2003年12月10日
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ネットを見ていたら、昔使っていたミニコンの写真を発見しました。
いや~懐かしい~! OKITAC4300Cという型番です。
このページ、国立科学博物館なのですが、数年前、ここでコンピュータの歴史展なるものをやっていたので見に行ったことがあります。

※国立科学博物館  http://www.kahaku.go.jp/

そこでパスカルの計算機のレプリカを見ました。
写真でしか見たことがなかったのですが、これが意外とコンパクトな印象。
やっぱり実物を見てみないと大きさって分からないもんですね。

この計算機、歯車を使った機械式で、加算しかできなかったようですが、桁上がりもサポートされ、実用的だったらしいです。
何でも、パスカルの父さんは税務署の役人だったようで、父さんのために作ったと逸話が残っています。

17世紀と言えばイタリアルネッサンスの末期でしょうかね?
むか~し、世界史で習ったことによれば、ルネッサンスとは、「知的欲求の爆発」と認識していますが、合ってますか?(^^;

当時、神と真理は一体であり、哲学や数学は真理の証明だったりするわけで、パスカルもデカルトも哲学者にして数学者だったりするわけです。
数学はその美しさ故に神を体現し、調和の取れた世界を明らかにしようとしていたと。
で、あらゆることに疑問を持ち、それを探求しようとしたけれども、それは神の意思によるものとされていたために、余計に疑問は深まるばかり。
発見した現象と神学は矛盾する…。この驚愕の事実!(^^;
当然神学と数学や科学との衝突は起きるわけで、多くの人が異端審問にかけられ処刑されとります。(合掌)
「それでも地球は回っている」と言って生涯を閉じたガリレオの没年にニュートンが生まれるわけですが、私は彼が近代科学の幕を開けたんじゃないかと勝手に思っておりますデス。はい。(^^;

りんごの落下で万有引力の発見は有名な逸話ですが、ニュートン自身は引力自体を証明したわけではなく、そういう力があると言い切ったに過ぎません。
引力の証明を行うことは、そこに神の意思が介在しなければならず、これはとても難しい問題で、ニュートン的にはそんなもんは知らんと、はなからだんまりを決め込むわけです。
当然神学の領域に足を踏み入れないので、異端審問にかけられるわけもなく、見事に神学と科学の分離に成功。これ以降近代科学の基礎が作られるようになります。


ついつい目の前の事柄にあくせくする自分を見るに付け、たまにはこんなことも思ってしまうわけで、少しはがんばってみようかな?なんて柄にもなく考えてまふ。
12月10日は第1回目のノーベル賞の授賞式が行われた日らしいです。(明治34年 1901年)
てなことをきっかけに、今日もおいしくお酒を飲めれば幸せかと。





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最終更新日  2003年12月11日 00時37分06秒
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