2014/04/03
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テーマ: 社交ダンス(8747)
カテゴリ: 映画のはなし
ピーターラビットの生みの親、ビアトリクス・ポターの伝記です。

青いジャケットを着たうさぎの存在は知っていますが、お話を読んだことはありませんでした。

ましてや原作者のことなど全く知らなかったんです。

でもうちで長年愛用しているでっかいゴミ箱はピーターラビットでした。





ビクトリア王朝の繁栄の中で生まれたビアトリクス・ポターは、子供のころから絵が大好きな女の子でした。

ウサギやネコや動物たちの絵が得意で、まるで今にも動き出しそう。

映像ではアニメを上手く併用していて、スケッチの動物が動いたり、馬車の馬が巨大ウサギになったりします。

弟は昆虫採集に夢中でしたね。蝶や蛾の標本集めてました。

二人が成長して弟は既に家を出て、ビアトリクスは三十路を過ぎてまだ家にいました。







彼女が夢中だったのは絵本を出版すること。

どの出版社も引き受けてもらえませんでしたが、苦労の甲斐あってついにウォーン社が出版を承諾してくれます。

兄弟経営の出版社なんですが末の弟ノーマンが家で母親の相手をしていることに飽き仕事をさせてくれとせがむので、まあ失敗してもいいからみたいなやっつけ仕事的に請け負った契約でした。





ところがビアトリクスの描く動物の世界にすっかりとりこになったノーマンは、この絵本の出版に熱意を見せ、やがてベストセラーとなってシリーズ化されます。

二人は次第に惹かれ合い、結婚の約束をします。

1900年頃のイギリスは、まだ階級差がはっきりしていて、良家の令嬢は出かけるときお目つけ役の老婆を連れて行くんです。

女性が仕事をするというのも珍しいケースだったようですね。

ビアトリクスは身分が違いすぎるといって両親にノーマンとの結婚を反対されてしまいます。

この二人がたった一度ダンスをするシーンがあるんですが、その場面が一番印象的でした。

後に彼女は別荘のあった湖水地方に土地を買ってそこに移り住みます。

その景色も美しかったですね。







ビアトリクスをレニー・ゼルウィガーが、ノーマンをユアン・マクレガーが好演しています。

ホントに素敵な映画でした。

お勧めです。

公式サイトは こちら です。









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Last updated  2014/04/05 09:07:51 AM
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