2014/04/11
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テーマ: 社交ダンス(9412)
花嫁修業の一貫という訳ではありませんが、結婚前1年間ほど生け花を習っていたことがあります。

近所のカルチャーセンターでエアロビをしに行くついでみたいな感じで、あまり真面目に取り組んでいたとは言えません。

季節に合わせたお花をいつも先生が用意して下さって、割と好きだったんです。

『足下をそろえること。』

これって美の基本なんでしょうね。

剣山に順番に花を指して行くとき、バラバラに刺さないで、あたかも一つの茎から全ての花が伸びているかのように見せるのがいい生け方のようでした。





ここ2回ほどサマンサ先生に教えて頂いているのはルンバなんですが、私に与えられた課題は一貫して『足下』。

生け花もそうですが、人間も足がきちっとそろってるときれいに見えるもんなんですね。

できればより長く、より美しく見せるために、足首の柔軟性が不可欠なんです。







これも右足を何となく左足のそばに寄せて来てテキトーに踏み替えるんじゃダメなんですよ。

踏み替えた後の左足はあたかも右足と同じ所から生えてるみたいに見えないといけないようなんですね。





このルーチンだけでなく、右足を左足に寄せる、左足を右足に寄せるときは全部だそうです。

いつもサマンサ先生は嬉しそうに笑いながら軽くおっしゃるんです。


『全ての種目の全部のルーチンで。』


サマンサ先生は私が『ひょえー』とかいって仰け反るのを楽しんでおられるのかもしれませんよ。

師匠同様『度S』かも。





先生が手で私の乗ってない方の足を持って『ココ!』と置いて下さるんですが、ほとんどヒールが組合わさってる感覚でした。

足つりそうなんですけど…。


『先生、このまま動いたらコケませんか?』


ボディが動いて行くので大丈夫なんだそうです。







美しい生け花のような足下が無意識に出来る日が来るのかどうか…。

でも足下だけそろってるけど膝の間から向こうが見えるとかではダメなんですよね。

アジアオープン の解説で布川先生がユリア・ザゴルイチェンコさんのことを『割れているけど割れない足』と評されていました。





まだ割ってない割り箸みたいなとでもいいましょうか。

割ろうとしても割れまいとする力が強いですよね。



理想は。

すっごく遠い気がする。











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Last updated  2014/04/11 11:41:34 PM
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