太陰歴（旧暦）と潮汐

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関野先生

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2004年03月28日

カレンダーが太陽暦になったのは，明治５年です

それ以前は印刷物も一般に普及していなかったので、庶民がカレンダー
を利用することは，無く、代わりに、夜空の月の形で日付けを数えて居まし
た

子供でも「今夜はお月さまが、まんまる、だから十五夜だねー」なんて、解っ
ていたのです

私も子供の頃　母と手をつないで歩いた　朧月夜のあぜ道の光景を、今も
鮮明に大切な画像として保存しておりまして　いつでも取り出すことが出来
ます・・あの日のお月様は、まんまる、でした。

を味わい深く表現し　日本の四季が語られてきました
日本の格調高い文化、大切にしたいですね

月の満ち欠けを時計の「短針」に喩えるなら潮の満ち引きは「長針」になり
ます

月齢と潮汐の関係はお互いに引き合って成り立ち　有史以来ずっと続いて
いるのです

満潮時に赤ちゃんが生まれると伝えられてきたのも　この満潮のエネルギ
ーが関係しているようです

最近本当にあった話なんですが　知り合いの奥様が出産予定日を迎えまし
たそして、いよいよ産気ずいたのが夜中の１１時　ご主人はアタフタと、さぁ
大変！

そんなに慌てなくて大丈夫だよ・・・・
すると、このお姑さんの言ったとおり産院では明け方の満潮時に次々と
七名の赤ちゃんが無事誕生したそうです

産院側は事前に解っていたらしく　「さぁ！明朝は忙しくなるぞー！」とスタ
ンバイ、してたそうなんですって・・・

悲しいことに　最近の産院では　医師の都合で土、日、の出産をさけ陣痛
促進剤で計画的に出産日を決めたり、母親の希望する　出産日に合わせ
たりする場合も有るようです

母親の胎内で自然のリズムに委ねて誕生するのがより安全だと思うので
すがね・・・・・・

次は自然界のリズム潮の満ち引きのパワーについてお話しましょう

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