分布しています。本種も全長90cmに達する大型のトカゲですが、実際その半分以上は尾が占めています。平地の水辺の森林に生息する種類で、木の上にいることも多いのですが、驚いて逃げる時は、飛び降りて水中に入ったり、後足で走り回ったりします。動物食傾向の強い雑食で、昆虫類や小型の爬虫類や鳥類、哺乳類等の他、果実等も餌にします。なお、雄の成体は、頭頂部から背面、尾にかけてクレストと呼ばれる鬣状の鱗が発達するのが特徴ですか、これは雌や幼体には見られません。インドシナウォータードラゴン Physignathus cocincinus 有鱗目アガマ科 2020年11月10日 静岡県賀茂郡河津町 体感型動物園 iZoo
Jan 5, 2024
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本日ご紹介するのは「ジップスランドウォータードラゴン」。オーストラリア東南部に分布するウォータードラゴンの一種です。その名の通り、水辺に生息しており、泳ぎや潜水を得意とする大型のトカゲです。独立種とされたり、ヒガシウォータードラゴンの亜種とされたりと、分類的な見解には色々ありますが、いずれにしても外観上は、本種は眼の後ろに目立つ黒い縞が無い点で他と区別されます。静岡県賀茂郡河津町に「体感型動物園 iZoo」という爬虫類に特化した動物園があります。以前は「伊豆アンディランド」という名前で、カメが有名でしたが、今では、ヘビやトカゲ、カメ、ヤモリといった様々な爬虫類を見ることができます。本種もこの施設で見たものですが、日本国内ではおそらくここでしか見られない貴重な種類だと思います。龍のように空を飛ぶことはありませんが、ジャンプ力は結構あるとのことで、一度、ジャンプしている姿をじかに見てみたいものです。ジップスランドウォータードラゴン Physignathus lesueurii howittii 有鱗目アガマ科 2020年11月10日 静岡県賀茂郡河津町 体感型動物園 iZoo
Jan 4, 2024
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本日ご紹介するのは「Leafy sea dragon」。昨日ご紹介した「Weedy sea-dragon」と対をなす、「sea-dragon」の一種です。以前もご紹介しましたが、本種はオーストラリアに生息する、体長40cmほどに達する大型のヨウジウオの仲間で、全身の皮膚に枝分かれした褐藻のような皮弁と呼ばれる突起があります。この「Leafy」と形容される皮弁が、生息水域に生育する褐藻類とよく似ており、見事な擬態となっています。さらに、体側に入る横縞によって分断されて見えることにより、藻場内部に入り込むと、見つけるのは大変です。ちなみに皮弁は遊泳に使われることは無く、泳いで移動する際は、小さいですがはっきり存在する「ヒレ」を用います。ヨウジウオの仲間であるため、比較的大型の動物プランクトンや小魚を、パイプのような口で海水ごと吸い込んで捕食しています。Leafy sea dragon Phycodurus eques トゲウオ目ヨウジウオ科 2008年5月15日 東京都江戸川区臨海町6丁目 葛西臨海水族園
Jan 3, 2024
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辰年ということで、龍を探してみたのですが、確実にこれが龍という生物にいまだ出会えていない今日この頃。ということで、名前だけでも「ドラゴン」にちなんだもののご紹介。本日は「Weedy sea-dragon」。知る人ぞ知る、オーストラリアを代表するsea-dragonの2種のうちの1種です。Weedとは「草」を意味する英語ですが、本種には、鰓蓋直上から体幹部及び尾部にかけて見られる皮弁があり、これを草の葉に見立てて、このような名前が付きました。頭部形状を見てもわかるようにヨウジウオの仲間で、体長は45cmほどと、割と大きな種類です。体色は赤みがかっており黄色の斑点が入るのが特徴で、個体や角度によっては赤紫に輝きとても美しい魚です。水深3~50m付近に分布し、海藻の間や海草の茂みの中で、皮弁でカモフラージュしながら巧みに動き回り、アミ等を捕食しています。Weedy sea-dragon Phyllopteryx taeniolatus トゲウオ目ヨウジウオ科 2020年7月23日 東京都豊島区東池袋3丁目 サンシャイン水族館
Jan 2, 2024
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明けましておめでとうございます。旧年中は、何かとお世話になりました。今年もよろしくお願い申し上げます。年末から、徳島・高知と息抜きに出歩いていましたが、今年は辰年ということで、行ってきました「太龍寺」。徳島県阿南市にある四国霊場の第21番札所です。ここには、高知県出身の画家である竹村松嶺が書いた龍が廊下の天井にあり、「龍天井」として知られています。今回は、陸産貝類や水族館巡りが当初目的でしたが、御寺参りも予定に組み込んでしまい、結局ここをスタートとして、徳島県6か所、高知県4か所をお参りしてきました。このペースだと、後9~10回くらい四国に行けば、全部お参りできそうな気がします。太龍寺 龍天井 2023年12月29日それとは別に、当初予定の水族館巡りも予定通り達成。同僚に言われていた゜むろと廃校水族館」の「ぶりくじ(1回1000円)」を引いたところ、こんなところで何故か「特等」。体長90cmのぬいぐるみを図らずもゲット。後ろの旅行トランクと比較しても無駄に大きい。正直、どうやって四国から東京まで空輸しようかと、なんとなく1日だけ悩んでしまいました。これが2024年の運ではなく、2023年内の運であることをいのりつつ、コンビニで梱包用ビニール袋を購入して持ち帰ったのでした。むろと廃校水族館 ぶりくじ景品「特等」特大ぶりぬいぐるみ 2023年12月30日
Jan 1, 2024
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